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    <title>篠田博之の「メディアウォッチ」</title>
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    <title>秋葉原無差別殺傷・加藤智大被告の公判で語られた「動機」</title>
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    <published>2010-08-09T22:13:04Z</published>
    <updated>2010-08-10T03:24:37Z</updated>

    <summary>　『創』の校了が明けた翌日から連続して秋葉原無差別殺傷事件・加藤智大被告の公判の...</summary>
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        <name>篠田博之</name>
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        <![CDATA[<p>　『創』の校了が明けた翌日から連続して秋葉原無差別殺傷事件・加藤智大被告の公判の傍聴に行った。６月頃には一時抽選なしで入れるくらいだったのだが、さすがに７月末から８月にかけての被告人質問は、傍聴希望者の倍率は３倍近くに跳ね上がった。朝10時開廷で夕方までみっちり審理するので、傍聴だけでも相当疲れた。被告人質問は計５回の公判にわたったのだが、私は後半の３回を傍聴した。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　なかなか興味深いやりとりだった。審理の内容についてはネットニュースの報道、例えば産経の法廷ライブ（<a href="http://sankei.jp.msn.com/court/12696/crt12696-t.htm" target="_blank"><small>http://sankei.jp.msn.com/court/12696/crt12696-t.htm</small></a>）が詳しいので、そちらをご覧いただきたいのだが、被告人質問全体を通して問題になったのは、犯行動機をめぐって加藤被告と検察側が対立したことだった。</p>

<p>　加藤被告は逮捕後の供述では「復讐」という言葉を使い、公判では「アピール」と、自分の犯行の意味を表現したのだが、その「アピール」がいったい誰に向けられたものかをめぐって双方が対立したのだった。検察の解釈は、世間そしてネット社会への復讐、それに対して加藤被告は、対象をネット社会に限定しようとしたのだった。検察側は、逮捕直後の供述調書ではこうなっていると主張し、加藤被告はそれは検察の作文だと任意性を争った。しかし、一方で、この２年間考えた末に真相に思い至ったとも言っているから、事件から２年を経て、特に裁判での審理を通じて、加藤被告の考え方が少し変わったというのが実態に近い気がする。</p>

<p>　加藤被告の説明によると、自分にとって唯一本音で話し合える場だったネットの掲示板に、「荒らし」や「なりすまし」が現われ、やめさせようとしてもやめなかった。自分の残された唯一の「居場所」だった掲示板を荒らされたのに耐え難かった。彼らが自分をどんなに苦しめたのか、大事件を起こして思い知らせようと考えたというわけだ。</p>

<p>　検察側は、ネットの荒らしに報復するために無差別殺傷事件というのでは、幾らなんでも飛躍がありすぎて誰も納得できないと指摘し、加藤被告が現実世界で就職もできず、家族からも疎外され、追いつめられていった末に、ネットでの荒らし行為への反発が引き金となって犯行に至ったと説明。つまりネットの問題は「引き金」だったという説明だ。</p>

<p>　この対立は本質的で、つまりこの犯罪の「動機」において、ネットとリアル世界の疎外が加藤被告の中でどう位置づいていたかという問題だ。</p>

<p>　加藤被告がこの２年間で変わっていった要因は、一言で言えば、「宅間守になれなかった」ということだろう。この犯罪は宅間死刑囚の池田小事件とよく似ているのだが、宅間の場合は、最後までぶれることなく、自分の行為は社会への復讐だと、自己を正当化した。しかし、加藤被告は「申し訳ない」というお詫びに終始した。「復讐」という強い言葉を「アピール」という表現に言い換えたのも、その心情の表われだろう。</p>

<p>　派遣社員としての自分を「パーツとしか見ていなかった」関東自動車工業や、自分の人格を尊重してくれなかった母親への憎悪は、公判で今さら彼らを非難するのは怖れ多いとばかり、「事件との直接の因果関係はない」ということにされてしまったのだった。法廷で最後まで社会や親への憎悪を述べたてた宅間守死刑囚に比べれば、加藤被告はごくフツーの小市民だったのだ。精神鑑定でも宅間死刑囚のように「人格障害」という診断はくだされていない。</p>

<p>　ちなみに幼女殺害事件の宮崎勤死刑囚の場合は、親への憎悪どころか、親を認めず、法廷で偽物だと主張した。加藤被告も逮捕直後は、親は他人だと主張し、両親に詫びるつもりは毛頭ないと言っていたのだが、公判ではかなり複雑で曖昧な母親観を披露した。</p>

<p>　加藤被告は、公判の入出廷の都度、被害者遺族席へ向かって深々と頭を下げる。被害者遺族にすれば「白々しい」「何をいまさら」という気持ちだろうが、少なくとも加藤被告の心情を象徴する光景であることは間違いない。宅間死刑囚や宮崎死刑囚との違いはそこにあるといえる。</p>

<p>　ではなぜ人格が崩壊するまでには至っていなかった加藤被告が、あんな凄惨な大量殺戮に至ったのか。これがあの事件を解明するカギだが、彼が最後に「居場所」と思いこんだネット空間とリアルな世界が彼の中でどう結びついていたかというのがポイントだと思う。これについては今後も傍聴を続け、また改めて論評しよう。</p>

<p><strong>【追記】</strong><br />
８月10日の昼の日本テレビ系「DON!」の中で午後１時頃から、宮崎勤事件の謎に迫るという特集を放送します。一度放送されて反響が大きかったので再度放送するとのことで、事件をなかなか興味深くまとめています。篠田も結構長めのコメントをしていますので、ぜひご覧下さい。</p>]]>
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    <title>７月20日夜、新宿ロフトプラスワンにて「マンガの性表現規制問題徹底討論！」</title>
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    <published>2010-07-16T23:45:24Z</published>
    <updated>2010-07-20T04:58:02Z</updated>

    <summary>　「非実在青少年」なる流行語まで産み出したマンガの性表現規制を狙った都の青少年条...</summary>
    <author>
        <name>《THE JOURNAL》編集部</name>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　「非実在青少年」なる流行語まで産み出したマンガの性表現規制を狙った都の青少年条例改定案は６月都議会で否決されたが、石原都知事はどうしてもこれを通したいと、秋以降、修正を加えて新たに提出する予定だ。どうやら「非実在青少年」はわかりにくいと別の表現に変えられてしまうらしい。表現は変わっても改定の狙いは同じなのだが、都側も愚かではないから、今回反対した都議に切り崩しをかけてくることは明らかだ。国家レベルでの児ポ法改定の動きも再燃しそうで、次の第２ラウンドは、もっとタフな論戦を強いられることになろう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　さてそこで、秋以降に備えて論点を整理し、今後、何をどうすればよいか議論しようと、７月20日（火）夜、新宿のロフトプラスワンで、この問題の徹底討論会開かれる。詳細は以下の通りだ。動画のネット中継可なので、「ザ・ジャーナル」で見られるはずだ。</p>

<div style="text-align: center;">▼　　　　▼　　　　▼</div>

<p><strong>■「マンガの性表現規制問題徹底討論！」</strong><br />
【時間】<br />
開場：18時半　開会：19時半　終了予定：22時半</p>

<p>【出演】<br />
山本直樹（マンガ家）<br />
藤本由香里（明治大学准教授）<br />
永山薫（評論家）<br />
長岡義幸（インディペンデント記者）<br />
谷雅志（日本雑誌協会編集倫理委員会副委員長）<br />
西沢けいた（民主党都議）<br />
兼光ダニエル真（翻訳家）<br />
大野修一（『COMICリュウ』編集長）<br />
揖斐憲（『サイゾー』編集長）ほか<br />
司会・篠田博之（月刊『創』編集長）</p>

<p>【会場】<br />
新宿ロフトプラスワン(新宿歌舞伎町旧コマ劇場斜め向かい)<br />
電話03-3205-6864　　<a href="http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/" target="_blank">http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/</a>　　</p>

<p>【入場料】<br />
前売1500円（ローソンにて発売中　Ｌコード39349）<br />
当日1800円　　<br />
（ロフトプラスワンはトークライブ専門の居酒屋で、上記入場料のほか飲食代が別料金でかかります。１ドリンク500円よりの大衆料金です）</p>

