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東電OL事件ゴビンダさん支援集会が盛況!来日家族が15日『創』の集会に

 9月14日、東電OL事件ゴビンダさん支援集会が開かれたが、会場はほぼ満席。予想以上に多くの人が集まり、この問題への関心の高まりを示した。来日しているゴビンダさんの家族が挨拶(写真)、再審無罪を勝ち取った布川事件や足利事件の冤罪被害者らも駆けつけて熱いメッセージを送った。

 この事件、周知のように7月21日の読売新聞のスクープの後、次々と新事実が明らかになっている。特に被害女性の膣内や遺体の胸などにゴビンダさんと異なる体液や唾液が残っていたことが判明。無期懲役で服役中のゴビンダさんが犯人でないことはもはや明白になりつつある。

 それにしても驚くのは、今頃になって、検察が隠していた証拠が次々と明らかになっていることだ。それらが裁判の段階で開示されていたら2審の有罪判決はなかったことは明らかだ。しかも今回判明した膣内に残っていた精液のDNAなど、捜査段階で鑑定すらなされていなかった。

 事件捜査の杜撰さ、検察の不利な証拠を隠しての起訴、誤判としか言いようのない有罪判決と、刑事裁判そのもののあり方を考えさせるような事柄の連続で、ゴビンダさんはもう14年も獄中に囚われたままというひどい話だ。

 10年間、コツコツと支援活動を続けてきた「無実のゴビンダさんを支える会」の人たちが今回の集会の主催者だが、彼らの活動がなければ、この真実が明らかになることはなかっただろう。今夜の集会で挨拶した事務局長の客野さんの発言など、聞いていて胸が熱くなった。彼らの奮闘にもエールを送りたい。
http://www.jca.apc.org/govinda/

 ゴビンダさんの家族や支援者は、15日、下記のように精力的に要請行動や街宣などを行った後、夜には月刊『創』主催の原発報道批判の集会で発言を行う。ぜひ多くの人にこの冤罪事件に関心を持ってほしいと思う。

 15日のゴビンダさん家族の予定:東京高検要請(午後2時~2時30分)、東京高裁要請(午後3時前~3時30分)→司法記者クラブ会見(3時45分~4時15分)→マリオン街宣(午後6時~7時)→緊急シンポジウム「原発とメディア」で挨拶(午後8時頃)

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篠田博之(しのだ・ひろゆき)

-----<経歴>-----

1951年茨城県生まれ。
一橋大卒。
1979年より月刊『創』編集者。
81年より編集長。 82年同誌休刊に伴い、創出版を設立して雑誌発行を続ける。
現在は編集長兼経営者。
日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長、東京経済大学大学院講師など兼務。
東京新聞、北海道新聞などにコラム「週刊誌を読む」連載。
メディア批評のほかに、犯罪、死刑問題などについても新聞・テレビでしばしば発言。
著書『生涯編集者』(創出版)、『ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)。共著は多数

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2008年8月、筑摩書房

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