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テポドンと同じ匂いがする豚インフルエンザ騒動
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週刊朝日に高野さんの論考が載ってます! »

テポドンと同じ匂いがする豚インフルエンザ騒動

ついいまさっき携帯に「厚生労働省は、横浜市の高校生について、新型インフルエンザへの感染は否定されるとの見解を発表した」と時事通信の速報が入った。やっぱりな。
昨夜から今朝にかけての「日本初」の「疑い」騒動はハッキリ言って異常だった。最終的に「クロ」の結論が出てから、正確な情報を伝えるのならまだしも、よくわからないまま「疑惑」の男子高校生の行動の詳細から通学中の学校の映像まで全国に流された。もし、高校生が新型インフルエンザでなかったら、どうするつもりなのかと思っていた。
 今回も(印象として)特出していたのはNHKだ。他局に先駆けて高校を映し、「メキシコの発生源といわれる場所にやってきました」なんて放送までやっていた。

 もちろん、今回の状況を甘く見てはいけないとは思う。だが、こうした事態においてもっとも大切なのは冷静さではないか。人の行き来をすべて止めるわけにはいかないのだから、水際をしっかり守る一方、いずれ入ってくることを前提に備えを万全にする必要があるだろう。パンデミックになる可能性も少なくない。あらかじめそうした覚悟を持って、あとは粛々と準備を進めるしかない。シロ・クロはっきりしない情報に右往左往することこそ危険なのだ。

 たとえ新型インフルエンザが入ってきたとしても、現段階では弱毒性である可能性が高いと専門家は指摘している(ただし、変異する可能性もあるらしい)。いくら感染力が強くても、死に至る率が少なければ大きな脅威にはなりえない。不安の元になっているメキシコでの死者の数だが、週刊朝日が複数の専門家に取材したところ、情報があまりに不足しているため、そのまま鵜呑みにできないという。いわれている数字は、感染者2500人に対して死者200人近いというもので、これだけみると確かに恐い。だが、そもそもの感染者数が本当に数千人程度なのかがわからないらしい。
もし、万単位の感染者がいれば、致死率はあっという間に1%以下に落ち、一般のインフルエンザと変わらなくなる。
 1970年代にアメリカで豚インフルエンザが流行したとき、米政府が大騒ぎをして4000万人もの国民にワクチンを予防接種したが、結局インフルエンザで死亡したのはたったの1人で、ワクチンの副作用で亡くなった人のほうが多かったという笑えない例もあるそうだ。週刊誌屋がこんなことを書くのは「天ツバ」ものだが、マスコミも不安を煽る方向ではなく、安心のための情報を伝えるようにしたいものだ。

 ところで、今回の事態に関して、国際ニュース解説で知られる田中宇氏がメールマガジンで極めて示唆に富む指摘をしている。
 田中氏によると、前回、アメリカで豚インフルエンザ流行った1976年当時、全米でのワクチン接種を主導したのが米国防総省だったという。そもそも豚インフルエンザが最初に発症したのも、米ニュージャージー州の米陸軍基地内だった。当時の国防長官は最年少で就任したドナルド・ラムズフェルト(後にブッシュ政権で再任される)で、ラムズフェルトが製薬会社との関係が深かったことから、豚インフルエンザの流行は製薬会社と軍産複合体がつるんだ自作自演ではないかと疑われたという。
 今回の騒動も、911テロ戦争と同様、米国防総省や軍産複合体による国際有事体制作りの戦略として、過剰な対策が採られている観が強いというのである。

 そういう疑いの目で見ると、今回にわかに起こった「豚インフル」騒動も裏に何かあるのではないか、という気がしてくる。すでにワクチンを製造する米製薬会社の株価が急騰していると伝えられる。マスク製造会社など、関連する会社の株も上がっている。確実に騒動で儲かる人たちがいる。そしてなにより不思議なのは、豚インフル発生直後のかなり早い段階で「タミフルは効く」との情報が広がったことだ。

 これは以前、週刊朝日でも指摘したことがあるが、タミフルの特許を持っている会社の大株主こそ、先のラムズフェルトその人なのだ。この豚インフル騒動で、各国は間違いなくタミフルの備蓄を増やそうとするだろう。
 さらに、国家の危機は政府与党に有利に働くことにもなる。先のテポドン騒動が政権浮揚に利用されたことでも、それは明らかだ。

