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島田庸介:原発の誤配管により放射性の水を24年間も海に垂れ流し
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島田庸介:原発の誤配管により放射性の水を24年間も海に垂れ流し

 東京電力の柏崎刈羽原発(新潟県)1号機で配管の誤接続により、放射性物質を含む水が1985年の運転開始以来、24年もの間、海に垂れ流されていたことがわかった。放射能レベルはともかく呆れ返る。今回の件は福島第二原発(福島県)で同様の誤接続が見つかり、調査した結果、発覚したのだという。氷山の一角のように思えてならない。

 事故に潜む3つの問題点を指摘したい。

1)電力会社は各種配管工事等全て下請け業者任せとなっているのではなかろうか。いわゆる丸投げである。発注側の電力会社の担当責任者が工事終了後に配管工事が正常になされたかどうか業者と共に最終確認チェックをするのは世の常識のように思う。チェックをしていれば、このような初歩的なミスは発生し難い。そんなチェックは不可能というなら、責任の所在の明確化はおろか、もはや電力会社の安全管理監督の責任放棄であり、事業継続の資格はない。未然に防ぐ体制になっていないなら、電力会社内に作らなければならない。工事そのものが、親会社、子会社、下請会社、孫下請会社、曾孫下請会社との流れがあればなおさらのことである。

2)電力会社のエリートキャリアは出世に繋がる上流の仕事にしか関心がなく、下流の「配管工事ごとき」という土木建設の仕事に対する無意識の悪しき固定観念がありはしまいか。重大な企業倫理の欠如に繋がっていく。電力会社は護送船団付き独占企業で、縦割りピラミッドの官僚組織が根付き、その悪しき弊害が顕在化している裏返しともとれる。

3)経産省安全・保安院は事故が起こる度に全原発を調査するよう文書で指示を出したと、後手、後手の対応をいつも、ただ繰り返すだけである。政官業の馴れあいでは事態は改善される筈がない。だから、経産省内の原発安全規制組織を権限含めて省外に設置せよと言われる所以なのである。いうまでもなく、現政権の経産省担当大臣は毅然とした態度で国民目線で、しっかりと経産省内の原発安全・規制の組織の有り様の見直しをする責務があるのではなかろうか。

 とにかく、原発は大事故が起きてからでは取り返しがつかない。事故の大小でなく、ましてや24年間も知らなかったというような組織では、大事故を招きかねない。電力会社組織構造ならびに経産省安全・保安院の安全規制の有り様は看過できるものではない。恒久的安全の法的監督規制も含めた検討、実施は喫緊の課題である。

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http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

海の環境汚染による生態系に与える影響も懸念される重大問題です。このような人為事故は県条例、国の法律にも規制、罰則もないのでしょうか。始末書提出で一件落着ですか。繰り返し起こるのではないでしょうか。

先日、近くのドラッグストアに行って確認しました。ヨードありますか?

ありました、、万が一の場合、まずヨード水で喉を保護して、空調を切り、窓を閉めてからすみやかにできるだけ遠くへ避難することが肝要です。

このことは、友人の物理学者が教えてくれました。

それにしてもズサンというかあきれます。電力会社は、電力会社の社員は、何度聞いても120%安全、絶対事故は起こらないと言い張ります、安全だと強調します。

しかし信用できませんから、早急に第3者によるあらゆる調査を全原発に対して実施して、その結果を公開して欲しい。

現時点で、原発は必要です。すぐには全廃できません。

最も安全性が問われる事業で信じられないことが、それも24年間も知り得なかった。

一般家屋で下水配管と一般排水管とを間違えるような同じレベルの工事と混同していませんか。

配管工事完了後、間違いなく行われたか誰が確認しているのでしょう?

原発メーカーの東芝が請け負ったとかの報道がありましたが、人任せでなく、何故このようなことが起きたのか東京電力で責任ある検証をして下さい。しかるべく、事の重大さを考え、真相を明らかにして欲しいです。

これでは東京電力がいくら原発は安全ですといわれても、現実の複雑で部品点数、接続箇所、溶接箇所が多いといわれている原発システム全体は本当に大丈夫なのかと信じられなくなりました。

こんにちは(いま10日pm2:10頃です)

