« 2007年3月 | メイン | 2007年5月 »

2007年4月30日

安倍首相が激怒!

は~。また顰蹙を買ってしまいました。
(先週はその関係で慌ただしくブログ書けずにすみませんでした)

週刊誌は年に3回合併号があって、それぞれ乾坤一擲の誌面をつくろうと頑張るのですが、今回は(というかまた。)やってしまいました。

先週、4月24日のこと、安倍首相を囲む記者団の取材(通称ぶら下がり)で、産経新聞の記者が週刊朝日の記事について聞いたそうです。

以下、そのやりとり。

記者:週刊誌の記事についてですが、長崎市長の銃撃事件について、総理の元秘書と、容疑者が所属する暴力団組織のトラブルをきっかけに警察庁が組織の捜査を開始したけれども、警察庁が長崎県警に情報提供しなかったために事件を未然に防げなかったのではないか? という主旨の記事が、週刊朝日に載っています。

首相:私は、この週刊朝日の広告を見ましてですね、愕然と致しました。まるで私や私の秘書がですね、卑劣な凶行を行った犯人、あるいはその彼が所属している暴力団と関係があるかのごとくの記事です。一切関係がありませんし、これはまったくのでっちあげであってですね、捏造ですね。私は驚きと共に憤りを感じています。全くこれは、私や私の秘書に対する中傷でしかない記事です。私や私の秘書にも家族や親族もいますし、その中には子供もいる訳であります。この記事を書いた朝日の記者、あるいは朝日の皆さん、恥ずかしくないですかと申し上げたいと思います。いくら私が憎くて、あるいは私の内閣を倒そうと言うことであったとしてもですね、これはまったくの事実に基づいていないのであればですね、これはいわば、言論によるテロではないかと思います。これは報道ではなくて、むしろ政治運動ではないかとすら申し上げたくなります。私や私の秘書がですね、この犯人や暴力団の組織と関係があるのであれば、私は直ちに総理大臣も衆議院議員を辞める考えです。その事の関係を証明出来ないのであれば、潔く謝罪をして頂きたいと思います。

記者:法的措置を検討されるのですか?

首相:私自身は、基本的に週刊誌も読みませんし、相手にしないという姿勢でありました。しかしですね、いくらなんでもあのような凶行をした犯人、或いは凶行そのものと関係していると、こんな事を言われたら、私はいくらなんでも黙っている訳にはいかないと思います。

そんなわけで、このやりとりが一般紙はもちろん、スポーツ紙、夕刊紙にも大きく取り上げられることになりました。

いろいろ反省点はあるのですが、安倍首相の言葉を聞いて心が痛む思いでした。

その晩は短いおわびのコメントを出し、週末の新聞各紙に「おわび広告」を出しました。

記事は、安倍首相の元秘書が、長崎市長銃撃事件の容疑者が所属する暴力団の幹部などから脅されていたという証言を、取材によって検証したものでした。

問題の暴力団幹部が1月31日の段階で、銃刀法違反容疑で警視庁に逮捕されていたことから、警視庁と長崎県警の間でもっと密接な捜査協力があったなら、事件は未然に防げたのではないか、という「疑問」を提示したものです。

ところが、その広告に、「長崎市長射殺犯と安倍首相の『関係』」「長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との『接点』」と、首相や(元)秘書が事件や犯人と関係あるかのような不適切な表現を使ってしまいました。

以下、朝日新聞に掲載された「おわび広告」の全文です。

お詫び
「24日(一部地域では25日)付け朝日新聞朝刊に週刊朝日5月4日・11日合併号の広告が載りました。その中で、『長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との「接点」』との見出しがありましたが、安倍首相の秘書だった方は長崎市長射殺事件と関係はありません。安倍首相および秘書だった方にお詫びするとともに、誤解を与えた読者の皆様にお詫びいたします。記事は首相の元秘書が長崎市長銃撃事件の容疑者の所属する暴力団組織の幹部などから被害を受けていたとの証言などを伝えたものでした。」

この件については、いずれまた。

2007年4月21日

週刊朝日が「告訴」されるそうです!!

