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八ツ場ダムとJAL 「政官業癒着」の構造は同じだ

 連日、就任早々の前原国交相を悩ませる「八ツ場」と「JAL」。一見するとなんの脈絡もないバラバラの政策課題に見えるが、実はこれらの問題はまるで同根に思える。

■政官業の強欲な癒着構造。

 これこそが八ツ場の悲劇やJALの自力再生を阻んできた元凶である。治水、利水が本来ダム建設の大義名分。だが、政官業の癒着構造が維持してきたのはダム建設によってもたらされる巨大利権だ。族議員と官僚とゼネコンを中心とした既得権者の利益が最優先され、本当に必要なのかという議論がないがしろにされたまま、札束で地元対策が行われてきたのが八ツ場ダムの歴史だろう。

 国の支援をいくら受けても自力再生できぬJALの甘えた経営は、形を変えた八ツ場ダムである。JALという官営航空会社は株式を公開して民間企業となった後も、政府が一定の株式を保有し続け、歴代社長の多くは旧運輸官僚の天下りだ。

 航空行政は政官業癒着の構造そのものだ。採算がとれるとはとうてい思えぬ地方空港建設は、ダム建設にも負けない蜜の味である。空港さえできれば経済が活性化するのではないかという地元住民の勘違いも見過ごせないが、いずれにしても日本中で採算度外視の地方空港建設に歯止めがかけられなかった。その最大の背景は政官業の強欲癒着構造に尽きる。

 民主党の目指すべき「脱官僚」とはこの癒着構造をぶち壊すことにほかならない。

>>続きは日経BPnetで
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090925/183459/?P=2

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http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

今回の八ツ場ダムのテレビ報道を見ると、つくづく情けなくなりますね。
演出の構図が、「泣かされる市民と、頑なな国」に固定されていて具体的な検証や事実関係がほとんど報道されていません。自分たちの取材不足を、安っぽい演出のお涙頂戴の弱者報道でごまかしてばかり。また、コメンテーターも「いや~、54年間も国に翻弄されてきてますから、気持ちが治まらないでしょうね~」だって。なんだそのコメントは?井戸端会議の域を出ない薄っぺらいコメントばかり。
メディアのレベルの低さや質の悪さは何とかならんのでしょうか。
先日、日本版のFCCの話が出てましたが、もっと調査能力や独自の視点を持った団体がどんどん出てきて、今のフニャフニャ既存メディアが淘汰されるのを願うばかりです。
しかし、読売新聞はこの日本版FCCの話を1面トップに載せてた。ちょっと見直した。

いつも失礼なことを書いている「元株や」ですが、今回は大変良いお話を書いていただいて喜んでおります。

ついでに言わせていただくなら、JALの、解体・整理まで踏み込んで書いていただければよかったと思います。

また、言うまでもありませんが、政・官・業の癒着については、土木から福祉、通信・報道まで、社会のあらゆる分野に及んでおり、事あるごとに国民生活を食い物にしてきた事実をも「一つ一つ」議論のまな板に載せてくださることを期待いたします。
本当の規制緩和について語っていただきたく思います。
きっと、その改善の向こうに良質で効率的な1次から3次までを含めた産業社会が見えてくると思います。


*まったく関係のない話になるので恐縮ですが、時間のある方は「株式日記と経済展望」というブログの本日(25日)の記事をお読みいただければと思います。

記者会見の一般開放も必要ですが、「記者クラブの解散」は必要な事なのです。

財部さん、久しぶりに納得行くお話が聞けました。有難う御座います。
自民党の行ってきた官僚政治の負の遺産(天下り団体)は日本と言う体を蝕む癌組織です。長期政権で有るがゆえ、政官業の癒着構造は複雑に全国津々浦々まで浸透し、どっぷりと入り込んでいます。治療には、どんな名医が手術しようが血は流れ、痛みは伴う事になります。

全国に蔓延る、外郭団体・数千社を民主党が如何するのか?本当に全てを廃止できるのか?其処に働く50万人の方が失業することに成るのか?天下りは法律で禁止できそうですが、それ以上の大問題が待ち構えています。

当然野党は マスコミを利用して、一大バッシングを繰り広げることも予想されます。みのサンなんて笑いながら与党を毎日叩き続けそうですよね。彼らの人権は如何するんだと!

