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2009年3月14日

続・視界不良の西松献金事件

 小沢代表の秘書が突然逮捕されたときは誰もが驚いた。だが、その日の夕刊には小沢氏の献金の集め方が早々と詳細に解説されていた。その後も大久保氏が西松建設の常務と直接取引をやり、ダミー団体を通して献金と要求し、請求書までで出していたという報道が連日のように続いた。
 
 これらの情報の多くは検察によるリークである。その一方、今回の事件については通常の検察のやり方とは異なる情報の流し方が感じとれる。というのは、小沢氏を批判する情報の多くは、本来であれば大久保氏の逮捕前に出てくるべき性質の情報なのだ。それが遅れて出てきたということは、小沢秘書逮捕に突っ走ってしまった検察が、後から新聞に情報を流すことでつじつま合わせをしているのではないかとさえ思える。

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2008年5月30日

公務員制度改革はまだまだ入口に立っただけ

◆公務員制度改革、今国会で成立へ
http://www.asahi.com/politics/update/0529/TKY200805290196.html

≪田原総一朗が斬る!≫
「法案が成立できたことはとてもよかったと思う。ただ、公務員制度改革の最大のポイントは公務員の数を削減できるかどうか。いま、国家公務員は全国で約30万人いるが、10万人まで削減できると主張する人もいる。地方公務員もまだまだ多い。人員削減こそが公務員制度改革の中心であり、今回の法案成立はその入口の入口にようやく立てたにすぎない」

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サンプロで両手を拝んで法案成立をお願いした渡辺大臣、祈りが通じる!

今国会での成立が困難と見られていた国家公務員制度改革基本法が、27日の与野党協議で基本合意し、今国会で成立する見通しとなった。
焦点となっていた各省庁の幹部人事の取り扱いについては、協議の結果、内閣が一元管理することに決定。最後の最後で与党側が民主党案を丸のみした形となった。
合意成立前の25日には、渡辺喜美行革担当大臣がサンデープロジェクトに出演。カメラの前で両手を拝んで法案成立のお願いをするパフォーマンスを行っていた。
なお、渡辺大臣は今回の合意成立について「大変にいい合意」と、いたって満足気な様子。

◎自・民・公、公務員制度改革基本法案の修正で正式合意(読売)
◎公務員制度改革法案、今国会成立へ 渡辺氏は満足、町村氏は不満(産経)
◎公務員改革合意は「国民のため」 民主・鳩山幹事長(産経)

2008年4月29日

自民党も民主党もウソばっかり

衆院山口2区補欠選挙で民主党の平岡秀夫氏が勝利した。

この結果を受け、新聞は「民意に沿った政治をすべきだ」と言うが、これは間違いだ。

“民意”とは「税金は少なく、福祉は充実」がいい。矛盾している。これが“民意”である。

いまの日本は高度成長期とは違って歳入が伸びない。歳入が伸びないならば、増税しかない。あるいは、増税がイヤなら、福祉を削るしかない。

だから、増税か福祉削減か、どちらにしても国民に対して説明をきちんと行い「さあ、どうしますか」と問わなければならない。ところが、自民党政府は「消費税を上げると言うと選挙に負ける」と思い、何も言わない。マスコミも言わない。

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2007年8月28日

守りに入った安倍改造内閣

 今回の安倍改造内閣には疑問符をつける部分がいくつもある。

 まず、新任の閣僚では額賀福志郎氏が財務大臣になっていることだ。額賀氏は確かに竹下登元首相から「いずれは日本のリーダーに」と大事に育てられた逸材である。しかし、額賀氏といえば防衛族のトップであり、財政に関しては専門外のはずだ。防衛大臣の高村正彦氏も専門外の大臣で、高村氏は経済企画庁(現内閣府)長官の経験者だけに、額賀氏と高村氏は逆であれば落ち着く人事だ。

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2007年7月 4日

久間防衛相の辞任と参議院選挙

 前任者の小泉首相は、自分の内閣の閣僚を選ぶにあたって、冷徹なほど厳しく検討をした。いわゆる「身体検査」で、小泉さんの人事は「サプライズ人事」といわれているが、ただのビックリ仰天人事ではなく、飯島秘書官といっしょに非常に入念に検査をして、その身体検査を通った人だけが小泉内閣での大臣になっていった。

 その意味では、安倍首相はトップとして危機管理が甘かったというよりほかない。

 ただし、今回の久間防衛大臣の辞任が参議院選挙に影響するかというと、私はそれほどの影響はないと見ている。というのは、今のメディアは安倍首相が何をやっても批判する。おそらく久間大臣が辞めなくても、安倍首相を叩くだろうし、辞めさせても「遅きに失した」と叩いている。国民はそんなメディアを見抜いているし、すでにどの党に、誰に投票するかは決めているだろうからだ。

2007年5月30日

松岡農水相自殺でどう変わる「政治とカネ」と「年金問題」

今回の松岡農水相の自殺は政界に大きな衝撃を与えている。

ただ、松岡農水相の自殺は、安倍内閣にはプラスにもマイナスにもならないと思う。

というのは、それよりもはるかに大きな国民の関心が、社会保険庁の公的年金保険料の5000万件に及ぶ納付記載漏れ問題にあるからだ。

今回の自殺がきっかけとなって、国会で年金問題がさらに注目されるのではないか。

政府は今国会で救済法案を成立させるつもりだが、現実的には厳しい。

対応次第では安倍政権が苦しい立場になる可能性もある。

上記のことを含め、松岡農水相自殺から私が考えたことを日経BPnetで触れてあるので、ご参照いただきたい。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/tahara/070529_13th/

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2007年2月19日

いま「改憲」して何が変わるのか?