自然エネルギーを目いっぱい、育成・強化しても原発はなくならないのでしょうか?
どう考えても、人間が制御できるシロモノではないでしょう。何万年かかってようやく放射能の影響から逃れることができるという。
原発ができてまだ50年やそこら。
それなのに、チェリノブイリやスリーマイルといった大事故が起こっている。
高レベル廃棄物処理場は、掛け声だけで一向に進まない。進むはずがないんです。造るなら、冗談ではなく、最も電力消費をする都会に作る以外ないと思います。

それにしても、民主党は”過渡的なエネルギーから、推進派”になりかわってしまったのでしょう。
これこそ、利権から脱却できるような情報公開が必要なものでしょう。

安全と言わなければならない会社
コンプライアンスと声高に叫ばなければならない会社
言わば、当たり前の事ができない常識に居るから
世間にアピールしていかないとならない

安全当たり前だろう

コンプライアンス?
法令順守と言いなさい
当たり前だろう

当たり前の事が、当たり前に出来ない企業を放置している社会に
安全や安心などあるはずは無い

と、思います

原発を有する電力会社は本社を原発敷地内に置くべし!
役員の全てとその家族を原発付近に住まわすべし!
まず役員と本社社員とその家族が事故のリスクを一番に背負うこと!

もし本当に原発が完全に安全なら送電によるロスを避けるためにも一番電力を消費する大都市に作るのが良いでしょう。
原発内の作業を請け負う会社の社長と知り合いでしたが、作業員を採用するときの基準は【子供はいるか】と【もう子供は必要ないか】だと聞いたことがあります。
本社社員は決してその作業の現場に立ち会わないそうです。
電力会社は危険な作業を全て下請け・孫請け・曾孫請けに丸投げしています。
安全に対する責任感など一切無いように感じますね。

本当のところ、政権交代して経産省安全・保安院も電力会社も隠しきれなくなったのではないかとさえ考え込んでしまう不可解な事故です。市民からどう見ても理解に苦しむ事故で、本当は闇の中ですかね。

誤配管で24年間も海に流した放射性物質トリチウムを含む水は低レベルで安全だったと報道していますが、24年間はたして本当に低レベルだったのでしょうか。

最近の実験の結果、トリチウムは人間の体内部位で濃縮蓄積することがわかってきています。丁度、ダイオキシンと同じように、たとえ微量でも生物濃縮を起こすため、安全とはとても言い切れないことが報告されています。

動物実験の結果、トリチウムは脳や肺に残りやすいことがわかりました。つまり、つぎつぎと体内に取り込めば、濃縮するということです。トリチウムは水素の仲間で、人の体に入ると人体を構成する水素と置き換わってしまうのです。また、別の動物実験でトリチウムが出すベータ線による発ガンが確認されています。
 カナダのピッカリング市の新生児死亡率が、原発からのトリチウム放出量と相関関係にあることが明らかにされています。
http://www.gasho.net/stop-iter/iter_news/iter_news02.htm

 トリチウム自体はあちこちにもぐり込んでいきます。健全な皮膚からも吸収されます。トリチウムが水や水蒸気の形で身体に入ると、99パーセント吸収されます。トリチウムは水素と同じですから、身体をつくるタンパク質や脂肪などに取り込まれることがあります。そうすると、そこにずっととどまり、被曝し続けるわけです。
 遺伝子DNAに取り込まれると、放射線を出しながら崩壊してヘリウムになるので、遺伝子が切断され、遺伝子異常を起こして様々な病気を起こします。被曝や染色体の切断による遺伝的作用・精子および卵巣への影響・ダウン症・新生児の死亡・小児白血病・若い世代の皮膚癌や腫瘍など、数々の被害が報告されています
http://www.gasho.net/stop-iter/documents/q&a/q19.htm

