Calendar

2009年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

Recent Comments

週刊新潮「ガセ情報」掲載の経緯
捏造 04/08
捏造 04/09
タブロー 04/09
仁科明 04/09
仁科明 04/09
七誌 04/10
ビジター 04/11
権兵衛 04/12
em5467 04/13
WeponMaster 04/13

« 迷走する検察と新聞
メイン
週刊新潮vs.「実名告白者」の泥仕合始まる »

週刊新潮「ガセ情報」掲載の経緯

とりあえず、明日(9日)発売の週刊文春と毎日新聞、産経新聞に、「実名告白」の当事者である島村征憲氏のインタビューが掲載される。

詳細は文春を読んでもらいたいが、関係者の話によると島村氏は文春などの取材に対して、「自分は(朝日新聞阪神支局襲撃の)実行犯ではない。週刊新潮の記事を読んで驚いた」などと「証言」しているらしい。
週刊新潮の担当者によって、勝手に「実行犯」に仕立て上げられたのだそうだ。

新潮手記で犯行声明文を書いたとされる野村秋介氏についても、「面識はあったが、そんなこと頼めるような立場でなかった」と否定している。そのうえ、詳細を極めた襲撃場面の描写については、「新潮の担当者が何かをパクって書いた」(つまり捏造した?)などと言い出すしまつだそうだ。

新潮編集部は「島村証言はテープに録音されている」と主張しているという。
(いまどきテープってありか? ふつうはICレコーダーだろ)

確かに、週刊新潮が何もないところから「証言」をでっち上げるようなことは絶対にないと思う。
島村氏は間違いなく、新潮には記事にあったようなことを「証言」したのだろう。
当然、それらはすべて録音されているはずだ。
そこまでは週刊新潮の主張を全面的に信じたい。

問題は、それがどうしてあんな記事になってしまったのかということだ。

もはや手記の信憑性を議論する段階はとっくに終わっている。
結論を言えば、「手記」は島村氏の虚言に基づく妄想だ。
相手によって言ってることがコロコロ変わる、虚言癖の典型である。

そして、こうした「トンデモ情報」は日常的に週刊誌の編集部にはもたらされる。
それをどう捌くかが、週刊誌記者・編集者の腕の見せどころで、新潮は、それがピカイチだったはずなのだ。

だからこそ、なぜ「手記」が掲載されたのかが詳しく知りたい。
正直、いつ弊誌が同じ過ちを犯すかもしれないのだ。

来週(16日)発売の週刊新潮では、手記を載せるに至った経緯を掲載してくれるという。

ここは、週刊誌業界全体のため、自らのプライドを捨て、どこに「穴」があったのか、何を間違ったのか、できるだけ率直に、明らかにしてほしいと切に願う。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/4111

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 週刊新潮「ガセ情報」掲載の経緯:

» 衛星打上げ失敗も侮れぬ北朝鮮! 送信元 ようこそイサオプロダクトワールドへisao-pw
★衛星打上げ失敗も侮れぬ北朝鮮!画像はクリックで拡大します。二段目までは完璧、三 [詳しくはこちら]

コメント (10)

確かに、
朝日新聞が何もないところから「朝鮮人強制連行」をでっち上げるようなことは絶対にないと思う。
吉田清治氏は間違いなく、朝日新聞の記事にあったようなことを「証言」したのだろう。当然、それらはすべて記録されているはずだ。
そこまでは朝日新聞の主張を全面的に信じたい。
問題は、それがどうしてあんな記事になってしまったのかということだ。
もはや手記の信憑性を議論する段階はとっくに終わっている。
結論を言えば、「朝鮮人強制連行」は吉田清治氏の虚言に基づく妄想だ。
相手によって言ってることがコロコロ変わる、虚言癖の典型である。
そして、こうした「トンデモ情報」は日常的に新聞の編集部にはもたらされる。
それをどう捌くかが、新聞記者・デスクの腕の見せどころで、
朝日新聞は、それがピカイチだったはずなのだ。
だからこそ、なぜ「朝鮮人強制連行」が掲載されたのかが詳しく知りたい。
正直、いつ弊誌が同じ過ちを犯すかもしれないのだ。
ここは、新聞業界全体のため、
自らのプライドを捨て、
どこに「穴」があったのか、何を間違ったのか、
できるだけ率直に、明らかにしてほしいと切に願う。

