惨敗の原因を理解できない安倍首相
自民党が大敗したのは、国民の多くが総裁安倍晋三に「NO」を突きつけたからにほかならない。しかし、安倍はそれが理解できないでいるという。なぜ自分が嫌われているのか、なぜマスコミが自分を批判するのか。
安倍周辺の話によれば、安倍は「こんな短期間にこれだけ多くの重要法案を通し、国民のために尽くした総理はいないのに、国民は理解してくれない。マスコミの報道に問題がある」と本気で思っているらしい。
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自民党が大敗したのは、国民の多くが総裁安倍晋三に「NO」を突きつけたからにほかならない。しかし、安倍はそれが理解できないでいるという。なぜ自分が嫌われているのか、なぜマスコミが自分を批判するのか。
安倍周辺の話によれば、安倍は「こんな短期間にこれだけ多くの重要法案を通し、国民のために尽くした総理はいないのに、国民は理解してくれない。マスコミの報道に問題がある」と本気で思っているらしい。
というわけで、日曜日からほぼ徹夜で、まだ(いま月曜日の15:00くらい)終わっていません。
編集部では、そこここにぶっ倒れている部員が……。
今週号は、「安倍惨敗で日本が変わる」というテーマで20ページぶち抜き特集です。
それにしても、は~疲れた。
実は日曜日にうちの若手女性部員の結婚式があって、ぼくは編集長なのでスピーチとかも頼まれて……。
お相手はスポーツ報知の文化社会部の記者さんで、当然、参院選は忙しいはず。
本人たちは楽しそうだが、上司や先輩たちは締め切りが迫って気が気じゃなかった。
なんで、こんな間の悪い日取りで挙式なのかと聞くと、本人たちにすれば「選挙の翌週」ということで決めたとか。
あ~、安倍さんのせいか。
会期延長でこんなところにも影響が……。
今週の週刊朝日の表紙はちょっとおもしろいので見てください。
元宝塚女優の檀れいさんに登場いただいているのですが、なんと、目をつぶったままなのです。
他誌の編集部にも聞いてみましたが、表紙のモデルが目をつぶっているというのは、前代未聞なんだそうです。
ところが雑誌をひっくり返すと、目をパッチリと開けた檀れいさんがニッコリ……。(^_^)
実はこれ、サントリーとのタイアップなんです。
新発売のビール飲料「金麦」のCMに檀さんが起用されたことをきっかけに、うちの広告部と編集部が協力して、こんなおバカな企画を考えたしだい。
選挙が近づくと週刊誌は競って「当落予測」をやります。
いまや週刊誌の定番企画といってもいいネタですが、恥ずかしながら、週刊朝日も来週号でやってます。
実はもっと前から準備していたのですが、他誌にどんどん先行されてしまい、しばらくお蔵にしていました(トホホ…)。
そろそろ出そうかなぁと思っていたところに、例の年金問題と松岡事件が炸裂し、状況が一変したというしだい。
あわてて予測をやり直したのですが、この状況下では週刊誌一番乗りです。
なんだか、周回遅れのトップランナーの気分です。
「消えた年金」問題でいちばん驚いたのは、安倍晋三首相が国会で国民と同じような口調で社保庁を非難していたことです。
内閣はさらに、年金改革制度の導入を決めた当時の厚生相だった菅直人氏の責任を訴え始めました。
わず46年間の人生ですが、私はこれほどひどい為政者を見たことがありません。
行政の最高責任者として首相はまず、国民に謝罪すべきではないでしょうか。
民間企業では不祥事が起きると社長自らが会見に臨み、頭をさげるのがふつうです。
部下や前任者のせいにする人を、誰が信用できるでしょうか。
またまた(といっても知ってる人は知ってるけど……)宮内庁さまに怒られてしまいました。
「週刊朝日」6月1日号に掲載した「皇太子ご夫妻への『苦言』?天皇陛下発言の衝撃」という記事に、宮内庁総務課報道室長さまから、直々に「申し入れ」のファックスが……。