 もちろん、備えは十分にしておかなければならないと思う。だが、騒ぎ過ぎは禁物だ。

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コメント (24)

最近のNHKはテポドン騒動然り、地方ニュースでも行政の対応や市民の声などを仰々しく取り上げる報道が目に余る。そのために、どれだけ無駄な取材費(もちろん受信料から)を使っているのかを考えると暗澹としてくる。

前提を忘れた(わざと無視?)バカ騒ぎには辟易します。
今回の豚インフルエンザは人類の中に免疫が無いとはいえ「弱毒性」であり、感染爆発直前状態であったとしてももっと落ち着いた報道であるべきだと思います。
毎年の季節流行するインフルエンザでお年寄りが千人単位で亡くなっていることなど無いことかのようなマスコミの報道姿勢は疑問です。
ホントに怖いのは今回の豚インフルエンザの人→人感染変異ウィルスではなく、強毒性の鳥インフルエンザ(H1N5)が、豚に感染してその体内で変異して、豚→人→人感染が起こった時の新型ウィルスによる感染爆発です。
近いうちに起こるであろうその時のマスコミのパニック状態を想像するだけで憂鬱になります。

いや、もうどうみても一般のインフルエンザ並み。というより、世界で年間何万人かが死んでいる一般のインフルエンザより毒性は弱いし、まったく恐れるに足らないでしょう。明らかに、大騒ぎしたいカスメディアを狙った撒き餌ですね。ところで、週刊朝日、読んでます。今やその面白さと対権力姿勢で文春を抜き去った感がありますが、阿呆総理の娘の話なんてどうでもいい記事を書く暇があったら、もっと国際、政治、経済報道に力を入れて欲しいですね。

これは草薙君事件のときに自分のブログに書いたものの転載である。当たらずしもと受からずと思いい投稿した。

最近ジヤーナリズムの質が落ちてきてるような気がしています。最前戦で活動されている方々は、当然お若い方々と思います。大學をでてそれぞれのポジションについて活躍されるわけですが、一番気になるのは小生のように戦中から今日まで、否応なしに過酷な社会的経験を経なければなら無かった人生と比べ、どれだけの経験、言い換えるとどれだけ人生の道草をした経験があるのだろうと思うのです。今の子供達を見ていると人間としての幅を作る暇が無いというか与えないというか強いて言えば与えないのだろう。例えば最近塾の先生が夜間中学授業をして効果があるとか無いとか騒いでいるが、およそ人生の中でそこまで勉強してもただいい大學に入るための準備でしかなく一番感受性の強い時にもったいないはなしだ。そこまでマンパワーかけるなら、社会奉仕を経験させてやって欲しい
普段経験できないことをやらせて人間が生きるというのはこんなシステムや苦労あってのことであることを肌で感じさせてやりたい。戦後毎日生きることとは食料調達のことで、母親が焼け跡に作る畑の水遣り、肥料の馬糞拾い、クズ鉄屋に売る焼夷弾のから集め、進駐軍の車の後ろに付いてパンのへたやガムを投げてもらって空腹を満たす毎日。そんな毎日でも遊びは忘れなかったし、勉強も普通に出来た。しかし、世の中ユトリが出来てから人間の生き様がはっきり変わった。
だんだん生き様というか生きることの原点は見たり経験しなくとも、いい大學に入るほうが人生豊かに送る最善の道と勘違いされはじめた。しかしそれはうすぺらな生き方とはみられないでかえって成功と見られる。別に社会奉仕でなくとも
人間が生きてゆくとはどんなことかを学べればいい。TVであるような先輩の授業でもいい。お坊さんの話しでもいい。夜に塾の先生から受ける授業はただの知識勉強に過ぎない。一本道ばかり見る癖をつけてはいけない。
首をくるりとまわせばたくさん道があることを体験しておくことが、人間の理解と自己の確立に少なからず寄与する。自殺防止やいじめにも対処できる。人間の幅を身につけておくことは人生でどれだ役立つか計り知れない。こんな長い前振りしたのは、                                                         
今ジヤーナリズムとしての最前線の方々はおそらく一本道を歩んでこられたはずだ。したがって世の中を見るにバランスの取れた見かたが出来るのだろうかの思いが強い。これは現場だけでなく編集でも言える。ただ成績におわれるままにこの草薙騒動の扱い方の
極端に言えば上から目線や決めつけで物事を見てはしないかである。
指揮振りにも出てる気がする。TVの特番まがいの報道や三面記事の大層な扱いに思わぬ形で現れている気がする。     西松事件における ジヤーナリズム全体としての姿勢からも窺える。
本来ジヤーナリズムの根幹は権力の監視役で、そこが民主主義砦であったはずだが、昨今の状態は軸足が権力側に立つ姿勢が目立つ。目配りがアンバランスなのだ。個人攻撃はするが権力や組織組織には立ち向かわない。いい例が昨今暴力団に関する啓発記事が極端に少ない。極論過ぎるという批判は甘んじて受けるが、どうもそんな気がしてならない。
首相のぶら下がり記者の面々の若さは一層不安な気持ちなる。記者クラブという閉鎖的な一本道集団にいて取材力は培われるのだろうか。些細な今度の事件を怖い顔をしてレポートする現場記者はこの一人の若者の失敗をどう捕らえているのだろう。口調から見ると犯罪者という上から目線の気がする。犯罪者には違いは無いのだが… 若い現場の諸氏に一度考えて見て頂きたい。
一個人の生活上での失敗が犯罪を構成する法律なるものの運用のあり方のを考えてみていただきたいと思います。                     あまりの大騒ぎにこんな感慨を持った。