<p>※当日会場にて『非実在青少年読本』（徳間書店）『非実在青少年〈規制反対〉読本』（サイゾー）『誌外戦』『創』（創出版）など関連書籍を販売します。</p>

<p>【問合せ先】<br />
月刊『創』編集部<br />
電話 03-3225-1413  FAX 03-3225-0898<br />
mail@tsukuru.co.jp<br />
</p>]]>
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    <title>『創』８月号に和歌山カレー事件の林眞須美死刑囚が手記！死刑執行の恐怖を語った！</title>
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    <published>2010-07-08T15:01:36Z</published>
    <updated>2010-07-08T14:51:42Z</updated>

    <summary>　月刊『創』８月号は映画「ザ・コーヴ」の上映中止問題を特集しており、それもぜひ読...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　<a href="http://bit.ly/a7moK7" target="_blank">月刊『創』８月号</a>は映画「ザ・コーヴ」の上映中止問題を特集しており、それもぜひ読んでいただきたいが、もうひとつ、和歌山カレー事件の林眞須美死刑囚が手記を発表しているので紹介しておこう。死刑確定者がこんなふうにメディアに手記を発表することは簡単ではなく、それゆえ死刑囚の心情についてはこれまでほとんど伝えられていないのだが、眞須美さんの今回の手記を読むと、どれほど執行の恐怖におびえているかがわかる。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　死刑確定者は、いわば執行待機の状態で、刑執行がいつあるのか、当日の朝まで知らされない。海外では事前に執行日を伝えて近親者との最期の別れをさせたりするところもあるのだが、日本の場合はそうなっていない。以前、執行を告げた死刑囚が執行の未明に自殺してしまった事件がきっかけになったといわれる。</p>

<p>　こんなふうに執行を事前に告げないことについては、死刑囚の間でも賛否両論あるのだが、毎日毎日死の恐怖におびえるという事態に、精神的に耐えられなくなる人もいる。眞須美さんも、今回の手記の中で自らその心配をしているほどだ。</p>

<p>　手記の中では、幾つかエピソードを書いているが、例えば昨年６月３日、「本日より死刑確定者として処遇します」と改まって宣告された時には、執行の通告かと思い、腰が抜けてしまったという。また昨年７月28日、２名の執行をニュースで聞いた時には「背中に冷や汗が走り、私はへたりこんでしまいました」と書いている。</p>

<p>　自白も物証もないまま死刑が確定したこの事件だが、眞須美さんは今でも無実を訴えている。再審請求もなされており、この７月18日（日）にも大阪の御堂筋会館（難波別院）で「支援する会」の集会が開かれる。13時開場、13時半開会で、弁護団の報告のほか、支援を行っている鈴木邦男さんや、森達也さんらがスピーチを行う（なぜか『創』人脈ばかりだが）。資料代800円。</p>

<p>　今回、『創』が手記を入手した経緯の詳細は割愛するが、ひとつには眞須美さんの外部交通制限がほんのちょっとだけ緩和された事情がある。彼女の方から、通信文は不許可だが、資料などを郵送することは可能になったようで、最近になって様々な人に資料類が送付されている。この４月に安田好弘弁護士らが、眞須美さんの権利制限の見直しを大阪拘置所長に申し入れたのだが、それが影響している可能性もある。</p>

<p>　このところ死刑問題について一般の人たちの関心は高まっているが、死刑確定者の直接の訴えが外部に発表されることはまれだ。今回の『創』の手記をぜひ多くの人が読んでほしい。</p>

<p><a href="http://bit.ly/a7moK7" target="_blank"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="shinoda100709.jpg" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100709.jpg" width="150" height="217" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>]]>
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    <title>テレビ・新聞の大相撲賭博スキャンダル報道は、伝えるべきことを伝えているのか。</title>
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    <published>2010-07-06T15:01:32Z</published>
    <updated>2010-07-06T14:40:11Z</updated>

    <summary>　連日繰り広げられるワイドショーなどの大相撲野球賭博報道は、例のごとく表層的でう...</summary>
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        <name>篠田博之</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　連日繰り広げられるワイドショーなどの大相撲野球賭博報道は、例のごとく表層的でうんざりしていたのだが、７日朝のテレ朝「スーパーモーニング」など、ちょっと違ったアングルが目について面白かった。それは、この騒動の渦中で貴乃花親方が辞表を提出するという事件があったからだ。そもそも、今回のスキャンダルでは、貴乃花親方を支えていた「改革派」が壊滅状態になったとされるのだが、これが果たして偶然なのか、あるいは深い意味があるのか。これ、結構大事なポイントだと思うのだが、テレビはこれまでほとんどそこに触れなかった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　それ以上に大事なのは、今回のスキャンダルがいったいどういう流れの中で噴出し拡大していったかなのだが、こういう分析もテレビはほとんどやっていない。周知のように、野球賭博騒動は、『週刊新潮』のスクープで火がついたのだが、ディ--プスロートというべき情報提供者がいたことは記事を読めばすぐにわかる。しかも、その後琴光喜の恐喝事件は立件され、捜査の進展とともに様々な事実が判明するのだが、最初の『週刊新潮』の記事の骨格は驚くほどしっかりしていたことが立証されていく。</p>

<p>　この時点では、たぶん相撲協会内部に、この機会に角界の膿を出そうと考えた者がいて、敢えて週刊誌に情報提供したのだろう、と思っていたのだが、そうではなかったことが後に判明する。それは、大嶽親方（元貴闘力）の告白によってだった。今回の騒動は、最初に琴光喜が自分が賭博で勝った500万円を回収しようとして動いて、逆に「口止め料」として１億円をよこせと恐喝脅されたというのが、『週刊新潮』の記事の骨格なのだが、この500万円云々は実は大嶽親方の話だったという。それがどうして琴光喜の話になったか、という事情を、大嶽親方は『週刊文春』７月８日号で詳しく説明している。</p>

<p>　実は、元ヤクザに恐喝されて困った大嶽親方は「知人から紹介された警視庁の警察官に一連の経緯を相談して、アドバイスしてもらいました」「ただ、相談した警察官には『自分ではなく琴光喜の件で』とウソをついてしまった。今となっては後悔するばかりですが、保身に走ってしまった。私が相談した方とは別に警察側の誰かが『琴光喜が賭博で脅されている』と『週刊新潮』にリークしたのでしょう。記事には琴光喜の名前が大きく出ています。これはまずい ── そう思いました」</p>

<p>　これ、なかなか重要な証言で、つまり親方がついたウソがそのままスクープされたというのは、『週刊新潮』にリークしたのが警察筋であることを証明している。そのスクープがその後の捜査の方向に合致していたのも、そう考えれば当然のことだ。</p>

<p>　これでわかることは、今回のスキャンダルが、相撲協会は既に自浄能力を失い、外から揺さぶらない限り改善されない、と判断した警察の意志、大きく言えば国家意志によって火をつけられたということだ。ほぼ時を同じくして、「砂被り」席が暴力団に便宜供与されていたというスキャンダルも報道されるが、こちらも出所は警察だ。２つのスキャンダルは別のルートだったかもしれないが、いずれも警察発で、ある種の意図が働いていたことは明白だろう。</p>

<p>　問題は、角界と暴力団の関係にメスを入れようとした国家意志が働いたとして、果たしてこの騒動が向かう先は何なのか、ということだ。興味深いのは冒頭に書いたように賭博問題で告発され打撃を受けたのが、貴乃花親方を取りまく「改革派」だったことで、つまりこれは「角界の近代化」そのものが持つ矛盾を象徴的に示しているといえる。</p>

<p>　相撲界と天皇制はよく似た構造を持っている。つまり時代に合わせて近代化しようと手をつけ始めると、その本質を否定してしまいかねない矛盾に次々と逢着してしまう。膿を出して近代化を、といっても近代化自体が自己矛盾なのだ。だから今回の騒動に働いている意志が、果たしてどこに落とし所を見出そうとするのか。そこをきちんと見ないと、この騒動の本質を見誤ることになる。</p>

