天皇発言の衝撃(こんどは宮内庁に怒られた!)
またまた(といっても知ってる人は知ってるけど……)宮内庁さまに怒られてしまいました。
「週刊朝日」6月1日号に掲載した「皇太子ご夫妻への『苦言』?天皇陛下発言の衝撃」という記事に、宮内庁総務課報道室長さまから、直々に「申し入れ」のファックスが……。
記事は、さる5月21日、天皇皇后両陛下の欧州訪問前の記者会見で、天皇が、「私どもが私的に外国を訪問したことは一度もありません」と発言されたことを受け、これは皇太子夫妻への「苦言」ではないか?と、専門家の意見を交えつつ、論評したものでした。
まあ、そうでしょうね。
親の世代から見れば、公務を休みがちな夫婦が、子連れでオランダ訪問などしていれば、こんな「苦言」も言ってみたいのではないか、という話です。
これに対して、宮内庁は、「(当該発言は)過去の事実関係をお述べになったもので、御名代というお立場にない皇太子同妃両殿下のことにお触れになったものではありませんので、誤解のないようこの旨申し入れます。」と、わざわざ念押しのファックスを送ってきました。
とりあえず、了解しました。
実は、この天皇発言については、なぜか多くのメディアが報じるのをためらった形跡があります。
あるテレビ局では、新聞の番組表に掲載しながら、オンエアを見送ったという情報もあります。
結局、これを報じたのは、テレビ朝日と小学館(女性セブン、週刊ポスト)と、あとは週刊朝日だけだったようです。
まあ、発言自体は事実で、その解釈については諸説あるでしょうが、伝えないという選択は、ないとぼくは思うのですが……。(どうでしょうね?)
コメント (1)
あけっぴろげでいこうぜ とかくブラックボックスになりがちな国民性質を明治憲法がかもしちゃったことでもあるし
投稿者: てんぷら | 2007年5月27日 20:46