匿名希望のNHKは昼間の番組で、「最悪」日本が現在国内に備蓄している食糧で、どのくらいの期間凌げるか? などというニュース解説をしていた。
ここまでくると単なる「アジ」放送である。

ジャンケンの後出しは卑怯だしみっともない。

まさにまさに、思っていたことです。
私もそう世の中に言いたい思いでいたことです。
>そしてなにより不思議なのは、豚インフル発生直後のかなり早い段階で「タミフルは効く」との情報が広がったことだ。
このことです。
タミフルが効くと完全に断定的に広められているのは何故?
いつ、臨床でその確証を得ているのだ?
と、疑わしく思っていました。

報道での扱われ方は成る程テポドン報道と同じ匂いですね。
さあこのネタで国民よ騒ぎたまえ怖がりたまえとばかりに、不安をせっせせっせと煽っています。

世の中とはこんなもの、マスコミとはこんなものと冷めた目で見ていたいです。
ただ、一挙に街中がマスクだらけになるかと思いきや、皆さん冷静だったようで、マスクは全然増えませんでした。

田中宇さんのメールマガジンは無料版は受け取っているのですが、有料版は受け取っていないので今回の情報は知りませんでした。

こんにゃくゼリーで死者が出たとき、もちではもっと大勢死んでいるのに、こんにゃくゼリーのみ規制しようとした政府とそれを煽ったマスコミですから。

TVマスコミ 冷静に対応してください!!!
政府 冷静に対応してください!!!

私の家族一同 政府とマスコミが落ち着けよ^^;

テポドンもそう、やたら煽っておいて、政府までどたばたして
なにやってんだ?って感じでしたよね。

舛添さんの季節性インフルの薬作るのやめてでも、豚インフルの薬を優性するわとかの発言とか、もうね・・・
撤回してたけど勇み足過ぎたよね。

いつもここでの記事を拝読させていただいています。

以前、インフルエンザに罹りタミフルを服用いたしました折、目の毛細血管が、破れて充血いたしました。私は右目だけでしたが、他のかたは、両目が充血しまわれたそうです。
厚生労働省の方々は、家族にタミフルを飲ませないと聞いたことがあります。

横田基地での4歳の子供の発症のニュースが気になります。軍関係からという見かたは、信憑性が出てきますね。

マスコミは、山口さんの記述のような角度からも事実関係を国民に提示していただきたいと切望いたします。

マスゴミ関係者に言いたいのですが、メキシコでの感染者死亡の一報が入った直後に、いち早く米CDCが、服用したら劇症肝炎で死亡するリスクがあるタミフルを「治療薬」として推奨する日本語字幕スーパー付きのビデオをYouTubeにアップした時点で、今回新型豚インフルエンザ騒動は怪しいと思わなきゃ。
http://www.youtube.com/watch?v=LsMHCPUy5l4&eurl=http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51371135.html&feature=player_embedded

