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2008年7月25日

やっぱりウソつきだった、みずほとテレ東

 フライデーにスクープされた、みずほコーポレート銀行の齋藤宏頭取とテレビ東京の女性記者の「不倫」について、全国銀行協会の杉山清次会長が定例の記者会見で、事実関係を認めた上で「誠に遺憾だと思う」と述べた。全銀協の杉山会長は、みずほ銀行の頭取でもある。

 一方、テレビ東京も島田昌幸社長の定例会見で、問題の女性記者を金融担当から外したことを伝え、「取材する側とされる側がそういう状態は適当でない」と話した。
 要は、両社とも不倫の事実関係を認めたのだ。
 なんてデタラメな会社なんだろう、というのが正直な感想だ。
 

 先日、このブログで指摘したように、みずほファイナンシャルグループもテレビ東京もフライデーの取材に対して、「密会の事実はありません」(みずほ)、「全く事実ではありません」と回答していた。
 つまり、ウソをついていたということだ

 メディアの取材に対してここまであからさまに平気でウソがつけるということは、株主やステークホルダーに対しても日常的にウソをついていると疑われても仕方ない。しかも、フライデー(8月1日号)の記事を見る限り、みずほとテレ東の両社で口裏を合わせたフシさえある。悪質だ。
 
 誰と誰がつき合っていようと、男女の関係にあろうと、そんなことは正直、知ったこっちゃないが、これだけ企業の説明責任が問われているご時世に平気でウソをつく体質は問題ではないかと思う。あるいは、みずほはよほどの弱みを齋藤頭取に握られているのか。

 ちなみに、スクープ翌週の8月8日号のフライデーでは、みずほFGの広報室が一転して、「(2人が)会っていたことは事実と認識しておりますが、それ以上のことはプライベートなことであり、コメントできません」と回答していた。最初から、こう言えばよかったのに。

2008年7月17日

こんどは、みずほコーポレート銀行頭取が不倫だって!

フライデーがまたもや見事な「不倫」スクープを放った!
みずほコーポレート銀行の頭取がテレビ東京の美人記者と密会していたというのだ。
写真には、2人が路上で唇を重ねるシーンまでバッチリ写っている。
頭取は60代、女性記者は30代、
頭取は密会用のマンションまで借りていたらしい。
いやはや……。すごい話だ。

頭取は、テレビ東京の社外監査役にもなっている。
コンプライアンス的に、どうなのか?
密会デートに社用車を使っている。運転手さんが見てるだろうに……。

まあ、なにはともあれ、人に知られるような立場になったら、
路上チューだけはやめておいたほうがいい。
自分がそうでなくても、相手が有名人なら同じこと。
過去に何カップルもが同じ目にあっているのに、脇の甘さは否めない。

個人的には、誰が誰とつき合おうと知ったことではないが、
看過できないのはフライデーの取材に対する、みずほとテレ東の回答だ。

フライデー編集部は、みずほファイナンシャルグループの広報室に、
(1)女性記者との密会について
(2)女性記者との密会に社用車を利用したことについて
(3)社としてこうした事実をどのように考えるか
などの質問をぶつけたところ、
「ご質問の前提となる密会の事実はありません」
と返事をしている。
テレビ東京広報・IR部も、
「全く事実ではありません」と否定していた。

では、あのフライデーに掲載された写真は何だったのか。
捏造だとでも言うのだろうか?
あるいは人違いか???
そんなバカなことはあるまい(と信じる)。

記事を読む限り、
フライデーはたまたま偶然、密会現場に出くわしたのではなく、
ある一定期間、継続取材をした結果を報告しているように読める。
現場写真も1点ではなく、何点にも及んでいる。動かぬ証拠だ。

その取材成果を何の根拠も示さず、「否定」する姿勢に強い疑問を感じるのだ。
ハッキリ言えば、会社ぐるみでウソをついていることになるのではないか。

テレビ東京が対応したのは、「広報・IR室」となっている。
つまり、この会社は株主やステークホルダーに対しても、
平気でウソをつく会社だということだ。

頭取や一社員が不倫をしていたことがバレるのと、
会社の対外的な窓口である「広報」が平気でウソをつく会社であることが露呈するのとでは、
どちらが組織にとってダメージが大きいか、
考えるまでもないだろう。

これほどハッキリした証拠を握られ、なおウソをつく意図は何か。
みずほFGは、組織よりも子会社の頭取個人のほうが大事なのか。
預金者や株主が、それを知ったらどう思うか。
想像力が足りなすぎる。

ま、優等生的な回答は、
「プライベートなことなので会社として関知しておりません」じゃないか? それとも、
そんなふうに答えられなかった、何か人に言えない事情があるのか……。
と、勘ぐってしまうのだ。

2008年7月14日

山本モナを擁護する!

