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武藤功 アーカイブ

2009年10月 4日

武藤功:脱官僚依存の基本は何か──「官僚党」にトドメの一撃を加えること

[1]

 官僚依存政治からの脱却をかかげて、鳩山政権が出発した。まずは順調な滑り出しといえよう。内閣発足早々に断行した「事務次官会議」の廃止がその口火となった。次いで行われた「事務次官らの記者会見禁止」も原則的には了解できる。「経済財政諮問会議」の廃止はなお大きな意味を持つ。これこそ、影で官僚が仕切る政官財トライアングルの中枢機関であり、自公政権が推進してきた「構造改革の司令塔」だったからである。

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2009年9月17日

武藤功:連立政権が意味するものー民主党は少数党尊重の政治革新を

 民主党、社民党、国民新党は9月9日、三党連立政権合意によって、新しい連立政権樹立の方針を示した。鳩山次期政権によって実現した画期的な政治的な出来事といっていい。これは民主党に迎合して言うのではない。むしろ、民主党に厳しい自覚をしてもらいたいために言うことである。

 なぜなら、現在の党リーダーである小沢氏と鳩山氏には、過去の政界編成時に少数政党との対応で誤りを犯した経験があるからである。とくに深刻だったのは小沢氏の場合で、1994年の院内会派更新時に日本社会党を排除したことによって、同党を羽田政権連立から離脱させてしまった。このため、自民党はその排除された社会党を抱き込み、村山首班の連立政権を作り出した。小沢氏は羽田内閣をみすみす潰す結果に導いたのである。

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2009年9月 8日

武藤功:静かな「市民革命」の日

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 二〇〇九年八月三十日は、夏が終わって秋の気配が漂う静かな一日であった。この日、日本は「五五年体制」といわれた事実上の自民党一党政治体制から、静かに離脱したのである。この離脱を日本的な「市民革命」と呼ぶなら、この革命はこれまでの世界のどこの国も体験したことがないような性格の革命である。一発の銃砲が響くのでもなし、断絶の壁にツルハシが打ち下ろされるのでもなかった。革命の歓呼の声一つ上がるのでもなかった。選挙の騒音は、何気ない日常的な清浄な雰囲気を残して消えた。候補者たちの当落の記憶の光景の外には涙もないし歓喜もないという雰囲気である。政治とは本来、理性的なもののはずだし、波瀾万丈ではなく日常生活をベースに営まれるものだから、この雰囲気にも納得がいくという風であった。

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日本語の「ヨロン」という言葉には「世論」と「輿論」という2種類の漢字があります。実は、この2つの言葉は大きく意味が異なっていて、「世論(セロンとも読みます)」とは「感情的な世間の空気」のことで、「輿論」とは「議論を積み重ねてできあがった公的意見」のことを指します。《よろんず》が目指すものは後者の「ヨロン=輿論」をつくることであり、そのために、《よろんず》では情報のプロ・アマに関係なく自由闊達に議論を交わすための場所を提供します。メディアの調査で発表される「ヨロン=世論」とは違う真の「ヨロン」をつくるため、執筆者・出演者・読者のみなさんに、この新しい“知の共有空間”に参加いただけるよう呼びかけます。

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