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女性議員の品格

しかし、今回の代表選挙って、何だったのでしょう・・・。

あまりに期間が短くて総括すらできなかった気がします。せめて土日をはさむべきでしたし、若手から第三の候補者が出るべきでした。そうしたら、メディアも国民ももうすこしこの選挙に注目したと思いますし、メディアジャックだって可能だったはずなのに・・。

前回の自民党の総裁選もひどいものでしたが、たとえ「ゴレンジャー」と小馬鹿にされようと、女性や若手を出馬させることで注目をひきつけることに成功しました。

それに比べて民主党は…わたしが知っているだけで、名前の売れている中堅議員がふたり担ぎだされるという動きがありましたが、本人が逃げてしまいました。

いっぽう女性議員は…小池百合子議員のように批判の対象にすらならないのが現状なのではないでしょうかと残念になりました。

誰か思い切ってフレッシュで政策通な女性議員が挙手してみてもよかった気がします。

さて、すこし前に、共同通信の「きららぎ会 ハイタイム」でこのような講演をさせていただきました。

みなさんは、日本の女性国会議員や女性初の宰相に対して、どのような考えをもたれていますか?

◎女性議員の政治力アップに期待政党、メディアは意識改革を

列国議会同盟(IPU)によると、上院(日本は参院)を除く女性国会議員数比較で日本は104位と主要先進国の中で依然最低水準―。ルポライターの横田由美子氏は3月24日、共同通信社のきさらぎ会ハイタイムで講演し、日本の女性議員にとって政策力、当選力アップが課題となるとの見解を示すと同時に、政党、メディア、有権者の女性議員に対する意識改革が必要と訴えた。

講演「女性議員の品格」の要旨は以下の通り。

▽抜てきと使い捨て
日本の人口の半分は女性のはずなのに、今の永田町、霞が関は男性の視点でしか物事を見ていない。女性議員を取り巻く現状は、衆参両院議員合わせて721人いる中、女性議員は89人で、1割ちょっとぐらいしかいない。

衆院で見ると、1946(昭和21)年に8.4%だったが、47(同22)年から93(平成5)年までは1~3%、100人に1人か2人ぐらいしかいかなった時期が長く続いた。参院でも10%を超えたのは、89年(平成元)年以降で、旧社会党の土井たか子委員長によるマドンナブームを機に女性が増えてきたが、それでも10~20%前後でしかない。政治の世界で「数は力だ」と言われる中、力になり得ない。

しかし、女性議員に「人寄せパンダ」的に客(有権者)をうまく引きつけることができるという利点があるので、一定の数は存在する。これには良い面と悪い面がある。男性と比べると、選挙の顔にしてもらいやすく、その分当選しやすいし、目立つので抜てきもされる。

麻生内閣を見ると、女性閣僚は野田聖子消費者行政担当相と小渕優子少子化対策担当相の2人だが、小渕さんはまだ衆院当選3回。男性議員で当選3回生が入閣することはまずない。半面、実力が蓄えられる前に抜てきされ、使い捨てられるという悲しい現実がある。

▽語れない、戦えない
女性議員が実力不足と批判される理由は「政策が語れない」し「小選挙区が戦えない」からだ。議員会館を訪ねると本棚に一冊も本がなく、占い師を常駐させていた議員は、国家観を尋ねてもまともに答えることができなかった。アナウンサーから転身した議員に「国政で自分が何をやりたいのか」と質問書を何度も送ったが、「わたしのホームページ(HP)にすべて書いてあります」と、返ってきたのはHPのコピーだった。

政党、メディア、そして有権者にも問題がある。候補者を選定する段階で、いろいろな問題点を抱える候補だと分かっていても、自民党にしても民主党にしても公認し、選挙用の「広告塔」として利用した。マスコミは、彼女らを追いかけ回し、「女性の涙」を繰り返し報じた。その内容を見た有権者は何となく彼女らの名前を書いてしまった。そんな悪循環を感じる。

地盤・看板・かばん(お金)を持たない普通の女性が政界に打って出て当選することは、非常に大変なことで普通は無理。選挙にお金が掛かり、何千万、億単位ともいわれる。人脈も持っている人は少なく、票を集めるのも大変だ。地方に行けば行くほど夜ごと集会がある。1日に3件も4件も出席して、頭を下げて有権者から話を聞く。企業に勤めていたOLではなかなかできることではない。

政策を語れない議員が「風」だけで当選してしまっている。人の声を聴き、生活に資する政策を実行するのが政治家の仕事だが、今は目線は高く、声なき声を聴くこともない。そういう方は政治家でなく政府の審議会の委員でも務めていればいい。民主党の幹部議員が「女性は選挙の顔になるし党のイメージが上がるので、候補者にしたいが、落選しても再挑戦する女性はいない」と、はっきり言っていた。

