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08大統領選-批判できる土壌

マケインのオバマ批判が先鋭化しています。

日本であれば考えられませんが、テレビコマーシャルやネット・メールで、

「セレブ気どりのオバマに大統領をまかせられるか」、
「オバマは大統領になるには外交経験が足りない」、
「政権をまかせるには準備が出来ていない」、
「オバマが大統領になれば、増税になり、政府支出が増える」

等、批判の連発です。

映像だけ見ていると、最初から最後までオバマの映像が映り、オバマのコマーシャルかと見間違えるほど。

具体的な数値で表せる増税ならまだしも、「準備ができていない」というのは何を根拠にしているのか、ほとんど論理性がありません。

アメリカでは、商品コマーシャルでも他社のライバル商品との差を示す「比較広告」が昔から盛んであり、相手を叩くことにあまり抵抗感を感じない国民性なのかもしれません。だから国民は選挙でもこういうコマーシャルを受け入れる土壌があり、マケイン陣営もそういうイメージを植え付けることが効果的だと思っているのでしょう。だからマケインは徹底して批判路線を変えません。

しかしトップシェアや人気の高い商品は、逆に比較広告をする必要がないのであって、オバマは逆に相手をあまり批判せず、逆に優位に立っているような感じすらします。日本でも小泉郵政解散時が特にそうであって、民主党は相手の批判ばかりして、自分たちの政策や方針が見えてこないという、有権者からの批判を浴びました。野党は与党の政権運営のまずさを指摘することが仕事なのですが、それが行き過ぎているというイメージになれば、批判の矛先は自分たちに戻ってくるのです。いずれにせよ、日本は批判すること自体にネガティブなイメージを持つ、「和をもって尊し」とする文化なのだと感じます。

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コメント (2)

日本は憲法や既得通例で民族の絶対者が決められているので、どちらでもそう大差ないと 国民は感じ取るように教育されてしまった民族ではないでしょうか 政治においてこういう洗脳じみた意識下では明るい展望でさえ非現実としてあつかわれやすいよな

ジョゼフ・バイデン副大統領候補はどうですか?経済系の候補ならと思ってましたが、CFR系の外交候補ですね。マルチラテラリストなのは良いとして、もし、今後のアフガン・グルジア・シフトになるのではあまり変わりは無い?でも共和党陣営をサポートしている側を、これならまだ良いかと安心させたいのか?それともやはり、金融恐慌後の手段の最後の手はウォーエコノミーしかないと言う表れか…?

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Profile

若林秀樹(わかばやし・ひでき)

-----<経歴>-----

1954年東京生れ。
1976年早稲田大学商学部卒業。
1979年ミシガン州立大学院農学部修士課程終了。
現在、08年3月からワシントンにある政策シンクタンク、CSIS(戦略国際問題研究所)の客員研究員。
80年からヤマハ(株)勤務、労組役員を経て93年からワシントンの日本大使館1等書記官として政府開発援助(ODA)と日米協力を担当し米国際開発庁(USAID)から表彰を受ける。帰国後は電機総研副所長を務め、01年に民主党比例区で参議院議員に初当選。在職中は「次の内閣」経済産業大臣・財務副大臣、国際局副局長を歴任。さらにイラク、シリア、イラン等を訪問し安全保障、復興支援、核問題等幅広く国際問題に取り組む。08年はCSIS(戦略国際問題研究所)客員研究員として活動し、09年1月より非常勤客員研究員。現在、(財)日本国際フォーラム常勤参与・主任研究員。

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