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安部内閣支持率が40%を割った!

今日の朝日新聞に出た世論調査結果では、安部内閣の支持率は前回12月の47%からまた大きく落ち込んで39%となった。政権が発足した9月から10月が63%、11月が53%だったから、10月以降、−10、−6、−8という落ち様である。普通、30%台に入ると「危険水域」と言われるので、黄信号点滅状態に入ったということである。

不支持の理由としては、「政策の面(が不満)」58%、「頼りない内閣」67%もさることながら、何と言っても松岡、伊吹ら閣僚の政治資金疑惑の実態が「解明されていない」85%が大きい。郵政造反組の復党、道路財源問題での後退、本間政府税調会長や佐田行革相のスキャンダル辞任、いくつかの重要法案の放棄などと重ね合わせて、安部がリーダーシップを発揮できないままズルズルと後退を重ねつつ「古い自民党」の復活を許しているというイメージが定着しつつあると言える。朝日2面の解説によると、自民党内には早くも「安倍政権も死に体になってきた」との声が出始めているという。

安部自身は22日夜の会見で「支持率を回復させようという気持ちで政治をやっていては正しい政治はできない。正攻法で政策を実行して評価を得たい」と言っているが、その正攻法とは、安部本来のタカ派路線を遠慮せずに打ち出して保守層の期待を裏切らないようにするということであり、つまりは参院選の中心争点を「憲法」に定めるという路線だが、朝日調査では改憲を争点化することを「妥当」とする者は32%にとどまり、「そうは思わない」が48%と半数近くあって、これが裏目に出る可能性を暗示している。

にもかかわらず、安部自民党が参院選で「勝てる」と見る者は44%で、「勝てない」の28%を大きく上回った。これは裏返せば小沢民主党が頼りないことへの失望感の表れで、事実、小沢民主党が参院選で「勝てる」と見る者はわずか13%、「勝てない」が61%にも及んでいる。民主党が野党第1党の役割を果たしているかの問いには、69%が「果たしていない」と答え、「果たしている」は17%に留まっている。民主党にとっても深刻な結果である。

このような状況は、21日の宮崎県知事選でそのまんま東が、無党派層の圧倒的支持を得て自民・公明推薦の元経産省課長、自民一部・民主相乗りの前林野庁長官を破ったことにも表れている。官製談合で前知事が逮捕されたのを受けた選挙に、どちらも官僚出身者を候補にするということ自体が選挙民をなめていることを示していて、そのような2大政党のどちらにも県民はNOを突きつけたのである。両党とも参院選に向けての無党派層対策を迫られることになる。

なお、同じく今日の読売の調査では、やはり「内閣支持続落」で48.4%だった。読売では、10月70.0%、11月65.1%、12月55.9%だったので、−4.9、−9.2、−7.5という下がり方である。▲

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コメント (1)

ザーット 見たところ やっぱ田中康夫がダントツ理論行動がよい印象としてのこるので、彼が野党連合を引っ張れば 無党派層に響き 往くかも

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Profile

高野 孟(たかの・はじめ)

-----<経歴>-----

1944年東京生まれ。
1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。
通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。
同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。
80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任し現在に至る。
94年に故・島桂次=元NHK会長と共に(株)ウェブキャスターを設立、日本初のインターネットによる日英両文のオンライン週刊誌『東京万華鏡』を創刊したほか、PC-VAN・NIFTY-Serve・MSN、富士通ブロードキャストその他電子メディアのコンテンツ創造、講談社・小学館・集英社その他出版社のウェブサイト開設、『インサイダー』のメルマガ化、などを次々に手掛け、インターネット・ジャーナリズムの先駆的開拓者と呼ばれた。
現在、それらの経験を活かして、独立系メディアの総合サイト《THE JOURNAL》に取り組んでいる。
2002年に早稲田大学客員教授に就任、「大隈塾」の授業「21世紀日本の構想」、ゼミ「インテリジェンスの技法」、社会人ゼミ「ネクスト・リーダーズ・プログラム」を担当している。

-----<出演>-----

『サンデープロジェクト』
(TV朝日系、日曜10:00~)

『朝まで生テレビ!』
(TV朝日系、最終金曜25時頃~)

『たけしのTVタックル』
(TV朝日系、月曜日21:00~)

『情報ライブ ミヤネ屋』
(読売TV系、月~金曜21時~)

BookMarks

東京万華鏡:TOKYO KALEIDO SCOOP
http://www.smn.co.jp/

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http://www.smn.co.jp/insider/

大阪高野塾
http://www.osaka-takano.com/

-----<著書>-----


『滅びゆくアメリカ帝国』
2006年9月、にんげん出版


『ニュースがすぐにわかる世界地図(2006年版)』
2005年、ポスト・サピオムック


『最新・世界地図の読み方』
1999年、講談社現代新書

『情報世界地図 98』
1997年、国際地学協会

『地球市民革命』
1993年、学研

『21世紀への世界時計』
1991年、集英社

『入門世界地図の読み方』
1982年、日本実業出版社

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