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2010年9月29日

達増拓也:民主党代表選で巻き起こった「オザワ現象」

日本一新の会 達増 拓也
(岩手県知事)

 今回の民主党代表選で、多くの国民が、小沢一郎氏の演説や討論の姿を直接あるいはテレビやインターネット(以下「ネット」)で見聞きし、少なからず驚き、考えさせられた。その結果、小沢支持がかつてないほど拡大・深化すると共に、マスコミ情報を鵜呑みにしないで、自分で見聞きし自分で考え自分で判断する態度が、国民に広がった。これを私は「オザワ現象」と呼んでいる。脳科学者の茂木健一郎氏も、次のようにツイート(ツイッターでのコメント)している。「今回、お互いに連絡しあったわけでも、誰かが指示したわけでもなく、心ある人たちの間に小沢一郎さんを支援する動きが自然発生的に生まれたことは、近年の憲政史上、実は画期的なことだったと思う。明らかに質的に違う何かが現れた。その名前はまだない。」

 民主党代表選が始まる9月1日以前から、ネット上では「政治とカネ」問題が虚構であることが様々に指摘されており、全国紙やテレビの異常な小沢叩きが話題になっていた。マスコミ各社の世論調査の小沢・菅支持率と、ネット調査のそれが、正反対であることも知られていた。

 9月1日、小沢・菅両氏の共同記者会見生中継で、全国に衝撃が走った。二人の力量の差が、一目瞭然だったのである。ツイッターにも、「小沢一郎氏の圧勝だった。正直、ここまで政治家としての資質に差があるとは思わなかった。」「菅さんはネチネチと個人攻撃するけど小沢さんはやらない。まさか品性の差が記者会見でここまではっきりするとは思わなかった。」といったツイートがあふれた。

 その後、討論会や街頭演説などを重ねるにつれ、小沢・菅両氏の差に、驚き、考えさせられる国民が増えていった。ネットで中継を見る人も増えていき、コメントも増加した。ネット生中継にはその度に千を越える規模のツイートが殺到したが、その大多数は小沢氏を褒めるもので、菅氏を褒めるものはほとんどなかった。ツイッターで小沢氏を検索すると肯定的意見がたくさん寄せられているのに対し、菅氏を検索するとコメントがほとんどないのも驚きだった。小沢対菅の戦いではなく、ネット対マスコミ、市民対マスコミの戦いだ、という指摘もあった。

 「きっこのブログ」では有効投票数18114票で、小沢支持70%、菅支持13%だった。ニコニコ動画では約48000の投票で、小沢77%、菅22%だった由である。

 興味深かったのは、タレントのロンドンブーツ淳君がツイッター上で呼びかけた模擬投票である。小沢620票、菅367票という結果。最初は淳君のフォロワー(ツイッターの読者)ばかり投票したようで、菅優勢だった。やがてこの企画がネット上で話題になり、いろいろな人が投票しだすと小沢票が増え始め、後半戦は小沢票ばかりになった。淳君が理由も求めたので、約千人の様々な理由も見ることができた。菅支持の理由の約半分は、「首相をコロコロ変えるのはよくない」だった。続いて目立ったのが「小沢氏はダーティーイメージ」である。また、菅支持者は、「政治はよく分からないのですが」とか「政治に関心はあまりないけれど」という留保をつける人が多かった。マスコミ各社の世論調査で菅支持と答える人たちの実態を推測することができるのではないか。

 代表戦の結果が出ると、ネット内には悲憤慷慨が広がった。印象的だったのは、「何か今は勝った負けたより、小沢さんにすごく悪いことをした気分。不思議な気分だ。これまで政治家にこんな気分が(ママ)なったことはなかった。」というツイートである。自分で見聞きし考え判断する態度で、小沢氏を支持する人々の境地である。そこには、民主主義の担い手である主権者としての理性と主体性が、感じられる。

 「オザワ現象」が小沢首相実現にならなかったのは残念至極だが、日本を変えうる新しい力が大きく育ちつつあるのは確かであであり、日本一新の原動力である。

2010年9月17日

《意見募集中》菅改造内閣が本日発足!

