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気兼ねせず利用しよう ── 空港のサービス、船旅も

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 飛行機はチケットレス、自動チェックインの時代。アナログ人間は戸惑うばかりだが、競争の激しい航空業界では必須の経営課題だ。とはいえ空港は地上職員の数が少なくなり、ちょっとしたことを訪ねるにも苦労する。

 そんな中で親切なのは車いす利用者や障害者、子供連れをケアする専用カウンターだ。日本航空はスマイルサポート、全日空ならスカイアシストデスク。空港管理会社の対応も良くなった。

 車いすやベビーカーの貸し出しが受けられ、搭乗する際の介助を頼むこともできる。
自分の車いすを先に機内に預けて搭乗用に乗り換えるのが基本だが、搭乗待合室で乗り換えられる場合もある。機内には狭い通路を移動する専用車いすもある。

 羽田のような大きなターミナルでは、空港内を移動するのが大変だ。そういう時はゴルフ場の電動カートのような車によるサービスを受けられる。もちろん無料だから、気軽に声を掛けたい。

 人気が定着した船旅も高齢の旅行者に親切だ。長旅では荷造りやスーツケースの持ち運びが心配だが、船旅は滞在するホテルがそのまま移動してくれるようなもの。カバンをクルーズ会社に預ければ、客室まで運んでくれる。宅配会社を使えば港から手ぶらで帰れる。

 欧米ではクルーズ文化が浸透している。地中海など定番コースがたくさんあり、大型の新造船は町が動いているような感覚だ。高齢者の利用も多いから、寄港地にも数えきれないほどの車いすや電動シニアカーがある。船内のパブリックスペースはもちろん車いす利用に不便はない。

 大型船が停泊できない小さな港には渡し船が用意され、屈強なクルーが親切に助けてくれる。

 寄港地で用意される観光バスの乗り降りができないからと、船旅を断念する人がいるが、多少費用が掛かるが、現地に専用の福祉車両などを手配しておけば、そんな気兼ねもなく観光を楽しめる。

 飛鳥やにっぽん丸など、わが国でも新造船や大掛かりな改装があるたびにバリアフリールームが増えてきた。高齢の車いす利用者は、旅行業界にとって長年の上得意さんのはず。そういう人に対応するサービスの拡充は当然だ。

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Profile

篠塚恭一(しのづか・きょういち )

-----<経歴>-----

1961年:千葉市生れ。
1991年:(株)SPI設立[代表取締役]観光を中心としたホスピタリティ人材の育成・派遣に携わる。
1995年:超高齢者時代のサービス人材としてトラベルヘルパーの育成をはじめ、介護旅行の「あ・える倶楽部」として全国普及に取り組む。
2006年:内閣府認証NPO法人日本トラベルヘルパー(外出支援専門員)協会設立[理事長]。行動に不自由のある人への外出支援ノウハウを公開し、都市高齢者と地方の健康資源を結ぶ、超高齢社会のサービス事業創造に奮闘の日々。
現在は、温泉・食など地域資源の活用による認知症予防から市民後見人養成支援など福祉人材の多能工化と社会的起業家支援をおこなう。

BookMarks

あ・える倶楽部
http://www.aelclub.com/

-----<著書>-----


介護旅行にでかけませんか──トラベルヘルパーがおしえる旅の夢のかなえかた(講談社)

問診による経営診断のすすめ方(共著)

大人の脳活性訓練ガイド(入門編)監修

トラベルヘルパー養成講座・教本
 
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