<p>　それからもうひとつ、今回のテレビ・新聞の報道で意図的に触れられていないのだが、例えば『週刊文春』７月１日号を読むと、「何十年も前から、麻雀、花札、将棋で賭けるのは、角界の日常風景でした」とか「ほとんどの力士が『こんなこと書かないよね』と記者たちの前でも堂々と賭けて、悪びれるそぶりもなかった」といった、相撲記者のコメントが載っている。つまり賭博は角界の体質にしみこんでいたし、相撲記者たちもそれを目にしてきたというのだ。でも、そうだとしたら、今になって連日のように大報道で力士たちを倫理的に断罪するマスコミも、過去一緒になってその体質を温存させてきたのではないか。様々な角界の不祥事がほとんど相撲記者会に所属していない週刊誌の告発から始まっている現実を、もう一度新聞・テレビは考えてみるべきではないのか。</p>

<p>　そのことに触れずにいまや掌を返したように正義や倫理をかざして追及報道を行うマスコミに、この構造的な問題を本質にまで切り込んでいく見識や資質があるのだろうか。そんな疑問を感じてしまうのだ。</p>

<p>　と、ここまで書いた時に、NHKが名古屋場所の中継をやめたというニュースが飛び込んできた。この騒動、いったいこれからどうなるのだろうか。</p>]]>
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    <title>７月３日映画「ザ・コーヴ」公開！映画館前の乱戦で鈴木邦男さんの顔面殴打出血！</title>
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    <published>2010-07-05T13:45:38Z</published>
    <updated>2010-07-05T13:53:13Z</updated>

    <summary> ↑ ７月３日イメージフォーラム前 ↑ 警官隊も大量動員 ↑ 傘に「妨害はNG」...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100705_1_2.JPG"><img alt="shinoda100705_1_2.JPG" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/07/shinoda100705_1_2-thumb-340x255-1870.jpg" width="340" height="255" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
<strong><small>↑ ７月３日イメージフォーラム前</small></strong></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100705_2.JPG"><img alt="shinoda100705_2.JPG" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/07/shinoda100705_2-thumb-340x255-1872.jpg" width="340" height="255" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
<small><strong>↑ 警官隊も大量動員</strong></small></p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100705_3.JPG"><img alt="shinoda100705_3.JPG" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/07/shinoda100705_3-thumb-340x233-1874.jpg" width="340" height="233" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
<strong><small>↑ 傘に「妨害はNG」と書いて訴える市民</small></strong></p>

<p>　７月３日、上映中止騒動に揺れた映画「ザ・コーヴ」が全国公開となりました。今後、上映館はどんどん拡大していきます。京都・大阪などは混乱もなかったのですが、騒然となったのが渋谷と横浜でした。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　この間、度重なる街宣攻撃にさらされた横浜ニューテアトルには、午後の部に右翼団体が現われ、警察部隊と対峙。「俺たちにも映画を見せろ」などと叫びながら右翼側は場内に入ろうとしましたが、警察が阻止。一時は怒声が飛び交う緊迫した事態となりました。</p>

<p>　一方「主権回復を目指す会」が街宣にやってきたのは渋谷のシアター・イメージフォーラム。正午から街宣を行いましたが、それに抗議する市民や大勢訪れた報道陣、それに警備の警察などが入り乱れて緊迫が続きました。一時騒然となったのは、鈴木邦男さんが彼らに論戦を挑むために近づいた時で、狭い現場は大混乱。その渦中に、「主権回復～」のメンバーにマイクで顔面を殴打された鈴木さんが出血。警備にあたっていた警察が犯人を逮捕するかと思いきや、双方を引き離しただけで、鈴木さんが出血しているのを見てティッシュを渡したとか。おいおい、おまわりさん、そうじゃないでしょ（笑）。</p>

<p>　夜は新宿のロフトプラスワンで、右翼をまじえて討論会が行われました。壇上に登場したのは統一戦線義勇軍の議長らですが、会場には「主権回復を目指す会」のメンバーも訪れ、壇上・会場をまじえて激しい応酬。和歌山県現地からジャーナリストの吉岡逸夫さんもネット回線をつないで討論に参加するなど、熱い議論が交わされました。</p>

<p>　壇上の右翼メンバーも、映画「ザ・コーヴ」上映には反対ですが、映画館支配人の自宅へ行って家族を威嚇するという「主権回復を目指す会」の行動には批判的。そうした行動の是非をめぐって最後は激しい論戦となり、怒号と罵声が飛び交う、久々にロフトプラスワンらしい雰囲気となりました。動画がこちらにアップされていますので、関心ある方はぜひご覧ください。<br />
<a href="http://www.the-journal.jp/contents/info/2010/07/streaming.html"><small>http://www.the-journal.jp/contents/info/2010/07/streaming.html</small></a></p>

<p>　昼間の映画館前での乱戦に始まって、夜遅くまで緊迫の論戦と、本当に関係者にとっては長く熱い１日でした。ちなみに映画はどの映画館も大きな反響で満席。これからは、映画を見た人による議論がなされるものと思います。</p>

<p>　なお月刊『創』は７日発売の８月号で「『ザ・コーヴ』上映中止騒動」と題して大特集を組んでいます。この間、新聞・テレビの報道は事態のごく一部を紹介しただけですから、詳しい経緯はぜひこの『創』８月号をご覧下さい。<br />
<small><a href="http://www.tsukuru.co.jp/" target="_blank">http://www.tsukuru.co.jp/</a></small></p>]]>
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    <title>７月３日、映画「ザ・コーヴ」厳戒上映！夜は新宿ロフトで討論会も。</title>
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    <published>2010-07-01T07:07:29Z</published>
    <updated>2010-07-01T07:09:37Z</updated>

    <summary>　上映中止騒動に揺れたイルカ漁告発の映画「ザ・コーヴ」が、いよいよ今週の土曜日７...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　上映中止騒動に揺れたイルカ漁告発の映画「ザ・コーヴ」が、いよいよ今週の土曜日７月３日から一斉公開される。この間、右派団体側の抗議もエスカレートし、映画館だけでなくその支配人個人の自宅にまで押し掛けるという、ほとんど「抗議行動」という範疇を超えた事態になっている。６月24日に裁判所が映画館への街宣抗議を中止する仮処分を決定したのだが、むしろ「主権回復を目指す会」などは、これに挑戦するかのように、仮処分発表の翌朝、街宣抗議を敢えて敢行している。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　こうした緊迫した状態は、３日の上映初日がピークとなるため、映画館側も様々な防衛態勢を整えつつある。警察の警備態勢もこの間、拡大しており、例えば６月27日、京都シネマに「在特会」が街宣抗議を行った時には、20数人の抗議部隊に警察が40人も出動している。２年前の映画「靖国」も初日には、映画館前に警察が立って警戒にあたるというものものしい雰囲気で上映が始まったが、今回も同様だ。３日はマスコミも映画館への取材を一斉に行う予定で、特に東京渋谷のイメージフォーラム、横浜ニューテアトル、大阪第七芸術劇場、京都シネマなど、この間右派団体のターゲットになってきた映画館は、緊迫した状態での公開となる。</p>

<p>　一方、この３日の夜、『創』編集部では、新宿ロフトプラスワンで、この１カ月ほどの上映中止騒動についての討論会を行う。「表現の自由と抗議の自由」といったテーマで、右翼の人たちも呼んで議論する。もちろん映画「ザ・コーヴ」も全編上映する。ぜひご来場いただきたい。</p>

<p><strong>【日時】</strong><br />
７月３日（土）開場18時</p>

<p><strong>【会場】</strong><br />
新宿ロフトプラスワン<br />
※２年前の映画「靖国」上映中止事件の時も、関東の主要右翼団体を集めて上映会と討論会を実施した、記念の場所です。</p>

<p><strong>●第１部　「ザ・コーヴ」公開をめぐる現状</strong><br />
鈴木邦男（一水会顧問）<br />
綿井健陽（映像ジャーナリスト／『Little Birds -イラク戦火の家族たち-』他）<br />
安岡卓治（映画プロデューサー／『ゆきゆきて、神軍』『A』他）<br />
他、交渉中。<br />
司会：篠田博之（月刊『創』編集長）</p>

<p><strong>●映画上映　19時45分～（90分）</strong></p>

<p><strong>●第２部　21時半～　上映中止騒動と「表現の自由」</strong><br />
鈴木邦男（一水会顧問）<br />
針谷大輔（統一戦線義勇軍議長）<br />
安岡卓治（映画プロデューサー）<br />
他、出演者交渉中<br />
司会：篠田博之（月刊『創』編集長）<br />
終演：22時半（予定）</p>