今、八ツ場ダム報道で反対する前原大臣を悪者に仕立て上げようと見栄見栄のマスコミ報道。きっこさん情報で、自民党議員の住民に成りすましてのやらせだと判明しています。

http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/09/post-39f8.html
予算の7割を使っても、ダム本体はまだ手付かず状態で残り3割で完成なんて出来る筈もない出鱈目なダム工事計画で後幾ら必要なのか。そして住民が危険で本当に必要ならとっくに完成させていた筈。反対派の住民を殆ど報道しない偏見報道。

長期政権と成れば、総理候補の前原さん。鳩山、小沢総理(願望です)の後の民主党3代目の総理目指して頑張って下さい。国交大臣は良い経験と試練ですね。

もうじき国会が開かれ、どんな法律を民主党が立法し通せば良いのだろう?そしてどれ位の時間が必要に成るのかな?

自民党政権時代の政官業さらに付け加えるなら一蓮托生の学(大学・識者)との癒着構造こそに、八ッ場とJAL問題の本質があることの実に明快な説明に胸がすく思いです。

悪徳族議員、省庁権益しか頭にない官僚、甘い蜜に群がるゼネコン、当時の審議会メンバーだった学者含む識者、メディアによって、50年以上も翻弄され続けた地元の人たちの気持を察すると大変複雑な思いです。

まずはダム建設予定地域の人々にあらゆるダム建設の情報を洗いざらい公開し、誠意をもって、建設は無駄であることの合意を得ることではないでしょうか。非難の対象は自民党政権下の関係族議員、官僚、ゼネコン、学者、識者です。民主党は自民党政権下での利権政治の後始末をしているのであり、前原大臣に非難をぶつけるのは何か筋違いではないでしょうか。

最大の課題はダム建設予定地域の再建支援であり、国がどのように誠意をもって対峙していくかでしょう。

また、過去に4000億円以上もの国税がダム建設のため無駄に使われてきたことに対する別途総括議論が必要であり、使途の詳細を国民に明らかにする責任が国にはあります。メディアは一体何をしているのだといいたい。

JALは経営責任をとり、一度会社を清算すべきである。現在の経営陣は一掃し、新たな経営陣のもとでの経営再建計画を出すべきではないだろうか。

八ツ場ダムもそうですが、JALのことは私の県の空港問題も空港行政に影を落としていることもあり批判するのは簡単ですが、天に唾するようなものです。
静岡空港もさんざん赤字を指摘され、JALも乗り入れに難色を示したこともあったのに前知事含め自民党県連、民主党県連、労組がガッチリスクラムを組み、反対の声もあったのを地元メディアが建設推進旗振り報道に明け暮れたおかげで建設が半ば強制的に行われ、反対地権者は石もて追われるような頑なに反対するワカラン人のように報じられる始末。
川勝知事が民主推薦で当選したから万々歳というわけにもいかず、赤字の空港をどう扱うか頭を悩ます問題になっています。
私も一応は空港反対で二期目の知事選で反空港を掲げた候補に票は入れましたが、空港是非を争点にしなかった現職に、最後まで反対を貫けず労組の票の圧力を恐れた民主党県連が割れ候補者も組織の立ち上げに遅れたことも影響し、負けるべくして負けてしまいました。
今、八ツ場ダムの中止反対を叫んでいる人々は殆んどが建設賛成の音頭を取ってきた地元の自民党や有力者、工事関係者だといわれているようですが、どこかで見たような風景だなあと既視感にとらわれる気がします。
JAL問題はなおいっそうそう感じてしまいますね。

財部さんの記事は、私にとって全面的に賛成できるか、全く賛成できないかどちらかであり、極めて評価し辛い方です。しかし最近の記事は賛成できるものが多くなりました。そして今回の記事も全面的に賛成です。特に