<島田庸介様>
原子力発電施設に限らず、大型の施設で作業員が死亡したり大怪我をした報道に触れる度に、被害を受けるのは、いつもプロパーではなく、派遣や下請の人ばかりです。
勝ち組、負け組ですか?本当に酷い話です。昨日の参議院予算委員会において、民主党の藤末議員から原発を推進する組織と安全管理をする組織が同じ所にあるのは問題ではないか?と質問がありました。直島経済産業相は「暫く様子を見る」との見解でした。
歯痒くてなりません。
>経産省安全・保安院は事故が起こる度に全原発を調査するよう文書で指示を出したと…<
誠にご説の通りで、安全・保安院は経産省の外に置いた方が良いと考えます。
原発の安全を担保する為には、逆説的ですが、私は危険だと認識する事を恐れない姿勢だと思うのです。
私は仕事上、時々校正作業をするのですが、間違いはある、との前提で行わないと絶対に間違いは見つかりません。
ましてや原発は、一旦暴走すれば甚大な被害を齎します。現実は、原発に頼らざるを得ない我が国の電力事情を考えると、「原発推進→事故は困る→出来るだけ事故は隠蔽する→後でバレて謝罪する。」の悪循環を断ち、原発は危険な存在と認識した上で、事故情報を速やかに包み隠さず発表し、原因の究明と対策の実行を行う事が、原子力行政の信頼感を増すことに繋がると考えます。
民主党が国民に約束したディスクロージャーは、原子力行政でも発揮されるべきなのです。
<ノモトSABOユウジ様>
私は、都会で使う電力の為に地方に原発の負担を押し付けているのが、心苦しい。
とはいえ、東京には土地もなくゴミ集積場の建設ですら大反対運動が起きる土地柄。原発がそれ程安全と言い張るなら、皇居に造ればいい。そんな事をすれば右翼の襲撃を受けそうだが…。
せめて小型の施設を国会議事堂の地下か敷地内に造れないか?と思う。地下深く強固な外壁で覆えば、安全保障上の問題もクリアするだろう。
なんだったら、原発を造らず放射性廃棄物を新しく建設する参議院議員宿舎の地下や議員会館の地下深くに仕舞えばいい、とすら思う。事故や放射能漏洩が起きれば、議員やご家族に真っ先に健康被害が出る。

 東京電力は今回の事故と同じ柏崎刈羽原発1号機放水口から、今年6月30日にも同じトリチウムを含む水を放出したと報告しています。そして10月28日の24年間のトリチウムを含む水の放出事故報告と、もはや常態化というより故意になされていた、つまり、配管設計の段階からではないのかと疑心暗鬼になります。とても本当のことは口がさけても国民には知らせないということでしょうか。前政権下の経産省安全・保安院はこの間、一体何をしていたのでしょうか。これでは安全・保安院は安全を任せるに足りる国の組織とは到底思えません。

どうも、日本では事故がおこると「あってはならないこと」ということで、担当者の責任になることが多いようですが、そのような発想では事故の隠蔽は防げないでしょう。原発にせよ何にせよ、人間のすることですから「人為ミスはあるのが当たり前」だという発想で、検査システムを構築する必要があるように思います。

日本とは対照的に英国ではトリチウムがもたらすリスクが真剣に研究、議論されており、2007年11月には英国健康保護局の放射線防護部門の電離放射線諮問グループ(AGIR)が「トリチウム水とトリチウム含有有機物に特別な注意を払ったトリチウムがもたらすリスクの概要」の報告書の中で、放射性の水素であるトリチウムの摂取が、現在の放射線防護の現場において考えられているよりも2倍危険である考え方が公表された。
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/rokkasho_series6.pdf

日本ではトリチウムの放出の濃度規制は法的に一切設けられておらず、今後、因果関係ある発症等が顕在化すれば政府の担当大臣の不作為が訴訟に発展する可能性もあり、事前の予防原則に基づく施策が求められる。

動脈と静脈を誤って繋げたという類のおそろしい事故です。「あ、間違って繋げちゃいました。ごめんなさい。」で済む話ではありません。

配管を組み立てる以前に、それがどういう内容物を通す管であるかを示すように色分けしていないのでしょうか?
組み立てる前に色分けしていれば、内容物の違う管同士が接続されてしまうミスを防げるのに。
まさか、組み立ててから、一括で塗装していたのでしょうか?

ケアレスミス防止にどれだけ真剣に取り組んでいるのか、不思議でなりません。

ノモトSABOユウジ様
1票投じます。
>原発を有する電力会社は本社を原発敷地内に置くべし!役員の全てとその家族を原発付近に住まわすべし!まず役員と本社社員とその家族が事故のリスクを一番に背負うこと!<

em5467-2こと恵美様
1票投じます。
>小型の施設を国会議事堂の地下か敷地内に造れないか?と思う。地下深く強固な外壁で覆えば、安全保障上の問題もクリアするだろう。なんだったら、原発を造らず放射性廃棄物を新しく建設する参議院議員宿舎の地下や議員会館の地下深くに仕舞えばいい、とすら思う。<