<p>前売￥1500 / 当日￥1800（映画鑑賞代含む。会場でのドリンク代は別）<br />
※前売りはローソンチケットで発売中【Ｌコード：38759】<br />
<a href="http://thecove-2010.com/" target="_blank" >http://thecove-2010.com/</a></p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>6月21日「ザ・コーヴ」めぐるシンポジウムを弁護士会館で開催</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/06/621.html" />
    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.7120</id>

    <published>2010-06-22T06:24:38Z</published>
    <updated>2010-06-22T06:33:47Z</updated>

    <summary> 　６月21日、午後５時半から７時半まで、弁護士会館で「ザ・コーヴ」めぐるシンポ...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100622_1.JPG"><img alt="shinoda100622_1.JPG" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/06/shinoda100622_1-thumb-340x226-1762.jpg" width="340" height="226" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>　６月21日、午後５時半から７時半まで、弁護士会館で「ザ・コーヴ」めぐるシンポジウムが開かれました。主催は東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会。日弁連会長談話も発表されたし、これは弁護士会が全体でこの問題に取り組んだということを意味します。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　最初に配給会社から、７月３日からの上映を予定している劇場が発表されました。<br />
（<a href="http://thecove-2010.com/" target="_blank" ><small>http://thecove-2010.com/</small></a>）</p>

<p>　２館の上映中止で全滅した東京で、新たにイメージフォーラムが名乗り出て、再び全国公開の体制ができたことがポイントです。続いて、地方から会場に駆けつけた大阪、京都、名古屋、仙台などの上映予定館の支配人が現状説明。こんなふうに映画館が直接マスコミに出て発言するというのは、映画「靖国」の時にはないことでした。</p>

<p>　ただ残念なのは、今攻防戦の焦点になっている横浜ニューテアトルの長谷川支配人が来れなかったこと。実はこの日、同館には新たな右翼団体の街宣車が街宣抗議を行っていました。これまでの「主権回復を目指す会」でなく、既存の街宣右翼です。今回の騒動で初めて既存の右翼団体が街宣に乗り出したわけで、これは新たな局面といえます。</p>

<p>　前半は映画館の話を中心に展開し、その後「ニコニコ動画」の生放送に出演するために退場した鈴木邦男さんに代わって、後半、田原総一朗、崔洋一という論客が登場。ただその前に、上映の情報に関して質問があれば、と会場に質問をふったところ、最初に勢いよく手をあげた最前列の男性。「映画評論家の前田です」と名乗って、演説をぶったのが、「ザ・コーヴ」とシーシェパードの関係。収入が同会に流れているとか、右派団体がこの間主張していることを、客観的事実であるかに話すので、「それは配給会社が違うと言ってるのだから事実を確認してからにしては？」と司会の篠田から注意。でも、後でこの映画評論家の人に話しかけたら、出した名刺が何と「チャンネル桜」。うーん、チャンネル桜だとわかったら、皆がそういう立場からの質問だとわかって聞けたのに、それって名乗ったことになってないのでは？　</p>

<p>　でも、この人を指したのは、前半の司会を務めた日隅弁護士なのですが、日隅さんは映画「靖国」の制作側の弁護人で、チャンネル桜は最も激しくこの映画を攻めたところだから、両者は敵味方。それをそうと知らずに真っ先に指名しちゃったというのが、考えてみれば可笑しい。ああ、あれはチャンネル桜だよ、と気づいていたのは崔さんだけなのでした。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100622_2.jpg"><img alt="shinoda100622_2.jpg" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/06/shinoda100622_2-thumb-220x330-1764.jpg" width="220" height="330" class="mt-image-none" style="" /></a></span></p>

<p>　後半は、ほとんど田原さんと崔さんのかけあいでしたが、これが面白い！　集まったマスコミ関係者にだけ聞かせるのではもったいないやりとりだったので、22日夜から「ザ・ジャーナル」などのサイトで録画放映することにしました。でも、後で聞いたら、現場でニコニコ動画がネット中継していたとか。生中継は構わないけど、一言、言っておいてほしい。このシンポは、NHK、TBS、テレビ朝日など地上波から海外メディアまで様々なところが取材していたのですが、そのなかでネット系メディアも来るのが今や当たり前の光景となりました。</p>

<p>　なお、このシンポの場で、映画演劇労働組合連合会がその日発表した声明を読み上げ<br />
（<a href="http://www.ei-en.net/appeal/100621_cove.html" target="_blank" ><small>http://www.ei-en.net/appeal/100621_cove.html</small></a>）、横浜地元メディアが「『ザ・コーヴ』上映を支持する会・横浜」を発足させたことを発表しました。『創』が呼びかけた緊急アピールの賛同者も、今度「『ザ・コーヴ』上映を支持する会」と名乗ることにしました。上映予定の各地にこの会を立ち上げ、地元の市民や文化人が映画館を支えるという体制を作っていけたら、と思います。「支持する会・横浜」は、今後賛同者を募り、７月３日までに正式に発表したいとのことです。<br />
<a href="http://portside-yokohama.jp/" target="_blank" ><small>http://portside-yokohama.jp/</small></a></p>

<p>　シンポの中で田原さんから「上映妨害をしている人たちも呼んでぜひ討論会をすべきだ。それをやるなら僕も出席する」という発言が何度もありました。７月３日の公開日の夜に、新宿ロフトプラスワンで上映とトークを予定しており、そこをそういう場にするという案も浮上していますが、これはなかなか簡単なことでないので、検討のうえ改めて告知します（上映とトーク自体行うことは既に決定）<br />
<a href="http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi?year=2010&month=7" target="_blank" ><small>http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi?year=2010&month=7</small></a></p>

<p>　終了後、飲み屋で崔監督や石坂啓さんらと痛飲。崔監督は「僕はこういう集会はほとんど出ないことにしているんだけど、映画の上映中止だけは許せないから出てきた」と言ってました。</p>]]>
    </content>
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    <title>映画「ザ・コーヴ」上映中止問題　専用ブログを立ち上げました。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/06/post_54.html" />
    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.7093</id>

    <published>2010-06-18T15:33:45Z</published>
    <updated>2010-06-18T15:52:47Z</updated>

    <summary>　急速に社会問題化した映画「ザ・コーヴ」上映中止騒動ですが、経緯を教えてくれとい...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　急速に社会問題化した映画「ザ・コーヴ」上映中止騒動ですが、経緯を教えてくれという問い合わせがたくさんきているため、専用ブログを立ち上げることにしました。<br />
<a href="http://thecovejouei.blog133.fc2.com/" target="_blank"><small>http://thecovejouei.blog133.fc2.com/</small></a></p>

<p>　中止騒動は連日緊迫の度合いを強めており、明日19日には大阪の上映予定の映画館に街宣がかけられます。また京都では上映を支援する会が結成され、本日会見が行われました。この間、15日には日本ペンクラブが上映中止を憂慮する声明<a href="http://www.japanpen.or.jp/news/cat90/post_236.html" target="_blank">（<small>http://www.japanpen.or.jp/news/cat90/post_236.html</small>）</a>を、16日には日弁連会長談話<a href="http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/100616_3.html" target="_blank">（<small>http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/100616_3.html</small>）</a>が出されました。</p>

<p>　一方で、17日に予定されていた明治大学の上映会が中止になるなど、自粛の動きもまだ止まってはいないようです。</p>

<p>　それから、「ザ・ジャーナル」で中継した６月12日の横浜映画館前での街宣ですが、映像だではあまりわからないので、一応報告しておきます。</p>]]>
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100619_1.jpg"><img alt="shinoda100619_1.jpg" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/06/shinoda100619_1-thumb-340x255-1734.jpg" width="340" height="255" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
<strong><small>↑ 一人で抗議団体に立ち向かう鈴木さん（中央後姿）。手前に立っているのは長谷川支配人</small></strong></p>

<p>　６月12日午後１時過ぎ、映画館「横浜ニューテアトル」前で「主権回復を目指す会」など約30人の右派グループが横断幕や日の丸を掲げ、街宣を行いました。東京の２館が上映中止を決めて首都圏での上映予定はこの横浜だけになったため、ここが攻防戦の最前線になったのです。</p>