きのう書いた「関西方面での買い占め」と何か関係あるのかどうかわかりませんが、4月27日号(17日発売)で掲載した、

「『異様な性思想』奨励/有名学習塾社長の正体」

で取り上げた関西にある塾のサイトに、こんなことが書いてありました。

http://juku.rui.jp/ruijnet.html?i=200&c=400&m=39409

http://juku.rui.jp/ruijnet.html?i=200&c=400&m=39402

要は、週刊朝日の記事はデタラメなので、週刊朝日を営業妨害と名誉棄損で「告訴」するというのです。

この話題の記事を取り上げた4月27日号は、相変わらず関西地区では品薄のようで、ご迷惑をおかけしているようです。すみません。

ただ、社内にはまだ在庫があります。

もしよろしければ、お近くのASA(朝日新聞販売店)または書店を通じて、お取り寄せいただければと思います。

2007年4月20日

週刊朝日の買い占めが発生しているようです

関西方面で今週号(4月27日号)の買い占めが発生しているようです。
複数の読者からメールや電話などで指摘されました。

大阪・茨木市の男性読者から、
「いつも駅で買っているのだけど、発売日から売り切れでした。
近くの本屋へ行ってもなく、店員に聞くと、
女性がまとめ買いしていった」とのこと。

また、別の読者からも「黒服の男たちが買っていった」
という報告メールが届いています。(ほかにも同様の連絡が多数……)

毎週、週刊誌が発売されると、
書店のネットシステムなどを使って売れ行きをチェックするのですが、
確かに、今週号は大阪地区で通常と違った動きをしています。
端的に言うと、売り切れ店が続出しているのです。

もちろん、これが特ダネが注目されるなどしての売れ行きならうれしいのですが、
誰かに買い占められているとなると、
読みたいと思っている読者に届かないわけで、困ったものです。
実際、苦情めいた電話も入っています。

思い当たるフシがあるとすれば、
左トップで取り上げた学習塾の記事でしょうか?

この塾は関西方面を中心に展開しているところで、
有名校への進学率が高いことで知られています。
「関西」というキーワードで考えるとそういうことになりますが、
記事と買い占めの因果関係は、当然ながら、
いまのところわかりません。

とはいえ、こういう商売をやっていると、
年に何回かは、こうした不可解なことに出会います。
政治家のスキャンダルを報じた号が、
その政治家の地元で買い占められたり。

でも、いまはネットの時代なので、
記事を広めたくない、という理由では、
買い占め行為はあまり意味をなさないような気もします。
あまり大胆に買い占めしてると、
買い占め自体がネットで話題になるような……。

まあ、いずれにしてもそれをやるということは、
相当な動機と資力が必要です。
何か詳しいことがわかったら、また報告します。

2007年4月18日

みのもんたが反撃してきたぁ!

4月20日号(4月10日発売)で、
「やっぱりあった!みのもんた『おもいッきり』不適切放送」
を掲載したところ、その週、発売の「FRIDAY」で、みのさんが反撃していました。

曰く、
「それにしても『週刊朝日』の表紙はヒドイ! 
『やっぱりあった!みのもんた「おもいッきり」不適切放送』って」
(略)
「昨日も日本テレビに対して、『週刊朝日』の記事に関しては僕の名誉に関わることなので、
きちんと対処してください、って言ってあります」
「(記事は)全部ウソですよ。僕はスタッフを信じているし、『朝ズバッ!』も
『おもいッきり』も絶対に(捏造は)ないと思っている」

みのさんから言われたからなのか(?)、
「FRIDAY」発売日に日本テレビから内容証明が届きました(爆)。

さっすが、みのさんのテレビ局に対する影響力は絶大だなぁ、と。

しかし日テレさん、いまは週刊誌にクレームつけてる場合じゃないでしょ、
と、ぼくなんかは思います。
いま、放送局が取り組むべきは、放送法改正の動きを止めることです。
いや、放送局に限らず、メディア全体の大問題です。

週刊朝日では、その同じ号(4月20日号)で、
与党・公明党の澤雄二議員の「放送法改正案は『言論弾圧、日本の恥』」
という記事を掲載しています。

実際、澤議員の話を聞いても、あの改正案はデタラメです。
まず、事実と異なる放送をしたら処分するという話なのです。
では、いったい誰が「事実と異なる」ことを認定するのかというと、
それが総務省だというのです。

開いた口がふさがらないとはこのことです。
総務省の役人は、過去10年間にわたって「あるある大事典」を放置してきた役所です。
「事実と異なる」ことを認定する能力などないのです。
そんな役所が、どうやって「事実と異なる」と言えるのでしょう?