▽女性政策以外が重要
女性議員は党ごとにカラーがある。自民党は女王蜂系。多くの男性の中で女性がわずかという形でやってきた人が多く、大抜てきも受ける。あでやかさだけでなく、クリーンなイメージを演出したいとの思いがある。民主党はどちらかというと優等生的でおとなしいタイプが多い。今どきのファッションセンスを持ち合わせ、カラーがないというのがカラー。公明、社民、共産各党は党の看板に乗っかって組織票で戦う人たちとのイメージがある。

米大統領選で注目を浴びたヒラリー・クリントン国務長官とか共和党副大統領候補だったアラスカ州のサラ・ペイリン知事と比べると、日本の女性政治家は政策を語ることができない。ヒラリー氏は自ら政策を作れるだけの能力を持っている。サラ氏も思想的に好き嫌いはあるにしろ、銃規制や人工妊娠中絶、同性婚に反対を打ち出し、ぶれることはなかった。

昨年の自民党総裁選に初の女性候補として立候補した小池百合子氏は子育てとか、働く女性に対する支援を訴えていたが、これはある意味で「楽」だ。女性が女性政策を前面に出してしまったら、男性は追及できない。女性の視点は大事だが、女性+政策を強調するあまり、逆に女性の反感を買った。地方票がゼロだった理由もそこにあるのではないか。

どうすれば女性初の宰相が生まれるのか─。政策を自ら作り語れ、資金も集め、人の心もつかめる女性議員が多くなれば現実化してくる。女性宰相を目指すような人は小選挙区でおじちゃん、おばちゃんの支持を得て、都会でも政策を語れるようでなければ難しい。小選挙区で戦い抜ける人が増えないと、底上げにつながらない。
 
どの企業でもポジティブ・アクション(積極措置)が議論され、政界にもクオータ制(人数割当制)を導入しないと女性の国会議員は増えないと言うジャーナリストはたくさんいるが、わたしは反対している。さまざまな分野で女性が活躍し、社会的構造が変っていけば女性議員も相乗効果で増えていくのではないか。女性議員の実力、品格の向上と同時に、これまでと違う人をトップにという政治的危機が生じたときに初めて女性宰相が誕生する。ただ、それが何年後かは分からない。

〈共同通信社会員情報誌「Kyodo Weekly」「政経週報」4月13日号より〉

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コメント (38)

それは恐らく一部で言われている衆院のKYとNAですな。
ただハッキリ言うと長丁場でやると去年の総裁選みたいに確実にだれただろうから短期間で決めたのは正解だったと思います。

最初のコメントは為にする議論でしょう。
民主党の党則を知らないで述べたとしたら勉強不足だし。当然知っての上で述べられたのであれば、何か意図を感じますが。
単に自分の意に合わないからといって何が言いたいのか想像はつきますが。
 日本の女性議員についてはっきり言えば最初から総理大臣あるいは、国家をどのような形にしていかに運営していくだけの人物になるという意欲が最初から希薄なように思われる。資質から見ると現総理大臣以上の素養を持っているものも多いが、権力を勝ち取ろうとする意思が感じられない。今のところ紅一点というところが妥当な評価ではないか。構想力があり、実力及び権力欲を持ち闘争心あふれ同志を集合できる女性政治家の出現が望まれる。
おそらく選挙対策で女性だから選挙に有利という形で担ぎ出される可能性があるが。操り人形としての可能性が高いが。

党則に則っての選挙だったわけですし、国民に聞かなくても民主党議員が一人一人自分で判断すべきです。
有権者の意向を聞くと言うときこえは良いですが、政治家ならご自分の信念に従って行動し、それに賛同して貰えるよう、しっかり説明をすればいいのでは。 

女性の自立は納税から。とは、
わたくしの仕事のモットーですが、
謙譲と優しさが美徳とされ、白いものも黒と、場合によっては同意しなさいと育てられてきて、どうして、主張が出来ましょうか。
日本列島に閉じ込められて男よりも格段に情報が少ない、社会的にも上下で言えば下。
暗澹たる人生です。
昨年、還暦になりましたが、自分なりに、哲学を持って生きてきた、そして、生きて行きたい。と思います。しかし、なかなか、これが、、ホネなんですよ。
おそらく、今の国会議員の皆様の委員会などでのお話の状態では、彼らの配偶者と総入れ替えでもあまり、現状には変りがないのでは???
つまるところ、女性問題は、男性問題でもあるのです。