もって他山の石とせよ
人のふり見て我がふり直せ
目くそ鼻くそを嗤う
五十歩百歩

朝鮮人強制連行→朝鮮人慰安婦強制連行

新聞やテレビを含め、ここのところ目立つメディアの問題と同根といった印象を受けました。
取材で「裏を取る」ことをすっとばして商品として流通させてしまう。昔からそうなのか、最近特にひどくなったのか・・・
どちらにしても「当てにならない」という意味では、新聞・テレビ・雑誌などすべてのメディアが、低い位置で横一線に並んじゃった感じがします。
本当はこれを機会に、雑誌が「自らを徹底的に検証・反省できるメディア」になれれば良いだろうし、この点は新聞やテレビに期待できない分、差別化のポイントになるのでは?と思うのですが・・・ちょっと難しいですかね。
まあ、猥雑さやある種のいい加減さも雑誌の魅力ではあるのですが、今回の件についてはそういったものとは別のレベルだから雑誌全体にとって深刻でしょうね。

あと、この記事に限らず山口編集長を含め執筆者への、ちょっとエキセントリックとも思えるような批判が散見されますが、まあ、それだけ期待が高いと思って変わらずご自分のスタイルで書き続けてください。
私はこのサイトで記事を書き続けているだけで“たいしたものだ”と思っています。
他の新聞や報道系のサイトは、コメントはおろかトラックバックもさせないところが大半だし、メディアの人はプライドも高く打たれ弱いから、批判が続けば書くモチベーションが続かなくなる人も多いでしょう。(意図的にそうさせるケースもあるでしょうし)
なので、このサイトはそうならないように願っています。

山口編集長に関しては飄々としていて、タフな方とお見受けしているので杞憂だとは思っていますが(笑)

週刊新潮は、然程好きな雑誌ではありませんが、今般、自誌の不手際を素直に反省したことには、一定の評価を与えるべきかと思います。これに比べ全国紙の厚顔無恥ぶりは呆れて、ものも言えないお粗末君。産経、読売は言わずもがなですが、朝日、毎日の世論迎合、ポピュリズムには辟易、日経の社説で語られる金融政策案などは経済専門紙と思えない論理破綻ぶり。
雑誌メディアは記者クラブから仲間はずれにされながらも頑張っていると思います。(たまにおバカなこともかきますけどね。ご愛嬌)
でも、新聞も売れなくなり、急速なテレビ離れが進んでいる中で、記者クラブってどうするんでしょうね。少数派になって、今に囲碁倶楽部みたいになるんですかね。

謝礼を貰っていたらしいですね、この人。
新潮も目立ちたがり屋に騙されちゃったのかな。それとも新潮側の妄想が暴走した?
情報提供者に謝礼を出すというのは、よくあるんですかね。まあ、普通なのかな、そんへんの事情は分かりませんが。

週刊誌にもいろいろありますね。取材と執筆の分業や、デスクによる内容の編集。
特に、強烈な編集長がいらっしゃる週刊誌は、「先に結論ありき」の傾向が強いように思われます。「見込み捜査」ならぬ「見込み取材」になっているのでは?と危惧しています。
(週刊朝日の事ではないですよ)
岩手の友人に聞いた話では、「胆沢ダム」報道の後、朝日新聞の記者が小沢後援会の建設業者を訪ね、しつこく「ゼネコンとの関係」「見返り」について聞いて回っていたそうです。その後の後追いを見ると、疑惑を臭わせるだけで、はっきりした事は書かれていないようですね。

七生養護学校の校長が二審判決でも勝訴されました。
(千葉の森田知事は選挙運動中、「過激な性教育の是正」を訴えられていた、と聞きます)
読売や産経といった一流紙が、裏取りしないどころか、捏造さえしている事に殆どの読者が気付いていない現状。しかし、「何かおかしい」と感じたら、ネットで検索してみる人は確実に増えてきていると思います。

