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2007年5月26日

天皇発言の衝撃(こんどは宮内庁に怒られた!)

またまた(といっても知ってる人は知ってるけど……)宮内庁さまに怒られてしまいました。

「週刊朝日」6月1日号に掲載した「皇太子ご夫妻への『苦言』?天皇陛下発言の衝撃」という記事に、宮内庁総務課報道室長さまから、直々に「申し入れ」のファックスが……。

記事は、さる5月21日、天皇皇后両陛下の欧州訪問前の記者会見で、天皇が、「私どもが私的に外国を訪問したことは一度もありません」と発言されたことを受け、これは皇太子夫妻への「苦言」ではないか?と、専門家の意見を交えつつ、論評したものでした。

まあ、そうでしょうね。

親の世代から見れば、公務を休みがちな夫婦が、子連れでオランダ訪問などしていれば、こんな「苦言」も言ってみたいのではないか、という話です。

これに対して、宮内庁は、「(当該発言は)過去の事実関係をお述べになったもので、御名代というお立場にない皇太子同妃両殿下のことにお触れになったものではありませんので、誤解のないようこの旨申し入れます。」と、わざわざ念押しのファックスを送ってきました。

とりあえず、了解しました。

実は、この天皇発言については、なぜか多くのメディアが報じるのをためらった形跡があります。

あるテレビ局では、新聞の番組表に掲載しながら、オンエアを見送ったという情報もあります。

結局、これを報じたのは、テレビ朝日と小学館(女性セブン、週刊ポスト)と、あとは週刊朝日だけだったようです。

まあ、発言自体は事実で、その解釈については諸説あるでしょうが、伝えないという選択は、ないとぼくは思うのですが……。(どうでしょうね?)

2007年5月21日

巨大チョウザメ

日曜日に子どもを連れて埼玉県羽生市にある「さいたま水族館」に行ってきました。

デジカメを持っていけばよかったと後悔してます。

さいたま水族館は、埼玉県は海がないので、県内に棲息する淡水魚を飼育・展示しています。

いまは、「アフリカの魚展」という特別展をやっていて、うちの子どものお目当てはそれでした。

しかし、常設の埼玉県の淡水魚たちもなかなか見ものです。

ハヤ、イワナ、ヤマメ、レンギョ、イトウ(これは北海道産)、ニジマス、ブラックバスやブルーギルも。

でも、さらに驚いたのが、戸外の池で飼われている巨大チョウザメです。

大きな池のなかをゆったりぐるぐる泳いでいて、まるで潜水艦のようでした。

この池では、巨大なコイやアオウオにエサをやることができます。

こんど行ったら写真を撮ってきてアップしたいと思いますが、お子さんのいる人にはお勧めです。

周囲は広い公園になっていて、1日遊べます。

ちなみに入園料はタダ、水族館はおとな400円。

軽食はありますが、お弁当がGOODでしょう。

チョウザメ
日本では一般に「チョウザメ」(蝶鮫)と呼ばれています。外観がサメに酷似しているため、サメの一種と思われていますが、サメ科ではありません。分類上では、一応硬鱗魚目チョウザメ科に属し、軟骨魚と硬骨魚の中間の魚です。チョウザメは20種類以上存在しますが、そのうちにキャビアが採れるのは「BELUGA(ベルーガ)」「ASETRA(アセトラ)」「SEVRUGA(セブルーガ)」の3種類だけです。

2007年5月19日

東国原知事 100問100答

来週火曜日発売の「週刊朝日」(6月1日号)で、「東国原(ひがしこくばる)知事 100問100答」という企画をやってみました。

単なる思いつきだったのですが、なかなか面白くできたのでお薦めです。

ぼくは、報道を通じてしか知りませんが、東さんが常に自分の言葉で語ろうとしている姿勢はいいなって思っています。

県民にとっては県政への参加意識が出てくるだろうし、一生懸命さが伝わってきます。

今回のアホな企画にも「宮崎の宣伝のため」と付き合ってくれました。

あのサービス精神はハンパじゃないですね。

そんなわけで、内容は……。

・気になる女優は?
・知事は何期務めたい?
・友だちになりたい有名人は?
・日テレお泊まり女性記者に一言?
・携帯電話には何件登録?
・寝る前にかける曲は? → ちなみに、コレは中島みゆきの「地上の星」
・いま交際している女性は?
・最近、お子さんと会ったのはいつですか?
・好きな新聞は?
・性的欲求は満たしていますか?
・好きな歌手は?
・再婚したい?
・かとうかずこ(2006年2月3日、そのまんま東と離婚)さんとの復縁あきらめた? → はい

と、こんな感じ。

詳しくは誌面をご覧くだされ。ヾ(^^へ)

ザ・ウィンザーホテル洞爺

5月25日号の週刊朝日で、ザミット会場となる「ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ」の先乗りルポを掲載しています。

筆者はジャーナリストの上杉隆さんです。

上杉さんは、知る人ぞ知る、元ホテルマン。(たしか富士屋ホテルだったかな?)

