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日銀福井総裁がインサイダー疑惑!?田原氏に渦中の問題についてインタビューした

田原:村上ファンドへの投資自体は何の問題はない。僕も村上氏が言う「モノ言う株主」という発想は、むしろ買っている。いままで日本では、株主が冷遇されすぎた。村上や堀江たちが頑張ったことで企業は情報を開示、株の配当があがったなど、株主に対するサービスをするようになった。ただ、福井さんが日銀総裁であることが問題。日銀総裁というのは日本のシンボルだ。いわば絶対的な存在で、株などに手を出してはダメで就任時に株をやめるべきだった。かつて日銀総裁に就任する人に対して日銀側から保有している株を無理矢理売らされていた。しかし、福井さんは日銀育ちの人だから何も言われなかった。もう分かっているだろうと。そこが問題だ。

もうひとつは、やはり2月に売ったのが良くない。悪いと思わないのならば、持ってれば良い。なんで2月の段階で売ったのか。これは一つは堀江が逮捕されたこと。そして、もしかすると村上も危ないという情報が入っているのかもしれない。そうだとしたらこれはインサイダー取引である。

福井さんはとても誠実で人格者。腕も良い。だけど、そういう人物だからこそ、やっぱりここは辞めるべきだ。ここで辞めないと日銀の独立性、主体性というものが損なわれてしまうという気がする。

Q:福井総裁が辞任する可能性はありますか?

田原:どこかで辞めると思う。

Q:辞められない理由がある?

田原:分からない。

映像はコチラ(映像の配信は終了しました)
320×240
3分18秒(54.3MB)
2006年6月23日(土)取材

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コメント (2)

国会はすでに閉幕してしまったが、とつぜんと言ってもよいタイミングで日銀福井総裁のスキャンダルが出てきた。村上ファンドに1000万円出資していた、とのことであるが、国民感情として、現在のゼロ金利状態が続いている状況の中で、自分だけおいしい思いをしているのは許せない、と言ったところであろうか。確かに許せないところがあり、常識的に考えてこのようなことは直ちに辞職すべきものとおもうが、そうはいかないのが世の常で、現在の状態の中では株式市場への影響が大きすぎるため、なるべく控えたい、というのが政府の考えであるようだ。そしてその不安ももっともな話で、昨年の総選挙から順調にのぼり調子であった、株式市場も2月のライブドアショック、そして今回の村上ファンド事件によって、ダブルパンチをくらって、特にライブドアが上場していた、東証マザーズをはじめとする旧店頭登録株は軒並み大幅下落を記録した。

そうした厳しい状況の中での日銀総裁のスキャンダルであるが、もし、辞任という自体になったとき、より一層の下落という事態になり、やっと一息つきかけていた、というより力強い回復基調になってきた株式市場に大きな不安感を与えることになる。

政治はいくら奇麗事をいっても「結果責任」を果たさなければならない。金融の責任者たる日銀総裁としての責務は、日本経済の発展繁栄に他ならない。そして、日銀総裁に与えられた権限の代表的なものとして、「公定歩合」の決定がある。公定歩合をどのように設定するのか、日銀総裁の胸先三寸にかかっている。現在の日本はゼロ金利が続いているが、今になるとあたりまえの感覚になり、あまり奇異な感じを受けなくなってきたが、かつてバブル崩壊前はたしか10%に近い数字であったように記憶している。当時の三重野総裁は「平成の鬼平」と呼ばれ、成長経済そのものが罪悪視されていた時代があった。これは前任者が金利を低く設定していたので、ただ単に自己主張したかったため、異常ともいえるような金利になったのだと言う。

さて、そうした日銀の存在感を示していた時期もあったが、現在のこのゼロ金利はこれも考えてみればおかしな状態である。貸し出し金利がゼロに近いということは大変ありがたいことではあるが、しかし、逆に考えてみると預金金利についても驚異的な低さが続いていることになる。仮に100万円預けると、1000円くらいしか金利がつかない、という状況出そうだ。かつては5%から10%であったから、すくなくとも5万円は利息がついたのであるが、現在はほとんどゼロ、預金するメリットがほとんどなくなっている。そうした影響もあって、現在多くの資産が株式市場に流れているのであるが、こうした低金利はなぜ、継続しているのか。

ズバリ、その原因はアメリカの金融政策の影響を受けている、と言える。現在アメリカは輸入大国である。日本や中国の製品を大量に消費している。輸入するとき、円ドルレートはドルベースで購入するとドルが高いほうがよい。たとえば1ドル100円の時100円のものを購入すると、もちろん1ドルで購入できる。しかしたとえば円高になって、1ドル50円時、同じ100円のものを購入したら、その時アメリカ川は0.5ドルで購入できる。すなわち、現在のような輸入大国となってしまった以上、アメリカにとって、ドル高でいるというとこは大きなメリットである、といえよう。そうしたときに各国の通貨の金利がいくらであるのかを比較すると、その差がレートに大きく反映される。現在のドルの金利は確か5%程度であるはずだ。1ドル100円とすると、日本人が100円1年間預金しておくのと1ドルを1年間預金しておくのと全く同じ元本であるにもかかわらず1年後の金額に5%もの差がつく。もしこれが10年間続けば1.6倍もの差が出てくる。そうすれば当然資産を活用しようと考えている人たちはドルを購入する。したがってドルは常に円に対して高いレートを付けている。現在アメリカはそうして自国の輸入に関して大きなメリットを享受している。