女性議員のただ目立ちたがり屋は困ります。自民ではおしろい塗りまくりのKYほんとにKYです。渡り鳥でどうします。今度はどこへ?  民主党ではマスゴミに踊らされ、二度にわたりパフォーマンスの発言のKY。こちらもKYです。空気が読めないKYです。

でも、ここでの両院議員総会の様子を見ると、ちょっと代表選の運営には無理があったような気もします。
http://www.videonews.com/press-club/0804/001000.php

>メディアも国民ももうすこしこの選挙に注目したと思いますし、メディアジャックだって可能だったはずなのに・・

 横田さんは、ひそかに民主党を応援していらっしゃったのですね。政権交代も望まれているのでしょう。
 これからも民主党の応援を引き続き宜しくお願い致します。
 共に悪徳ペンタゴンと闘い抜きましょう。

女性議員の品格云々は別に反論はありませんが、冒頭にあまりに緊張感のない文章があるのでコメントします。

>せめて土日をはさむべきでしたし

代表選挙を週内に限定したのは小沢氏の見事な戦略ですよ。入念に国民を洗脳し、代表を岡田氏にしろ、という記者クラブの恫喝に民主党は見事に勝利したのです。

>若手から第三の候補者が出るべきでした

検察の理不尽な政治介入、記者クラブの犯罪的偏向報道が行われ、その偏向報道に協力する民主議員がいる非常事態に民主主義ごっこをやっている場合ですか?

政権を維持するためなら卑劣な行為もいとわない政党と同じことをやって、支持率を稼げという主張は政治家のレベルは低くてもいいと言っているのと同じでしょう。記者クラブからしたら、そのほうがありがたいのだろうけど。

日本の女性議員に、ヒラリーのような「政治に必要な金は自分で集める」という政治家としての極真っ当な常識をお持ちの方はいらっしゃるのですか?

以前田中真紀子は「自分は自分のこと女だと思っていませんから。」と半分冗談で言っていましたが、なるほどと思うところがありました。女性初の総理大臣になる人は、少なくても仕事中は自分が女であるということをほとんど意識してないぐらいじゃないと駄目だと思います。なかなか出来ることではないでしょうが、それぐらいでなければ本来やっていけないはずです。もしそうじゃないのに総理大臣になる女性がいるとすれば、それは恐らくお飾りに近いものでしょう。例えば女性で初の総理大臣になりたいという思いが強ければその時点でダメだと思います。例えば私の知る限り、イギリスの元サッチャー首相は自分が女性だからどうこうということはほとんど言っていないような気がします。選ばれるときも、ふさわしい人がたまたま女性であったということで女性だから選ばれたのじゃないと思います(専門家じゃないので実際どうかはわかりません)。
ちょっと話が変わりますが、世の中の半分が女性だから議員の半分も女性であっておかしくないという人がいますが、私はそれは違うと思っています。理由はいろいろあるのですが、長くなるしうまく表現できないのですいません。無理に女性議員を増やそうとすることの方が自然ではないようなきがします。まったく女性議員がいないとかだと別ですが。

誤解されるといけないので、私は別に田中真紀子が総理大臣にふさわしいと思っているわけではありませんよ。最近で言えば、蓮舫議員などは非常に優秀だし男顔負けの活躍をされていると思います。民主党支持者としても頼もしいところがあります。このサイトには異論のある人がたくさんいると思いますが。

