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野本祐治:地方分権は財源の分捕り合戦ではなく理念から
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野本祐治:地方分権は財源の分捕り合戦ではなく理念から

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 地方分権を語る時、避けては通れないのが首都「東京」であると思う。明治時代に国家の総力を結集して行われた中央集権化は「政治と行政」「経済」はおろか「皇室」「マスコミ」までも東京に集中させた。その時代には意味のあったことだろう(通信・移動手段等の時代背景)が、今となってはどう考えても一極に集中しすぎている。災害等の危機管理、また国防の観点からも問題は大きい。少なくとも「政治と行政」「皇室」は東京から切り離すべきであろう。

 まずは、(この国会決議が何故20年近くも放置されたままになっているのかが解らないが)1990年に衆参両院で国会決議された「国会等の移転に関する決議」を動かすべきだろう。東京都を「首都」ではなく、日本経済の中心を担う一地方都市にしなければならない。そもそも、ほとんど全てといってもいいくらいの大企業の本社が東京に集中していること自体が異常だが、それぞれの業界を監督・指導しているそれぞれの行政の中心が隣接して存在していて、重ねてその根拠となる法律を作る立法機関までもがそこに存在している。これではいくら国民が『政官業は癒着するな』と言ったとしても、囁くだけで聞こえてしまうような距離にお互いが居たのでは無理というものだ。

 そして「皇室」であるが、天皇陛下御一家はそもそものお住まいである京都御所に移っていただき、政治や経済から距離を置いて落ち着いたお暮らしをしていただくべきだと思う。

 国民の象徴がお暮らしになる京都、政治行政の中心になる新首都、そして経済の中心としての地方都市東京。と、現在東京に集中している機能を分散することから地方分権・地方主権を始めるべきだ。

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

野本様
「皇室」と「政治と行政」を切り離すのは難しいのではないでしょうか?

憲法によって、国事行為は、内閣の助言と就任を必要とすると書いてありますから、一緒の場所でなければ、不都合があると思います。

首都移転についても、膨大なコストがかかると思われます。

それよりも、政治の力で、きちんと権限、財源、人材の移譲を調整して、自治体の組織をきちんと整備することの方が重要なことのように思います。

国民の象徴がお暮らしになる京都、政治行政の中心になる新首都、そして経済の中心としての地方都市東京。と、現在東京に集中している機能を分散することから地方分権・地方主権を始めるべきだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでどうなりました?それで何か良い事がありますか?東京への一極集中は必然的に起こってきたのではないですか?あれもこれも全部地方分権の下に分けようとすれば議論のための議論だけになり前に進まない様な気がします。「国会等の移転に関する決議」などがほっておかれたのも全然困らないからではないでしょうか?政官業の癒着はそれぞれが近くに存在するから起こるのではないと思います。交通・通信が発達した今では癒着は距離には関係ないと思います。それを断ち切る一つは政治資金規正法の強化・贈収賄罪の罰則を重くする事しかないと思います。
今直ぐにでも出来るのは一部の権限の委譲と財源の負担割合・税の見直しだと思います。
畏れ多くも・・・・

地方分権のための策を打つなら、(大まかに言って)現行消費税5%の内、国税4%、地方税1%、利子割税20%の内、が国税15%、地方税5%ですから、この二つの税率を逆転させてはどうでしょうか。
所得税や法人税、消費税といった多額の徴収が期待できる税に対して国税の割合が大きいから、地方が(悪い意味で)国の言いなりにならなければならず、なら国税、地方税の同時取りになっているものくらいは割合を逆転させれば、と単純に思いますけど。

政治と皇室より、メディアと経済を東京から(徐々にでもいいから)切り離すべきだと思う。例えば、日銀本店を大阪の造幣局に移転したりNHKを京都に移転したり・・・今地方の疲弊を直すには、経済の東京一極集中を是正する(むしろ一極離反でもいいくらい)しかないから

「地方分権」だけしても、何も進歩しません。「中央省庁」の「再編・統廃合・新設」と、「一体」で行わなければ成らないでしょう。

橋本内閣で行った、「1府12省庁」再編成は所詮、「自由民主党一党支配」の延長線でしかありません。

これは確かに、「明治新政府」以降の「大変更」です。

「禄」を奪われた「元武士」が溢れる様に、「元公務員」の失業者が溢れるでしょう。

汚染米で何の役にも立たなかった、「農政局」の人間は、そこら辺にいくらでも居る「元派遣」「失業者」に「堕ちる」かも知れませんが、「機会平等」で「職業訓練」をやり直すしか無いですね・・・。

現在は「職業訓練」どころか、高校・中学校の中退が珍しく無くなり、貸与に頼る、大学の奨学金制度も「限界」に達しています。

これでは、「国の存亡」を危うくしかねません。

GDPと言う、「国の外面」に拘り
「精神的にも国民を貧窮化」させてしまいました。

欲望は誰にでもありますが、せめて自分なりに、「知り・探求・疑い・纏める」の機会は奪わないで欲しいです。

後は、「権力者任せ」にせず、皆で「納得出来る」議論の場と決定の場が設けられれば、それで良いと思います。

 地方分権は理念からと言う表題は賛成ですが。
 理念が遷都、国会及び政府機能の移転、金融経済は東京で分権は形からですか。
 分権の意味もどのような形(政府と地方自治体のかかわり方、道州制か基礎自治体か)にするか今もって議論は集約されていません。分権とはなんでしょうか。
 知事会の意見と住民の意見は違うでしょうし、分権の意味さえ割っていない人が殆んどでしょう。
 言うは易く行うは難しです。
 中央の官僚制度の改革に合わせ地方の行政能力を高め、議会から含め分権を成功させるための自己研鑽、行政改革を周到に準備を行い、権限の移行等が円滑に進むよう調整も必要になると思います。
 多少の混乱も起こるでしょうが
分権は必要です。より大きな住民の自己責任が伴いますが。
 中央の改革よりはよほど手間がかかり困難も伴うでしょう。強い覚悟が必要となります。
 