 本日皇居での閣僚認証式を経て菅改造内閣が発足しました。午後に仙谷官房長官が発表した17人の閣僚は以下の通りです。

 菅首相は代表選期間中「一に雇用、二に雇用、三に雇用」と強調し続けました。雇用だけでなく、円高・株安、普天間基地移設をはじめとする米軍基地問題、衆院選公約で掲げた主要政策の扱いと財源など解決すべき難題が山積しています。 

 今後は党役員人事、補正予算の編成に着手し、秋の臨時国会に臨みます。年末には民主党中心の連立政権が初めて一から手掛ける11年度予算案編成が控えており、菅首相を中心とした閣僚の手腕に注目です。

 《よろんず》では今日の改造内閣についてみなさんの声を募集します。ぜひ、コメント欄からご意見をお寄せください。

<内閣>
・総務=片山善博(民間)
・法務=柳田稔(参)
・外務=前原誠司(衆)
・財務=野田佳彦(衆・留任)
・文部科学=高木義明(衆)
・厚生労働=細川律夫(衆)
・農林水産=鹿野道彦(衆)
・経済産業=大畠章宏(衆)
・国土交通=馬淵澄夫(衆)
・環境=松本龍(衆)
・防衛=北沢俊美(参・留任)
・官房=仙谷由人(衆・留任)
・消費者/少子化/国家公安=岡崎トミ子(参)
・金融・郵政改革=自見庄三郎(参・留任)
・経済財政=海江田万里(衆)
・国家戦略=玄葉光一郎(衆)
・行政刷新/公務員改革=蓮舫(参・留任)

【関連記事】
■首相、補正予算編成指示へ 円高受け数兆円規模(47ニュース)
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091701000413.html

■菅改造内閣が発足、「脱小沢」鮮明に (TBS)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4528859.html

■改造内閣全容決まる 小沢グループからの入閣なし(朝日)
http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY201009170106.html

【政治家に訊く一覧】

 新大臣には「政治家に訊く」に登場した海江田万里氏、松本龍氏の姿がありました。

■<第7回>海江田万里
http://www.the-journal.jp/contents/politician/2009/10/6.html
■<第14回>蓮舫
http://www.the-journal.jp/contents/politician/2009/10/12.html
■<第32回>松本龍
http://www.the-journal.jp/contents/politician/2010/04/32_1.html

2010年9月14日

BB:民主党党首選後、衆院解散すべし

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【読者投稿募集中!】
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 最初に、筆者は民主党支持者である。それ故、民主党政権の存続を希望する。しかし、民主党支持者である前に、1日本国民である。それ故、今回の民主党党首選挙でいずれの方が党首に選ばれようとも、衆議院を解散して今一度民意を問うていただきたい。

 小沢氏が選出された場合はマスコミ・野党ともに解散を求めるであろう。これは正論であり、民主党自身、自民党末期の政権たらいまわしを批判した過去があるので、受け入れざるを得ないであろう。当然、小沢氏もこの点については十分理解しているものと思われる。小沢事務所が、この時点でツイッターを始めたというのは、次の布石と思われる。

 菅氏が勝利した場合、解散する必要はないとする意見も多数出よう。しかしながら、氏の首相就任以来の言動を見れば、国民としてこのままこの政権が続くことに対し大いなる不安を禁じえない。本当に氏に政権運営を任せるつもりかどうか、やはり民意を問うていただきたい。

 民主党支持者としては、あと3年間民主党が政権を担ってほしいのであるが、我が国の政治・経済を本当に立て直すのであれば、代表選挙後に速やかに総選挙を行うべきと考えるが、いかがであろうか。

戸田邦司 :これからの日本はどこに!

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【読者投稿募集中!】
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 日本一新の会顧問 戸田邦司

 民主党代表選も、いよいよ投票日を迎えた。候補者二人の政策もある程度見えるまでになったように思われるかもしれないが、問題は、政策そのものの他に二点あって、第一点は具体性があるかどうか、第二点は実行する力量・胆力があるかどうかが問われている。

 いま喫緊の円高問題にしても政府が何か手を打った気配は感じられないし、政府部内で検討された形跡も全くない。野田財務大臣は記者会見で「極めて注意深く見守って行きたい」とのことであったが、見守るけれども何もしないと顔に書いてあったし、菅総理は「場合によっては断固たる措置をとることも考えている」といいながら「断固たる措置とは何か」との記者の質問に、何も答えられず、不謹慎にも愛想笑いをするばかり。円高は、私が再建した会社にとっても、一円上がると決算にどのような影響があるか判っているだけに、怒りがこみ上げる思いであった。がその前に、あの、つかみ所のない愛想笑いは、何だったのだろうかという不快な思いが頭から離れない。菅総理は、菅流第三の道を求めて、強い経済、強い財政、強い社会保障と言い、一にも二にも三にも雇用と絶叫するが、何の具体性も無く可能性も極めて低いことに虚しさを感じるのは、私一人ではあるまい。「強い社会保障」とは何のことやら。国民が望んでいるのは、「確かな社会保障」であって、消費税に言及するなら、少なくとも確かな社会保障制度の枠組みぐらいは、示さなければならないはず。

