Calendar

2010年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Recent Trackbacks

« 2010年4月 | メイン | 2010年6月 »

2010年5月19日

三井環の逆襲!「ザ・スクープsp」動画がテレ朝HPで公開中!


shinoda100515.png
『検察との闘い』(創出版)

 先日5月16日にテレビ朝日系で放送された「ザ・スクープ!スペシャル」の三井環元大阪高検公安部長についての特集の動画が、テレビ朝日のホームページで公開されています。たぶん数日すると見られなくなってしまうので、ぜひアクセスしてください。
http://http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/

 前にも書いた通り、2002年の4~5月、本当ならこの番組で三井さんが現職のまま検察裏金問題を告発しようとしたのですが、その収録の朝に口封じ逮捕されたものです。三井さんは出所後、これからも検察との闘いを続けると宣言しており、今回の放送はそのリベンジの意味を持っていました。番組の中で、三井さんの検察バッジが出てくるのですが、三井さんは検事の資格をはく奪されてからも、それに納得せず、いまだにバッジを保持しています。今回の番組は約30分くらいに三井さんの闘いをまとめたわかりやすいものでした。日曜日の放送を見逃した人はぜひ見て下さい。

 ちなみに先週、三井さんの新刊『検察との闘い』も発売されています。発売直後にアマゾンでは注文が殺到して在庫切れになったのですが、すぐに自分の持っている中古をオークションに出した人がいて、2倍近い価格で取引されてましたが、いや商魂たくましい人がいるものだ。だってまだ新刊だから書店にたくさんあるんだから、こんな高い中古を買う必要はありません。比較的大手の書店には置いてありますので、書店でお買い求め下さい。アマゾンもたぶん近々追加分が入荷されると思いますが。

2010年5月15日

16日(日)「ザ・スクープ」で三井環さん特集!新刊『検察との闘い』も発売!

shinoda100515.png

 2002年4月に検察裏金を内部告発しようとしてテレビ収録の朝に口封じ逮捕された三井環元大阪高検公安部長の逆襲が始まりつつある。その逮捕の日に予定していたのはテレ朝系「ザ・スクープ」で、鳥越俊太郎さんのインタビューだったのだが、未遂に終わったその放送が8年ぶりに実現する。この1月に出所後、三井さんも番組スタッフも、何とかしてそのリベンジを、と準備してきたのだが、それが5月16日(日)午後2時から放送されるのだ。必見ですよ、これは。
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/

 そこでも紹介されると思うが、三井さんの新刊『検察との闘い』も昨日からきょうにかけて書店に並んでいる。三井さんの獄中連載や、初めて明かす検察内部の確執など、興味深い内容で、「ザ・ジャーナル」でも話題になった2月26日の検察批判のシンポジウムも収録されている。

 三井さん自身、口にしているように、検察裏金問題に火をつけるチャンスは今をおいてなく、「この機会に闘わなければこれまでの闘いが無駄になる」。いわばこれは、三井さんの検察へ向けての最後の闘いだ。

 三井環さんの新刊『検察との闘い』の詳しい内容はこちらを参照。

 http://www.tsukuru.co.jp/books/2010/05/post-31.html

 ぜひご購入ください。

2010年5月14日

性表現規制めぐる都議会での審議再開。議会外でも激しい攻防が

 いよいよ都議会で条例改定問題の審議が始まった。まず5月6日の総務委員会では、3月に噴出した様々な言論・出版団体の反対表明について都側がどう対応しているかについての質疑がなされた。詳細なやりとりは議事録が公開されるまで時間がかかるのだが、傍聴した人がブログなどに書き込みをしており、参考になる。
http://d.hatena.ne.jp/cuervo/

 ここでの日本ペンクラブ声明についてのやりとりは、東京新聞など幾つかのマスコミで報道された。規制推進の石原慎太郎知事はペンクラブの会員で、猪瀬直樹副知事はペンクラブの理事であり、その団体が反対を表明していることをどう考えるのか、という質問だ。都側は、ペンクラブには文書を送ったと答弁している。どうやら反対声明を出した個人や団体には文書や直接訪問するなどの対応を、この間、行っているようだ。ペンクラブについて言うと、確かに文書が届いている。反対声明について一方的に規制推進側の意見が述べられているだけのもので、これで説明したと言われても困ってしまうという代物だが。この都の文書については、ペンクラブとしての対処をどうするかも含め、内部で議論を行っているところだ。

 都議会総務委員会はこの後、18日に識者を招いて参考人質疑を行うことになっている。ただ、現在問題になっているのは、どうやら「非実在青少年」という表現などについて当の石原知事が「わかりにくい表現は改めてはどうだ」と主張しているようで、条例改定作業を行ってきた事務方にとっては新たな宿題を抱えた状態になっていること。どこまでどんなふうに改定案文を修正するのか、これはなかなか大きな問題で、この都議会中に採決まで行けるかどうかは微妙な情勢らしい。

 反対派側も次々と集会を開催しており、17日夕方には池袋で大きな集会が開かれる。詳細はこちらを参照のこと(※リンク)。出版労連、出版流通対策協議会なども集会を予定していることは既に紹介したが、ペンクラブも14日の言論表現委員会でこの問題を議論するなど、取り組みが広がっている。