天皇が京都に住むことはそんなに難しいことですか。
政治の権威付けで天皇が東京にいるだけで、象徴としての動きは京都から出向くかもしくは内閣総理大臣が出向けば良いのではないですか。
関西でも京都は特別なところです。
一歩京都に足をつけばタイムスリップしたようなきがします。御所は何のためにあるのでしょう。
地方からの見方からして、やっぱり東京一極集中の弊害は大きいと思います。
官業の癒着は距離に関係していますね。そうでなければ二本社制を引いてまでなぜ東京本社を地方の企業がおくのでしょうか。
テレビでも大したニュースバリューもないのにキー局が東京であるということだけでたれながしています。
しかし財源の地方移転だけでは子供に金を渡すのと似ています。
つまり使い方を知らない、何に使ったら良いかわからないのではないでしょうか。使ったとしても消費的な使い方であり創造的なことに使えないのではないでしょうか。
雇用が確保されるような仕組みがいるでしょう。それには民業の協力が必要でそれには官業の移転も必要なのでしょう。

集団就職の巻き戻しが必要でしょうね。

輸出産業の壊滅によって、地方ではますます所得を得る機会が少なくなります、
第二次産業から第三次産業へ雇用を移転させるにしても、一般的には人口の少ない所では第三次産業は成り立たないのです。
放っておけば、今後ますます東京への集中が加速し東京にスラムが出現するでしょう。
政府が出来ることは、道州制などを考えて、公的な雇用を地方に移転させる事ぐらいしかないとおもいます。

地方分権では橋下氏が国の権限が強くなると言う事で、自民党の押す道州制を懇願していましたが、道州制を置くのと置かないのとどうメリットデメリットがあるもんなのでしょうか。

皆様、コメントをありがとうございます。
また、《THE JOURNAL》編集部様、私のつたない論を取り上げていただき、ありがとうございます。

勿論、私もほとんどの皆さんがおっしゃるように、現状から地方分権を出発させた場合、中央省庁を分解し、地方に財源と権限と人材を移していく方法が効率的でコストもかからないことは解った上であえて暴論に近い形でぶち上げさせていただきました。

しかし地方から東京を見ると「果たして本当にこのままの東京でいいのか?」という疑問は感じています。
人体に例えるなら「頭脳」「心臓」「神経中枢」と「精神的支柱」が一箇所に存在している状態。危険です。
以前起きた東海村の事故の時も気が気ではありませんでしたし、日本を侵略しようと考える国があるとしたら(現状、現実にそんな思想と能力を併せ持つ国があるとは思えませんが)東京にミサイルを1発撃ち込めばこの国のほとんど全ての機能を一瞬で麻痺させることが出来ます。
一たび何かが起きた時、この「頭脳」「心臓」「神経中枢」「精神的支柱」の4つを同時に失った時、日本は果たして復興できるだろうか?非常に心配です。
やはりそれぞれが適度な距離を保ちながら存在するべきではないだろうか?との考えは揺るぎません。

理念はその姿に宿ります。
東京の持つ機能を分散しなければ現在の「一人勝ちの東京」と「その他の地方」という図式は変わらないと思います。

明治政府によって強権的に進められた中央集権は、やはり半ば強権的に分権しないと成し遂げられないのじゃないでしょうか。

民主主義国家である日本において最高の意思決定機関である筈の国会両院、その総意で議決された「国会決議」の持つ拘束力は決して小さくないと思いますが…

皇室の京都への移転は賛成です。

薩長のクーデターを反対していた孝明天皇は、岩倉具視の一味に殺害され、長州藩の大室寅之祐が明治天皇にすり替わっています。
孝明天皇の息子も、殺害されています。歴史書には、孝明天皇の息子が京都から東京へ移住したことになっています。

蜷川新 『天皇—誰が日本民族の主人であるか』(光文社 )にくわしいです。
また、日本史のタブーに踏み込んだ本が紹介されています。 http://www.amazon.co.jp/裏切られた三人の天皇―明治維新の謎-鹿島-昇/dp/4915157849

これは、皇室へのイメージダウンにつながりますから、採用されなくてもいい投稿ですが、日本人はいま、明治維新は、単に鎖国攘夷思想だった薩長による王政復古の武力革命(クーデター)でしかなかったということを、知るべきだと思います。そうして、天皇を利用した中央集権国家ができあがり、官僚主権の政治が行われてきたのです。
いま、ようやく日本は真の民主主義を手に入れようとしているのだと思います。明治の初めの、国会開設や憲法の発布を求めていた自由民権運動が、強権的な明治政府の前に挫折していますが、もういまはグローバルな時代。そろそろ、薩長の呪縛から解放されるべきです。
大村益次郎を英雄扱いするのもやめた方がいいと思います。

ところで、勝海舟が江戸城の無血開城を実現したという歴史教科書も、事実ではありません。実際は英国人の提案を西郷と勝が受け入れたということがわかっています。(「小栗上野介の生涯」より)

明治維新史は見直した方がいいとつくづく思います。今回の総選挙とも深く関わる話で(政治家自身の歴史認識を正す意味でも)、大切なことなのです。広瀬隆著の「持丸長者」(ダイヤモンド社)もおすすめです。

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