人の口に戸は建てられない。そして、ネットの伝播力。
大マスコミは本当に自分で自分の首を絞めているようですが、週刊誌は速報性の無さを逆手に取ったビジネスですから、質のいいところだけが残るんでしょうね。

週刊新潮に限らず、マスコミ、ジャーナリズムの劣化、を感じます。記者が世代交代するにつれて、社会や人を見るまなざしが変わっていき、過去の時代の過ちも見えなくなり、そうすると正義感も薄れ、裏を取ろうとさえしなくなる、という傾向があるのでは?
世代というよりは、時代かな? 秋葉原での無差別殺人事件が象徴しているように、人を人を思わない人が増えているのかもしれません。国家権力による生け贄の発想はまさにそうですよね。他人の人生なんて、どうなったって、かまわないという発想。

今回の政府のばらまき政策、日本に暮らすのが怖くなりませんか? 毒々電波攻撃にさらされている国民は、そのばらまき政策の先に何が待っているかを読み取る力はあるんでしょうか。そういえば、小泉郵政選挙のときに、B層(主婦層、若者、シルバー層)をターゲットにした毒々しい電波攻撃が功を奏して、いまの3分の2の与党勢力が生まれたわけです。いたいけなB層の人々は、今回の小沢民主党に対する毒々電波攻撃を真に受けて、またも、だまされるんでしょうかねぇ。

世の中数ある商売のうち信用が一番大事なのは、私が思うにメディアなのではないでしょうか。高野氏が指摘するテポドン騒ぎの狼少年ぶりというか、ミサイルのことを勉強もしないのに分かったようなことを語る底の浅さと頭の悪さ。そういえば、先日も何処かのテレビ局で誤報が元で社長が辞任しましたっけ。その内、メディアでは社長や重役の成り手がいなくなったりして。ここに書かれていることを好意的に解釈すれば、ガセに対する山口さんご自身の戒めの再確認であり、現在のメディアの劣化を嘆き信用を無くすことはメディアの自殺行為ですよと指摘なさっているものと勝手に解釈しています。もう、遅いかもしれませんが。

<メディアのガセネタの罪の大きさとは・・・>
今回の新潮の誤報に関し、被害を受けた方は、朝日新聞の殺害された記者の遺族だろう。犯人がわかったと思ったら、ガセでした。チャンチャン・・・ではすまないダメージかと思われる。
これよりもっと罪が思いのは、松本サリン事件の河野さんのケースでしょう。妻が重体になっただけでなく、犯人であるかのごとき汚名まで着せられたのですから・・・
さらに重罪だと思われるのが、西松事件における報道各社の横並びの小沢バッシングだと考える。
あきらかに、微罪もしくは無罪の逮捕を、重罪がごとき検察の世論操作の片棒を担ぎ、多数の国民が次期総理として期待した政治家の政治生命を危機に陥れたばかりでなく、この国が民主主義ではなく、実は検主主義または官主主義であることをさらけ出し、国民に絶望を味あわせた罪は万死に値する。
良くも悪くも雑誌は硬派~グラビア雑誌まであり、虚虚実実である事は、読者も覚悟の上である。
結論、新潮は遺族に誠意をもって謝罪すべき。ただそれだけの事である。
私を含め遺族以外は迷惑を被ってはいない。
なぜ、山口氏が声を大きくことさら、新潮の誤報を取り上げるのか、理解に苦しむ。

面白いのは、自社で飛ばし記事や捏造記事を出しても謝罪すらしない産経新聞まで新潮に対する説明責任を求めている事ですね。

まぁ「お前が言うな」と突っ込みたい所ですが、産経なりに雑誌ジャーナリズムに対する危機感を抱いているという事でしょうか(笑)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

※[投稿]ボタンをクリックしてから投稿が完了するまで数十秒かかる場合がございますので、2度押しせずに画面が切り替わるまでお待ちください。

Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

週刊朝日 談[DAN]
http://www.wa-dan.com/

好評発売中!
↓ ↓ ↓

詳細はコチラ

只今発売中!
↓ ↓ ↓

詳細はコチラ

→ブック・こもんず←



当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.