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« 入念な打ち合わせから始まる旅 ── 認知症でも行かせてあげたい
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冒険を怖がらないで ── 受け入れ側も気持ちの余裕を »

日本はどのような国を目指すのか 超高齢者社会を生き抜く"お互い"意識

 公的介護保険がはじまって10年、500万人の高齢者とその家族が制度を利用する時代になった。介護は少なくとも国民の1割以上が関わる生活基本サービスとなったのである。

 日本は、わずか60年で30歳も長生きする超高齢者社会を築いた。それは、豊かな先進国であることを証するのと同時に急速な少子高齢化による人口構造の変化に、社会も戸惑いを隠せない。認知症や老老介護など、渦中の人の周囲には、行き先の見えない閉塞感が漂っている。

 また、リーマンショックのような経済問題が発端で、わずか3年の間に4回も所有者が変わった老人ホームがある。その施設では、所有者が変わるたびに、入居者へのサービスが削られていった。見知らぬ海の向こうの出来事が、日本の高齢者から静かな老後と希望を奪ってしまう時代である。監督省庁が曖昧な為に、この問題はたらいまわしとなった。

 そうした中で行われる選挙。先進国の立場から、高齢期の暮らしとは、介護が必要になっても安心してすごせる生活とは何かを考えたい。

>>続きは「Infoseekニュース 内憂外患」で

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

篠塚さん

切実で先の見えない国民不安の真髄を突いたコメントを読まさせていただき有難う御座います。

少子高齢化社会の今の現実と数十年後に起きているであろう惨状を考えることも出来ない政治家が子供手当てをばら撒きと発言している。

そんな危機感のない未来の見えない政治家は、今の日本に要らない。勿論同じ発言を報道するマスコミ・評論家・コメンテーターも同罪です。

>日本は、これまでの国民の努力で豊かな社会を手にした一方、偏った教育と無知、無関心が恐ろしく冷たい社会もつくってしまった。人の痛みを想像できない、おかしな人間をそうした環境が許してきたのだと思う。<

そのおかしな人間が世論操作力と権力を持ってしまっているのでしょう。


>介護に限らず、不況、失業、うつ、自殺など、孤独の中で暮らしに不安を抱えた人が急増し、周囲の人を巻き込んで総鬱状態に陥りかけている現状も似ている。ここまで問題が大きくなっては、誰がやろうと容易に解決できる話ではない。<

でも、今日本が国を挙げて全力でやらなければ間に合わない緊急の課題です。

100歳を越える祖母、生まれ付き重度障害者の伯母、糖尿病で目も足も不自由な母を抱える我が家では多くの病院、介護施設、養護施設、デイサービスの方々と接する機会があります。

そこで働く皆さんは、皆さん親切で、大変な重労働を明るい笑顔でこなしています。現場は頑張っているが上は如何なのか?

地方自治や国の省庁は?施設の充実や働く人たちの補償を、そして入所している国民の真の姿を理解しているのだろうか?

そして施設に入れないで老老介護をせざるおえない国民が、働き、家事をし、休めないという精神的に追い込まれている状況を見えているのだろうか?

我が家は未だ、私がそんな親父を助けられる。

しかし、それが出来ない人たちを沢山知っている。そしてそんな方々は間違いなく増え続ける。経済不況よりも辛く悲しい状況に成るのが自民党議員には本当に解らないのだろうか?今日もばら撒きと批判していた。

チームジャパンの初代監督は、小沢さんしかいない。これが実現できないと大多数の国民の生活に明るい未来は無い国だと理解して欲しいものです。

エントリーを読ませていただきました。

傲慢な言い方ですが、大方のことは、そのとおりで・・・当たり前すぎて、そのとおりですとしかいえないことでした。
でも、誰かが、こういうことをきちんと言ってくれないと、周囲はわからないんですよね。
だから、篠塚さん、判り安い情のこもった文章を本当にありがとうございます。

私は今、91歳の義母の介護をしているのですが。
頼れるのは家族と他人様です。
デイサービス、ショートステイ、ヘルパーさん、この方達の協力なしには、一ヶ月と持ちません。
姑は腰が曲がり歩けず寝返りもままならないのですが、多少の認知症はあるものの、意識ははっきりしています。ですから苦痛をごまかせません。時に横暴になり、時にひどく落ち込む・・その様を見ていて、思うのは・・・孤独です。死の恐怖もあるでしょうし、思うように動かない手足に苛立つこともあるのでしょう。
介護者である私自身威張れたものではなく、そんな姑に優しくなれたりなれなかったりの日々です。
実子達は、近くに住んでいても来ません。
親の老いた現実を見るのが辛いからです。当然、孫達も来ません。
キタナイし気持ち悪いというのです。

