でんきを消して、スローな夜を。6月21日20時〜
今年も6月17〜21日、「でんきを消して、スローな夜を」を合い言葉に、「100万人のキャンドルナイト」が行われる。18日(日)には、東京タワー、六本木ヒルズはじめ全国の主要施設約3万3000カ所が消灯し、東京タワー下の芝・増上寺ではカウントダウンのイベントが行われる。21日(水)夏至の日には、今年は恐らく700万人を超えるであろう参加者が、それぞれ家庭でオフィスで旅先で、20時から22時まで、一斉に電気を消して、ローソクを立てて子供に絵本を読んだり、恋人同士でワインを傾けたり、独り静かに物思いにふけったり、思い思いのことをして過ごす。
この運動は、01年に米国でブッシュ政権のエネルギー政策に抗議して起こった自主停電ムーブメントに学んで、これを「キャンドルナイト」の名の下に日本でもやろうと、辻信一=明治学院大学教授(ナマケモノ倶楽部世話人)、藤田和芳=大地を守る会会長らが呼びかけて03年から始まったもので、ただ電気を消すだけでそれぞれが豊かな時間を味わうというだけの、まことに静かな社会運動。高野は毎年、呼びかけ人に名を連ねていて、今年は「闇が光より明るいという新鮮な驚きを一人でも多くの人に届けよう」というメッセージを書き送った。また《ざ・こもんず》として賛同金を届けた。これらは下記の「キャンドルナイト」ホームページに掲載される。
読者の皆さんも、同ホームページで概要を把握の上、工夫を凝らしてご参加下さい。▲