記事は、さる5月21日、天皇皇后両陛下の欧州訪問前の記者会見で、天皇が、「私どもが私的に外国を訪問したことは一度もありません」と発言されたことを受け、これは皇太子夫妻への「苦言」ではないか?と、専門家の意見を交えつつ、論評したものでした。
日曜日に子どもを連れて埼玉県羽生市にある「さいたま水族館」に行ってきました。
デジカメを持っていけばよかったと後悔してます。
さいたま水族館は、埼玉県は海がないので、県内に棲息する淡水魚を飼育・展示しています。
いまは、「アフリカの魚展」という特別展をやっていて、うちの子どものお目当てはそれでした。
しかし、常設の埼玉県の淡水魚たちもなかなか見ものです。
ハヤ、イワナ、ヤマメ、レンギョ、イトウ(これは北海道産)、ニジマス、ブラックバスやブルーギルも。
来週火曜日発売の「週刊朝日」(6月1日号)で、「東国原(ひがしこくばる)知事 100問100答」という企画をやってみました。
単なる思いつきだったのですが、なかなか面白くできたのでお薦めです。
ぼくは、報道を通じてしか知りませんが、東さんが常に自分の言葉で語ろうとしている姿勢はいいなって思っています。
県民にとっては県政への参加意識が出てくるだろうし、一生懸命さが伝わってきます。
今回のアホな企画にも「宮崎の宣伝のため」と付き合ってくれました。
あのサービス精神はハンパじゃないですね。
そんなわけで、内容は……。
って、もうとっくに過ぎて、きょうは「子どもの日」ですよね。
でも、今年の黄金週間は還暦を迎えて憲法について考えさせられるウィークでした。
施行60年にして安倍政権が明確に「改憲」をテーマとしていることもあり、新聞・テレビなど各メディアはそれぞれ特色ある企画を打ち出していました。
ご覧になった方もいると思いますが、5月3日付の朝日新聞は、1面トップに論説主幹・若宮啓文の論文を載せ、さらに8ページにわたって21本の社説を掲載しました。
どれも読み応えのある内容で、ぜひご覧いただきたいと思います。
4月29日放送のNHKスペシャル「日本国憲法誕生」も見応えがありました。
改憲を主張する人たちの中には、「いまの憲法はGHQの押しつけだから」という理由を挙げる人がいますが、実はそんな単純な話ではないということが、よくわかります。
こんなことは研究者や憲法に関心のある人たちには常識なのかもしれませんね。
でも、ぼくはこの番組を見て「なるほど、そうだったのか」と関心しました。
ありゃりゃりゃ……。
民間企業勤務なのもで、年度末はあわただしく、あっという間に時間が経ってしまいました。
ごめんなさい。f(^ー^;
さて新年度が始まりました。
多くの会社では4月は人事異動の季節でもあるようですが、朝日新聞社の場合、今年は統一地方選があるため、人事が凍結され、通常の4月人事が5月にずれ込んでいます。
それでも一部の異動はあって、週刊朝日編集部では、他部署へ出ていく人が2人いました。
通常、この交代要員が来るのですが、それが5月以降となり、つまりこれからしばらくは減員です。
おまけにM記者(男性)が育児休暇に入ったため、人手不足はさらに深刻……。
でも、とりあえず残った人たちで元気な誌面をつくります。
これからもよろしくお願いいたします。
インフルエンザ治療薬「タミフル」の服用と異常言動の関係について調査していた研究者が、タミフルの輸入販売元から奨学寄付金を受け取っていたという問題で、研究班の班長をしていた教授が昨夜、厚労省で記者会見しました。
会見を報じた東京新聞によれば、教授は「寄付金は大学が管理している。どこの会社がいくら出しているという認識はなく、利益誘導の余地もなかった」と話したようです。一方、教授の所属する大学は、「(今回の事態で)誤解を生じたことが事実」として、今後、研究調査の過程で利害関係がある企業からは寄付金の提供を受けないことも検討するとしているそうです。(いずれも東京新聞の記事から)