>時代の変化に合わせて、必要な予算を適時、適切に配分することが政治の使命である。だが自民党はこれを完全に放棄してきた。

>政官業が癒着して税金をネコババする構造を破壊できるか、どうか。

これら2つのご意見は正に我が意を得たりと言えるものです。そうです!自民党は政権党としての義務を「放棄」してきたのです。そして国民の税金の無駄遣いなどという甘っちょろいものではなく、ネコババ、私に言わせれば「合法的な横領」とでも言いたくなるような腸の煮えくりかえることを繰り返してきました。

八ッ場ダムは中止、JALに対する公的資金の投入は経営陣が全て責任を取って辞任したから!当たり前のことです。自分達の経営責任を有耶無耶にしたまま、多額の税金をまわして欲しいとは、経営陣の連中のモラルと常識を疑います。

「前原頑張れ!」
前原大臣は誠実かつ理性的対応をしている。現在までの対応には共感できる部分が多い。政官業の癒着構造を断ち切ると、言うは安いが、さてどう腕力を振るうるか今後が楽しみ。
 彼は民主党シンパには嫌われているようだが、ここはしっかり応援したい。前畑頑張れ!じゃなく「前原頑張れ!」
 最後に、公明党は何しに八ツ場ダム視察したのか。恥の上塗りとはこのこと。

財部さんが書かれていることはそのとおりだと思います。

苦言を言わせていただくのならば、なぜ、それを自民党政権のときに言わなかったのかということでしょうか。勝ち馬に乗っているように見えるだけで、ちょっと情けないなと思います。もちろん、それでも、書かれないよりは遥かにましだと思います。

願わくば、同様の主張をテレビでもしていただきたいですね。自民党の残党、土建業や団体に天下りしている官僚、彼らに癒着しているマスコミによるヤラセによって騙されてしまっている少なくない視聴者の目を、財部さんの発言によって覚ましてあげてください。

 日刊ゲンダイの記事ですが八ツ場ダム関連の受注業者(03年から05年)で04年10月現在公益法人25名を含め元国土交通省職員が総計で176人が天下りしているとの記事がありました。
 日刊紙ではなかなかこのような記事は見られませんが、夕刊タブロイド紙ならではの記事ではないでしょうか
 受注企業の内訳ですが建設会社の他にコンサルタント会社が数十社あります。それぞれの受注額、契約内容を知りたいものです。
 更にそれらの下請け企業はどんな会社があるのか、これらの会社(下請けを含め)からの献金は、調査し、情報を明らかにするべきではないでしょうか。
 おそらくこのような状況は計画中の143のダムや道路、橋、港湾等の公共事業全てに見られる減少ではないでしょうか。
 事業単位で見る場合複数の事業を受注する企業があるので概ね1件について100名前後とすれば上はキャリア官僚から3種採用の公務員まで定年退職者等でで再就職を希望する公務員の殆んどがこのような天下りの形で再就職している可能性があります。当然契約金額にはこれら天下りの給与が経費に上乗せされていることは想像できます。
 無駄の象徴である八ツ場ダム川辺川ダムで徹底検証してもらいたい。

八ッ場ダム問題・・・・

参照していただきたいものがあります。

①ザ・選挙の長野原町議会議員名簿
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2007/10/00005336.html

②某テレビ局で放送された住民の声
http://www.youtube.com/watch?v=vAB0ou-YA8o

この中で、最後のほうに出てくる66歳女性の名前を良く確認の上、長野原町議会議員名の上から6番目の名前を照らし合わせてほしい。

あれ??

同一人物では??

某ブログで指摘されている事・・
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/09/post-39f8.html

上記で、記載されている事はあながち間違いではないですね。

テレビ局様、まさか本当に世論誘導しちゃったのか?

本当の住民の声はどうなのよ?

温泉協会会長とか協会員やら町議会議員以外の住民の声はどうなの?

