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このご時世に国内新工場建設のなぜ? »

国内生産堅持、マツダの大義に勝算はあるか

 この円高の時代に輸出比率をさらに高めていく日本メーカーがある。広島の自動車メーカー、マツダだ。

 日産自動車、ホンダ、トヨタ自動車などと違い、マツダは海外への事業展開が極めて遅れている。いや、正確にいえば「遅れている」のではなく、国内生産へのこだわりに尋常ならざる執念を持ち続けてきたからだ。

■輸出比率は80%に達する

 現在マツダの輸出比率は80%にも達している。1ドル80円の為替水準は輸出企業にとって致命的である。だからあらゆる業種で生産の海外移転が続出している。同じ自動車業界では日産が量産車種のマーチをすべてタイ工場で生産、逆輸入することを決めた。カルロス・ゴーンらしい合理主義だ。

 企業経営者たちは表向き「円高」だけを問題にしているかのごとき言動をしているが、為替レートだけが海外への生産移転を促進しているわけではない。法人税率やFTA交渉の進展の遅れなども含め、日本には海外メーカーとまともにやり合える競争環境がないからだ。

 それにしても、驚いたのは日産がマーチの生産をタイ工場に移したことに対して、異論や反発が少なかったことだ。多くの日本人が「仕方ない」と現実を受け入れているからだろう。

 そのなかでマツダの山内孝社長が下した決定は"異様"であった。為替レートが1ドル70円になっても、60円になっても、広島で自動車を生産し続けるというのだ。さらに周囲を驚かせたのは、現時点でもダントツに高い輸出比率を今後さらに引き上げるというのだ。

 「現在の輸出比率80%を85%まで伸ばす」

>>日経BPnetにも原稿アップしました。続きは こちらからご覧下さい!
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20101129/253042/?P=2

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「Made in Japanの付加価値」
15年ほど前、私は仕事で米国に数年滞在していた。その折トヨタ車を購入したのだが、現地セールスマンは「これは同じトヨタでも日本製ですよ。米国製ではありませんよ」と誇らしげに宣伝していたのが印象的であった。
「Made in Japan」に如何に付加価値をつけて世界市場で戦うかというのは、日本企業に課された重要課題と思うのだが。そういう意味で、マツダの挑戦には興味があるし、応援したい。

マツダの決断を賞賛する!
財部さんのコメントこそ異様です。マツダが国内生産を堅持する姿勢は素晴らしいじゃないですか。何故応援せず非難めいたコメントをするのか理解できない。
円高で国内で生産すると高くつくからという理由だけで海外への生産シフトを繰り返すなんて経営じゃない。

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Profile

財部誠一(たからべ・せいいち)

-----<経歴>-----

1956年、東京生まれ。
1980年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、野村證券入社。
1983年、野村證券退社。
1986年、出版社勤務を経てフリーランスジャーナリストに。
1995年、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。「財政均衡法」など各種の政策提言を行っている。

-----<出演>-----

『財部ビジネス研究所』 (BS日テレ、土曜23時〜 再放送:日曜9時〜)

『報道ステーション』
(テレビ朝日系/平日21:54〜)

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