これはいきおい、
「自分たちにとって不都合な放送」あるいは「気に入らない放送」
を「事実と異なる」と認定する危険があると、澤議員は主張します。

まったくごもっともな主張です。

法案はまた、「国民生活に悪影響を及ぼし、
又は及ぼすおそれがあるもの」を放送した場合は、
再発防止計画を要求できることになっています。

そこで澤議員は、この判断基準について国会で質問すると、
「多くの国民に影響を与えるおそれがある場合……」
などと答えたそうです。
「多くの」とは何人以上なのか?
ローカル放送はよくて、全国放送はダメなのか。
いずれにしても、ナンセンスでデタラメな法案なのです。

菅総務大臣は、あるある問題について、
「国民の信頼を裏切るもの」などと発言していますが、
思わず吹き出してしまいました。
たかが納豆ごときで、国民の信頼うんぬんて。
(火をつけた私が言うのもなんですが)

なんとか還元水のほうがよっぽどヒドイし、
あるあるを口実に国民の知る権利を侵害する
放送法改正に手をつけたことのほうが、
国民に対する重大な裏切りだと思いますが……。

2007年4月13日

開店休業でした、すみません。

ありゃりゃりゃ……。

民間企業勤務なのもで、年度末はあわただしく、あっという間に時間が経ってしまいました。

ごめんなさい。f(^ー^;

さて新年度が始まりました。

多くの会社では4月は人事異動の季節でもあるようですが、朝日新聞社の場合、今年は統一地方選があるため、人事が凍結され、通常の4月人事が5月にずれ込んでいます。

それでも一部の異動はあって、週刊朝日編集部では、他部署へ出ていく人が2人いました。

通常、この交代要員が来るのですが、それが5月以降となり、つまりこれからしばらくは減員です。

おまけにM記者(男性)が育児休暇に入ったため、人手不足はさらに深刻……。

でも、とりあえず残った人たちで元気な誌面をつくります。

これからもよろしくお願いいたします。

そういえば、4月からレギュラーでテレビに出ることになりました。

テレビ朝日系列の「スーパーモーニング」(8:00~10:00)です。

毎週、月曜日、火曜日の2日間、「ナビゲーター役」という、まだ自分でもまだよくわからないポジションです。

すでにきょうまでに4回、経験しました。

もちろん、レギュラーでテレビに出るなど初めてのことで、緊張の連続でした。

「スーパーモーニング」(略してSM?)は、4月から新装開店、若手(確か32歳?)の小木君、赤江さんを新MCに迎えて、雰囲気をガラリと変えたところ。

最初の週は、新装開店に古くからのファンが戸惑ったようで、視聴率もイマイチだったようですが、2週目から徐々に盛り返しているようです。

「週刊朝日」同様、よろしくお願いいたします。

そんなわけで、これからはこの日記を通じてスタジオのようすなども、お伝えできるかと思います。

テレビといえば、もうひとつ。

これは月イチレギュラーですが、朝日ニュースター(CS放送)で土曜の「パックインジャーナル」という番組にも出ることに。

こちらは、先週、一回出ました。

愛川欽也さんが司会者で、その日は、吉岡忍さん、石井ターニャさん、川村晃司さんがコメンテーター出演で、

・安倍内閣の支持率低下
・天下り規制法案骨抜き
・温家宝来日
・テレビ捏造問題と放送法改正

をテーマに話しました。

この「パックインジャーナル」という番組ですが、自分が出るまで見たことなかったのですが、なかなか面白い番組です。

CSならでは、というか、かなり言いたい放題。

たぶんに司会の愛川さんのリードだと思いますが、地上波では考えられない「反権力番組」(爆)になっています。

見たことのない人は、ぜひ。ヾ(^^へ)

テレビ朝日「スーパーモーニング」とともに、お薦めですよん。

そんなわけで、ブログもさぼらず書かなくっちゃ!

よろしくです。

Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

週刊朝日 談[DAN]
http://www.wa-dan.com/

好評発売中!
↓ ↓ ↓

詳細はコチラ

只今発売中!
↓ ↓ ↓

詳細はコチラ

→ブック・こもんず←



当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.