さてそうして考えているときに日銀は政府から独立しているはずだから、なぜ、アメリカの都合にあわせなくてはいけないのですか、という質問がとんできそうだが、まさしくそのとおりで、本来は日銀はそうしたことから影響されず、金利の決定を行わなければならないはずなのだが、どうも最近の日銀の意志はアメリカ直結しているように感じる。

今回の福井総裁の進退について政府はかばっているように見えるが、街の噂では、日銀はゼロ金利解消を決定しているから、今の総裁に辞められてはこまるので、継続している、ということも聞こえてくるがこれもかなり説得力を持っている。しかしいずれにしてもゼロ金利が解消されることはよいことのように感じる。

日銀の福井総裁がテレビでバッシングを受けている。
事の発端は村上ファンドに出資していて儲けたから。

オイラは2月に売った事が一番の問題点だと思って
いたがマスコミを通じてくるものはスキャンダル的な
”お金をいくら持っている”というような馬鹿馬鹿しい
ことばかりだ。


この問題を受けて政治の世界からも与野党問わず
批判をしている。とくに野党は政権奪取の機会を
365日伺っているため、これも格好のターゲットに
なっているのだろう。


僕が思うことは、この時期に福井総裁のスキャンダル
報道をする事は間違っている!と言うことである。

日本はゼロ金利解除をするか、しないのかの微妙な
時期であり、一番神経を使っている時期であろう。
そんな、日本経済にとって一番大切な時に、
くらだらないスキャンダル報道や的外れな指摘などで
日本経済の舵取りが過ちを起こしては困るのだ。


今朝の番組では福井総裁の資産が3億だとか報道
しているけど、こんなのどうでもいいだろう。
この3億円は彼が盗んだわけでもなく、稼いだのだから。

金額の面で多きく報道するなら
ウォーレンバフェットさんがビルゲイツの慈善団体に
3兆円かを寄付したというニュースがあった。
こっちを大きく報道すべきだろう。

ホント、政治家とかマスコミは”公僕”やら”公共財”
なんてうたっているくせに自分の思惑でしか動かない
ズルイ集団に見える今日この頃である。

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Profile

田原総一朗(たはら・そういちろう)

-----<経歴>-----

1934年、滋賀県彦根市生まれ。
早稲田大学文学部卒。
岩波映画製作所、テレビ東京を経て、77年フリーに。
テレビ東京時代の連続番組「ドキュメンタリー青春」で、取材対象者に肉薄する独特のインタビュー手法で注目を浴びる。
現在は政治・経済・メディア・IT等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。
テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸又一賞)を受賞した。
2002年より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講。塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生や社会人の指導にあたっている。

-----<出演>-----

『朝まで生テレビ!』
(TV朝日、毎月最終金曜25時?)

『サンデープロジェクト』
(TV朝日、毎週日曜10時?)

BookMarks

田原総一朗 公式サイト
http://www.taharasoichiro.com/

田原総一朗のタブーに挑戦!(JFNラジオ番組)
http://www.jfn.co.jp/tahara/

株式会社アスコム
http://www.ascom-inc.jp/

朝まで生テレビ!
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/

サンデープロジェクト
http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/

早稲田大学 大隈塾
http://www.waseda.jp/open/attention/ookuma/ookuma_curriculum_2005.html

早稲田大学 大隈塾ネクスト・リーダー・プログラム
http://www.waseda.jp/extension/okumajuku/index.html

-----<著書>-----


『市場浄化』
2006年10月、講談社


『テレビと権力』
2006年4月、講談社


『オフレコ!Vol.2』
2006年3月、アスコム


『国家と外交』
2005年11月、講談社、田中均共著


『日本の外交と経済』
2005年9月、ダイヤモンド社


『日本の戦後(上)』
2003年9月、講談社


『日本の戦後(下)』
2005年7月、講談社


『田原総一朗自選集 1?5巻』
2005年7?10月、アスコム

『オフレコ!Vol.1』
2005年7月、アスコム、季刊

『日本の戦争』
2004年12月、小学館文庫

『日本の政治?田中角栄・角栄以後』
2002年10月、講談社

『日本の生き方』
2004年11月、PHP研究所

『日本政治の表と裏がわかる本』
2003年5月、幻冬舎文庫

『連合赤軍とオウム?わが心のアルカイダ』
2004年9月、集英社

『「小泉の日本」を読む』
2005年2月、朝日新聞社

『面白い奴ほど仕事人間』
2000月12月、青春出版社

『日本のからくり21』
朝日新聞社

『愛国心』
2003年6月、講談社、共著

『わたしたちの愛』
2003年1月、講談社

『日本よ! 日本人よ!』
2002年11月、小学館

『田原総一朗の早大講義録(1)』
2003年9月、アスコム

『田原総一朗の早大講義録(2)』
2004年3月、アスコム

『田原総一朗の早大「大隈塾」講義録 2005(上)』
2005年5月、ダイヤモンド社

『田原総一朗の早大「大隈塾」講義録 2005(下)』
2005年5月、ダイヤモンド社

『頭のない鯨?平成政治劇の真実』
2000年2月、朝日新聞社

『田原総一朗の闘うテレビ論』
1997年3月、文芸春秋

『メディア・ウォーズ』
1993年3月、講談社

『平成・日本の官僚』
1990年3月、文藝春秋

『警察官僚の時代』
1986年5月、講談社

『マイコン・ウォーズ』
1984年12月、文芸春秋

『原子力戦争』
1981年11月、講談社

-----<連載>-----

週刊朝日「田原総一朗のギロン堂」

SAPIO「大日本帝国下の民主主義」

プレジデント「権力の正体」

-----<映画>-----

『あらかじめ失われた恋人たちよ』
1971年、監督

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