<p>　この映画館は2年前、映画『靖国』の上映中止事件の時も右翼の街宣を30回も受けて陥落、中止に至ったところ。支配人の長谷川さんはそれを後悔し、今回は絶対に上映をやめないと言明しています。「ザ・コーヴ」上映予定といっても何週間も先の話で、この日は全く関係ない映画が上映中。午前の回を見終わって出てきたお客さんたちは、出入り口の光景を見てびっくりしたようです。危険も予想されるため、入り口はシャッターが降ろされ、午後の回のお客が入るつどシャッターがあげられるというとんでもない状況で、これ明らかに営業妨害です。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100619_2.jpg"><img alt="shinoda100619_2.jpg" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/06/shinoda100619_2-thumb-340x255-1736.jpg" width="340" height="255" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
<strong><small>↑ 鈴木さんが論争を呼びかける</small></strong></p>

<p>　右派団体が演説を始めてすぐに、一水会の鈴木邦男さんがそのグループに向かっていったのですが、取材に来ていたマスコミを含めてそこに大勢が殺到し、もみあい状態に。警官隊の指揮者が指示を出して、待機していた部隊もそこに突進し、一瞬騒然となりました。鈴木さんは「君たちのやっているのは、ただの弱い者いじめの営業妨害じゃないか」などと叫んだのですが、何せ相手は大音量のスピーカーを使っており、「鈴木邦男帰れー」などと大声で叫ぶために、議論にならず。鈴木さんは「堂々と出てきて、ここで１対１で論争しようじゃないか」とも呼びかけましたが、右派団体は聞く耳を貸さず大音量でシュプレヒコール。興奮して「鈴木邦男は朝鮮に帰れー」とか、わけのわからないことを叫ぶ人もいました。鈴木さんも右翼、相手も右翼で、この衝突、周囲の人には事情がわからなかったと思います。動画を見てるだけの人にはよけいわからなかったでしょう。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100619_3.jpg"><img alt="shinoda100619_3.jpg" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/06/shinoda100619_3-thumb-340x255-1738.jpg" width="340" height="255" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
<strong><small>↑ 一時現場は混乱に陥った</small></strong></p>

<p>　鈴木さんは警察の制止もあって、一時、車道の反対側に引き上げましたが、街宣行動の間に何度もその隊列に向かっていき、そのつど警官隊が割って入る緊迫した状況となりました。映画館の前の車道をはさんで片側が日の丸を掲げた右派団体、映画館側の歩道には、マスコミや映画関係者、市民などがやはり30人くらい群がり、まさに対峙状態。その映画館側の真ん中に毅然として立っていたのが長谷川支配人でした。こちら側にもマイクがあれば車道をはさんで議論ができたのですが、何せ大音量のマイクが右派団体側だけにあるという状態で、彼らは一方的に自分たちの主張を演説するばかり。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100619_4.jpg"><img alt="shinoda100619_4.jpg" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/assets_c/2010/06/shinoda100619_4-thumb-340x255-1740.jpg" width="340" height="255" class="mt-image-none" style="" /></a></span><br />
<strong><small>↑ 市民がボードを掲げて上映妨害に抗議</small></strong></p>

<p>　ただ、市民の中には、無言で「恥ずべきは上映妨害」などと書いたボードを掲げている人がおり、これがなかなか効果をあげていました。後で聞くと、その男性の掲げたボードを隣の女性が一緒に支えてくれたとのこと。こういう市民の無言の抗議がもっと目に見える形で広がっていくことが、この騒動の根本的解決の道です。</p>

<p>　この12日の街宣の模様は、16日のTBS「ニュース23X」が報道していましたが、この間の経緯を大変わかりやすくまとめていました。上映中止をめぐる報道は、朝日新聞とNHKがリードしていましたが、このＴＢＳの取り組みもなかなかのものでした。ちなみに朝日新聞は14日の社説でもこの問題を取り上げていましたが、これも非常にポイントをよくついた社説でした。右派団体側はこれに抗議するとして16日に朝日新聞本社前で街宣を敢行。この日は代々木で行われた映画の主役リック・オバリーの講演会にも街宣がかけられたし、右派団体側も今が正念場として活発に動いています。</p>]]>
    </content>
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    <title>６月９日夜、〈映画「ザ・コーヴ」上映とシンポ〉報告</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/06/post_53.html" />
    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.7065</id>

    <published>2010-06-10T22:23:10Z</published>
    <updated>2010-06-11T02:31:33Z</updated>

    <summary>　かなり疲れましたが、６月９日夜、〈映画「ザ・コーヴ」上映とシンポ〉、盛況のうち...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　かなり疲れましたが、６月９日夜、〈映画「ザ・コーヴ」上映とシンポ〉、盛況のうちに無事終了しました。ちょうど上映中止騒動が報道された直後とあって、７日から問い合わせが殺到。あっという間に定員を超えてしまい、9日には参加希望の問い合わせにはほとんどお断りの返事をすることになりました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　夕方６時、いよいよ開場。会場の座席は550ですが、前売券購入者400人と予約のあった報道関係者に入場してもらって、さて残った当日席の数はとみると、何と16席！　その時点で会館前には当日券を求めて100人以上の長蛇の列でしたから一瞬めまいがする思いでした。いったいどうすんの？という感じでしたが、会館側にお願いし、客席には入れないがロビーでモニターを見てもらうだけならあと30人OK、と許可を得ました（でも混乱していて結果的に60人くらいがロビーに入ったようですが）。</p>

<p>　モニターといっても音声は聞き取りにくいし、気の毒でした。帰ってもらった人はもっと気の毒で、ぜひ次回上映会をやる時はその人たちを優先したいと思いましたが、準備不足でその人たちの連絡先を聞いておくこともできず。まことに申し訳ありませんでした。</p>

<p>　定員オーバーの来場者をどうするか、数十人も訪れたマスコミ取材にどう対応するかなど、それだけでも大変なのに、もうひとつ大変だったのは、当日、上映中止を叫ぶ人たちが抗議行動や集会妨害に出る可能性があったことでした。自販機を使用不可にしたり、会場スタッフを多数用意したり、警備態勢をとったのですが、これが結構大変でした。映画館の場合も、たぶんこういうことが大変で上映中止してしまうのでしょう。だって最悪の事態を想定していくと際限なく警備態勢をとらないといけないわけですから。今回の集会も、急きょ、サプライズゲストで「ザ・コーヴ」の主役・リックオバリーさんに登場してもらったのですが、楽屋への出入りの時など緊張しました。</p>

<p>　で、上映中止を叫ぶ右派の人たちですが、結局、やってきたのは３人でした（最初からそうとわかっていれば警備態勢もやりやすかったのですが）。うち２人は前売り券を買っていて入りましたが、１人は当日券希望で結局入れず。入場したうちの１人が上映中止を訴えるビラをまきました。言論戦でくる限りは抗議の自由も認めるのが筋ですから、話しあいをしたうえでビラまきは許容し、その代わり暴力的なことはやめてほしいと要請。ビラはかなりさばけたようで、途中で刷り増しのコピーをしに行ったりしていたので、おいおいと思いましたが（笑）。</p>

<p>　映画を上映した後、休憩をはさんで８時50分から第２部。パネラーである森達也、綿井健陽、坂野正人、鈴木邦男、野中章弘各氏が並びました。冒頭に配給会社のアン・プラグドの加藤社長から経過説明を受けた後、突如、ゲストとしてオバリーさんを呼ぶと会場はおーっという歓声。今見たばかりの映画の主役が突然舞台に登場するということだからかなりサプライズだったはずです。で、オバリーさんは、上映中止は残念だという説明の後、持っていたフリップのようなものを掲げました。それには憲法21条の「表現の自由」の条文が書かれていたんです。で、彼は、日本は憲法で表現の自由が保証されているはずだ、と発言。私自身は隣で聞いていて、外国の人に憲法を説諭されるというこの光景が、日本の表現をめぐる情けない状況を象徴しているようで、ちょっとショックでしたね。</p>