あと代表選挙の件ですが、選挙期間が短すぎたのはその通りだと思います。もうちょっと宣伝に利用してほしかった。

<横田様>
はじめまして、よろしくおねがいします。
さて、民主党の代表選挙、土日を挟むべき論には賛同しかねます。
一、民主党がメディアジャックできたのにと、いうのは、メディアが公平中立、という前提が条件です。今のメディアは、鳩山は小沢傀儡ときめつけ、岡田の政策は聞くが、鳩山に対しては聞く耳を持たなかった。しかも、始末の悪い事に、さんざん鳩山は小沢傀儡だと世論誘導を行い、その上で電話緊急世論調査を行い、国民は岡田支持とのマッチポンプの報道を行った。鳩山が政策の話をしようとすると、遮って小沢の影響力を阻止できるのか?という始末である。
不公正なメディア状況においては、時間を延ばせば延ばす程、民主党のイメージアップが図れるとは幻想である。
二、上記のように時間が伸びれば、民主党の議員心理に影響を与え岡田が有利になる。岡田代表なら、民主党が割れる可能性があった。聡明な横田さんならお分かりだろうが、前原グループには、すでに自民党から手が廻っていた。民主党からの小沢勢力の排除が目的で民主党の特に選挙におけるチカラは失われる。その前原が支持する岡田は、今度は前原の影響力を色濃く反映した人事を行う可能性があった。
三、岡田代表なら多数の民主党支持者が離れる可能性があった。民主党支持者には多数の小沢ファンがいて、一説には500万人とも言われている。小沢ファンでなくとも、検察の恣意的な捜査立件には、民主主義を守る為には小沢が辞めるべきではないとの多数の声があり、そうした人々は辛うじて小沢が政治生命を維持できる鳩山支持が大半であった。鳥越氏が指摘していたが「岡田が代表なら戦いづらい」という自民党の話は実は逆である。
四、もともと、岡田は自公に衆議院の2/3議席を与えた選挙ベタで新自由主義論者。今回も「頑張っている人の背中を押す」と、新自由主義的な政治目標を挙げていた。国民は「国民の生活が第一」というセーフティーネット整備の方針に賛同して参議院選で議席を与えたのであって「政治を諦めない」に一票を投じた訳ではない。
五、原理主義者岡田が代表なら参議院における国民新党、社民党との協力関係に齟齬をきたす恐れがあった。
横田さん、私も女です。女性のあなたには頑張って貰いたい。民主党は自民党ほど成熟していない。青木、森、ナベツネが麻生と決めた上でイベントとしての総裁選をする度量はない。あなたはそんな事も分からないのか。同じ女性として悲しくなります

今回の代表選の期間につきましては賛否両論があることは確かです。横田さんは否の立場で、世論形成に大きな影響力を与える大手マスコミの見解も同方向ではないかと思います。

出来れば横田さんや大手マスコミの見解どうりの展開が望ましいことは皆さんも百も承知ではないかと思います。

では何故、短期の開催となったのかですが、これも大手マスコミを含めて皆様もよくご存知のはずです。解散権は民主党にはありません、その権利は相手にあり、総選挙まで4ヶ月余しの時期において何時でもどこでも、民主党が不安定で最も弱いときに打って出てくることは明かです。

そうした中で、政権を取るための政党として不安定要素を最大限取り除く手法を選択した訳で、この行動をどう取るかにおいて見解が別れるところですが、詰まるところ良し悪しではなく、この手法が最終的に有権者に受け入れられるかどうかが全てではないか思われますね。それは蓋を開けてみるまでは分からない。
(私、個人としては、残された期間、100年に一度の経済危機、etcを考えますと当然の期間設定ではなかったかと考えます)

これは刺身のつまの部分への意見ですが、記事の本論の部分は弱すぎるのではないかと実感します。

長文の中でポイントは以下ではないかと推察されます。

>わたしは反対している。さまざまな分野で女性が活躍し、社会的構造が変っていけば女性議員も相乗効果で増えていくのではないか。

ポジティブ・アクション、クオーター制への反対は別にかまわないのですが、では様々な分野で女性が活躍するための具体策とは一体何でしょうか。アメリカの黒人達の地位向上に上記の制度がある一定の役割を果たしてきたことに対する見解は。

>それが何年後かは分からない。

やはり、帰結がこれでは困りますね。

男性敵視敵対観先行の政治社会思想欠如の軽薄な女性フェミニスト達がいる限り,ろくな女性国会議員は出てこないでしょう。

em5467-2 様の書いている通りで、マスゴミに踊らされた多くの愚かな議員が担いだ代表戦に出るとは全くリーダーの器ではないと思います。担ぐ議員も担ぐ議員だが担がれる岡田氏も岡田氏です。未だにマスゴミや「95の会?」のメンバーは次は岡田だと言っていますが、とんでもない事です。本当に鳩山さんでよかったと思います。選挙に勝ち、総理になられ、次のリーダーを育てて下さい。原口・細野なども良いでしょう。或いは元行革担当の渡辺氏なども取り込んで、次のリーダーに育てたらと思います。蓮舫議員は美人で、話も上手ですが、もう少し勉強して、政局までもみれる様にならなければ、少子化担当大臣になれれば関の山かと思います。
蓮舫議員は岡田さんに投票したかも知れませんが、岡田さんではいけないという事を良く理解して下さい。幹事長になってからの彼のコメントを聞いていますと、ますます器でない事がわかります。NO2の意見ではなく、民主党の意見をいうべきです。鳩山さんの脚をひっぱら無いで下さい。