>そういう疑いの目で見ると、今回にわかに起こった「豚インフル」騒動も裏に何かあるのではないか、という気がしてくる。すでにワクチンを製造する米製薬会社の株価が急騰していると伝えられる。マスク製造会社など、関連する会社の株も上がっている。確実に騒動で儲かる人たちがいる。そしてなにより不思議なのは、豚インフル発生直後のかなり早い段階で「タミフルは効く」との情報が広がったことだ。

タミフルを悪者にして思考停止させたうえで市場から排斥したのはマスメディアじゃなかったですかね。
インフルエンザを実際に経験するとタミフル関連の株価が上がるのは市場の摂理だと思います。
このような陰謀論が感染する方がよっぽど危険なことなのです。
情報はデリケートですので正しく扱ってほしいなと思います。
ここのサイト名ってザ・ジャーナルっていうんですか、そうですか。

タミフル備蓄について
1.新型のインフルエンザに備える?本当に効果あるの?
占いみたいなもの、あたるも八卦。
2.タミフルをどのような価格で購入しているのか?
公的医療保険で支払い基準の薬価に近い金額であれば問題あり。
薬価は開発費、製造コスト、対象患者数等を製薬会社が申請し認められるもの。
大量に備蓄するのであれば、薬九層倍といわれるようにかなり安価に備蓄できるはずである。
3.備蓄方法はどうなっているの?
薬には厳格に使用期限が定められている。いざというときに使用するには入れ替えを順次行わなければいけない。
4.本当に備蓄すべきものはどうなっているの?
例えば、輸液。インフルエンザで発熱し脱水状態になるとこれだけでアウトになることが多くなる。
基本的な治療材料の備蓄がどうなっているかが重要。

日本人に全く免疫がない新型インフルなんだから警戒しすぎるってことはないだろ。弱毒といっても3%の死亡率なら、もし一千万人が罹患したら30万人が死ぬことになる。しかも弱毒は後で判明したわけで、鳥インフルなみの強毒だったら日本人だけで何百万人も死ぬ可能性があった。そのときは、テポドンみたいにおおげさだとか後出しで皮肉を言ってるひまはないぜ。>ダメ編集長

山口氏のような言い分は後から何とでも言えるし、厳しい見方をすればこのようなコメントが支持されること自体が日本のジャーナリズムを甘やかし衰退させていると思います、THE JOURNALも今後危ないですね。
報道とはまず迅速性であり、免疫があるか、治療薬があるか分からない段階での報道はそれに対する予防意識を喚起させることだけでも十二分に意義のあることではないでしょうか?
氏はきっと、報道がなされず感染が万が一拡大した時には報道ニュースが遅すぎたとコメントされるのでしょうね。
ただ、NHKの報道関係のホームページがGWに入ってから更新されていないことには迅速性という観点において非常に疑問を感じます、まさか世間一般同様多くの職員の方が連休を満喫しておられるのではないでしょうね。

<危機管理という問題は?>

tamahimeさんに賛成です。このたびのインフルエンザに関する報道は、予防意識の喚起ができている面に関して意義のあることと思えます。実質的にテポドンとは話が違います。

むしろ今回の報道では改めて明らかになったことがあり、それはこのたびのような国境をまたぐ伝染性疾患に対する我が国の<危機管理体制の現状>です。(今のところこれがまだ議論に上がらないのが不思議ではあります)

まずはホットラインのこと。横浜で高校生に感染の疑いが出たことを記者会見で発表の後、厚生労働省から横浜市長へ電話がつながらない。その理由は記者会見後に県外から横浜市へ電話が殺到したことが原因らしいですが、これはそもそもが所轄官庁と自治体間にホットラインが用意されていないことを意味します。大災害時などどのように対処するのでしょう?