<p>　さて次に森さんから順に発言してもらいました。綿井さんは前日まで和歌山県太地町に行っていたので、現地の様子を報告してくれました。坂野さんは、日本版の上映に大量にモザイクがかかっていることについての疑問を提示。鈴木さんは、こんなふうに映画を上映中止に追い込むことこそ「反日」じゃないか、と主張しました。それぞれの発言内容については、文字で書くよりも、生の動画を見てもらった方がよいので、ぜひそちらをご覧ください。</p>

<p><strong>■前半</strong> <a href="http://bit.ly/9jZC94" target="_blank"><small>http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/541</small></a><br />
<strong>■後半</strong> <a href="http://bit.ly/9jRMuT" target="_blank"><small>http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/542</small></a></p>

<p>　終了は９時35分頃。シンポの時間が短かったのが残念で、その割には司会がしゃべりすぎたという声が多かったので反省。撤収に入ってからも、舞台ではパネラーに個別のインタビューが行われ、去っていくお客にもテレビや新聞のインタビューが行われるなど、会場は異様な熱気。全員が退出したのは10時頃でした。</p>

<p>　その後、打ち上げ会場へ行くと、大勢の人が来てくれていて、まだ熱気が続いていたのですが、驚いたのは、会場に入っていた右派２人が来ていたこと。おいおいと思いましたが、まあ来てしまったから仕方なく、上映中止要求の右翼の人たちと一緒に打ち上げで酒を飲むという、まさに「ありえなーい」光景でした（笑）。</p>

<p>　配給会社の加藤社長がたまたま打ち上げに出席できなかったので良かったですが、来ていたらどうなったか。だってあれだけ激しく対立している両者がいくら酒の席といっても和気あいあいというわけにはいかなかったでしょう。</p>

<p>　鈴木邦男さんもまじえて右翼の人たちと議論というのは、これはこれで楽しかったのですが、ただ本当はそこで集会の総括や今後の予定を話しあおうと思っていたのに、それができず。トホホ。鈴木さんは、ぜひ今度、右翼との議論をやって『創』に載せよう！と盛り上がってました。</p>

<p>　翌日、朝日新聞や東京新聞がこのシンポを報道、ネット系でも取り上げられていました。<br />
<a href="http://portside-yokohama.jp/headlines/thecovesympo.html" target="_blank"><small>http://portside-yokohama.jp/headlines/thecovesympo.html</small></a></p>

<p><a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000004-flix-movi" target="_blank"><small>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000004-flix-movi</small></a></p>

<p>　特にＮＨＫが朝７時のニュースで報道したのは反響絶大。11日にも東京新聞を始め、取り上げられるようです。シンポ当日の会場アンケートでも、中止騒動の現実を会場に来るまで詳しく知らなかったという人が結構いましたから、議論はまだ始まったばかりです。</p>

<p>　さて中止騒動の行方はというと、全国の映画館への電話攻勢はいまだにやまず。しかも6月12日に横浜のニューテアトルに街宣をかけるという予告がさきほどアップ。東京の２館はこの予告におびえて上映中止を決めたのですが、上映予定の映画館にとってはいよいよ緊迫。まさに正念場です。<br />
<a href="http://www.shukenkaifuku.com/info/main.htm" target="_blank"><small>http://www.shukenkaifuku.com/info/main.htm</small></a></p>

<p>　言論報道機関がどれだけ報道や論評を行い、世論が高まるかが恐らく流れを決めるのだと思います。この１週間が勝負どころです。</p>

<p>　『創』編集部としても、この緊迫した状況を受けて、この間寄せられた意見を紹介する場もかねて、専用ブログを立ち上げようかと検討中です。</p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>映画『ザ・コーヴ』上映とシンポジウム」ネット中継のお知らせ</title>
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    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.7058</id>

    <published>2010-06-08T16:38:45Z</published>
    <updated>2010-06-08T16:42:16Z</updated>

    <summary>　直前に映画『ザ・コーヴ』上映中止事件が起きたため、６月９日のシンポジウムには参...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　直前に映画『ザ・コーヴ』上映中止事件が起きたため、６月９日のシンポジウムには参加希望者が殺到しています。定員は550人ですが、既にローソンでの前売券400は完売、予約のメールも定員を超えて届いており、あとは当日券を残すのみです。予約をしておいて欠席する人もいると思うので、当日、どのくらい当日席を確保できるかわからないのが実情です。ご不便をおかけして申し訳ありません。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　ただ、会場に来られない方のために、映画「ザ・コーヴ」上映時を除いたシンポジウムなどはネットで中継します。</p>

<p>　生中継を予定しているのは<a href="http://www.the-journal.jp/">「THE JOURNAL」</a>や<a href="http://www.ourplanet-tv.org/" target="_blank">「ourplanet-tv.」</a>です。</p>

<p>　冒頭の18時40分から19時、20時30分から21時半までのシンポジウムを中継する予定です。</p>

<p>　その集会で最終発表されるアピールはこちらです。</p>

<div style="text-align: center;">◇　　◇　　◇　　◇　　◇</div>

<p><strong>〔緊急アピール〕映画「ザ･コーヴ」上映中止に反対する！</strong></p>

<p>　アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「ザ・コーヴ」をめぐって、映画館が次々と上映中止を決めています。これを「反日映画」だとする一部の右派団体からの電話や街宣による抗議を受けての「自粛」措置と思われますが、２年前の映画「靖国」の上映中止事件とよく似た事態といえます。</p>

<p>　こういう事態が一般化すると、評価が分かれるような問題作というべき映画は上映できないことになってしまいます。そもそも海外では広く公開されているこの映画が、作品で描かれた当事国の日本で公開できないというのは、日本における「言論表現の自由」がいかに脆弱かを示す事柄といえましょう。</p>

<p>　この映画の内容や制作手法については、この間、批判も含めて様々な意見や評価が表明されています。そういう作品こそ、広く議論に供されるべきで、作品そのものを封印してしまうことは、その機会さえも奪うことになってしまいます。</p>

<p>　言論表現の自由は、発表の場が確保されてこそ成立するもので、映画館も表現活動の一翼を担う場であることは明らかです。私たちは言論表現活動に携わる者として、上映中止に反対します。</p>

<p>　また現在、全国の上映予定の映画館に中止を求める電話抗議がなされているようですが、それらの映画館が表現の場を守るという立場を堅持することを切望し、そういう映画館を応援します。</p>

<p><strong>●賛同者（６月８日現在、五十音順）</strong><br />
青木理（ジャーナリスト）／有田芳生（ジャーナリスト／民主党参院比例区第61総支部長）／飯田基晴（ドキュメンタリー映画監督）／飯室勝彦（中京大学教授）／池添徳明（ジャーナリスト）／池田香代子（翻訳家）／石坂啓（マンガ家）／石丸次郎（ジャーナリスト／アジアプレス）／岩崎貞明（『放送レポート』編集長）／上野千鶴子（社会学者）／生方卓（明治大教員）／大谷昭宏（ジャーナリスト）／小田桐誠（ジャーナリスト）／桂敬一（立正大学文学部講師）／北村肇（『週刊金曜日』編集長）／國森康弘（フォトジャーナリスト）／是枝裕和（映画監督）／崔洋一（映画監督）／斎藤貴男（ジャーナリスト）／坂上香（ドキュメンタリー映画監督／津田塾大学教員）／坂野正人（映像ジャーナリスト）／坂本衛（ジャーナリスト）／佐高信（評論家）／佐藤文則（フォトジャーナリスト）／澤藤統一郎（弁護士）／篠田博之（月刊『創』編集長）／柴田鉄治（ジャーナリスト）／下村健一（市民メディア・アドバイザー）／ジェイソン・グレイ（ジャーナリスト）／ジャン・ユンカーマン（映画監督）／張雲暉（映画プロデューサー）／白石草（OurPlanet-TV代表）／杉浦ひとみ（弁護士）／鈴木邦男（作家）／想田和弘（映画作家）／田原総一朗（ジャーナリスト）／土屋豊（映画監督／ビデオアクト）／土井敏邦（ジャーナリスト）／豊田直巳（フォトジャーナリスト）／鳥越俊太郎（ジャーナリスト）／中山武敏（弁護士）／七沢潔（ジャーナリスト）／野田雅也（ジャーナリスト）／野中章弘（ジャーナリスト／アジアプレス）／橋本佳子（プロデューサー）／服部孝章（立教大教授）／林克明（ジャーナリスト）／原寿雄（ジャーナリスト）／日隅一雄（弁護士）／日高薫（ジャーナリスト）／広河隆一（『ＤＡＹＳ ＪＡＰＡＮ』編集長）／藤井光（現代美術家・映像ディレクター）／森達也（作家・映画監督）／森広泰平（アジア記者クラブ事務局長）／安岡卓治（映画プロデューサー）／山上徹二郎（映画プロデューサー）／山本宗補（フォトジャーナリスト）／豊秀一（新聞労連委員長）／李纓（映画「靖国」監督）／綿井健陽（ジャーナリスト／アジアプレス）<br />
※賛同者はさらに増えており、６月９日の〈「ザ・コーヴ」上映とシンポジウム〉で、最終的な賛同者を発表します。またその場で、賛同者から何人かに直接発言をしてもらう予定です。<br />
アピールについての問合せ先：月刊『創』篠田博之　電話03-3225-1413　　メール mail@tsukuru.co.jp<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>映画「ザ・コーヴ」が次々と上映中止に。深刻な事態です。</title>
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    <published>2010-06-05T11:59:35Z</published>
    <updated>2010-06-05T12:02:50Z</updated>

