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糸を引く納豆騒動… »

納豆データ捏造事件〜ある記者会見の舞台裏〜

話題の「納豆ダイエット」を紹介した関西テレビの『発掘!あるある大事典Ⅱ』はやらせどころか捏造でした。

同番組の情報源として放送されたアメリカの学者などに取材し、捏造の事実に確信をもった週刊朝日の取材班が1月18日、関西テレビに詳細な質問状を送りつけたところ、期限までに回答せず、20日午後になって、突如、「その件について記者会見することになった」と言い出したのです。

結果は、翌日の新聞を見ていただければおわかりのとおり、局側が番組捏造を全面的に認め、番組の放送中止を決めるというものでした。

会見の中身は、すべて私たちからの質問内容に沿ったものでした。

週刊朝日の取材経緯やアメリカの学者とのやりとりの詳細が火曜日(23日)発売の号に出ています。

おもしろいのでぜひ、お読みください。

そもそもこの話題を扱ったきっかけは、筆頭デスクの大嶋辰男君が、近所のスーパーで軒並み納豆が売り切れていると言い出したことでした。

彼のカミさんの話で、原因はどうやら『あるある大事典』にあることがわかり、まさかと思って自分でも我が家(さいたま市)の近くのジャスコに見に行ったところ、納豆売り場からすっかり商品が消えているではありませんか。

笑ったのは、「テレビの『あるある大事典』で話題」「よくかきまぜてから20分間放置する」などと書かれたポスターのすぐ横に、「品切れで大変ご迷惑をおかけしています」というおわびのポスターが貼ってあったこと。

いずれにしても大変なブームです。そこでさっそく、本誌ダイエット担当(爆)の女性記者に後追いをさせると、「なんかヘンなんですよねぇ……」との報告が。

専門家にいろいろ聞いてみると、どうやら納豆にダイエット効果なんかない、つまりウソ!! ってなことになってきました。

とりあえず1月26日号に「納豆ダイエットは本当に効くの?」という記事を掲載し、さらに取材を進めることにしました。

そしたら、出るわ出るわ。まず、納豆がダイエットに効くという?新事実?を発見したとされるアメリカの学者を探し出して直撃すると、「私はそのような発言はしていない。そのような研究も覚えていない」「週刊朝日の記事で誤りを正し、私の真意を伝えてほしい」。

番組に出演して、結果として納豆ダイエットを肯定することになってしまった日本の学者にも当たりに行くと、「納豆は体にいいと思っていますけれども、正直オーバーだと思いましたよ。

ポリアミンが基礎代謝を高める』とコメントしたけど、体重が減るとは一言も言っていません」などと言い出すしまつ。

こりゃあ、いくらなんでもひど過ぎです。

さらにいろいろ調べ、「ダイエット前」→「ダイエット後」の写真も捏造くさいことがわかり、これらの疑問点を番組を制作した関西テレビに問いただしたところ、緊急記者会見となったわけでした。

23日発売の週刊朝日は、学者らとの直撃一問一答なと、読みどころは満載です。

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コメント (3)

データ捏造なんだってねぇ。

「納豆を、朝晩一パックずつ食べて痩せる」ってヤツ。

「あるある大辞典」ね。

今朝の新聞(朝日)にも、1面のトップ記事にド~ン!

2面(総合)、39面(社会)にもたっぷりと載ってたもん。

ちょうど一週間前、「あるある」見てて、

「あ~らら。こりゃ、スーパーから納豆消えるぞ」

って思ってたら、やっぱり消えた。

フツーの食事として欲しかったから、迷惑。

ダイエットしたい人たちが、買い占めたガラガラの棚……。

個人宅配に注文済みの納豆は、手に入ったからいいんだけど。

納豆を常食している人は、とまどったと思う。

                    

ちょうど、週末に職場で話してたのよね。

「そろそろ納豆ダイエットしている人の成果が現れる

頃じゃない? どうなんだろう? 誰かやってたら

聞いてみたいね」

ってさ。

そうかぁ……。マジにやってた人、可哀想じゃん。

新聞によると、痩せるためにって、キライなのに無理して

食べてた人もいたとか。

何と言っても、一番気の毒なのは、納豆つくってるメーカーさん

だよ。品切れ、品薄でフル回転でつくってたはず。

どうしてくれるんだ! 今度は在庫過剰だ! 

って、頭抱えてるのでは……。

まったくねぇ。納豆業界に知り合いはいないけど、

もともと体に良いものだから、食べてあげて。

                     

でね、「あるある」は今日の放送で謝るのかと思ったら、

今回分は、急遽、後番組を延長させて中止とのこと。

ふ~ん。じゃあHPで「ごめんなさい」してるのか?

興味本位で開いてみたら、「ページが表示できません」

状態にしてある……。逃げたな。それともサイト炎上?

「あるある」は、結構面白がって見てたのに、

打ち切りになっちゃうのかなぁ。

今年に入って、“嘘ついてた”企業や番組が告発されてるね。

「不二家」の件でヤバイと思ったらしい会社が、

新聞で「おわび」するのが増えてるもん。

きっと、大事に至る前に「消費期限表示が……」と

おわび広告を出しとこう……。と。

「自主的に行った社内調査で判明しました」(おたべ)

なんて、いかにも! だもん。

プライドより、数字の世の中。

これが各政党の いい わるい を評する番組だったら 特定の政党が売り切れてしまうだろうか と思い 大画面化で益々催眠術的効果がましてゆくので なんとか悪人の手におちていかないように ばらしていってほしいな 

まったくあきれます。
週間朝日さん、よく暴いてくれました。
いままでの「あるある・・」で取り上げられたものも、全部あやしいですね。

私も近所のスーパーで納豆が品切れで一つも残っていないのには驚きました。
日本人って単純ですね。
静観してた私としては、あほらしいとしか言いようがない。

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Profile

山口一臣(やまぐち・かずおみ)

-----<経歴>-----

1961年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ゴルフダイジェスト社勤務を経て、89年朝日新聞社入社。高校時代から愛読していた『朝日ジャーナル』編集部に配属され、あこがれの「ファディッシュ考現学」(田中康夫)を担当するも3年で休刊の憂き目に。『週刊朝日』へ異動し、事件&事件の日々を送る。その後、何を血迷ったのか広島の公教育問題で日教組を徹底批判し、「朝日なのに産経と論調が同じ」と物議をかもす。9.11テロ直後のニューヨーク、パキスタンを取材。米軍によるアフガニスタン市民への誤爆を伝えまくる。デスク時代に北朝鮮拉致被害者関連の記事で下手を打ち、『週刊文春』に叩かれ、副編集長を解任、更迭される(停職10日の処分付き)。その後、広報部へ配属されるが約半年でお払い箱。百科編集部で子ども向け週刊科学誌『かがくる』の創刊などに携わり、05年5月から再び副編集長、同年11月から、『週刊朝日』第41代編集長に。85年にわたる『週刊朝日』の歴史で中途採用者が編集長になるのは、これが初めて。

-----<出演>-----

『スーパーモーニング』
(テレビ朝日系、8:00~)

『愛川欽也 パックインジャーナル』
(朝日ニュースター、毎月第1土曜)

『大竹まこと ゴールデンラジオ』
(文化放送、毎週火曜・5月8日から)

『週刊朝日編集長登場』
(asahi.ポッドキャスト)

BookMarks

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