なぁ~んか、やな感じですよね。

返還の確認ミス
 誤 減少
 正 現象

JALが死の瀬戸際にたってもがいている。不採算の路線で切捨てられるものの半数が北海道にある。ニュースは、地方の足をどうするかと報道している。住民の声として怒りの声を届けるがごとく、ある主婦のインタビューを流している。でも、この人本当に利用するんだろうか?と思うのは私ばかりではあるまい。
北海道の田舎にいて、年に1~2回ぐらいは利用している私だが、空路がなくなっても自家用車などの手段で、待ち時間を考えれば2倍弱の時間でほとんどの目的地に行ける。
一日に東京便(搭乗率50%あるんだろうか)が運航されている、とある空港の保守人員が20人必要と聞いて驚いた事がある。
搭乗客に接するものだけでも6~7人はいる。管制官、機体保守などを入れると20人余になるが、半数は再建団体の瀬戸際にある北海道が派遣しているとか。一日30~40人足らずの乗客の運賃と一便の着陸料で採算が取れるかどうか、誰が考えたってわかる。中央との太いパイプを選挙のキャッチフレーズに当選してきた老獪議員先生のやってきた政策は総じてこんなものだ。
離島の利便云々と言っているが、1日一便で緊急対策などになるはずがない。膨大な維持費と航空会社の赤字、補てん金などを考えれば、北海道などの広大な土地では、拠点病院に緊急患者を搬送できる医療用ヘリなどを配備し、救急患者を輸送できる体制の方が費用も少なく、緊急対応性も高い。そろそろ、住民も頭を切り替えないと、せっかく地方に配分される資金を、どうしようもないものに使ってしまいそうで心配になる。ハッ場ダムだって同じだ、反対住民の多くはいたたまれなくなって現地を後にしているんだろう。残っているのは、中央からくる金に幻想を抱いて残った人々である。中止で国からの金が降ってこなくなると困るから反対している。地方主権を掲げる政権が誕生して中央が個別の工事にひも付き投資する構図がなくなる。どうしても作りたいなら、地方に配分された金でつくることを選択すればよい。多分しないだろうけれど。今までのスタンスから見ると、勝ち馬に乗っている間はするが、正論は正論として評価したい。

<財部様>
誠におっしゃる通りです。ダムは土建業者にとって最も美味しいそうです。
一度、決定すれば、何十年にも亘って、仕事にあぶれないからだそうで、八ツ場ダムが50年前の計画で、未だダム本体の工事すらこれからなのですから...。
地元が工事中止に反対するのは当然で、利権が手の指の間からこぼれ落ちる感じではないでしょうか?問題は、地方の地場産業が公共事業しかない事態からの転換です。
ムダなダムを中止しただけでは残念ながら地方経済は救われません。
八ツ場ダムに関しては、地方交付金で、黙らせるしかありません。ダム建設に反対すれば村八分らしいので、住民の声なき声を掬いあげて、観光振興基金という形で、町の産業を後押ししてあげる必要があるかもしれません。
土建議員たちにいい思いをさせるのは、腹が立つのですが、東京に本社があるゼネコンの取り分を差し引き、地元孫受けの費用位は、別の形でお金を地元に落としてあげないと納まらないのではないか?それでも、これから毎年メンテナンス費用がかかるよりは安上がりだと思います。
JALに関しては、潰してもいいと思います。発着権は、外資に渡らない様に採算路線に限り、ANAなど国内会社に渡してあげたいですね。
地方空港はあえて潰して欲しい。空港建設の特別会計にメスをいれ、一般財源化をした上で、羽田の再開発・ハブ空港化に使って欲しい。

 1947年(昭22年)のカスリーン台風により利根川流域などに大洪水が発生したことから、利根川治水計画の見直しが始まり、1949年(昭和24年)利根川改修改訂計画を策定し、洪水調節目的をもつ上流ダム群の建設が計画され、1952年(昭和27年)5月に建設省より長野原町長にダム調査の通知が届き建設省が現地で調査を開始したが、その後57年間も経つのに、ダム本体の工事に着手しなかったという事実と、2008年(平成20)9月に八ッ場ダムの事業工期を2010年度から2015年度に変更し、建設目的に発電を追加する第三回目の計画変更を告示したうえで、2009年(平21年)1月に国土交通省が八ッ場ダムの本体工事の入札を官報で公告したという事実を鑑みれば、治水・利水のためにはコンクリートダムの必要性は非ずして、八ッ場ダムの建設の本質的目的は、いわゆる「景気対策」に如かずであると推察するのが妥当でしょうね。