田嶋陽子氏も当選させる国民性から考えるとなかなか女性の優秀な議員が出るのはむずかしいでしょうね。マスゴミが愚かな女性を唯面白い、有名だからと持ち上げてしまい、それに乗っかって投票するB層がいる限り、まだまだでしょうね。昔は高市早苗氏をかっていましたが、最近は少し自民党の空気を吸いすぎて、彼女自身の意見が出ていない様な気がします。何か弁解と屁理屈が多くなって来ている様に感じます。残念。

em5467-2様
私はこのザ・ジャーナルを覗くようになって余り時間が経ってはおりませんが、いつも貴女の書き込みには納得しております。きっと、ものの見方が同じなのでしょう。特に今回の投稿については論理的ですばらしいと感心してしまいました。私は決して女性差別論者ではありませんが、世論調査などをみるとやはり女性は政治に鈍感との印象を持っていました。貴女のような優れた政治的洞察力を持った方も居られることを知り、嬉しいです。これからも、私の頭の整理に助けとなる論理展開をよろしくお願い致します。

作家の村上龍氏が小沢一郎秘書事件についてまっとうなコメントをしています。

MSNビデオ「村上龍-RVR 龍言飛語」

世論に影響力のある作家や知識人の多くが沈黙する中で、自らの良心に従う勇気ある言動だと思います。

前段はあいさつのつもりで書いたのでしょうが、もしこれが講演だったら本論に入る前に降壇させられてますね、聴衆に。あいさつなどいらんのですよ、しかも聴衆を敵に回すような内容。自分が書いているメディア、つまりThe Journalですが、他の人の記事を読んでいないとしか思えない無神経さです。高野さんは彼女に何を期待して記事を書かせているのでしょう。不思議です。

 これは民主党の代表選の話をする場なのか、日本ではなぜ女性議員が少ないか、の社会的背景を探る場なのか。はたまたマスコミの偏向を考えるのか。うーん。分からない。

他人と比較するのは失礼だけど、例えば田中氏の文章を読むと、筋道がくっきりしていて、読後に一種の爽快感がある。そういう筋が横田さんの文章には見えないんだよね。

で、結局横田さんの問題提起はなんですか?

>しかし、今回の代表選挙って、何だったのでしょう・・・。


そうですね、2005年の前原氏×菅直人氏の代表選挙って何だったのでしょう。
メディアジャックをしたり地方遊説をして一ヶ月くらい代表選をするべきだったと思います。

因みに今回は平時とは異なり、総選挙が間近に迫っていますので、長々とやるべきではありません。

電光石火の如く代表をすげ替え「民主党の支持率」を元に戻しました。豪腕小沢の真骨頂です。秀吉の中国大返しに匹敵する早業と評価しています。
自民党や検察はさぞかしギョッとしたことでしょう・・・・一体代表選で何を総括したいのでしょうか?辞める必要も無い代表が、お馬鹿メディアの批判をかわし、民主のピーチク議員を安心させてやったまでのこと。
メディアの口車に乗って脱小沢を演じるためにダラダラと代表選をやっていたら民主党は崩壊してました。
悔し紛れに、今度は「熊谷組」の献金問題で小沢や民主党を揺さぶり始めました。小沢が力を持つことが怖くて怖くて仕方ないのです。

そもそも一党の代表選でメディアジャックすることを肯定する考え方が理解できません。

私自身も如何にも分かったかのような事は申し上げられないが、やはり政治の世界は「好むと好まざる」にかかわらず。権力闘争の戦場と心得なくてはならないと思う。足の引っ張り合いは日常茶飯事。「何でも有り」で相手を蹴落とす為なら「恥も外聞も無い」それが政治の世界と理解している。特に長年権力欲の旨味にどっぷり浸かっている自公政権の既得権益にしがみ付いて離さぬと言う強欲さは、それは凄まじい物を感じるところだ。このサイトの多くの方々の大局の見地はそこにある。それが小沢一郎に対するこの間の攻撃である。麻生脳なし(言い過ぎかも知れないが)自公政権が、あまりの危機を感じたが故の、官僚と同じく利益を共有する者同士が一致団結し図ったと見る見方が極、自然な見方だと思う。野党は政権を取らないと話にならない。そのために、わき目も振らず突き進まなくてはならない。甘い事は一切無し。敵は「何でも有り」の自公政権である。その中では男も女も無い。有るのは、議員と名のついた一兵士であり、それ以外は無用。補完物としても、唯の数の一つでも無用。政界や官界を語るには、大局に立った対局の見方を持った基本的スタンスをまず持たなくては。ただの御用マスコミの一員レベルに成ってしまう。

>どうすれば女性初の宰相が生まれるのか─。政策を自ら作り語れ、資金も集め、人の心もつかめる女性議員が多くなれば現実化してくる。

①これが女性政治家に求められる資質のすべてだとしたらあまりにも陳腐で表層的はないだろうか? 女性議員に限らず今の議員に足りないのは洞察力、先見性、泥にまみれる覚悟であることを忘れてはならない。