両名様のご意見に同意です。電力会社は本社を原発敷地内に置くと安全意識も今より格段に高まるのではないでしょうか。また放射性廃棄物処分場がなくてNUMOは困っていますから、霞ヶ関の地下か、国会議事堂の地下か、議員会館の地下がぴったりです。施設が本当に安全というなら、なんら問題はありませんよね。素晴らしい案ですね。

英国でトリチウムのリスク調査研究が真剣に行なわれている背景:
以下、http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/rokkasho_series6.pdf から引用。

英国のセラフィールド再処理工場周辺で多発している小児白血病である。日本も他人事ではなく青森の六ヶ所村の再処理工場があり、今後類似の病気の発症が懸念される。

今から26年前、1983年にテレビ放映されたそのニュースは英国全土に大衝撃を与え、ある特別委員会が当時のサッチャー首相の指示で直ちに設置された。その後も幾つかの委員会が活動を続けているが議論は今も続いている。

小児白血病による有意な過剰死は英国政府も認めているが、しかし、それと再処理工場がもたらしている核汚染との関係は認めていない。被曝線量が低すぎるというのがその理由である。一方でその過剰死を説明しようとする仮説はことごとく失敗してきている。

住民らは黙ってはいられない。英国の世論と運動におされて放射線影響の見直しが今現在も進められており、今回の報告書もそのような作業の一環として出された。

トリチウムが体内に取り込まれると、本来、化学的には水素であるため我々の遺伝情報を担うDNAやタンパク質の構成原子となり、そこからベータ線(原子核の崩壊によって放出される電子線で電離放射線の一種)を放出する。DNAに近いところであるいはその内部からベータ線が発射されるという特徴がある。

また英国カーディフ湾の魚の分析からトリチウム水よりもトリチウム含有有機物がより長い生物学的半減期を持っていることが最近になって明らかになっている(卵母細胞のDNAにトリチウムが結びつくと他の細胞にはないこととして受精までトリチウムはそこに留まることになる等々)。

英国で公表された上記報告書では、トリチウムの物理的性質をはじめ、低エネルギーのベータ線が持つ特有の危険性とその放射線生物学的効果、関連する疫学研究の調査、トリチウム水とトリチウム含有有機物の体内動態モデルの最近の進展、女性の卵母細胞への影響等について検討されている。

直嶋大臣の原発安全規制に関する答弁を聞いていますと、「・・・すぐには見直す考えがない」とか、「・・・様子を見る」とか、誤解かも知れませんが、失礼ながら発信が弱く、改革の気迫が伝わって来ません。

例えば、市民が心配している日本でのトリチウムの放出に関する安全規制は科学的にどう対処されようとしているのでしょうか。問題が起きる前の先手としての安全施策を官僚任せでは改革は期待できません。先ずは大臣自身に原発安全に対する長期ビジョンと哲学がなければ政治主導も始まらないと思います。強い発信を期待しております。

皆様のコメントを読ませていただきながらかつて読んだ広瀬隆氏の「東京に原発を」の本を思い出しました。 まさに何人かの方が書いていらっしゃるような「本当に安全なら電力を一番消費する東京に原発を・・」というものでした。 田舎で生まれ育った私にはとても小気味のいい切れ味鋭い胸のすく内容だったのを覚えています。 そうはいっても東京に原発など何十年たとうが出来るはずもなく、地方の過疎地に雇用の創出のため誘致されるのが現実です。
 原発推進派の人は必ず代替エネルギーをどうするのかといいますが、素人の私に難しいことが分かるはずもありませんが、ただ原発に費やした経費を自然エネルギーの開発に使っていたら今頃もっと安価で効率の良いエネルギーができていたのではないかなと思ったりしています。
日本は風力も太陽光発電でも諸外国に遅れています。  地球温暖化のCO2犯人説は原発に追い風のようで中止や廃止に追い込むのは難しい気がします。  自分に出来ること、無駄な電気を使わない。 取るに足りない自己満足でしかないけど、まずはここから始めるしかありません。

民子様に一票

>原発に費やした経費を自然エネルギーの開発に使っていたら今頃もっと安価で効率の良いエネルギーができていたのではないかなと・・・<

まさに仰る通りだと思います。主権国民の意見がねじ曲げられてきたのではないでしょうか。これまで国は自然エネルギー開発投資を極力抑制してきました。国の長期エネルギー政策を国民の立場で見直すべき時がきています。

日本は小さな島国で多くの商業用原子炉が稼働しており、また最近では青森県に再処理工場が建設され、これらの施設から環境中にトリチウムが大量に放出されています。そして大気、土壌、河川、海へと循環し、人間のトリチウム摂取経路は農産物、畜産物(肉、牛乳)飲料水、海水水産物、淡水水産物、大気等を通じて経口、吸入、経皮と多い。自然界に確実にトリチウムは溶け込んでいます。

原発周辺地域の生物種を使用したトリチウム濃度長期モニタリングは国や電力会社でなく、公費で独立機関により実施戴きたい。残念ながら、今や国や電力会社の出す情報がどうも信用出来ません。

こんな大事故があったのに、政治も中央行政も何ら動かないのはなんなんでしょうね?

