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憲法記念日
A亭 05/07
Satotaku 05/16

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憲法記念日

って、もうとっくに過ぎて、きょうは「子どもの日」ですよね。

でも、今年の黄金週間は還暦を迎えて憲法について考えさせられるウィークでした。

施行60年にして安倍政権が明確に「改憲」をテーマとしていることもあり、新聞・テレビなど各メディアはそれぞれ特色ある企画を打ち出していました。

ご覧になった方もいると思いますが、5月3日付の朝日新聞は、1面トップに論説主幹・若宮啓文の論文を載せ、さらに8ページにわたって21本の社説を掲載しました。

どれも読み応えのある内容で、ぜひご覧いただきたいと思います。

4月29日放送のNHKスペシャル「日本国憲法誕生」も見応えがありました。

改憲を主張する人たちの中には、「いまの憲法はGHQの押しつけだから」という理由を挙げる人がいますが、実はそんな単純な話ではないということが、よくわかります。

こんなことは研究者や憲法に関心のある人たちには常識なのかもしれませんね。

でも、ぼくはこの番組を見て「なるほど、そうだったのか」と関心しました。

「GHQの押しつけ」を主張する人たちは、いまの憲法は、GHQが2週間ほどでバタバタと書き上げた英語の憲法を訳したものだ、というようなストーリーを語ります。

ところが、そもそもGHQが草案を起案せざるをえなくなる前段階から、日本政府とGHQの間でさまざまな駆け引きがあったようです。

当時の首相、幣原喜重郎はマッカサーを相手にかなりしたたかにやり合います。

また、そもそもの「GHQ草案」も、実は民間の日本人による憲法研究会がつくった憲法草案要綱を下敷きにしたものでした。

それをベースにGHQスタッフが英語で草案を書き、それを日本語に直す作業は、当然、日本人がやってます。

そこで、さまざまな智恵が巡らされます。

そうしてできあがった草案はさらに日本の議会で揉まれ、修正が加えられ、いまの憲法があるという話でした。

この番組を見る限りでは、「押しつけ」は当たらないのではないかと思います。

まあ、もっと言えば、誰がつくったものでも、問題は中身なので、そもそもあんまり関係ない話かもしれません。

そんなわけで、週刊誌的にはGWは合併号でお休みなので、それっぽい誌面はつくれませんでしたが、ことしの参院選は「改憲」が争点だと、安倍首相が宣言しているようなので、これから夏に向けて、週刊朝日でも、憲法や戦後レジューム問題を積極的に取り上げていきたいと思います。

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コメント (2)

交戦権を可能にしたいのは国内の既得権益で大金持ちになった人々で 貧乏人を兵隊にし大金持ちを命がけで守るシステムを構築したいからだな, 政府はこうゆうだろう 日本国内は大金持ちばかりだから兵隊が必要だと 投票する庶民に向かってあなたは大金持ちのメンバーなんですよと。

是非政権からの圧力に負けずに頑張ってください。現憲法がGHQの押しつけと主張している人と、現在の米国からの押しつけを受け入れる人が、重なっているところに
疑問を持たなければいけないと思っています。

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Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

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