②民主党代表選の戦略としての「メディアジャック肯定論」には恐れ入る。「メディアジャック」など政策を二の次に置いたB層相手の一過性のお祭り騒ぎにすぎない。もともと「ジャック」の付くものにろくなものはない。

政権交代したあと、そこからが本番です。
この辺で遊んでいてはいけません。
真剣に,女性としての生活感を表現し、
明日の日本の形を,考えましょうね。
何処までも,命をかけて,真剣に。

「横田さんには、“めげないで”ほしいと思っています」
ここまで読んでくると、横田さんのリポートにはかなり手厳しいコメントが多かったですね。
なので、横田さんのブログを慎重に何度も読み直しました。基本的に大きな違和感はありませんでした。
私はリタイアードです。過去は企業戦士でした。現職中、雇用機会均等法が施行され、女性の活用(職場進出)がすすみました。正直ベースで、当時は女性の能力に対する偏見があったことは事実です。
しかしながら、女性が職場に進出し、仕事を進めてみて、能力と性別には全く関係ない(当たり前)ことが、すぐに証明されました。
対比して考えるに、政治の世界においては、未だに性別による差別意識が色濃く存在しているだけではないのでしょうか?
結局、男女の性別のみならず、個々人の資質につきる話だと思います。

それにしても、最近のTHE JOURNALのコメンテータの論調は過激で好戦的ですね。
“もの言えば唇寒し..”の感があります。
あたかも、他の言論・発想を認めないかのような発言に違和感を覚えるのは私だけでしょうか?
この世の不条理な状況が、コメンテーター達を苛立たせているのでしょうか?
加えて、本名で投稿して頂きたいという主催者の意向を無視して匿名・ハンドルネームによる発言が可能であることが原因なのか、私には分かりません。
匿名である限り、何を言おうと絶対安全ラインにいられるわけですから、怖いものはないという前提なのだろうかななどと推察しています。
本来、発言・発信は自由なはずなのに、どこかに『このサイトから出て行け』などという発言が載っていたような記憶もあります。まるで2chですね。
何のために議論をしているのでしょうか? THE JOURNALが健全な言論を戦わせる場所であるとともに、相互の思考を進化させる場所であってほしいと思うばかりです。

横田さんがおっしゃりたいことと同じ意見だと思いますが、女性蔑視という理由ではなく、あくまでも確率論の問題だと思います。
即ち、社会進出している女性の割合、厳密に言うと一般企業における女性総合職の割合が高まれば、女性国会議員の割合が自然と高まるものだと思います。
あえて、男女差があるとするなら、二世の場合、娘に継がせるのではなく、婿に継がせるケースが多いという点でしょうか。
元々、国会議員になること自体、男女問わずハードルが高く、男性でも二世か官僚上がりでないと就業し難い職種です。
例えば野田聖子議員のように県会議員から看板、地盤なく、落選しても努力して這い上がったような人は、政治に対する情熱や胆力もあり、男性と遜色なく大臣の職を全うしていますし、片山さつき議員のように一年生議員であるにもかかわらず、財務省で培った経験・能力を発揮している方もいます。
逆に小泉チルドレンの女性議員の多くは、政策提案力等?ですが、たまたま、女性ということでメディアのスポットライトが当たるから伺い知ることができるだけで、他の男性議員のチルドレンの方も50歩100歩なのではないでしょうか。

当件とは違う内容になりますが、昨日、朝日ニュースターで別刊朝日新聞という番組を視ました。コメンテーターとして谷口尚子氏が出ていましたが、あくまでもこの番組を通じて得た感想としては、データを集積し、その結果の表層をコメントするだけの統計学者的社会学者が政治について的外れな論評をしていること自体、我が国の政治を取り巻く環境が危険水域にあることを感じさせられました(併せて同氏を招聘した朝日新聞の低落ぶりにも驚きました)。
同氏のコメントで驚いたのが、小泉進次郎氏等ニ世候補の自民党公認見送りの可能性が高まっていることについて採りあげ、自民党の柔軟性と自浄能力の高さに礼賛していたことです。元総理の地盤を引き継いで立候補すれば、無所属になったとしても、余程のことがない限り、当選確率は高く、地盤を他の自民党公認候補に譲らない限り、実質的に世襲制限は機能しないこと位、少し熟考すれば分かることです。
事象を捉え、纏め、発表することは統計の集計発表と同じであり、論評とは事象それぞれを繋ぐ底流を探り深層を論じることだと思います。
確かに評論する前提として、事実の裏付けとしての取材はとても大切だと思います。
但し、事実を並べて表層を論じるだけでは、大マスコミと同位になってしまいます。
横田さんは、フリージャーナリストとして、深層を捉え論じて頂けることを期待すると同時に応援しております。
今後もがんばってください。