 かつて、私は日本一新運動の創世記に、平野代表とともに自由党政調の副会長として、「日本再興へのシナリオ」なる党の基本理念と総合政策の作成に参加した。時の自由党党首であった小沢一郎氏は、80頁にも及ぶ原稿の全ページに、ペンで詳細なコメントを書き込んできた。今回の代表選まであまり知られていなかったが、政治家としては当然のことながら、政策の議論は飯よりも、酒よりも、何よりも好きである。そして、導いた結論にはこだわる。コロコロと変わることなどはありえないから、時に始末が悪いこともないわけではなかった。

 私は、政治にかかわって以来、政策は政治の基本であり、政党の命であると信じてきた。ここで言う政策とは、党の綱領なり基本理念なりを確立した上での国民との約束事である。それだけに、12日のテレビでの細野豪志氏の、党の綱領作成の必要性の発言は重く受け止めたい。ある意味で、綱領作成の成否は、民主党の今後を占うリトマス試験紙でもあるから。

 野党時代の民主党では、自由と称して勝手気ままな発言が許されていたと思う。しかし、政権政党となったいまは、許されるべくもないことである。が昔の勝手気ままさに対するノスタルジーは忘れがたく、政権政党の責任などどこ吹く風、菅総理の独断で消費税発言に至ってしまったと観るのは誤りだろうか。その責任追及もほとんど無いままによしとしたのだから、またぞろ宿痾の如く次の問題をひきおこす可能性も高いと見なければならない。とすれば、それこそ、本人の為にも、党の為にも、国民の為にも、国家の為にも、代表には当選しないで頂きたいと願うのは当然ではなかろうか。

 巷間、就任三ヶ月で総理を変えるのは如何なものか、という情緒的な義論が盛んである。一方、政策論では小沢氏がはるかに勝っていると。だとするなら、ここで問題にすべきは、国家国民の為に、よりよい政策を可能にする人物を選ぶべきで、現代に生きる政治家なら、そこには好き嫌いや情緒論が介在する余地はないはずだが、民主党国会議員諸君の良識に期待する。

2010年9月10日

《意見募集中》郵便不正事件で村木厚子被告に無罪判決!

 大阪地裁は10日、郵便不正事件でうその証明書を作成した罪に問われた厚労省元局長の村木厚子被告に対し、無罪の判決を言い渡しました。

 《THE JOURNAL》では、この事件の裁判の模様を竹中ナミさんの協力を得て連載してきましたが、公判を重ねるごとに大阪地検特捜部の杜撰な捜査手法が次々と明らかになり、無罪判決は確実なものとなっていました。

 《よろんず》では今日の無罪判決についてみなさんの声を募集します。ぜひ、コメント欄からご意見をお寄せください。

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※この裁判をウォッチしてきた読者のみなさまにとって、今日は待ち望んだ日で怒りの感情が込み上げてくるのは重々承知しておりますが、こういう時だからこそ、冷静なご意見をいただければと思います。よろしくお願いいたしますm(__)m

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竹中ナミ氏(プロップ・ステーション理事長)
「座布団10枚!」(9/11)

絶大なご支援を感謝しています。《THE JOURNAL》には傍聴記を転載して頂いて、村木さん自身も感謝しておられます。あらためてありがとうございました。

郷原信郎さんはメールでアドバイスをくださいました。山口編集長をはじめ「週刊朝日」は座布団10枚!ですよ。高野さんもありがとうございました。《THE JOURNAL》読者のみなさん、今後は控訴がないように見守っててください。検察が控訴を断念して、村木さんが1日も早く復職してもらえることを願っています。

村木さんが完全に名誉が回復するまで闘いは続きます。引き続き応援よろしくお願いします。

(構成・文責:《THE JOURNAL》編集部)

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郷原信郎氏(弁護士)
「弘中弁護士、グッドジョブ!」(9/10)

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 弘中弁護士、グッドジョブです。そして被告人として頑張られた村木さんはよくここまで頑張られました。最大の敬意を表したいです。