チェルノブィリ事故から既に20年過ぎますが、日本で真面目に原発の悪影響が論ぜられないのは非常に腹立たしいです。
多くの健康被害が、この60年ほどの核実験や原発事故などによって引き起こされてきているのに、全く「公害」として認識されていないのは異常だと思います。

最近の例だと、タバコやアスベストが肺がんを起こすのではなく、タバコやアスベストが肺へのラジウム蓄積を促すから肺がんが増えた
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press-090727.pdf
と言う生化学的に画期的な研究成果が出たにも関わらず、これが大きく示されると原発悪玉論が再燃しかねないと思ってるのか、ほとんどマスコミでは取り上げられていない。

原発や放射能の害というものに対して、マスコミも政府も甘いですよね。
これをきちんと認識しているのならば、原発よりも他のエネルギー源の開発や競争力の向上に力を入れよと言う論調が起きておかしくない筈ですが、今の内閣の環境大臣が「CO2対策には原発増設を」とふざけたことを言い出す始末。

鳩山総理自体が、世界の原子炉部品の八割以上のシェアを占有している日本製鋼所室蘭製作所を地元に置いているから、原子力業界の利害のためにCO2対策を力説されたり、環境大臣に原発推進を言わせてるのではないか。と疑ってしまうのですが…

拙者幼少の折は、唯一燈る電灯は5燭、炊事は釜戸、風呂は五右衛門。
燃料は屋敷内の雑木を枝打ちして用意した薪と貯蔵した稲藁。限りのある薪は専ら釜戸へ、稲藁一握りをリング状に丸めて は順次焚口に補給する風呂焚きが拙者の受持ち。
今や炊事、風呂はプロパン。照明、冷暖房は電力。
過っては一里、二里と言えども徒歩、荷があれば大八車をも引いて。今も千メートルまでは徒歩、されど荷が有れば車。何んと怠惰な暮らし振りか。慙愧の念に絶えず。
せめて、何事も人任せにはせず、自らの手足、耳目を用いる生活を取戻したし。
ついては、高濃度放射性廃棄物はNUMO等とて地底深く隠す等の隠蔽工作をせず、必要なら1メートルでも2メートルでも鉛の内張りをした直径3~40メートルの鋼球に詰めて都会のど真中の広場に置かれるべし。地震が有ろうが、断層が暴れようが、転がるだけで壊れることは無し。お台場辺りの空地は格好の候補地。
衆人環視の下、心配な方はガイガーカウンター等携えて毎日チェックに赴かれるが良し。
拙者も年に一度程は点検に赴かん。

原発施設から放出されたトリチウムはトリチウム水あるいは有機結合型トリチウムとして、直接あるいは自然界の動植物の食物に溶け込み食物連鎖により体内に取り込まれ、体内被爆することは公知の事実です。

トリチウムを放出した電力会社や国はいつも放出量が少ないから安全だと、大騒ぎになるのを防ぐために取り繕います。国民はもはや、そのようなまやかしの説明では納得しないでしょう。

体内に取り込まれたトリチウムは体内にどのように移行し、そしてどのような部位に蓄積し、細胞レベルでどのように被爆が進行し、DNA損傷や、いかなる障害がどのくらいの期間をかけて進行するのか等々を知る必要があります。

卑近な例が逆線量率効果です。従来は、低線量率のトリチウム被爆の場合でも、生物固有の修復機能により生物に与える影響は少ないと考えられていました。ところが、低線量率では逆に生物に与える影響は大きいことが明らかになったわけです。このように、人間や生物に与える影響はもっと複雑な機構が働いているわけであり、単にトリチウムの量の大小だけでは安全とか安全でないとかは論じられないということです。