メディアジャックだって?!
本当にそんなことができるとでも信じているのですか。
今のメディアの民主党に対する論調からすれば、代表選が長引くことによって、「新型インフルエンザ感染拡大に対して危機管理意識がない」だの、「代表戦にかこつけた審議引き延ばし」だの、終いに「民主党分裂の危機」だのと、バッシングされるのは目に見えています。
それに、2ヶ月もの間、小沢辞任を執拗に求めていた民主党議員は、小沢氏が辞めた後、いったい代表をどうするつもりだったのでしょうか?何の準備もなく、ただ徒に辞任だけを求めていたとしか思えません。
そんな有様では、いくら選挙期間を設けても時間の無駄です。
でも、紹介されている講演の中にあるクウォーター制には、賛成です。政治改革として企業献金禁止、世襲制限に加えてクウォーター制導入をマニフェストに盛り込むべく、執行部選出にあたって、先鞭を付けても良かったと思います。
政権交代前の今だからこそ、約束させられることがある。そうした視点で、これからも発信してもらいたいと、期待しています。

なんなんだこれは!
コメント欄をみていて横田さんに対する批判の仕方があまりにも偏っている。横田さんの記事のメインの主張よりも、民主党の代表選挙は土日をはさむべきとのことに関しての反論ばかりが並んでいますね。なんか異常です。
そもそも代表選挙は土日はさんだ方が民主党の宣伝にはいいに決まってるでしょう。メディアが不公正だとかいまさら何をいっているのでしょうか。メディアがおかしいというならどうどうと反論すればいいだけのことです。

女性の政治参加を言うのなら、民主党の代表選を自民党の総裁選のような色モノ的扱いの女性候補や若手候補でも出しておけばいいという意見は矛盾していますよ。
それは批判されてしかるべきだ。
それから選挙の期間が短く、これではアピールに欠けるという指摘ですが、上杉隆氏も同様のことを言ってましたね。
でも顔は誰であってもマスコミは小沢さんの院政批判を続けたでしょうから意味はないと思いますけどね。
大久保さんが保釈決定されたことも(検察が準抗告してるので待機中ですが2,3日中には保釈されるでしょう)スケジュールの中に入っていたようですから、小沢さんは周到に事前に考えていたことはいうまでもありません。
これが代表に留まったままで保釈金を積んで釈放をさせたなどということならこれ見よがしにマスコミは叩くでしょうから。
私が違和感を覚えたのは前段の部分だけであり、本論には文句はありません。

牛頭蛇尾さんへ
横田さんは「民主党の代表選を自民党の総裁選のような色モノ的扱いの女性候補や若手候補でも出しておけばいい」とは言っていないですよ。そんな趣旨のことは一度も述べられていない。あなた以外にも誤解というか変な理解の仕方をしている人が結構いますけど。

644toto さんへ (2009年05月26日 05:07)

牛頭蛇尾さんに対してのコメントを検証してみました。

以下に横田さんの元記事一部を添付しますから読んでみてください。

-------添付初め

前回の自民党の総裁選もひどいものでしたが、たとえ「ゴレンジャー」と小馬鹿にされようと、女性や若手を出馬させることで注目をひきつけることに成功しました。

それに比べて民主党は…わたしが知っているだけで、名前の売れている中堅議員がふたり担ぎだされるという動きがありましたが、本人が逃げてしまいました。

-------添付終わり

これを読むと「民主党の代表選を自民党の総裁選のような色モノ的扱いの女性候補や若手候補でも出しておけばいい」という意味になりませんか?牛頭蛇尾さんがそう受け取ってもムリはないと思うのですが。他に読み方があれば教えてください。横田さんの論はほとんど冒頭に破綻のタネがありませんか。冒頭にサービスで載せた民主党代表選の感想(自民党総裁選との比較)が仇であって、それさえなければまとまっていたになあ。

644totoさん
横田さん擁護は結構ですが、牛頭蛇尾さんが言われるとおりだと私は思います。
もしもあなたが仰るとおり、横田さんの主張が違った意味で受け取られることが多いのなら、
それは報道人として人々へ発信する「表現力がない」と言うことになります。それって報道人として、横田さんの文章力にも疑問符がつくってことでしょう?
度重なる擁護も気をつけないと逆効果になりますよ。
それに横田さんはいかにも軽い!
この軽さは到底評論家には、なり得ません