我が家の子供達は、姑がお粗相しても慣れてしまいました。
下の息子が小さい頃、廊下に這い出した姑のおしっこで、すってんころりんしても、平気になりました。
「ママ、ばあちゃんがまた廊下に出たみたいだよ、おしっこがあるよ」と伝えに来てさっさと着替えます。
祖父母の老いを気味悪がる子供。
その存在を作り出しているのは私達大人じゃないのかと思います。
最近、子供の教育に介護という時間を設けてもいいのじゃないか?とすら最近思うようになりました。
なぜなら、小さいときに、感受性の強いときに、人間はとても弱い、そして避けて通れない老い、食べて排泄排便をしつづけてゆくのだということ、これを知ることは大切だと思うのです。
選挙に関心がない・・・なんてほざく、甘えた気持ちを持たなくなると思うからです。
そこから、本当の慈しみの気持ちが芽生えてくれたらと祈るのです。

篠塚さんの言う
>善良な人が、普通に年老いたときに社会からどう扱われるかを私たちは見ている。そこに幸せや希望が見えないなら、年はとりたくないと思い問題を避けようとする。

ここに諸悪の根源があると思います。
弱者の切捨てですよね。
私はついつい愚痴がでて、姑にあたってしまいそうになると、子供が見ていると、思うようにします。

露骨にいえば、利己的な自分のためであるかもしれない・・。
でも、なるたけ笑顔でばぁばがいられるようにしてみます。
だから、ショートステイもデイサービスもばんばん利用します。
私自身、旅行にも行きます。
自分が介護されるときのことを思うとき・・、介護者を我慢と苦痛の中で日々をおくらせるのは忍びないからです。

>高齢者の多くが、選挙に行かないという現状もおかしい。一人でも多くの人が意志表示をしてほしいと思う。結果は解らないが、例え上手くいかなかったとしても、集団無責任を決め込み、何もしないよりはましだ。

先週、姑を車椅子に乗せて家族で期日前投票に行きました。
最初ごねて行きたがらなかった姑に、冷酷にも私は言い放ちました。
「おばあちゃんの毎日に使われる税金のあり方を決める選挙だよ、おばあちゃんのおむつ代がきまるんだよ」と。

勝気な姑は「行く」と言いました。
そして無事一票を投じてきました。
帰りに孫娘が、彼女に新しい帽子を買ってくれました。

今回の選挙の争点が
「少子高齢化社会における明日の日本」
でない事がとても寂しい
政治家も国民も、揃ってカネ勘定に忙しく寂しい限りです。
結局、お金は手段でしかありません
目的なきカネ稼ぎでは
殺伐とした世の中になっても致し方なし
政治や選挙に、明日の日本の夢を託せない
これでは高齢者はもとより
子供達にも申し訳ない

みなさん コメントを頂き、ありがとうございました

ウーさんのようにザ・ジャーナルに関心を持ってくれるような知的好奇心の高い人たちが、気づいて行動して行くことでしか、社会は変わらないんじゃないかと思います。誰かに頼ってもダメですが、一人の力は小さいし、権力を甘く見るとひどい目にあわされることが多いので、いい仲間作りは大切だと思います。
Y家の母妻さんがおっしゃるように、ここに書いたことは、みんな、あったり前のことですね。だから、介護する人も普通に感情表現してもいいと思います。介護はエンドレスなマラソンみたいなところがあるので、途中で癇癪おこしたり、人にヤツアタリしたりすること、私だったらありますね。人間ですから。ただ、怒ってもずっとそのままだったら、お互いに気分が悪いので、また仲直りしたらいいんだと思います。優等生である必要などありません。落第生でも、人生という一生の学校は、あきらめずに生きてる限り、ちゃんと進級させてくれます。私何度も落第してますからわかります。だから、みんな大丈夫だと思います。
私も、匿名係長さんと同じように、まだ見ぬ未来の子供たち、出会うことのない子供たちにも恥ずかしいことはしたくないと思う気持ちを大事にしたいと思います。一応、大人の一人ですから。ありがとうございました。これからも、よろしくお願いします。

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Profile

篠塚恭一(しのづか・きょういち )

-----<経歴>-----

1961年:千葉市生れ。
1991年:(株)SPI設立[代表取締役]観光を中心としたホスピタリティ人材の育成・派遣に携わる。
1995年:超高齢者時代のサービス人材としてトラベルヘルパーの育成をはじめ、介護旅行の「あ・える倶楽部」として全国普及に取り組む。
2006年:内閣府認証NPO法人日本トラベルヘルパー(外出支援専門員)協会設立[理事長]。行動に不自由のある人への外出支援ノウハウを公開し、都市高齢者と地方の健康資源を結ぶ、超高齢社会のサービス事業創造に奮闘の日々。
現在は、温泉・食など地域資源の活用による認知症予防から市民後見人養成支援など福祉人材の多能工化と社会的起業家支援をおこなう。

BookMarks

あ・える倶楽部
http://www.aelclub.com/

-----<著書>-----


介護旅行にでかけませんか──トラベルヘルパーがおしえる旅の夢のかなえかた(講談社)

問診による経営診断のすすめ方(共著)

大人の脳活性訓練ガイド(入門編)監修

トラベルヘルパー養成講座・教本
 
介護旅行でいきましょう(時事通信・連載)
 
→ブック・JOURNAL←



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