 環境状況の変化により、空気中の二酸化炭素量を削減する必要性が叫ばれている昨今の事情を慮れば、緑(森林)を破壊する「コンクリートのダム」は、自然界における二酸化炭素の吸収量が減少して大雨をもたらすという弊害が生ずる危険性がたかく、一方、「緑(森林)のダム」は、自然界の保水能力を向上させるだけではなく、光合成の際に二酸化炭素を吸収するので、新しい「多目的ダム」として有効だと、予測できますよね。

 因みに、「緑(森林)のダム」と「コンクリートのダム」二酸化炭素の削減効果についての利害を、八ッ場ダムの例で、試算して、「脱コンクリートダム依存政策」を企画し、世界中に普及すれば、内閣総理大臣の鳩山由紀夫さんが国連で発表した二酸化酸素削減目標の達成に弾みがつくだろうと、私は思量します。

 因みに、利害関係者を説得するには「感情」よりも「勘定」を優先させるのが、古来、交渉の鉄則であるから、「景気対策」についても「コンクリートダム」を造るのが公共工事であるならば、「緑(森林)のダム」のための植林・造林も公共工事と見なすことができるはずですですよね。

 尚、「保守」とは、自然法の因果の原理を尊重して遵守して秩序を保持することをいい、そのために、因果の道理を否定する邪見を排斥し、正々堂々と常道を歩めるように変革するすることが必要で、「憲法改正(自主憲法制定)」などという一念は「保守」に非ずして、懐古の情に流された守旧に過ぎないと、私は思量します。

ハブ空港の話が出ましたね。以前聞いた話ですが、韓国のインチョン空港建設前の調査チームが、当時の運輸省に千歳空港をどのように位置づけているか聞いたそうである。その答えは、“一地方空港にすぎない”とのことで、それを聞いて、安心して仁川空港建設に踏み切ったというのである。新千歳空港は民間路線の滑走路2本が3000mで、他に、工業団地構想が頓挫した事から、メインの航空会社が基地化できる広大な用地(苫小牧東部)もある。当時の韓国の為政者は、仁川のライバルになり得るのは新千歳と考えていたようである。千歳には、自衛隊が使っている滑走路2500m級も別にある。この防衛省が使っているというのが千歳のネックでもあるのだが。日本の政府は、地方のどうしようもない小空港建設に血道をあげ(政・官・業癒着)、ハブ空港の構築など国際競争の激化への備えを放棄してきた。仁川拠点の航空会社が元気なのに引き換え、国際線に主力を投入させられてきた(これとて政・管癒着の産物)JALの末期の姿は対照的である。今更、新千歳がハブ空港に良いなどと言うつもりはない。赤字だと言ってエコな大量輸送手段の鉄道路線を廃線にして、それよりもより少ない人しか利用しない、赤字が確実な田舎の空港建設に切り替える無神経さこそ、政権(利権)あって政策なしの典型例である。民主党政権が地方重視というのは良いが、こうした利権誘導してきた地方の首長や、地方議会(そうして飼いならされてきた住民)が隠然と残っている。そこにカネを預けて、地域のためにどう使うのか。児童手当や農家の個別補償など、全面的に良いとは言えない政策だが、こうした利権の網に絡め捕られないで、住民に直接届く点では評価できる。自民党のおバカ2世代議士が“パチンコに使う”などと喚いていた。その代議士程度の発想しかできない住民もいるだろうが、多くは子供ために使うだろう。但し、大学などに進学させるための貯蓄に回す可能性が高いので、現時点での経済効果としては余り期待できないと思われる。その点が、全面賛成できない理由でもあるのだが。

八ッ場ダムの住民の反発については、疑問に思う点が非常に多い。

1.もともと住民はダム建設に反対していた。

2.納得のいく補償が得られたので「やむなく」ダム建設を容認した。

3.この段階ですでに補償こそが住民の最大の関心事であるはずで、積極的にダム建設を推進するという政治的関心は薄いはずだ。
そうでなければ「やむなく従った」という本来の感情が逆転してしまう。

