やっぱりウソつきだった、みずほとテレ東
フライデーにスクープされた、みずほコーポレート銀行の齋藤宏頭取とテレビ東京の女性記者の「不倫」について、全国銀行協会の杉山清次会長が定例の記者会見で、事実関係を認めた上で「誠に遺憾だと思う」と述べた。全銀協の杉山会長は、みずほ銀行の頭取でもある。
一方、テレビ東京も島田昌幸社長の定例会見で、問題の女性記者を金融担当から外したことを伝え、「取材する側とされる側がそういう状態は適当でない」と話した。
要は、両社とも不倫の事実関係を認めたのだ。
なんてデタラメな会社なんだろう、というのが正直な感想だ。
先日、このブログで指摘したように、みずほファイナンシャルグループもテレビ東京もフライデーの取材に対して、「密会の事実はありません」(みずほ)、「全く事実ではありません」と回答していた。
つまり、ウソをついていたということだ。
メディアの取材に対してここまであからさまに平気でウソがつけるということは、株主やステークホルダーに対しても日常的にウソをついていると疑われても仕方ない。しかも、フライデー(8月1日号)の記事を見る限り、みずほとテレ東の両社で口裏を合わせたフシさえある。悪質だ。
誰と誰がつき合っていようと、男女の関係にあろうと、そんなことは正直、知ったこっちゃないが、これだけ企業の説明責任が問われているご時世に平気でウソをつく体質は問題ではないかと思う。あるいは、みずほはよほどの弱みを齋藤頭取に握られているのか。
ちなみに、スクープ翌週の8月8日号のフライデーでは、みずほFGの広報室が一転して、「(2人が)会っていたことは事実と認識しておりますが、それ以上のことはプライベートなことであり、コメントできません」と回答していた。最初から、こう言えばよかったのに。
コメント (1)
メガ特権を持っている人の不実は世に影響大ですね。
投稿者: 。 | 2008年7月26日 20:53