Calendar

2009年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

Recent Comments

« 週刊新潮「ガセ情報」掲載の経緯
メイン
北野誠降板の件、鋭意取材中 »

週刊新潮vs.「実名告白者」の泥仕合始まる

まさかこういう展開になるとは誰も想像もしていなかっただろう。
「カネの切れ目が縁の切れ目」ということなのか……。
週刊新潮に朝日新聞阪神支局襲撃事件の実行犯だとして「手記」を載せられた、島村征憲氏(65)が、案の定、証言を翻し、週刊新潮編集部と「責任の押し付け合い」を始めている。

島村氏は4月に入って、週刊文春、産経新聞、毎日新聞、朝日新聞の記者と次々と接触、「俺は実行犯なんかじゃない」「事件当日は北海道にいた」「週刊新潮の最初の記事を見て、驚いた」「乗った俺はバカだけど、載せたやつ(週刊新潮)はもっと許せない!」などと激白し始めたのだ。

さらに、問題の「手記」についても、「新潮の記者に『この通りに答えてください』と紙を渡され、書いてある通りに話した内容をテープに録音された」と、記事が完全なやらせ、ねつ造であるかのようなことまで言い始めた。

これには新潮編集部も黙っておれまい。
各紙の取材に、「そういう事実はありません」と反論したが、新潮も、こういう形で島村氏の〝虚言癖〟を思い知るとは、なんとも皮肉な話である。

実は、新聞各紙の記事掲載後、週刊朝日の記者も島村氏に話を聞いている。
週刊新潮とはなぜ、「決裂」したのか。
これがまた、立て板に水のように詳細に教えてくれる。
ホントかウソかわからんが(爆)。

なんでも、新潮編集部は島村氏にマンションの世話までしていたのだそうだ。
(これは新潮も認めた)
それが、他のメディアと接触したことがバレて新潮がキレて、「あんた証言を翻したら詐欺罪で訴えるぞ!」と、脅したという(これは新潮は否定)。

詳細は明日発売の週刊朝日を見てほしい(都内駅売店では月曜日)。

ただ、この取材で明らかになったのは、週刊新潮はこの一件で相当なカネを使わされたということだ。
島村氏側には、出所以来、ある程度の生活の面倒を見てきたようだ。
証言に対する対価として、原稿料名目で90万円が支払われている。
さらに、トラブルになって以降は、例の「元アメリカ大使館員」の抗議に金銭で和解している。
これが数十万円単位のカネではない。
とでも弊誌(週刊朝日)にはマネできない話である。

それはさておき、それだけカネを使うというのは、やはり、週刊新潮は「信じていた」からだと思う。
でも、そうだとしたらあまりに悲しい。

だが、そう思ってこれまでの新潮の対応やコメントを読むと、なんとなく騙されていく過程が見えるようでもある。
詳細はまた改めるが、かなりイタイ話である。

まずは、今週発売の週刊朝日に目を通しておいてください。
(って、また宣伝か!すんません)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/4112

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 週刊新潮vs.「実名告白者」の泥仕合始まる:

» 言論と「たかが芸能人」 送信元 Keynotes
風通しが悪くなるとき、意外と実感できないものだなと思った。言論機関が痛んでいるようなのだが、その直接の原因は経済の見通しが立たないことへのフラストレーショ... [詳しくはこちら]

» だまされているんだよ、バカだから。週刊新潮 送信元 ラ・ターシュに魅せられて
あまりにマイナーで「ど〜でも良いニュース」なので、 スルーなさったかたも多いと思います。 岐阜地裁の40歳の裁判官が言った言葉。 「だま... [詳しくはこちら]

コメント (5)

すっごく遅いんですが4/10号
買って読みました☆朝日新聞は
あれだけ洗脳されてるのに
週刊朝日は安心して読めました。ゴウハラさんの記事が
良かったです。
また裁判近くなったら
是非よろしくお願いします♪

はじめまして。

北野誠氏がなぜすべての番組から降板させられたのか、その真実も暴いてください。

なんだか、背後にものすごくヤバそうなものが存在しているような気も・・・

週刊新潮vs.「実名告白者」の泥仕合。
楽しみにして読みましたが、島村はこう言った、ああ言ったと島村の話ばかりを書くだけで、島村の話をそのまま載せてるのは新潮と50歩100歩?
もっと本当のところはどうなの?って話が読みたかったです。

最近、矢野氏の「黒い手帖」を読んでおります。いつの時代の話か?と驚いています。
北野誠さんの一件に、この団体との関連は? ぜひ取材をお願いします。
それから、「週刊朝日」4/24日号、森田健作「違法献金」「脱税」疑惑の記事をうれしく読みました。千葉県民は森田氏が当選したことを「恥ずかしい」と言っていますので。

「証言者」に由来して記事が作成され、それを具体的、公式に否定する声があるのに「だってこちらはこう聞いたんだから」だけで押し通す。

その後、それを書いた人(しゃべった人)の信頼性がゆらぐ事態が発生・・・

って、このブログでも話題にした「上杉隆(週刊朝日)vs外務省・阿比留産経記者」もひとごとじゃない、というかかなり似ていると思いますよ(笑)。
というか新潮は「証言者は実名を出したから信じた」と言っているが、こっちは匿名だし。

「数珠や野村氏とのかかわりの証拠、あるなら出せ」というように「外務省が以前に何度も抗議した記録、あるなら出せ」という要求もあったでしょ(ここで、私が)。
それを出せないのも週刊新潮と類似してます。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

※[投稿]ボタンをクリックしてから投稿が完了するまで数十秒かかる場合がございますので、2度押しせずに画面が切り替わるまでお待ちください。

Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

週刊朝日 談[DAN]
http://www.wa-dan.com/

好評発売中!
↓ ↓ ↓

詳細はコチラ

只今発売中!
↓ ↓ ↓

詳細はコチラ

→ブック・こもんず←



当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.