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2008年10月30日

産経新聞から「訂正文掲載の申し入れ」(爆)!

今週号の週刊朝日(11月14日増大号)に上杉隆さんが、

「外務省が本誌に抗議」に反論する!

という記事を寄稿しています。これが、けっこう面白い。
本当は買って読んでもらいたいのですが、特別に無料で公表します。
(今週号はおかげさまで売れているので)
会社にはナイショ。編集長の勝手な権限です(笑い)。
以下にアクセスしてください。

これは「デジ×マガ」というサイトで、雑誌の立ち読みができる仕掛けになってます。
今週の週刊朝日は上杉さんの記事をアップしてあります。

さて、この記事に対して、さっそく外務省と産経新聞が「反応」してきました(爆)。

まず、外務省。相変わらずヒマなお役所ですね。
外務省の仕事は外交で、週刊誌への抗議ではないはずです。
抗議文を読むと、外務省は本誌への抗議のために、
並々ならぬエネルギーを使っています。
念のために言っておきますが、
それらはすべて、私たちの血税につながっています。
私たちは、そんなことのために納税をしているのではありません。
それはさておき、
11月28日(火)の外務省報道官の記者会見で、
上杉さんの記事について聞いたヒマな記者がいたようです。
以下、外務省のホームページをご参照ください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/hodokan/hodo0810.html#8-B

記者会見でこんなショーもないことを聞く記者も記者ですが、
まともに答える外務省も、相当ヒマなようです。

さらに、産経新聞からも「訂正文掲載の申し入れ」が届きました。

これについては、本誌(編集長の私と上杉さん)はまだ回答を出していないので、
表に出すべきではないと思っていましたが、
なぜか産経新聞記者のブログに申し入れの内容が出ていました。
交渉中のやりとりを相手に断らずに公表するのはルール違反ですが、
まあ、そんなことはどうでもいいでしょう(太っ腹!)。
産経新聞記者のブログは、

http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/775624/

です。
阿比留瑠比さんという方で、
どうやら、前回指摘した「誤報記事」を書いた張本人のようです。
「誤報」に対する言い訳がずらずら書いてあります。
しかし、いくら言い訳しても、事実に間違いがある事実は揺るぎません。

詳しくはまた別の機会にゆずりますが、
阿比留さんのブログを見た、私と上杉さんの率直な感想は、
「ヒマな人だなぁ…」

少なくとも、ボクらは忙しくてあんなに長々とブログは書けません。
そんなわけで、
本来なら、もっといろいろ説明したいのですが、
とりあえず、きょうはここまで。すみません。
(ああ、ヒマな人が羨ましい…)

2008年10月26日

外務省の抗議と産経新聞の誤報

ダハハハ、またやってしまいました。
外務省から「抗議」が飛び込んで来たのです。
週刊誌の編集長を3年もやってると、クレームも慣れっこです。
最近、この種の話題がなくて寂しく思っていたところ、飛んで火にいる夏の虫とはこのことです。

抗議というか、まあハッキリ言って「いいがかり」なのですが、外務省が言って来たのは、先週発売した週刊朝日10月31日号に掲載した、ジャーナリストの上杉隆氏が書いた「麻生『外交』敗れたり」の記事でした。

要は、同盟国日本がいくら懇願しても、アメリカは北朝鮮のテロ支援国家指定を解除してきた。
しかも、韓国には1日前に知らせがあったのに、日本には30分前。
これでいつまで対米盲従外交を続けるのか、ってな話です。
まあ外務省にとっては、確かに面白くない話です。

しかし、外務省がクレームを付けてきたのは、そうした記事の本質的な部分ではありませんでした。
記事に出てくる、外務省局長と記者クラブ記者との「オフレコ懇談」の描写が「事実と異なる」と言って来たのです。

詳細はまた次の機会に譲りますが、この抗議に対する上杉氏の反論が来週発売の週刊朝日に掲載されます。
いつもの政治報道とはまた違った味わいの、愉快で痛快な記事に仕上がっています。
ご興味のある方はぜひ、お読みください。
外務省のくだらなさがよくわかります。

ところで、外務省は本誌に抗議したことを記者会見で発表しました。
(週刊朝日も偉くなったものですね)
外務省の発表を受けて、抗議内容を報道したのは、朝日新聞と産経新聞の2紙でした。

笑ってしまうのが、産経です。
朝日がベタ扱いなのに対して、なんと3段ものスペースを割いて、「週刊朝日に外務省抗議」「『記事は事実と異なる』」
といった丁寧な見出しを付けて、大々的に宣伝してくれたのです。ありがとう。

しかし、この産経の記事には明確な誤りがありました。
誤報です。
記事中に「外務省が週刊誌報道に抗議するのはまれだ」
と誇らしげに書いたくだりがあるのですが、これがまったくのデタラメ。何を根拠に書いたのやら。

自慢じゃありませんが、私が編集長になってからだけでも、外務省から最低4回は抗議を受けています(爆)。
他誌に抗議した例も知っています。
産経の記者が私に電話1本くれれば、簡単に教えてあげた事実です。

産経の記者は、そうした取材の基本動作を怠り、単に権力側からの発表だけで記事を書いたようなのです。
新聞としての存在意義が問われるでしょう。

なんて、目くじら立てるような話でもないのですが、ひさびさのイベントに彩りを添えてくれました。
この産経の誤報に対する珍妙な言い訳も、来週発売の週刊朝日をご覧ください。
あ、違った、買ってくださいだった(爆)

やられたらやり返す。週刊朝日のモットーです(爆)
(来週はまた、抗議来るかなぁ。楽しみ、楽しみ)

2008年10月17日

中山成彬前国交相のように生きたい

いやぁ、大臣を5日でクビになった中山さん、
いい味出してますねぇ。
クビと同時に次期衆院選不出馬を宣言したと思ったら、
地元(宮崎)県連による候補者公募締め切りの翌日に、
再び、「やっぱり出る」と言い出した。
なんてKYな人かと思っていたら、
今朝の新聞には、「やっぱり出ない」。

すばらしい!

ここまで他人の迷惑を考えずに生きられたら、
このストレス社会で、ストレスなんてまったく感じていないんでしょうね。

ただ、一人の人間としては楽しい人生なのかもしれませんが、
政治家としては失格ですね。
政治家とは、突き詰めれば、
世の中にさまざまある利害を調整して、合意を形成するのがお仕事なはず。
他人の痛みや周囲への気配りができないようでは、
まったくその任にあらず、というほかありません。
そんな人が議員でしかも当選6回だったとということが不思議でなりません。

ま、そんなもんか。

でも、あんなデタラメな生き方、正直言って羨ましいわ。

Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

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