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2011年1月30日

日本企業は失敗、撤退の歴史を乗り越えられるか 「Asiaの時代」の絶望と希望

■もう「かつてのAsia」は存在しない "先進国レベル"が射程距離に

 先進国から新興国へと成長エンジンが切り替わった、と誰もが言う。なかでもAsiaに対する期待が俄然、高まってきた。新年早々の新聞紙面からもAsiaに対する関心の高さが随所にみてとれた。

 たしかにAsiaの経済は世界でも群を抜いている。中国経済は金融引き締めで急ブレーキがかけられた格好だが、それでも年率9%程度の成長は達成しそうだ。人口2億3000万人、イスラム最大の人口大国インドネシアは長い間、期待はずれに終わってきたが、ついに7%成長が期待されるまでになってきた。タイはあっという間にリーマンショック後のダメージを克服した。人口8000万人のベトナムは国民の平均年齢が20代で、今後、急速な経済成長が確実視されている。

 アジア諸国でビジネスを展開している知人が新年早々、興味深いメールを送ってくれた。

 アジアの上昇エネルギーの"質"が明らかに変わってきたという。

「これまでのアジア諸国の上昇エネルギーは『昨日よりも今日、今日よりも明日...』という力強いけれど、身近でシンプルなものでした。手の届く範囲での希望や目標にまい進してきたと言い換えることもできます。しかし昨年あたりから大きく変化が起こってきたという印象が強い。あらゆるジャンルにおいて、かつては『手が届かない先進国レベル』が射程距離に入ってきたという感触をアジア諸国の人々が持ち始めています」

 Asiaは明らかに変わった。

 80年代、90年代のAsiaに対する知見ほど危ういものはない。人件費削減のための生産基地としての側面ばかりが突出し、政治も商慣習も先進国とは比べるべくもない二流ぶりを発揮していたAsiaのかつてのイメージを引きずっていたとしたら、ビジネスにおいては致命傷になる。もうかつてのAsiaは存在しない。先進国レベルを手に届く目標として意識できるまでになってきたのだ。こうしたAsiaの経済成長を日本企業が自社の売上や利益の拡大につなげることができれば、日本経済全体も浮上していくだろう。

>>ダイヤモンド・オンラインにも原稿アップしました。続きは こちらからご覧下さい!
http://diamond.jp/articles/-/10766?page=2

2011年1月11日

いつまで続く、トヨタの漂流

 今年の景気予測は悪くない。いずこのシンクタンクも似たりよったりで「前半は減速するものの、後半は上昇」というのが大方の見立てである。その通りの展開になるのであれば、実体経済を先取りする株式市場は年明け早々から上昇する、ということになる。

■トヨタ株は買えるのか

 そんな年明けのなか、機関投資家の間ではトヨタ自動車株の成り行きに注目が集まっているという。

 「トヨタ株をいつ買いに出るのか?」
 「何をきっかけに買いにでるのか?」 
 それが皆目分からないのだ、と大手証券幹部は言う。

 「今年度、トヨタは連結決算では3000~4000億円の黒字を出すと予想していますが、単独決算では依然として赤字から抜け出せない。日本経済の閉塞感を象徴するトヨタの業績不振がいつ解消するのか。正直、手掛かりがない。ホンダ、日産とは対照的です」

 リーマンショックによる米国自動車市場の急激な縮小と米国内で燎原(りょうげん)の火のごとく広がった大規模リコール問題とのダブルショックが無敵艦隊、トヨタを痛打した。豊田家御曹司への政権移譲直後のダメージから、実はトヨタはまったく抜け出せずにいる。

>>日経BPnetにも原稿アップしました。続きはこちらからご覧下さい!
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110106/256348/?P=2

Profile

財部誠一(たからべ・せいいち)

-----<経歴>-----

1956年、東京生まれ。
1980年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、野村證券入社。
1983年、野村證券退社。
1986年、出版社勤務を経てフリーランスジャーナリストに。
1995年、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。「財政均衡法」など各種の政策提言を行っている。

-----<出演>-----

『財部ビジネス研究所』 (BS日テレ、土曜23時〜 再放送:日曜9時〜)

『報道ステーション』
(テレビ朝日系/平日21:54〜)

BookMarks

オフィシャルホームページ
http://www.takarabe-hrj.co.jp/

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