4.より徹底した追加補償を求めるなら合理的な行動と言えるが、ダム建設を積極推進する立場は極めて政治的であり、住民としての合理的行動とはとても思えない。

5.もし住民のダム建設中止反対が合理的選択であるとするなら、旧政官との裏取引があったのではないか?
つまり「移転補償に加えダム湖を中心とした一大リゾート地としてダム以外にも箱モノ施設をほぼ無制限に作り続ける---
これは双方にとって2度も3度もおいしい話ではないか。

所詮、ダムとか空港は利権の塊で、あくなき税金の垂れ流しが裏にあると考えるのが自然ではないか?

財部様
今晩は。実は八ッ場だけではなく、全国津々浦々、公共事業は、この手のものが、ダムだけではなく、形を変えて有るのではないでしょうか。実は住民が裏側を知らないけで....
財部さん、公共事業で地元の土建屋さんが潤うというのは、実は妄想ですよね。多くは大都市に居を構える大手ゼネコンに落ちるそうですが。地方の小さい土建業では大型施設を建てる技術が無いと聞きました。ですから、地元に落ちるお金は、土建業でも公共工事に関わるお金は、落ちたとしても内装など微々たるものだそうですが。または、工事人の宿泊と食事...。
実際は助成金を国からもらっても、多くは国から借金するそうですよね、自治体は。助成金や補助金を餌にして国が金を貸すなど、こんな構造では、まるで国が闇金融のようです。
結局、お金を懐に入れるのは誰でしょう?
官僚ですか、それとも元国会議員?
公共事業における、実際のお金の流れを是非教えてほしいと思います。八ツ場ダムも、温泉街に地方銀行もグルになっていじめたということもちらりと...。地方銀行って、メガバンクに絡めとられていませんか。知りたい、知りたい。とどのつまりは一番のワルは誰なんでしょう?

(1)  上州 浪漫的街道の秋

吾妻の秋は美しい。
暮坂峠を越えて中之条へ
大道峠を越えて沼田グリンデルワルトへ
石神峠を越えれば川場健康村。
蒼穹に浮かぶ柿を見上げて、私はこの谷の熊になりたくなった。
なんで『八ツ場ダムが無ければ』なのだろうか??。


(2)  吾妻峡、川原湯シケインの思い出(1970年)

橋の前後で90度に曲がり、小砂利にバイクの前輪にとられ、砂ぼこりに息を止めた。
何万年、激流に磨かれただろう吾妻峡の美しさ。  嗚呼・・・・・。


(3)そして今日から

渋川から草津まで何の仕事も無い街道に土建屋しか生きる道が無かったったのだろうが
故里の美しさに気付いて欲しい。
八ツ場ダムが『湖畔の宿』を生むのだろうか??。
満々と水を湛えたダムがあるだろうか??。
『ダム』・・・私は流木の浮かぶ寒々と干上がったダムしか見たことが無い。
黒部第四ダムを含めて、二度と見たくない。


ちょっとくらい、皆さんやっていることですし、そんなに悪いこととは思いませんが。。
利権に絡むなんて大それたことはしていませんし、少しだけいい思いをして何が悪いのでしょう。法律にも触れませんし、皆さん同じようにいい思いをされているのでは?
なぜ、今まで良かったことをそんなに目くじら立てるのですか?

根本にはこんな思いがあるのでは?新しい政権もこんな思いにならないよう努めてくださいな。

財部誠一様

> 民主党の目指すべき「脱官僚」とはこの癒着構造をぶち壊すことにほかならない。<

 民主党は官僚ではないかが、官僚の方々は「脱官僚」して何に転職するのでしょうか?
 まさか「脱官僚」して何に政治家になれということはないですよね…。

 民主党主導の新政権は「脱官僚依存政務」で、行政事務についての責任と権限しかない行政官に依存した政務体制から脱却することを目指して指導したようですね。

 行政府から行政事務に従事する行政官を排除したら政府は成り立ちませんので、「脱官僚依存政務」の目的は、政・官・行の癒着を分離して、まともな紐帯にしようということでしょうね。