その確かな目で、勝手に恨みシュランしてきてもらいました。

ところで、なんで洞爺湖なんだろう……。(-。-;)

北海道がサミット候補地として最後に名乗りをあげたのは、みなさんもご存じのとおり。

最後は、安倍首相の「鶴の一声」で決まったそうです。

理由は、「警備上の都合」ということで、漆間警察庁長官が、首相に強く進言したといわれています。

その辺の事情については、上杉さんのリポートにも詳しく載っていて、急峻な崖の上に建つホテルは、警備には最適だとか。

上杉さんのリポートによれば、ホテルはバブル崩壊で倒産し、数年前まで廃墟と化していたそうです。

それを約6年半前、警備会社大手のセコムの飯田さんが買い取ってリニューアルしたとか。

ふ~ん。

飯田さんといえば、小泉前首相のブレーンの一人で、当然、安倍首相とも近いはず。

そんでもって警備会社と言えば……。

おっとっとっと、これ以上書くとまた訴えらえる(爆)。f(^ー^;

ま、単なる偶然、気のせいでしょう(笑い)。

2007年5月16日

安倍首相(の秘書)に訴えられました!

先週、いろいろなところで報道されたので、ご存じの方も多いと思いますが、安倍首相の秘書が訴えてきたようです。

「ようです」というのは、まだ訴状が着いていないからです。

いろいろ準備があって、またブログ書けませんでした。

ごめんなさい。m(__)m

は~。

ということで、この件についても触れたいのですが、今日のところは、とりあえずは「訴状が到着してから……」という定番のコメントでご勘弁ください。

方針等が決まったたころで、ブログでもご報告したいと思います。

しかし、週刊誌というメディアは、どうしても「訴訟」と無縁ではあり得ません。

じつは、きのうあるところで飲み会があったのですが、いくつかの雑誌の編集長さんが来ていました。

話題が「訴訟」の話になって、「ところで、みんなどれくらいアル?」と聞いたところ、「うちは3つ」「うちは4つかな?」てな感じでしたが、週刊現代の加藤さんは、「うちは40いくつだ、ガハハ(笑い)」と豪快に言ってました。

これは、一連のJRもの関連の訴訟で、加藤さんによると、「順調に勝ち進んでいる」とのこと。その他をあわせると勝率7割くらいだそうです。

いわゆるメディアに対する名誉棄損訴訟は、

(1)真実相当性=つまり、記事に書いてあることが真実か、あるいは、記者が真実であると信じるに足る相当な理由があったか、

(2)公共公益性があるかどうか、

の2点を、訴えられた側が立証しなければいけません。

記事に公共公益性があり、しかも書いてあることが真実ならば、メディア側の「勝ち」ということになります。

ちなみに、週刊朝日は、私が編集長になってから8回判決があり、すべて全面勝訴でした。(^○^)

8連勝で記録更新中です(たまたまですが)。

現在抱えている訴訟は、3件です。

もちろん、なるべくなら訴訟に至らないところで、話し合い等で解決できればいちばんいいのですが、不調で、訴えられるのは、宿命ですね。

ぼくは、編集部のみんなには、常々「訴訟を恐れるな」と言っています。

万が一、訴えられても、きちんとした取材をしていれば、恐れなくていい、という意味です。

ま、でも訴えられないに越したことはないのですが……。(いろいろエネルギーも使うしね)(^^ゞ

2007年5月 5日

憲法記念日

って、もうとっくに過ぎて、きょうは「子どもの日」ですよね。

でも、今年の黄金週間は還暦を迎えて憲法について考えさせられるウィークでした。

施行60年にして安倍政権が明確に「改憲」をテーマとしていることもあり、新聞・テレビなど各メディアはそれぞれ特色ある企画を打ち出していました。

ご覧になった方もいると思いますが、5月3日付の朝日新聞は、1面トップに論説主幹・若宮啓文の論文を載せ、さらに8ページにわたって21本の社説を掲載しました。

どれも読み応えのある内容で、ぜひご覧いただきたいと思います。

4月29日放送のNHKスペシャル「日本国憲法誕生」も見応えがありました。

改憲を主張する人たちの中には、「いまの憲法はGHQの押しつけだから」という理由を挙げる人がいますが、実はそんな単純な話ではないということが、よくわかります。

こんなことは研究者や憲法に関心のある人たちには常識なのかもしれませんね。

でも、ぼくはこの番組を見て「なるほど、そうだったのか」と関心しました。

「GHQの押しつけ」を主張する人たちは、いまの憲法は、GHQが2週間ほどでバタバタと書き上げた英語の憲法を訳したものだ、というようなストーリーを語ります。

ところが、そもそもGHQが草案を起案せざるをえなくなる前段階から、日本政府とGHQの間でさまざまな駆け引きがあったようです。

当時の首相、幣原喜重郎はマッカサーを相手にかなりしたたかにやり合います。

また、そもそもの「GHQ草案」も、実は民間の日本人による憲法研究会がつくった憲法草案要綱を下敷きにしたものでした。

それをベースにGHQスタッフが英語で草案を書き、それを日本語に直す作業は、当然、日本人がやってます。

そこで、さまざまな智恵が巡らされます。

そうしてできあがった草案はさらに日本の議会で揉まれ、修正が加えられ、いまの憲法があるという話でした。

この番組を見る限りでは、「押しつけ」は当たらないのではないかと思います。

まあ、もっと言えば、誰がつくったものでも、問題は中身なので、そもそもあんまり関係ない話かもしれません。

そんなわけで、週刊誌的にはGWは合併号でお休みなので、それっぽい誌面はつくれませんでしたが、ことしの参院選は「改憲」が争点だと、安倍首相が宣言しているようなので、これから夏に向けて、週刊朝日でも、憲法や戦後レジューム問題を積極的に取り上げていきたいと思います。

Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

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