 今回の公判の経過を見て、誰もが村木さんの無罪・冤罪は当然と思うでしょう。しかし特捜事件において、この当然の判決を出すことが今までどれほど難しかったか。裁判官はプロとしての仕事をしてきませんでした。特捜検察の事件を審議してきた裁判官全員には、今回の事件で問題になったことをあらためて見直してもらいたいです。何か感じるものがあるはずです。

─注目は今後の検察の動きです

 検察は控訴を断念すべきです。今までの特捜事件であれば、当然検察は控訴するでしょう。

 村木さんを1日も早く復職させるためにも、すぐに無罪判決を確定させるべきです。みんなが事件に関心をもち、検察の動きに注目していかねばなりません。

─検察官をチェックする検察官適格審査会については

 ほとんど機能していません。

 検察は一体となって意志決定しています。今回の件は検察全体の責任です。個々の検察官も無茶していて批判に値しますが、やはり検察全体、とりわけ特捜検察全体が受け止めるべきです。

(構成・文責:《THE JOURNAL》編集部)

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山口一臣氏(週刊朝日編集長)
「この無罪は歴史的判決」(9/10)
※山口氏のTwitter「@kazu1961omi」より転載

 この無罪は歴史的判決です。

 大阪地検特捜部の大チョンボとか失態という次元の話ではありません。これは氷山の一角です。特捜部の捜査手法そのものが問われています。調書捏造というか、作文調書が今回、たまたまバレただけのことで、特捜部の捜査では日常化していたことです。

 検察は長年に渡って裁判所を騙し続けてきました。それが、村木さんの事件によってたまたま白日の下にさらされることになったわけです。

 村木さんの主任弁護人の弘中淳一郎さんは鈴木宗男さんの弁護人でもあります。弘中さんは「鈴木さんの事件と村木さんの事件はまったく同じ構図だ」と。要は、関係者を呼び付け脅し、利益誘導しながら調書をでっち上げた。しかし、弘中弁護士がついたのが控訴審からだったので、逆転まで至らなかったと話しています。重要証人が亡くなってしまったのも決定的だったそうです。こうした冤罪を防ぐため、鈴木さんは取り調べの可視化を訴えていた。

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■《THE JOURNAL》編集部からのお知らせ

 週刊朝日が追い続けた郵便不正"冤罪"事件の全貌が、『私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日』(今西憲之 ・週刊朝日取材班 、朝日新聞出版)となって一冊の本になりました。ぜひご一読ください!


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『私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日』(朝日新聞出版)

2010年9月 8日

《あなたの声を鈴木宗男さんに届けます》最高裁が鈴木宗男衆院議員の上告を棄却 実刑確定へ


撮影:ビデオニュース・ドットコム

 最高裁は8日までに、受託収賄の罪に問われた鈴木宗男(すずき・むねお、62)衆院議員の上告を棄却することを決定しました。懲役2年、追徴金1,100万円の実刑判決が確定した時点で議員を失職することとなり、収監されることになります。失職後は新党大地の浅野貴博(あさの・たかひろ)さんが繰り上げ当選される予定。

 鈴木宗男さんは自身に向けられた疑惑を「国策捜査」と批判、これまでも繰り返し無罪の主張を続けていました。

 そこで、《よろんず》では鈴木宗男さんへのメッセージを募集します。この声は、編集部が責任を持って鈴木事務所に届けますので、コメント欄にみなさんの声をぜひお寄せください。

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※民主党代表選が行われているこのタイミングで最高裁の決定が発表されたことについて疑いの目を向けたり、無罪を信じていた方がこの結果に興奮してしまうのはわかりますが、あくまで本欄は鈴木宗男さんへのメッセージを募集するものですので、ご理解・ご協力のほど何卒お願いいたします。

Profile

日本語の「ヨロン」という言葉には「世論」と「輿論」という2種類の漢字があります。実は、この2つの言葉は大きく意味が異なっていて、「世論(セロンとも読みます)」とは「感情的な世間の空気」のことで、「輿論」とは「議論を積み重ねてできあがった公的意見」のことを指します。《よろんず》が目指すものは後者の「ヨロン=輿論」をつくることであり、そのために、《よろんず》では情報のプロ・アマに関係なく自由闊達に議論を交わすための場所を提供します。メディアの調査で発表される「ヨロン=世論」とは違う真の「ヨロン」をつくるため、執筆者・出演者・読者のみなさんに、この新しい“知の共有空間”に参加いただけるよう呼びかけます。

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