 それには、先ず、大衆通信媒体と官僚の癒着を引き剥がすことが急務ですよね。

 一般の国民は、大衆通信媒体を通じてしか、政治の動きを知ることができないでしょうから…。

> 採算がとれるとはとうてい思えぬ地方空港建設は、ダム建設にも負けない蜜の味である。空港さえできれば経済が活性化するのではないかという地元住民の勘違いも見過ごせないが、いずれにしても日本中で採算度外視の地方空港建設に歯止めがかけられなかった。その最大の背景は政官業の強欲癒着構造に尽きる。<

 大衆通信媒体を通じて、夫々の事実について、信頼性が高く正確な情報が国民に伝達されていれば、不適当な公共事業の計画は、初期段階で阻止できたと、推察できますよね。

 地方空港の採算がとれるとはとうてい思えないなら、建設予定の段階で因果の道理を、多くの国民に判るようにそのように解説するのは、いわゆる「識者」ではないでしょうか…。

100年に一度起こるかどうか分からない洪水のために、巨費を投じてダムを作ること自体がそもそも狂っていると思う。ごく一般常識を持った生活者は、ダムに使うお金があるのなら、そのお金は万が一の洪水や台風、地震が起きた時のための素早い災害救助や、復興のためにプールしておく方が、数倍税金を有効に使える、ということを知っているのではないだろうか。
日本は確かに台風が多く、地震大国でもある。しかし緑が豊かで、四季それぞれ美しい顔を持つ魅力的な島国だ。私たちは、そろそろ自然を破壊しながらの経済から決別し、自然と共生しながら生きていくことを選ぶ時期に入っているのではないだろうか。

政官業の癒着構造は、財部さんのおっしゃるとおりで、日本を歪めた諸悪の根源だと思います。

さらに、この間の八ツ場ダムをめぐるマスコミ報道は、政官業癒着構造にマスコミもどっぷりとはまっていることを思い知らされます。

自民系町議を一般町民のように放送するヤラセもさることながら、ダムを中止すると、建設するより高くつくと言う、国交省のデタラメな試算を垂れ流すに至っては、官業とマスコミが一体化していると思わざるを得ません。

国交省が言う約1,460億円の利水負担金を、法的根拠もないのに利水関係5都県に返還する義務があると言うことを根拠にしていますが、だいたいその内の4割は国庫補助金じゃないですか。

国に57年間翻弄された住民、とお涙頂戴で視聴率を稼ごうとしていますが、そんなデタラメな公共事業を見て見ぬふりをしてきたとしか思えないマスコミ自身に反省の欠片もありません。

こんな腐ったマスコミに市民が対抗するには、不買しかありません。今日、ずっと購読し続けてきた新聞をやめました。

再掲です。
新聞、テレビ等のマスメディアは八ッ場ダム建設に関する情報を国民に正しく伝えていないことはもはやバレバレである。今も記者クラブ制度の弊害が続いている。

マスコミよ!国民を愚弄するのもいい加減にしろ!!

政官民報の癒着で、マスコミはジャーナリズムの魂まで売って、組織を維持出来ると思っているのだろうか。

良識ある国民は現在のマスメディアから離脱しつつある。

CNNでJALが政府の支援を仰いだ旨のテロップを流していた。一連の米国でのGMやAIGへの支援と同じランに位置づけている印象を与えていた。心から情けなく思った。

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Profile

財部誠一(たからべ・せいいち)

-----<経歴>-----

1956年、東京生まれ。
1980年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、野村證券入社。
1983年、野村證券退社。
1986年、出版社勤務を経てフリーランスジャーナリストに。
1995年、経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。「財政均衡法」など各種の政策提言を行っている。

-----<出演>-----

『財部ビジネス研究所』 (BS日テレ、土曜23時〜 再放送:日曜9時〜)

『報道ステーション』
(テレビ朝日系/平日21:54〜)

BookMarks

オフィシャルホームページ
http://www.takarabe-hrj.co.jp/

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