石原慎太郎氏と田原総一朗氏による対談『日本の力』(文藝春秋)が文庫として再発売されました。
今回のインタビューでは田原氏が「いま、日本が抱えている問題」について語ります!
(文責:《ざ・こもんず》運営事務局)
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(4分52秒)
~以下、『日本の力』より抜粋~
「分別がありすぎる若者とそれに反発する若者」
(田原総一朗 談)
私たち(注:石原氏と田原氏のこと)のポジションはもうとっくに脅やかされていいわけですが、追っかけてくるのがいない。脅かしてくれない。
今の若者たちのいちばんの問題は、分別がありすぎることだと思う。分別がある人間を嫌だという人間は、不登校とか、ひきこもりとか、そうなるしか逃げ場がない。
全共闘のころは、若者たちが「無思想、無分別、無節操」などと称し、分別のない行動を平気でしていた。あまり損得を考えず、リスクにあえて挑む。あの頃は社会を変革するということに現実味があったせいかな。いまは守るものが多すぎて、守りの姿勢になってしまった。それが分別というものです。私はへそ曲がりなので、フリーターやニートは形を変えた全共闘か、などと考えているのです。
その一方では、ライブドアを率いていた堀江貴文のように、ノーネクタイ、Tシャツ姿で金を稼ぐのがなぜ悪いのか、と言い放ち、大人世代の経営者だちからは、実業ではなく虚業だとひんしゅくを買いながら、ものすごいエネルギーでM&A(合併・買収)を繰り返して業績を伸ばす若者たちが増えてきた。堀江と会うと、かつて全共闘運動をになった連中の感性に、非常によく似たものを感じますよ。
マスメディアがいまは超保守になっていて、マスメディアに叩かれる若者たちに、私は逆に可能性を感じるのです。
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(2分43秒)
今回のムービーでは、田原総一朗氏がホリエモン騒動について語ります。
田原氏はホリエモンのサンプロ出演後、都内で開かれた「大隈塾ゼミ謝恩会」に出席。スピーチでは、田原氏がホリエモンを追いかける理由、ホリエモン報道への批判などを展開しました!
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(3分32秒)
支持率低下が止まらない安倍内閣。
各紙の最近の調査では、安倍内閣の支持率は
読売:支持45% 不支持:43%(2月19日)
朝日:支持37% 不支持:40%(2月19日)
日経:支持49% 不支持:41%(2月26日)
となっています。
内閣の足並みの乱れが目立ちはじめ、内閣改造のウワサもちらほら。
田原氏が支持率低下の原因を語ります!
(文責:《ざ・こもんず》運営事務局)
【お知らせ】
2007年3月23日(金)に、東京国際フォーラムにて、
早稲田大学大隈塾ネクスト・リーダー・プログラム特別講座
「不確実性・複雑系の世界での、フェアな日本であるために」
が開催されます。
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひご来場下さい。
司会:田原総一朗
パネリスト:小池百合子 / 丹波宇一郎 / 田中康夫
主催:テレビ朝日
問い合わせ:サンライズプロモーション東京
0570-00-3337(全日10:00~19:00)
詳細:http://www.sunrisetokyo.com/schedule/E000287-1.html
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