644totoさんのご批判を読んで
中尾さんも言っているように横田さんの冒頭のコメントが「女性議員の品格」と言う題名にマッチしないのではと私は思いましたので「為にする」と言う言葉を使いました。代表戦に女性議員が出馬されないことを取り上げたいという意図ならば当然推薦議員数が20名必要と言う党則をご存知のことと思いますが。
 今回寄せられたコメントを読んでみても冒頭のコメントに関する以上に女性議員についての横田さんのご意見に対しての種々のコメントがTHEJournalの閲覧者の方から寄せられていると思います。
 高野さんが時々ご意見を反論(説明)のかたちで述べられていますが横田さんからも反論の一つでもこの欄への再投稿でも良いし、ご出演中の「ニュースのしんそうの」の中でお聞きしたいと思います。
「ニュースの深層」で取り上げられたら大きな宣伝効果になるかも知れませんが宜しくお願いします。

中尾友次郎さんへ
女性同士でさんへ
妹尾さんへ

鳩山さんを代表にするために土日はさむなど問題外と思いすぎでそう理解されているような気もしますが、これだけの人がそう思うのなら、私の理解がもしかしたら間違っているかもしれませんね。ひとつひとつ反論しようかと思ったのですが、めちゃくちゃ長くなるのがあきらかですし、そこまでの気力がちょっと・・・。それにもし私の理解が正解だとしても、私にあなた方を説得させる力はありません。ただこんなことでこれだけ横田さんに対する批判が多いのなら、これから他の人がThe JOURNALで記事を書こうと思う人が少なくなっちゃうのではと心配になります。

まず言っておきたいことは、女性議員だから、女性だからというフィルターを外し、その上で現実的に女性の国政参加が阻まれているのは男性が女性を一段低く見ている、よくいうジェンダー論であるところのの女性の意識が低いという偏見によるものなのかを精査したうえで問題点を提起するというのなら、女性議員や若手候補が出れば華やかになり、盛り上がりもしたはずだという意見はあきらかに性差を示していると思われるのでそれはどうなのか?ということを書いただけです。
私は男性、女性の区別無くダメなものはダメ、いいものはいいが信条ですが、野党が与党に比べて予算編成権や各省庁が持つ情報を受けられない野党の立場を考慮して多少甘めに野党を見ています。
同じように女性が社会参加、政治参加する場合でも男性とは環境が整っているとは言い難い面もあり、その分は割り引いて見るべきであると思います。
情けをかけるとか言う意味じゃなく、あくまで法整備上女性の社会参加が認知されてきた今でもなかなか現状は厳しいものがあるという声があるからです。
したがって横田さんの提言をだから女性はダメだとかいう気はまったくありません。
ダメな男性は掃いて捨てるほどいます。
私もその口でしょうけどね。

「品格」以前に今の日本の女性議員の中でマチュアな人って思い当たりますか?アメリカのオルブライト氏、ライス氏、ヒラリー・クリントン氏の経歴、言葉の選び方、国際的センス、知的な雰囲気、どこをとっても見劣りがする気がします。キャスター上がりの女性議員が多いのは、「立て板に水」のように喋ることと知性をはき違えているのではありませんか?意識的に女性議員の数を増やさなくとも多くの優秀な女性が政治家を目指すようになれば有権者が放っておかないでしょう。特に問題視することとも思えません。

はじめまして
電気メーカに勤務する、会社員です。
単刀直入に質問いたします
ハーグ条約の加盟についてどう思われますか?

日本国内においても、片方の親(ほとんどが母親)が配偶者の承諾もなく、子供を連れ去り、その後面会できないことが多くおきています、これは、拉致であり誘拐だと思うのですが、このことについてどう思いますか?

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Profile

横田由美子(よこた・ゆみこ )

-----<経歴>-----

埼玉県出身。
96年、青山学院大学卒。在学中より、ライター活動を本格化。
以後、フリーランスを貫く。
新聞、雑誌で主に、女性、官僚、政治をテーマに記事を執筆。
趣味はクラシックバレエとワイン。

-----<連載>-----

朝日新聞be「読み解く」

日刊現代「霞が関の掟」(毎週木曜)

-----<出演>-----

『ザ・インタビュー』
(BS11)
アシスタント・キャスター

『ニュースの深層』
(朝日ニュースター)
サブ・キャスター/月・水・金担当

BookMarks

ペコちゃん日記
http://blog.livedoor.jp/yumikoyokota/

-----<著書>-----


『官僚村生活白書』
2010年6月、新潮社


『ヒラリーをさがせ!』
2008年1月、文藝春秋


『私が愛した官僚たち』
2007年2月、講談社




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