研究現場では多くの事実が明らかになりつつあると同時によくわかっていないことも多いのが実態です。

なぜ、このような状況下にも関わらず、当局は急いで、不誠実に、量が少ないから安全だといいきれるのかということです。だから、信用を失墜してしまったのではないのでしょうか。研究しているものにとっては怒りさえおぼえます。

Artane.@OHTA 様に一票

こんな重大な事故があったのに、安全保安院は机のパソコンで指示文書作成で一件落着・・・の対応ぶりには驚き、あきれるばかりです。

とりあえず国の安全・保安院は本事故報告を受けて、電力会社に原発の調査するように文書指示を出したと報道されていますが、いつまでに電力会社は誤配管がないか配管調査をして、いつ回答を受け取るのですか。安全のために是非とも徹底した情報公開をお願いしたいです。

かつて東京電力が主催する「原子力発電所見学会」(有料)に参加したことがある。1泊2日の日程で「福島第2原発」と東北電力の「柳津西山地熱発電所」の見学であった。
原発が大量の冷却水を必要とするため、海辺に建設されることや、化石燃料を消費しない21世紀の電力供給の切り札であることなどが、当然ながらプロパカンダされ、この世界に無知な私は、原発炉心の真上で記念写真などを撮り、大いに感心したりして旅を終えたものである。
福島第2原発近くの楢葉町に「Jビレッジ」なる壮大なサッカー施設があり、施設内の瀟洒なホテルに宿泊させてもらい、これも’驚き’であったが、なんてことはない、東京電力が地元対策としてこの施設を福島県に寄贈し、県と東京電力、日本サッカー協会が共同で運営していたわけだ。(日韓ワールドカップの折、アルゼンチンチームがここを使い、その施設の豪華さに度肝を抜かれたという話を後刻きいた。)
旅の終わりごろバスの中で東京電力の社員から「感想」を紙に書いて提出するよう求められ、スリーマイル島、チェルノブイリの大事故ニュースを思い出し「早くこんな施設を無くし、燃料電池の開発を急ぐべきだ」と書いて、いやな顔をされた、と記憶する。
ただ「地熱発電所」の見学は有意義で、初期投資は大きいがCO2排出が限りなく少なく日本の国土に適しているのではないかと、素人ながら強く感じた次第。
(折角、緊迫感のある意見交換の場に、能天気なコメントで、お許しください。)

トリチウム放出の濃度規制がないとは当方の誤解でした。謹んで訂正、お詫びします。トリチウム水の排気中または空気中の濃度限界は0.005ベクレル/cm3、排液中または排水中の濃度限界は60ベクレル/cm3でした。

追伸:
原発が放出する放射性物質に対しては、排気中または空気中の濃度限度ならびに排液中または排水中の濃度限度が課せられる。

しかし再処理工場の場合、排気中または空気中の濃度限度は課せられるが、排液中または排水中の濃度規制はありません。

住民の被曝線量が規制値を下回ればよいとされており、食物連鎖を考えると、なんとも不信感つのる法規制ではないのでしょうか。

今回の事故は正確な報道がなく、殆ど情報が伏せられており、どうもよくわかりません。

少し整理して考えてみました。

トリチウム水の正規の排水配管は原発敷地内のトリチウム水の希釈処理槽に流れるようになっていた。ところが、間違ってトリチウム水の希釈処理槽を通らないで、いきなり海へ流れる排水配管につながっていた。

そうすると、原発からのトリチウム水は希釈されないで捨てられていた可能性が高いことになり、法に抵触することになります。

しかし、今となっては誤配管だけを報道しておけば、後のまつりで、誰も知らぬ存ぜぬで通せるわけです。ただし検査が入らなければですが、事前に国となあなあで出来ていたのでしょう。

これが電力会社のやっている実態なのでしょうか。

国の安全保安院担当者は本当は現場に足を運んで配管接続を確認し、本当に法に触れることになっていなかったかどうかをチェックすべきなのです。霞ヶ関の机に座ってパソコン打って国民から給料貰っているわけです。少しくらい国民の安全のために働いたらどうなのでしょうか。

国民は政権交代を選択したのですから、前政権が行ってきた、ましてや法的にも不合理なことは全て見直してもらいたい。

放射性物質であるトリチウムの廃液、排水の法的規制は、こちらの施設(原子炉施設)は法規制し、あちらの施設(再処理施設)は法規制はないとは一体どういうことでしょうか。