好評発売中!
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『憂国論』(朝日新聞社・刊)

■田原総一朗の蔵出しコラム!!
本日の「タハラ・インタラクティブ」は、2006年9月に発売された『憂国論』から珠玉のコラムを配信します!

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いま「改憲」して何が変わるのか?

 2005年春、自民党と民主党が、それぞれの憲法草案のまとめの作業に入っている。表現は異なるが、いずれも現在の憲法を変更しようとしているのである。

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2006年12月12日

談合はなくなるか?

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佐藤栄佐久(元福島県知事)・木村良樹(元和歌山県知事)・安藤忠恕(元宮崎県知事)と、収賄容疑による現職知事とその側近たちの逮捕が相次いでいる。逮捕後の取調べでは、知事自身が談合に積極的に関与した「天の声」の存在も明らかになってきた。

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 県知事の談合事件が続いている。新聞もテレビも、逮捕された知事たちをまるで悪の権化のように語っている。

 もちろん談合は悪である。しかし、テレビや新聞ではまったく報道されていないが、今回逮捕された知事たちには、談合をやらざるをえない事情がある。
 
 知事の選挙には金がかかる。選挙中は県内全域にポスターを貼り、各拠点には事務所を設置しなければならない。集会を開く際には場所を借りるための経費もかかるからだ。こういった必要経費だけでも、1回の選挙で2~3億の金が必要だといわれている。

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2006年2月11日

今週の田原氏


『今週の田原氏は?』(映像の配信は終了しました)
320×240
1分37秒(14.3MB)

 まずは滋賀県大津での琵琶湖塾。堀紘一さんをゲストに招いての開催である。昨日は会津若松まで三枝成彰さんの招きで「エンジン・ゼロワン」のシンポジウムに出席。ホリエモンと同席するはずだったが、「諸般の事情」で来れなくなった。かわりに福島県知事と議論を交した。今日は各省の官僚と自主的に開催する勉強会。東京水道橋で大学院生も含めて行われたが、ネット接続により北海道、近畿、四国で同時開催し、様々な質問が出て非常に有意義な場となった。

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サムネイル(ムービーの画像)をクリックするとQuickTimeムービーが見られます。
表示しない場合はアップルホームページから最新のQuickTimeをダウンロードしてください。

Profile

田原総一朗(たはら・そういちろう)

-----<経歴>-----

1934年、滋賀県彦根市生まれ。
早稲田大学文学部卒。
岩波映画製作所、テレビ東京を経て、77年フリーに。
テレビ東京時代の連続番組「ドキュメンタリー青春」で、取材対象者に肉薄する独特のインタビュー手法で注目を浴びる。
現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。
テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。
2002年より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生や社会人の指導にあたっている。

-----<出演>-----

『朝まで生テレビ!』
(TV朝日、毎月最終金曜25時?)

『サンデープロジェクト』
(TV朝日、毎週日曜10時?)

BookMarks

田原総一朗 公式サイト
http://www.taharasoichiro.com/

田原総一朗のタブーに挑戦!(JFNラジオ番組)
http://www.jfn.co.jp/tahara/

株式会社アスコム
http://www.ascom-inc.jp/

朝まで生テレビ!
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/

サンデープロジェクト
http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/

早稲田大学 大隈塾
http://www.waseda.jp/open/attention/ookuma/ookuma_curriculum_2005.html

早稲田大学 大隈塾ネクスト・リーダー・プログラム
http://www.waseda.jp/extension/okumajuku/index.html

-----<著書>-----


『市場浄化』
2006年10月、講談社


『テレビと権力』
2006年4月、講談社


『オフレコ!Vol.2』
2006年3月、アスコム


『国家と外交』
2005年11月、講談社、田中均共著


『日本の外交と経済』
2005年9月、ダイヤモンド社


『日本の戦後(上)』
2003年9月、講談社


『日本の戦後(下)』
2005年7月、講談社


『田原総一朗自選集 1?5巻』
2005年7?10月、アスコム

『オフレコ!Vol.1』
2005年7月、アスコム、季刊

『日本の戦争』
2004年12月、小学館文庫

『日本の政治?田中角栄・角栄以後』
2002年10月、講談社

『日本の生き方』
2004年11月、PHP研究所

『日本政治の表と裏がわかる本』
2003年5月、幻冬舎文庫

『連合赤軍とオウム?わが心のアルカイダ』
2004年9月、集英社

『「小泉の日本」を読む』
2005年2月、朝日新聞社

『面白い奴ほど仕事人間』
2000月12月、青春出版社

『日本のからくり21』
朝日新聞社

『愛国心』
2003年6月、講談社、共著

『わたしたちの愛』
2003年1月、講談社

『日本よ! 日本人よ!』
2002年11月、小学館

『田原総一朗の早大講義録(1)』
2003年9月、アスコム

『田原総一朗の早大講義録(2)』
2004年3月、アスコム

『田原総一朗の早大「大隈塾」講義録 2005(上)』
2005年5月、ダイヤモンド社

『田原総一朗の早大「大隈塾」講義録 2005(下)』
2005年5月、ダイヤモンド社

『頭のない鯨?平成政治劇の真実』
2000年2月、朝日新聞社

『田原総一朗の闘うテレビ論』
1997年3月、文芸春秋

『メディア・ウォーズ』
1993年3月、講談社

『平成・日本の官僚』
1990年3月、文藝春秋

『警察官僚の時代』
1986年5月、講談社

『マイコン・ウォーズ』
1984年12月、文芸春秋

『原子力戦争』
1981年11月、講談社

-----<連載>-----

週刊朝日「田原総一朗のギロン堂」

SAPIO「大日本帝国下の民主主義」

プレジデント「権力の正体」

-----<映画>-----

『あらかじめ失われた恋人たちよ』
1971年、監督

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