電話不通の件では舛添氏と横浜市長の間で小さな非難の応酬になったようですが、そもそもホットラインがなかったということに問題が帰結するでしょう。

横浜市長から「疑いの段階で慌てて発表するからこのようなことになる」とする発言があったようですが、「クロ」と決まってからの発表ではことによって手遅れとなる可能性も否定できず、それこそパニックを誘発するでしょう。この発言自体は軽卒ではないかと感じます。

次に水際(主に空港)での検疫体勢のこと。単純な人手不足により問診票の回収漏れ、現場の采配の悪さによる非効率性が伝えられています。検疫担当官は汗だくになって空港内をかけずり回り、インフルエンザでなく過労で倒れでもすれば気の毒です。それがもとで殉職でもされたら笑い話になりません。今度の件は予想だにしない突然の大災害ではないのです。

次に各自治体での「発熱外来設置」のこと。水際での検疫体勢ができる以前に入国している渡航者が発熱した場合、治療と感染防止のために発熱外来は大きな砦となるでしょう。また水際の段階で発症していなくて後で発症した場合も同じです。ことが起こってから各自治体に「設置をお願いする」という方法で果たして間に合うのでしょうか?
(もしも強毒性とわかればもっと設置を渋ることに)

水際の検疫体勢の充実や各自治体での発熱外来の設置については、確かに元々が資源不足や地域格差という問題があるでしょう。しかしこれは放置して良い問題とは思えません。

なんだかなあという感じ。

「タミフルが効く」という発表は国民/視聴者を安心感させるには必要なことでしょう。効かないというならまだしも。

「テポドンが政権浮揚に利用された」? 野党が安全保障にそれなりの姿勢を示せていればこうはならなかったと思いますよ。野党第一党の代表が発射予定日に芸能関係者のパーティに出てたりするから評価が下がるんでしょう。数年前のときも中国旅行してたり鯛釣ってたりしましたよね。

政令指定都市の公立病院の勤務医です。
 今回の豚インフルエンザの政府の発表、マスコミの報道に違和感を覚えるものの一人です。
 私の住む街は、政令指定都市でありながら、陰圧病床は一桁しかありません。私が勤務する病院も、いざという時には対応しなければならなくなる病院の一つですが、のんびりしたものです。ほとんど何も準備していないに等しい状態です。とても行政は本気とは思えません。
 こんなに騒いで、実は目立つ事しかしていない現状には、別の意図があるようにさえ思えます。横浜の陰圧病床のある国立病院は昨年閉鎖されたようですし、豚インフルエンザよりももっと死亡率が高いと思われる鳥インフルエンザにさえ、国は本気とは思えません。非難を避けるためのポーズなのか、あるいは騒ぎたてることで得をする何かがあるのでしょうか?
 第一、疑いの段階で厚労大臣のはしゃぎ過ぎ(私にはそう見えます)、マスコミの過熱報道等は異様に見えます。この国に人権は無くなったのでしょうか?あの高校生、校長を大きく報道することがどれ程に水際封じ込め効果があるのでしょうか?なぜ疑いの段階でこれ程過熱するのでしょうか?マスコミの間では、「小沢報道様式」が固定化したパターンになったのでしょうか?
実際効果があるとすれば、ゴールデンウイーク期間中も出来るだけ外出は控え、出かけるときは、マスクと手袋をするようにと訴えることでしょう。
 厚労大臣の顔なんか見たくないので「本物」の専門家が解説すべきです。「サンデーモーニング」に出ていた何とか委員とやらの医師は専門家として出演していましたが、臨床を知らない公衆衛生専攻の医師が、コメンテーターの質問をはぐらかす答えばかりで、実際は何も知らないことが露呈しました。本物の専門家が、責任の持てる情報を正確に発信すべきです。
 どこかの局で陰圧病床が公開されていました。病室内の不燃物はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)で滅菌して外には一切持ち出さないと言っていました。本当に危険ならばそれも必要でしょう。ただ、わが街には一桁しか陰圧病床しかないので、いざ発生しても殆んどのヒトは入れません。
 本当に危険ならば農水大臣の豚肉は、消毒しているし、過熱すれば危険性はないというのは、一体どういうことなのでしょうか?市民の手に渡る前に、オートクレーブにでもかけるのでしょうか?
良く言われることですが、肉屋さんや、スーパーでは、肉ごとにスライサーを滅菌しているのでしょうか?一般家庭でもオペ室のようにゴム手袋をして、すっかり焼きあがるまで、一切他の調理器具に豚肉が触れないように細心の注意を払えとでも言うのでしょうか?
そうでもしなければ、陰圧病床に収容しなければならない程のウイルスに汚染されたかもしれない豚肉を安全というのはおかしいと言わざるをえません。もし本気ならば、養豚業者には犠牲になって頂いて、正確な分析が出来るまで豚肉は食べないようにと言うべきでしょう。また陰圧病床を、突貫工事で増床することも最優先です。
 ただ弱毒とすれば、従来のインフルエンザ対策で十分と思います。従来のインフルエンザでも結構無くなっていますし、正確な死亡率の比較をしなければ本当に豚インフルエンザがそんなに危険かどうかわからないと思います。
世界の感染者数の報道も本当に正しいのでしょうか?WHOに報告していると言っても、各国の医療水準、診断精度もまちまちだと思います。失礼かもしれませんが、メキシコのデータがどれ程正しいのでしょうか?それが一番の問題だと思います。感染者の母数は本当に正しいのでしょうか?一人二人の疑い症例の遺伝子検査にもそれなりの時間を要するのに、メキシコの大量の感染疑いのヒトにきちっとした遺伝子検査をしているとは、信じられません(WHOではなく、各国の検査機関が検査をしているようです)。
他の病気や、他のインフルエンザの患者さんがかなり含まれているのではないかと思ってしまいます。これをはっきりさせなければ死亡率は全くのうそっぱちになります。第一報道が正しければ、他の国の患者さんに殆んど死者はなく、大部分が軽症のようです。
 今のままの政府、マスコミのやりたい放題を許すと、ただの「風邪」をひいても、疑いの目で見られ、まわりから差別されることが頻発するかもしれません。
 政府・マスコミがパニックになって(敢えてパニックを装って?)いるのに比べて、ゴールデンウイークをエンジョイしている国民の方がよっぽど落ち着いていると言えると思います。
 勿論、出来るだけの対策をとるのは重要ですが、必要なのは騒ぐことではなく、実際的な対応をとることだと思います。
診断のための質問表、発熱チェック、遺伝子検査も必要ですが、本物の陽性者が見つかったときの対策は、恐ろしいほど無策です。 