国は都合の悪いところは公然と法律を守らなくてもよいといっているようなものです。トリチウムは化学的に分離でき、捕捉できるのに経費がかかるために行っていないのが実態のようで、本末転倒です。

法治国家でこのようなことを許せば、国民の国に対する信頼は完全に失墜です。国の安全・保安院の仕事ではないのでしょうか。

また、トリチウムを捨てられた海には無害化する能力はあり得るはずもなく、薄めて海に捨てることの考え方そのものが根本的に間違っていると思います。
http://cnic.jp/files/lec/koide090321.pdf

諸賢のコメントを伺うに肝心の誤配管は全く意識の外、トリチウムに関る知識、見識の競い合いの様相に危惧を感ずる者です。
ホテルや学校で上水に工業用水の誤配管、病室の酸素管誤配管で患者死亡等など誤配管の報は後を絶たずも、配管工事等は下々の事として、管理監督、検査確認の要にある会社、役人を糾弾して事は終わりでしょうか。
拙者、先に幼少時の生活と今日のエネルギー濫費型の生活振りを対比、自らを措いて他を糾弾するの愚を述べましたが、誤配管一つにも、現代日本の頽廃振りが如実に表れていると断ずる者です。即ち、真摯に己に向き合う慎ましやかさは最早我等には皆無かと歎ずる次第。
物造り日本等とは遠い昔の神話、夫々の立場で自分が引き受けた役割、仕事を斎戒沐浴して真摯に取組むと言う慎み深さを忘れ去って、若しくは、識者賢者と自認、自称する御仁が知的生産、知的社会等と御託を並べ、軽視して来た結果が今日の社会の疲弊ともたらしたかと思われてなりません。
地球を我物と決込み、石油を初めとする化石燃料を濫費、原子力に手を染めた人類の傲慢、我等は人類のエゴたる文明から如何にして脱却せんとすべきか諸賢のご高察を伺い足し。
効率、生産性を追及、技術者としては其れなりの事は為したと自負しながらも、内心忸怩たる想いを抑えがたき退職帰郷、スコップ、鍬、鎌で余生を送る老村夫を諸賢は唯、嗤うのみ為るや否や。

忌野清志郎さんのサマータイムブルースを聞いてみてはいかがでしょう。当時所属のレコード会社(T芝EMI-親会社が原発メーカー)からCD発禁、独立することになった反原発ソングです。ユーチューブ等にありますからぜひ!20年前の歌とは思えないですよ。あと彼のこの種の歌では「Love me tender」「軽薄なジャーナリスト」などもここの人にはウケそうに思います。

そうですね、原発安全規制に関する直嶋大臣の国会答弁はもはや自民党時代の官僚作成原稿による大臣答弁と同じようなものになってきました。
本当に政治主導で原発の安全規制を推進できるとは思えなくなってきました。不信感がだんだん増大しています。
鳩山首相は国民主権の政治と仰っていますが、こと原発安全規制に関しては誰のためか知らない国策と企業主権の政治と言葉を変えられ方がいいのではないでしょうか。

これはたぶん故意に行ったことではないですか。

希釈を考えて広大な海に垂れ流すことにより拡散させれば被害はないだろうと、原発の近辺での釣りは禁止されてます。

その近辺で釣れる魚は通常より大きく、熱を持った暖かい冷却水が原因だと言われてます。

たぶん誤接続は嘘でしょう。

原子力発電設備の設計施工には慎重を期しているはずです。そんなミスをするとは思えません。

こういう事が裏ではよくあり、これは国は了解済みなのです。

ロシアの排他的水域で日本漁船が指定漁獲量を超えた漁をロシアの機関ではなくロシア国家に5億円を渡して行っていたことは最初から国は了解済みなのです。

税金もかかっているのです。

嘘だらけなのです。

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日本語の「ヨロン」という言葉には「世論」と「輿論」という2種類の漢字があります。実は、この2つの言葉は大きく意味が異なっていて、「世論(セロンとも読みます)」とは「感情的な世間の空気」のことで、「輿論」とは「議論を積み重ねてできあがった公的意見」のことを指します。《よろんず》が目指すものは後者の「ヨロン=輿論」をつくることであり、そのために、《よろんず》では情報のプロ・アマに関係なく自由闊達に議論を交わすための場所を提供します。メディアの調査で発表される「ヨロン=世論」とは違う真の「ヨロン」をつくるため、執筆者・出演者・読者のみなさんに、この新しい“知の共有空間”に参加いただけるよう呼びかけます。

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