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2009年12月24日

民主の"高速逆走"で危機に瀕した日本経済

 若葉マークをつけた新米ドライバーが危なっかしいのはやむを得ない。アクセルを踏むべき時に踏み込めなかったり、ブレーキのタイミングが遅すぎたり早すぎたり。ベテランドライバーたちが寛容にそれを受け入れることで、新米は一人前に成長していく。

■リアルに危ない民主の経済運営

 政権交代からまだ3か月あまり。

 鳩山政権に対しても、多くの国民は若葉マークに免じて目をつむってきた。しかし物事には限度というものがある。いかな新米ドライバーとはいえ、高速道路を逆走するような行為は絶対に許されない。それはドライビングテクニックの問題ではなく、他人を巻き添えにした自殺行為以外のなにものでもないからだ。

 経済・財政運営をみる限り、残念ながら鳩山政権は完全に高速道路を逆走し始めたというほかない。"危なっかしい"のではなくリアルに"危ない"。

 成長戦略が皆無であることを散々非難されたために、鳩山政権は菅直人国家戦略相を中心とする「成長戦略策定会議」を12月15日に立ち上げたが、正直言って、絶望的だ。

 なぜか。

 思想が間違えているからだ。

 16日には国家戦略室が新たな成長戦略策定のために有識者から意見聴取する会を開いた。席上、竹中平蔵元経済財政相と菅直人国家戦略相との間で激しい議論の応酬があったようだ。

 「経済成長の基礎は供給側になければいけない」という竹中氏に対して、菅氏は「需要側が重要だ」と譲らなかったとNIKKEI NETが速報していたが、菅氏のこの発言は民主党政権の誤った成長戦略思想を象徴している。

>>続きは日経BPnetで

2009年12月15日

虎視眈々と「ナンバーワン」を狙うスズキ自動車

 スズキ自動車とフォルクスワーゲンの資本提携によって世界1の自動車メーカー連合が誕生するというニュースがでました。

 成長するインド市場で圧倒的な存在感をもつ"巨人"となったスズキですが、環境対応技術の開発では決定的な遅れをとっています。一方フォルクスワーゲンはインドでの足掛かりが欲しい。ワーゲンの電気自動車技術とスズキがつかんだインド市場。いい補完関係です。

 かつてスズキの鈴木修会長はバイクの国内シェアについて「立派な第3位を目指す」と言っていました。「1位を目指すなんていったら、ホンダ、ヤマハを刺激してろくなことにならん」からでした。インド進出の理由も面白かった。「インドならナンバーワンになれる」からでした。

 大言壮語は言わないが、心の奥底では虎視眈々と「ナンバーワン」を求めてやまなかった鈴木修会長。そのしたたかさが自動車動乱期で見事開花していきそうです。先々が楽しみです。

2009年12月 7日

ドバイショックは本当か

 ドバイの政府系投資会社が資金難に陥り、返済猶予を求めたことをきっかけに、昨年のリーマンショックに続いて、今度はドバイショックかという緊張がマスメディアに流れました。

 信じられないことですが、所轄外のうえに門外漢でもある川端文科相が「ドバイショックはリーマンショック以上に大きな問題になるかもしれない」と発言。また世界は金融危機に突っ込むのかと緊張した方もいらっしゃるかもしれませんが、まったくとんちんかんな話です。

 もちろんドバイに一番貸し込んでいた欧州の金融機関が倒産リスクを抱え込んだことは間違いありませんが、たいした問題にはなりようがありません。ドバイの背後には同じUAE(アラブ首長国連邦)のアブダビアが控えています。膨大な石油収入をもつアブダビは世界に2000億ドルの資産をもつ大金持ち。いざとなればアブダビがいくらでも処理するでしょう。

 この国は狼少年が多すぎますね。

Profile

財部誠一(たからべ・せいいち)

-----<経歴>-----

1956年、東京生まれ。
1980年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、野村證券入社。
1983年、野村證券退社。
1986年、出版社勤務を経てフリーランスジャーナリストに。
1995年、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。「財政均衡法」など各種の政策提言を行っている。

-----<出演>-----

『財部ビジネス研究所』 (BS日テレ、土曜23時〜 再放送:日曜9時〜)

『報道ステーション』
(テレビ朝日系/平日21:54〜)

BookMarks

オフィシャルホームページ
http://www.takarabe-hrj.co.jp/

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