’メキシコ、少量の麻薬所持に関する法案を可決
Fri May 1, 2009 8:39pm EDT(ロイター)
http://www.reuters.com/article/latestCrisis/idUSN01336313?sp=true
メキシコ議会は、フェリペ・カルデロン大統領の”麻薬密売人を検挙することに焦点を合わせる試み”として、大麻からメタアンフェタミンに至る少量の麻薬所持を解禁する法案を可決した。’

<勤務医Aです>
昨日の書き込みに関して一部追加します。
「公衆衛生専攻の某氏」について書いた部分の補足です。氏は当該分野での公衆衛生の専門家として、対策の立案に活躍されているようですが、末端の実情は全然知らないようでした。委員の”先生”とはそんなものでしょうから、そろそろ厚労省の担当の専門技官から是非実情を聞きたいものです(ヒステリックな大臣ではなく)。そうすれば騒ぎの割には、医療現場での無策が明らかにかになるはずです。正直に答えてくれればの話ですが。
 なお昨日の投稿で「亡くなって」を「無くなって」とタイピングの間違いをしてしまいましたので訂正します。失礼致しました。

後出しじゃんけんって言葉知ってる?

あなたという人は本当にみっともない人だね
こういう大人がいるから、しかも編集長なんてポストについちゃうんだからダメになっていくんだよ。日本は

アメリカ中西部在住です。この辺だけでもう1000人です。
が、もう、豚インフルで学校閉鎖はしないと決まったそうです。弱毒性だから。
でも、日本は・・・・?
なんか日米の報道内容の格差が気になります。
どっちがほんとなの?でしょうか。

日本でもバンデミック。コメントは修正できないけど,記事は修正できますね。都合の悪い箇所の書き変えは先輩の本多勝一記者が有名ですね。

所詮ジャーナル屋なんてこの程度。字が書ければ誰でも出来ます。

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Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

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