週刊朝日の調査では、教授が受け取っていた奨学寄付金は約800万円でしたが、今回の会見で約1000万円だったことが新たにわかりました。
は~。慌ただしくしており、ずいぶん日にちがあいてしまいました。
ごめんなさい。
週刊朝日の今週号(3月23日増大号)の「タミフル異常死と『疑惑のカネ』」が、関係者の間で反響を呼んでるようです。
簡単に説明すると、タミフルを服用した10代の少年少女が相次いで転落死を遂げているにもかかわらず、厚労省も安倍晋三首相も「薬の服用と異常言動の因果関係はない」との姿勢を貫いています。
その根拠となっているのが、厚労省の「報告書」で、実はその報告書をまとめた研究班の班長が、タミフルの輸入販売元である中外製薬から、800万円もの奨学寄付金を受け取っていたという話です。
週刊朝日2月9日号で、「御手洗経団連は『おねだり』やめなさい!」と喝破した経済同友会の重鎮、品川正治さん(同会終身幹事)が、またまた、いい味を出しています。
「どうやら品川さんは石原都知事の3選出馬に批判的らしい」という話を聞き込んできた弊誌記者がご本人を直撃すると、のっけから以下のようなコメントが---
「東京という日本のシンボルの都会で、石原慎太郎知事の『独裁』は許されません。
これに先頭をきって対抗できるのが、共産党の推薦で出馬を表明した吉田万三・元足立区長だと考え、応援することにしました」
なななな、ナント。
資本主義の権化である経済団体の重鎮が、共産党の候補を推薦すると、堂々宣言されたのです。
関係ない人にはまったく関係ないと思いますが、昨日はバレンタインデーでした。
ぼくももはやこの年ですから、「義理」以外あり得ない世界です。
今週号の週刊朝日では、本邦初、「もらったチョコの銘柄でわかる義理度・本気度」を特集しています。
これは銀座の名物ママ、ますい志保さんのアドバイスで、本命チョコベスト10、義理チョコベスト10をそれぞれ選んでもらったもの。
ちなみに、本命度ナンバー1は、「ジャン=ポール・エヴァン」。
ボンボンチョコ8個の詰め合わせが3150円だそうです。
詳しくは週刊朝日をご覧ください。
古ければいいという話ではありませんが、週刊朝日は今年、
創刊85周年を迎えます。
正確に言うと、週刊朝日の前身の「旬刊朝日」(10日に1冊発行する)が創刊されたのが、1922(大正11)年2月25日のことでした。
その後、同年4月2日発売の第5号から、「週刊朝日」と改題し、週刊誌としてのスタートを切ったしだいです。
現存する週刊誌としては、サンデー毎日と並び、日本最古のものだと思います。
ちなみに私は、その第41代の編集長です。
そんなわけで今週から4週は、「創刊85周年月間」と銘打って、記念企画を満載しています。
どうぞご覧ください。
今回もしつこく納豆騒動の話です。
20日に関西テレビが記者会見をやったおかげで、翌日から新聞が大々的に報道し、その後、テレビ各局が週刊朝日の記者や編集長のコメントが欲しいと押し掛けてきたため、週末はその対応で忙殺されました。
モノが納豆だけに騒動が糸を引くようです。
そんなわけで、来週号でも引き続き「あるある問題」を追及しています。
取材すればするほど、この問題は呆れる話が出るわ出るわで驚くばかり。
例の記者会見で、関テレの別本恒夫編成局長が、
「期待した教授に話が聞けないなど、米国での取材が難航。スタッフが追いつめられていたようだ。それが一因ではないかと思う」
などともっともらしいことを言っていますが、これは真っ赤なウソです。
「あるある」の元スタッフに言わせると、
「どれが捏造かって? どれもですよ」。
そんな生々しいスクープ証言とともに、なぜこうした捏造が横行するのか、来週号では「あるある」の全貌を解明しています。
ぜひ、お読みください。
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