    <summary>　３日昼までは上映はほぼ行けそうと予測されていたイルカ漁批判の映画「ザ・コーヴ」...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
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    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　３日昼までは上映はほぼ行けそうと予測されていたイルカ漁批判の映画「ザ・コーヴ」だが、急転直下、緊迫した事態に至った。配給会社への街宣抗議は裁判所の仮処分が出て止まっていたのだが、今度は映画館への抗議が始まったのだ。映画館はもともと、観客の安全と興行第一だから、攻撃には弱いと見られていたのだが、やはりというか、次々と陥落。既に東京のメインシアター２館が全滅、大阪も１館が上映中止となった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　どんな抗議がなされているかというと、まず電話による集中抗議。いわゆる「電トツ」だ。そのうえにネットで今度は街宣の日時を予告する。そうすると映画館は耐え切れずに、予告された街宣予定の前夜に中止を発表する。３館とも全く同じパターンだ。街宣がある前に、おびえた映画館が「自粛」するという形である。</p>

<p>　既に東京は全滅なので６月26日の公開はなくなったが、横浜、さらに地方にも電トツが広がっており、今後も降りる映画館が出てきそうな雰囲気だ。２年前の映画「靖国」騒動の時は、一部大阪を除いてほぼ全滅になったが、このままいくとそれに近い状況になりそうだ。もちろん配給会社も手をこまねいてはおらず、近々対抗策を打ち出すようだ。</p>

<p>　３日夜の上映中止発表から新聞・テレビも大きな報道を展開している。朝日新聞は例えばきょう５日は朝刊で中止拡大をストレートニュースで伝え、夕刊で掘り下げた解説をさらに行うという具合。内容もかなり正確だ。NHKも第一報からかなりの扱いで経緯を報じている。</p>

<p>　こうした報道を受けて、事態に危機感を持つ人も増えており、上映中止の映画館には「中止に抗議」する電話も入り始めているという。「靖国」の時は、報道を受けて世論が盛り上がり、新聞・テレビもキャンペーンを張ったおかげで、途中から潮目が大きく変わった。今回も攻撃は全国の映画館に拡大しており、このままでは壊滅的事態となるが、事態がどうなるかは報道の推移や世論の高まりによるといえよう。事態は進行中であり、ここ１週間で流れが決まるといえる。</p>

<p>　こうした事態を受けて、６月９日の『創』主催の中野での上映会も申込が殺到している。<a href="http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html" target="_blank">（<small>http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html</small>）</a>　当日は、予定していた内容を変更し、冒頭で多数の表現者が顔をそろえて「上映中止に反対する会見」を行うことにした。悠長に作品の中身を論じている場合ではなくなったからだ。映画には批判的な論者も、上映を圧殺するのには反対だとしている。</p>

<p>　マスコミの取材依頼も殺到しているが、基本的に報道関係者も一般と同じ1000円を払って入ってもらうことにする。映画上映中はもちろん撮影不可だが、会見やシンポについては取材は自由で、ネットでの生中継も行いたいと思う。</p>

<p>　この日本の騒動は海外でも報道されているが、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞して海外ではほとんど上映された映画が、日本でこんなふうに封印されていくというのは、日本の「言論表現の自由」がいかに脆弱かを世界中に知らしめているわけだ。こんなことが前例になっていくと、問題作といえるような映画作品は事実上上映できなくなってしまう。</p>

<p>　まだ中止を決めずにがんばろうとしている上映予定の映画館は「ザ・コーヴ」公式サイトで公開されている。<a href="http://thecove-2010.com/" target="_blank">（http://thecove-2010.com/）</a>　「上映をやめろ」という電話がかかっているが、今後は「がんばれ」という激励の電話も増えていくと思う。</p>

<p>　明日か明後日にはジャーナリストや映画監督らの抗議声明が出る予定だし、週明けには様々な言論団体も意思表示を始めると思う。この１週間は極めて重要だ。</p>]]>
    </content>
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    <title>映画「ザ・コーヴ」６月９日上映＆シンポへ向けて『創』６月号記事を公開しました。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/06/post_50.html" />
    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.7033</id>

    <published>2010-06-01T16:51:45Z</published>
    <updated>2010-06-01T16:56:09Z</updated>

    <summary>　アカデミー賞長編度ドキュメンタリー賞を受賞しながら、日本では物議をかもし、なか...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　アカデミー賞長編度ドキュメンタリー賞を受賞しながら、日本では物議をかもし、なかなか公開できないでいた映画「ザ・コーヴ」だが、公開が正式に６月26日に決まった。といっても、先週あたりから劇場に抗議の動きがあるなど、２年前の映画「靖国」騒動と同じ状況になっており、無事上映されるかどうかは予断を許さない。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　この映画については発売中の月刊『創』が森達也、綿井健陽、想田和弘、是枝裕和さんらドキュメンタリー映画の第一人者による座談会を掲載しているが、主要な問題点はこの論稿に尽きているといって過言ではない。そこで今回、『創』では特別にこの座談会をネットで公開することにした。というのも、来る６月９日（水）夜、なかのzero小ホールで上映とシンポジウムを開催することにしており、限られた時間で凝縮された議論をするために、あらかじめ論点整理をしておきたいと思ったからだ。</p>

<p>　９日のシンポでは、映画を全編上映した後に、１時間余の議論を交わす予定だが、マスコミ関係者も多数来る予定で、言論表現に携わる人を含めて熱い議論をしようと考えている。日時・会場などは下記の通り。</p>

<p><strong>●アカデミー賞映画「ザ・コーヴ」上映とシンポジウム</strong><br />
６月９日(水)　18時20分開場　　40分～上映（90分）20時20分～シンポ　21時半終了<br />
会場：　なかのzero小ホール  参加費：1000円<br />
登壇者：森達也（作家、監督）/　綿井健陽（映像ジャーナリスト）/坂野正人（カメラマン・ディレクター）/鈴木邦男（一水会顧問）/司会：篠田博之（『創』編集長）<br />
前売り券はローソンにて発売中（Ｌコード37359）<br />
当日券の予約は創出版ＨＰへ。<br />
<small><a href="http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html" target="_blank">http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html</a></small></p>

<p>　映画をめぐる『創』誌上座談会はこちらをご覧いただきたい。９日のシンポはこうした論点を踏まえて議論を行いたいと思うので、この座談会を特別に６月８日までネットで全文公開することにした。</p>

<p>　以下、創出版ホームページからとってください。<br />
<small><a href="http://www.tsukuru.co.jp/tsukuru_blog/2010/06/post-120.html" target="_blank">http://www.tsukuru.co.jp/tsukuru_blog/2010/06/post-120.html</a></small></p>]]>
    </content>
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    <title>三井環の逆襲！「ザ・スクープｓｐ」動画がテレ朝ＨＰで公開中！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/05/post_49.html" />
    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.7000</id>

    <published>2010-05-18T22:59:19Z</published>
    <updated>2010-05-19T00:01:27Z</updated>

