田原総一朗氏に突撃取材!
『「若さの未熟さ」について田原氏に突撃取材!』(映像配信は終了しました)
320×240
1分45秒(15.2MB)
2006年4月15日(土)取材
Q:ホリエモン騒動や前原元民主党代表の辞任などで「若さの未熟さ」が取り上げられていますが、これから何かを成そうとする若者たちに伝えたいこととは?
田原氏:メール問題の責任をとった前原元代表に対して『若さの未熟さ』が取り上げられているが、そういうことよりも本当にこわいのは政治が総劇場化して、本来、論じられるべきことが見えにくくなっていることである。昨年の小泉劇場から始まり、永田元議員によるメール劇場、民主党代表戦での小沢劇場といった、あらゆるものの総劇場化がこわい。
本来ならば、メール問題で信頼をなくした民主党に衆院千葉補選で勝機はなかったはずだ。しかし、今や逆転しそうな気配である。これは、小沢劇場によって国民の関心がメール問題から離れてしまったからに他ならない。次々とあらゆるものが劇場化して、一つの劇場効果が長続きせず、ころころと情勢が変わっていくのが今の世の中である。
サムネイル(ムービーの画像)をクリックするとQuickTimeムービーが見られます!表示しない場合はアップルホームページから最新のQuickTimeプレイヤーをダウンロードしてください。
コメント (6)
先生!いわゆる4点セットも吹っ飛んでます!どうぞお忘れなく。
小沢新代表に期待する人たちというのは、これまでの長きに渡る小泉政権下での倦怠感からの反動というか、やっと少し展望が明るくなったような気がしてきた、という、本当に期待感だと思います。
これまで、失望に次ぐ失望続きだったんです。私もそうです。
靖国参拝問題だって、ようやく少しはまともな議論ができそうですよね?
それはともかく、情報戦略ではゆるぎなく手強い自民党ですから、これから何をふっかけてくるやらと思って見ています。
でも、メール問題の一件もきちんとした検証がされて欲しいものだと思います。あまりマスメディアに期待はしていませんが。NHKの政治介入問題のことすらきちんと検証しきれないマスメディアですし。
投稿者: 山崎 | 2006年4月16日 00:34
生意気なことを上にも書きましたが、時代はもう、小泉劇場に飽き飽きしているのだと思います。目眩まし、誤魔化しだらけだったような気がします。
飽きてしまったお客を、どうやってこの後引き止めておこうとするのだろうなと思ってます。
投稿者: 山崎 | 2006年4月16日 01:03
今朝のサンプロで,公明党の冬柴さんや自民党の武部さんが,
小泉政権前夜までの長期間の不況から小泉構造改革路線でようやく
景気が上向いてきた.格差の是正はこれからだ.
といった趣旨の発言をしていたが,事実かれらの発言通りであろう.
まずは,景気が上向かなきゃ,国全体が泥沼に沈み行くだけだったわけであり,多少の瑕疵はあろうが,景気が上向いたことだけでも良しとすべきではないのだろうか.
ところが,野党側の出席者が「小泉政権が格差社会を生んだ! 小泉が悪い!!」と一方的に叫ぶのには,イライラを感じる.
「こいつら何いってんだ? じゃ,おまいらが政権を担当したら,格差を生むこともなく,景気を回復させられたのか,ボケェ!!」とど付いてやりたい気分である.
小沢民主党は「対案路線」を捨てるそうだが,対案も作れないようじゃ,文句を言っているだけの昔の社会党とかわらない.
小泉政権の施策が間違っているのならば,きっちりと対案を作って国民に提示してみろ.
今のところ民主党が国民に見せたのは,窮地に陥った前原前代表を助けようともせずにコソコソとしていた小沢・菅両氏の昔ながらの政治活動だけだ.
はっきり言って,悪い印象しかわたしは受けなかった.
投稿者: 匿名 | 2006年4月16日 19:06
Anonymous さま
当事者となって想像してください。
あなたは前原さんを助けましたか?
投稿者: まっく | 2006年4月17日 20:18
全てが劇場化していると言うが、それは今に始まったことではないのでは?
うまくマスコミを使い長期政権を成立させた小泉首相。
民主党代表選でテレビにでまくった小沢・菅両氏。
マスコミが「買ってくれるものを売る」という側面を持つことも今に始まったことではない。
僕は買い手の責任を無視できないと思いますが、、、どうでしょうか?
投稿者: rio | 2006年4月18日 20:50
ここで私は「あまりマスメディアに期待はしていない。NHKの政治介入問題のことすらきちんと検証しきれないマスメディアだから。」と主張しました。
先週の朝生を拝見して、恐れ入りました。突っ込んで欲しかったところへ、田原さんはちゃんと突っ込んでいました。
どうしてこの問題はこうして整理されないの?(表現が大分違ってますが)と田原さんが言ったことに対し、他の出席者の誰かが、「この番組でいつかやるだろうと思っていた。」と言うのを聞いていて、ちょっとばかり情けないことを言うもんだと思いました。田原さんじゃなければ日本じゃ突っ込み入れないのかと。
月刊「現代」で魚住さんが取り上げていたことは私も知っています。それでも、日本全体で事の真相が全然認知されないままでしたね。NHKと朝日の確執という変な問題で終わったままの状態。
日本のジャーナリズムは弱いのだと時々聞きます。そうなのかもしれないと思うし、今の時代特にその弱さが目立っていると思います。
自民党の緻密で強力なメディア戦略を私は思わざるを得ません。
そう思うのは間違っているのでしょうか。世論がメディアをそうさせているのでしょうか?
投稿者: 山崎 | 2006年5月 2日 22:10