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山中閉居:ダムと2つの首長選挙

 選挙も終わり、間もなく民主党による「政権交代内閣」が生れると言うとき、長野県では浅川ダムの調印が行われた。

 信濃毎日新聞に載った記事を敢えて全文載せる。この新聞の記事はすぐに消滅するので、証拠として。

「県は10日、長野市の浅川上流部に計画している穴あきダムの本体工事の入札を公告、入札手続きを開始した。年度内に契約、着工し、2016年度の完成を目指す。ダム建設に反対する市民団体などは、民主党が「公共事業見直し」を掲げていることも踏まえ、入札を見合わせるよう求めていたが、県は「粛々と進めていく」(村井知事)としている。

 入札参加の資格要件は3社による共同企業体(JV)とし、価格のほか、業者からの技術提案なども加味して落札業者を決める「総合評価落札方式」とする。JVを対象に技術提案のヒアリングなども行い、11月13日に入札価格を、同16日には価格にヒアリングの結果などを加えた開札状況を公表する。
 最終的な落札者は11~12月中をめどに決定。12月または2月県会に契約議案を提出する。工期は契約日から17年3月10日までとしている。
 ダムは高さ53メートル、上部の幅165メートル。ダム本体と周辺の地すべり対策などを含む事業費は、国の補助を含め約180億円を見込む。
 浅川ダムをめぐっては、田中康夫前知事が02年6月に建設工事中止を表明。その後、06年の知事選で当選した村井知事が07年2月、治水専用の穴あきダムとして建設する方針を表明した。」

以上

 さてこの記事には書かれていないが、村井知事は「民主党も浅川ダム建設に賛成したのだから」と自信を持っている。

 考えてみれば田中康夫氏が長野県知事の時、鋭く対立したのが、この浅川ダムである。それ故に村井知事としては何が何でも建設を進めると言うことだろう。長野県民主党は、これに対してどう国政での民主党中央の考えと整合性を作るのか?中央は中央、長野は長野で我が道を邁進するのか?はっきりと態度を明確にして欲しい。県議会で形だけ反対の言をろうしても、県民は見抜くと言うことを知るべきである。

  来年は長野県知事選挙の年、また来月はこの村井県政の陰の主人が居座る長野市長の選挙の時である。

 この2つの選挙に対し、長野県民主党はどう対峙するかで真価が問われる。

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国の補助金がなくてもやるつもりなら「どうぞご勝手に」ですが、国の補助金が前提での発注だとしたら、甚だ軽率な行為です。金の無駄遣い防止を考えれば、国交省の調査結果発表を待つというのが妥当な姿勢であるはずですから。

見切り発車して落札業者と契約してから、「補助金はもらえませんでした。だから、契約金は払えません。」なんて釈明は通用しません。下手すれば、多額の賠償金を支払うことにもなり兼ねません。

「民主党も浅川ダム建設に賛成したのだから」なんていうのは、くだらない言い訳に過ぎません。そんな予防線(しかも弱弱しい。)を張ってまで、完成を急がなければいけない工事なのでしょうか。

こういうところにも危機管理を働かせるのが知事の役目なのに、村井知事は駄目ですね。賠償金支払いの可能性に考えが及ばないのは、県民の金を私物化している証拠です。

村井知事の秘書でしたっけ、西松問題で自殺しましたね。村井知事は自民党の議員で、県議会の殆どが自民党系で公共事業が無いと県が成り立たないという触れ込みで、土建業者を担いで田中康夫氏に挑んで、ダム推進派で当選した。やはり公共事業、ダムと云うと何かと利権が噂されます。議会と組んで知事になった村井知事にはこの際お灸を据えるべきです。自民党は中央に力が無くなった。
補助金要求しても昔みたくは行かない事を認識すべきだ。回りくどくなりましたが、中止命令を出すべきです。田中氏に良く実情を把握し、県民の理解(賛成派)を得て欲しい。