 週刊誌業界には「親しき仲にもスキャンダル」という言葉がある。どんなに親しい友人や知人でも、スキャンダルの主人公になったら、容赦なく書かなければならない宿命にあるという意味だ。まったく因果な商売で、これで何人もの友だちを失ってきた。

 先週の女性セブンがスクープした山本モナさんの「不倫騒動」も、私にとっては悩ましいネタだった。モナさんとは、文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」という番組で、毎週火曜日にご一緒させていただくようになってほぼ1年経っていた。そんな関係で週刊朝日の表紙に登場してもらったり、林真理子対談にも出てもらったりもした。

 今回のスキャンダル報道に、大竹さんはラジオで「バカな女だ」と叱っていたそうだが、個人的には、記事に書かれた内容はプライベートでの出来事なので、無期限自粛という「処分」は重すぎると思う。聡明で魅力的な女性だと思っていただけに、残念だ。

 実は、女性セブンが出るかなり前から「不審なワゴン車が張ってるんですよ」と悩んでいるのを聞いていた。新番組「サキヨミ」でのキャスター復帰が決まっていた時期だけに、「それはフライデーか女性セブンですよ、きっと。いずれにしても大事の前だから気をつけたほうがいい」と言っていた矢先の出来事だっただけに、心配していたことが本当のことになって驚いた。忠告を聞いていてくれれば、と言ってもすべては後の祭りである。

 しかし、そう考えるモナさんの知人としての私と週刊朝日編集長としての私は別なのだ。

 連日スポーツ紙の1面を飾った大ネタだけに、扱わないわけにはいかない。部下である記者が取材であげてきたネタを、編集長の知り合いだからと言って没にすることはできない。そんなことをしたら、週刊誌はおしまいだ。すべてが瓦解してしまう。

 世論は私の予想を超えて、モナさんに厳しかった。長文に及んだ異例の「弁明書」もかえって反感を買う結果となった。ただ、冷静に考えると、事実はあの弁明書にかなり近かったのではないかと思っている。これは「モナ寄り」の私だからの発想ではなく、週刊誌記者としての経験からそう思うのだ。

 まず、なぜあれほど細かく弁解したのか。これは冤罪事件によく見られる傾向なのだが、無実の容疑者は「説明すればわかってくれる」と思い込み、能弁、多弁になり、捜査にも積極的に協力する。モナさんの場合も二岡選手のせいにするというよりは、当日の状況を詳細に説明し、「何もなかったこと」をわかってもらえば、世間もスポンサーもフジテレビも納得してくれると思ったのだろう。それが「天に誓って」という言葉に表れている。

 モナさんは、ホテルに入ってお酒を飲んだのは事実だが、すぐに二岡を残して出てきたと話している。これも、そうだったのだと思う。なぜかというと、女性セブンの記事にはホテルから出てきたところの描写がないからだ。ふつう、週刊誌の記者だったら有名人がラブホテルに入る決定的な場面に出くわしたら、絶対に「出待ち」をするはずだ。セブンの記者も、おそらくツーショットで出てくるシーンを狙って待機していたに違いない。ところが、入った数分後にモナが一人で出てきてしまった。もちろん、ツーショットでの「出」が撮れればパーフェクトだが、これでも十分特ダネだ。出てきたモナのようすはあえて書かず、ホテルに入ったところまでで記事をつくったのではないかと推察できる。いずれにしても、見事なスクープだったことには変わりはない。脱帽だ。

 モナさんの事後対応で失敗だったのは、コトの詳細を文書にしてマスコミに配布してしまったことだった。前述のように気持ちはわかる。だが、文書は抽象的な内容で真摯に謝罪する姿勢だけを見せればよかった。二岡に強引に迫られた等のディテールについては、他人(友人など)の口からメディアにリークするようにすればよかった。実際、私もあの場面にいた複数の関係者から話を聞いたが、その限りではモナさんに同情的にならざるを得ない。

 モナさんに反省すべき点があるとすれば、新番組「サキヨミ」の1回目の放送後の反省会に出席せずに飲みに行ったという報道があることだ。これが事実だとすれば、社会人としての自覚に欠けた行動だったと思う。念願かなってのキャスター復帰、その最初のオンエア後に、反省会をすっぽかして新宿2丁目で飲んでいたということのほうが、ラブホテルへ入ったことより問題じゃないかと個人的には思うのだ。

 そんなわけで、今週号の週刊朝日では、もうひとつ気になる「二岡家の修羅(爆)」というか、本誌がつかんだ「二岡 妻への『言い訳』」を掲載しているので、興味のある人はぜひ、どうぞ。

Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

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