    <summary> 『検察との闘い』（創出版） 　先日５月16日にテレビ朝日系で放送された「ザ・ス...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4904795016?ie=UTF8&tag=thecommons09-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4904795016"><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="shinoda100515.png" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100515.png" width="142" height="201" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
『検察との闘い』（創出版）</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=thecommons09-22&l=as2&o=9&a=4904795016" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>

<p>　先日５月16日にテレビ朝日系で放送された「ザ・スクープ！スペシャル」の三井環元大阪高検公安部長についての特集の動画が、テレビ朝日のホームページで公開されています。たぶん数日すると見られなくなってしまうので、ぜひアクセスしてください。<br />
<a href="http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/" target="_blank">http://http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/</a></p>]]>
        <![CDATA[<p>　前にも書いた通り、2002年の４～５月、本当ならこの番組で三井さんが現職のまま検察裏金問題を告発しようとしたのですが、その収録の朝に口封じ逮捕されたものです。三井さんは出所後、これからも検察との闘いを続けると宣言しており、今回の放送はそのリベンジの意味を持っていました。番組の中で、三井さんの検察バッジが出てくるのですが、三井さんは検事の資格をはく奪されてからも、それに納得せず、いまだにバッジを保持しています。今回の番組は約30分くらいに三井さんの闘いをまとめたわかりやすいものでした。日曜日の放送を見逃した人はぜひ見て下さい。</p>

<p>　ちなみに先週、三井さんの新刊<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4904795016?ie=UTF8&tag=thecommons09-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4904795016">『検察との闘い』</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=thecommons09-22&l=as2&o=9&a=4904795016" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />も発売されています。発売直後にアマゾンでは注文が殺到して在庫切れになったのですが、すぐに自分の持っている中古をオークションに出した人がいて、２倍近い価格で取引されてましたが、いや商魂たくましい人がいるものだ。だってまだ新刊だから書店にたくさんあるんだから、こんな高い中古を買う必要はありません。比較的大手の書店には置いてありますので、書店でお買い求め下さい。アマゾンもたぶん近々追加分が入荷されると思いますが。</p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>16日（日）「ザ・スクープ」で三井環さん特集！新刊『検察との闘い』も発売！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/05/16.html" />
    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.6988</id>

    <published>2010-05-14T23:52:43Z</published>
    <updated>2010-05-14T23:58:36Z</updated>

    <summary> 　2002年４月に検察裏金を内部告発しようとしてテレビ収録の朝に口封じ逮捕され...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.tsukuru.co.jp/books/2010/05/post-31.html" target="_blank"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="shinoda100515.png" src="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/shinoda100515.png" width="142" height="201" class="mt-image-none" style="" /></span></a></p>

<p>　2002年４月に検察裏金を内部告発しようとしてテレビ収録の朝に口封じ逮捕された三井環元大阪高検公安部長の逆襲が始まりつつある。その逮捕の日に予定していたのはテレ朝系「ザ・スクープ」で、鳥越俊太郎さんのインタビューだったのだが、未遂に終わったその放送が８年ぶりに実現する。この１月に出所後、三井さんも番組スタッフも、何とかしてそのリベンジを、と準備してきたのだが、それが５月16日（日）午後２時から放送されるのだ。必見ですよ、これは。<br />
<a href="http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/" target="_blank"><small>http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/</small></a></p>]]>
        <![CDATA[<p>　そこでも紹介されると思うが、三井さんの新刊『検察との闘い』も昨日からきょうにかけて書店に並んでいる。三井さんの獄中連載や、初めて明かす検察内部の確執など、興味深い内容で、「ザ・ジャーナル」でも話題になった２月26日の検察批判のシンポジウムも収録されている。</p>

<p>　三井さん自身、口にしているように、検察裏金問題に火をつけるチャンスは今をおいてなく、「この機会に闘わなければこれまでの闘いが無駄になる」。いわばこれは、三井さんの検察へ向けての最後の闘いだ。</p>

<p>　三井環さんの新刊『検察との闘い』の詳しい内容はこちらを参照。</p>

<p>　<a href="http://www.tsukuru.co.jp/books/2010/05/post-31.html" target="_blank"><small>http://www.tsukuru.co.jp/books/2010/05/post-31.html</small></a></p>

<p>　ぜひご購入ください。<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>性表現規制めぐる都議会での審議再開。議会外でも激しい攻防が</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/2010/05/post_48.html" />
    <id>tag:www.the-journal.jp,2010:/contents/shinoda//73.6987</id>

    <published>2010-05-14T02:32:22Z</published>
    <updated>2010-05-14T02:36:19Z</updated>

    <summary>　いよいよ都議会で条例改定問題の審議が始まった。まず５月６日の総務委員会では、３...</summary>
    <author>
        <name>篠田博之</name>
        <uri>http://www.the-journal.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=73&amp;id=62</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.the-journal.jp/contents/shinoda/">
        <![CDATA[<p>　いよいよ都議会で条例改定問題の審議が始まった。まず５月６日の総務委員会では、３月に噴出した様々な言論・出版団体の反対表明について都側がどう対応しているかについての質疑がなされた。詳細なやりとりは議事録が公開されるまで時間がかかるのだが、傍聴した人がブログなどに書き込みをしており、参考になる。<br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/cuervo/" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/cuervo/</a></p>]]>
        <![CDATA[<p>　ここでの日本ペンクラブ声明についてのやりとりは、東京新聞など幾つかのマスコミで報道された。規制推進の石原慎太郎知事はペンクラブの会員で、猪瀬直樹副知事はペンクラブの理事であり、その団体が反対を表明していることをどう考えるのか、という質問だ。都側は、ペンクラブには文書を送ったと答弁している。どうやら反対声明を出した個人や団体には文書や直接訪問するなどの対応を、この間、行っているようだ。ペンクラブについて言うと、確かに文書が届いている。反対声明について一方的に規制推進側の意見が述べられているだけのもので、これで説明したと言われても困ってしまうという代物だが。この都の文書については、ペンクラブとしての対処をどうするかも含め、内部で議論を行っているところだ。</p>

<p>　都議会総務委員会はこの後、18日に識者を招いて参考人質疑を行うことになっている。ただ、現在問題になっているのは、どうやら「非実在青少年」という表現などについて当の石原知事が「わかりにくい表現は改めてはどうだ」と主張しているようで、条例改定作業を行ってきた事務方にとっては新たな宿題を抱えた状態になっていること。どこまでどんなふうに改定案文を修正するのか、これはなかなか大きな問題で、この都議会中に採決まで行けるかどうかは微妙な情勢らしい。</p>

<p>　反対派側も次々と集会を開催しており、17日夕方には池袋で大きな集会が開かれる。詳細は<a href="http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/" target="_blank">こちらを参照のこと（※リンク）。</a>出版労連、出版流通対策協議会なども集会を予定していることは既に紹介したが、ペンクラブも14日の言論表現委員会でこの問題を議論するなど、取り組みが広がっている。</p>

<p>　また日本雑誌協会が主導する雑誌界の反対運動も、『週刊ポスト』などに次々と意見広告が掲載されたり、『週刊現代』が都条例改定を批判する記事を載せたりと、本格化しつつある。</p>

<p>　今後の成り行きに大きな影響を及ぼしそうなのが新聞・テレビの報道だが、この間、新聞などはキャンペーンふう記事を掲載している。児童ポルノ法改定問題や、先日原口総務相がコメントしたネット規制問題とも連動しており、いまや大きなテーマになりつつある。ただ、相変わらず「児童ポルノの定義」などがマスコミ報道でも曖昧なのが気にかかる。例えば５月４日付の読売新聞の記事「女児襲う漫画手つかず　『表現の自由』か『規制』か」は、何やら里中満智子さんら漫画家が、児童虐待としての児童ポルノそのものを肯定しているような印象を与えるもので、そもそもこのタイトルも何だかなあという感じだ。読売新聞はもともと性表現規制には推進的な論調なのだが、そうした媒体自身のスタンスを別にしても、もう少し論点を整理したうえで報道を行わないと、読者の方も混乱してしまう。この議論で問題になっている「児童ポルノ」とはどういうものなのかという基本を、少なくとも報道する側はきちんとつめて考えるべきなのではないだろうか。</p>]]>
    </content>
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