 また日本雑誌協会が主導する雑誌界の反対運動も、『週刊ポスト』などに次々と意見広告が掲載されたり、『週刊現代』が都条例改定を批判する記事を載せたりと、本格化しつつある。

 今後の成り行きに大きな影響を及ぼしそうなのが新聞・テレビの報道だが、この間、新聞などはキャンペーンふう記事を掲載している。児童ポルノ法改定問題や、先日原口総務相がコメントしたネット規制問題とも連動しており、いまや大きなテーマになりつつある。ただ、相変わらず「児童ポルノの定義」などがマスコミ報道でも曖昧なのが気にかかる。例えば5月4日付の読売新聞の記事「女児襲う漫画手つかず 『表現の自由』か『規制』か」は、何やら里中満智子さんら漫画家が、児童虐待としての児童ポルノそのものを肯定しているような印象を与えるもので、そもそもこのタイトルも何だかなあという感じだ。読売新聞はもともと性表現規制には推進的な論調なのだが、そうした媒体自身のスタンスを別にしても、もう少し論点を整理したうえで報道を行わないと、読者の方も混乱してしまう。この議論で問題になっている「児童ポルノ」とはどういうものなのかという基本を、少なくとも報道する側はきちんとつめて考えるべきなのではないだろうか。

2010年5月 8日

上映中止騒動のアカデミー賞映画「ザ・コーヴ」上映とシンポ、参加者募集!

 アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ザ・コーヴ」の日本での上映中止騒動については以前書いたが(こちら)、これを「反日映画」と非難して上映中止を求める右派団体と配給側の攻防戦は熾烈さを増しており、6月下旬公開をめぐっては予断を許さぬ状況となっている。

 ただ今回は、2年前の映画「靖国」の時のように、見えない影に怯えて映画館が続々と中止に踏み切るという事態は避けたいという声が、興行界にも起きている。

 一方、映画の作品としての評価については7日発売の月刊『創』6月号で森達也、綿井健陽、想田和弘、是枝裕和という第一線の監督や作家らが座談会や見解表明を行っている。森さんと綿井さんは映画を評価し、想田さんと是枝さんは否定的だ。しかも想田さんと是枝さんの批判は相当に手厳しい。

shinoda100508.jpg
(C) OCEANIC PRESERVATION SOCIETY. ALL RIGHTS RESERVED.

 どんな表現であれ、こんなふうに賛否両論で議論を交わすことが大切で、上映中止というのは、議論をする機会そのものもなくしてしまうことになる。そういう考えから、月刊『創』編集部では、映画を実際に見て、それについて議論する会を催すことにした。

 できればこの映画で非難されている和歌山県太地町関係者の声も、当日参加が困難ならビデオメッセージという形ででも紹介できないかと考えている。

 討論のテーマは、ドキュメンタリー映画としての方法論、イルカ漁ないし日本の捕鯨問題、そして上映中止騒動についてだ。今のところシンポジウムの出演者は以下の面々だ。

────────────────────
・森達也 (作家、監督。オウムを撮った映画「A」で知られる)
・綿井健陽 (イラク戦争報道で知られる映像ジャーナリスト)
・坂野正人 (カメラマン・ディレクター。イルカの問題に詳しい)
・鈴木邦男 (一水会顧問。新右翼の論客)
司会:篠田博之 (『創』編集長)

日時:6月9日(水) 18時20分開場 18時40分開演 21時半終了。映画「ザ・コーヴ」上映(90分)の後、シンポジウムだ。
会場:なかのゼロ・小ホール(定員550名)
参加費:1000円

────────────────────

 確実に座席を確保したい人はローソンにてチケットを購入してほしい。

 購入の際に必要なLコードは 37359 (5月10日〜販売開始)

 ローソンチケットの購入方法はこちら。

 当日精算希望の方は、弊社HPの申込みフォームから予約してほしい。

 但し、こちらは満席になり次第締め切り、以降の方はキャンセル待ちとなるため、100%座席が確保できるわけではない。ローソンケットが多数売れると当日枠も狭くなる。但し、同じ当日精算でも予約をしていない全くの飛び込みの人よりは入場が優先されるし、予約多数でキャンセル待ちになるか、当日入れそうかなど、メールで事前に連絡を送る予定にしている。

 確実に座席を確保したい人はローソンチケットを購入してほしい。

 では、多くの方々の入場をお待ちしています。

Profile

篠田博之(しのだ・ひろゆき)

-----<経歴>-----

1951年茨城県生まれ。
一橋大卒。
1979年より月刊『創』編集者。
81年より編集長。 82年同誌休刊に伴い、創出版を設立して雑誌発行を続ける。
現在は編集長兼経営者。
日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長、東京経済大学大学院講師など兼務。
東京新聞、北海道新聞などにコラム「週刊誌を読む」連載。
メディア批評のほかに、犯罪、死刑問題などについても新聞・テレビでしばしば発言。
著書『生涯編集者』(創出版)、『ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)。共著は多数

BookMarks

創出版
http://www.tsukuru.co.jp/

最新号
↓ ↓ ↓

詳細はコチラ

-----<著書>-----


『生涯編集者──月刊「創」奮戦記』
2012年6月、創出版



『ドキュメント死刑囚』
2008年8月、筑摩書房

→ブック・こもんず←



当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.