Rio 様

浅川ダムの建設予定地は、断層があるのではと学者が指摘していたのですが、そうではないと言うことで問題なしとされています。
このすぐ下に長野市がありますが、(ダム予定地も長野市内です)
丁度この平地を山地の境を「善光寺断層」が走っています。
江戸時代に大きな被害を出した活断層です。
また、この予定地の近くを通る戸隠バードラインで、大規模な山崩れが発生して老人ホームが押しつぶされ多くのお年寄りが亡くなった場所に連なる山域です。
「土附山」で検索されれば実情が分かります。
なお、戸隠バードラインはこの地滑りの規模が大きすぎて、復旧することが出来ませんでした。
このときも道路を造ったのが大規模地滑りの原因ではないかと言われていますが、長野県はその検証をしての上で浅川ダムを計画しているのかはなはだ疑問です。

田中知事がこのダムを中止したのは、この崩れやすい山域と、活動的な「善光寺断層」の存在で、ダムにより新たな被害が出るのではと言うことからです。

むしろ、浅川の反乱を防止するためには河床浚渫や千曲川との合流点の改良など色々考えることが出来ます。

村井知事に代わり、これら田中知事が代替え案で計画していたことは手をつけずに、いたずらに住民の不安を煽りダムが必要という方向に世論を誘導しました。
さすが元自民党です。

そして村井知事を後押しするようにダム建設を推進しようとしているのが、現長野市長です。
元々長野県建設業界のボスと言われている方です。
田中知事を追い落とした選挙の時も、この長野市長が裏で暗躍しました。

また長野県の民主党系の県議会議員も、田中知事追い落とし勢力に参加していました。
羽田氏は残念なことに「中立」と言うことで選挙中は逃げていました。

そしていよいよ来月にはこの長野市長選があります。

この長野市長選挙を落とすと、来年の県知事選挙にダイレクトに影響します。

その市長選挙に対して民主党がどのような立ち位置になるのかが注目されています。

田中知事追い落とし県知事選挙の時、圧倒的な軍勢を前にして、田中氏に投票した県民は50万人を超えています。

また選挙中に岡谷市で大雨による土砂崩れがありましたが、田中氏は選挙活動を中断して復旧作業の陣頭指揮を執っていました。
当時、村井陣営は田中県政だからこのような土砂崩れが起きたと宣伝しましたが、該当地区の方々は投票の時に田中氏を評価して投票をしています。

その人達の意識は、そう変わっていません。

つまり、長野県では第2ラウンドでは負け、第3ラウンドでは民主党に票を入れたがすぐに第4ラウンドがあるぞ、と言う状態です。

民主党が市民の側に立つか、今まで通りの立ち位置でいくのか?
そして、中央が見直しと言っても浅川ダムは村井知事と共に建設するのか?

明確にしてもらいたいです。

山中閉居さま

諫早湾干拓事業にしろ、浅川ダムにしろ、権力者が市民の声を無視して、強引に進める土建工事の裏には、大抵黒いものが蠢いているものだということを、市民は直感的に見抜いていると思います。

田中氏は、その黒いものにやられてしまいました。しかし、衆院選でマスメディアの正体を知り、ネガティヴ・キャンペーンの正体も知った市民は、情報に対する目が肥えてきています。

今回は、そうは簡単に黒いものの思い通りにはならないのではないでしょうか。(というのは、個人的な希望ですが。)

 他の方も指摘されていますが、現長野県知事である村山仁さんの立候補の際にかなりのお金が流れていると知り合いの議員から聞いた事があります。西松建設絡みの献金は、多分、その一部なのでしょう。それを東京地検に嗅ぎつけられたために、その事実を隠そうとして、グラウンドを望む電柱で、彼の秘書は首を括ってしまった(あるいは、括ったかように偽装された?)のでしょう。

 そう考えると、多分、浅川ダムなどの公共工事を何とか進めるところに、村井知事の存在価値はあるのでしょう。その立場を守るためには、ダムの事業を形だけでも進めていくのは、仕方が無い事なのかも知れません。でも、できるなら、なるべく早い内に、検察か、あるいは、大臣のどちらかに決断して頂く事を期待しています。

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