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« 週刊誌を読む:「老い」に率直な感想 永さんら世代の長い活躍願う
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週刊誌を読む:のりピー報道落差に呆れ 薬物汚染の実態伝えよ »

のりピー・押尾学ら芸能人の薬物逮捕事件に思う。

 こういうテーマって「ザ・ジャーナル」では誰も書かないの?では私が書きます。

 もうひとつ、マスコミが大報道を行った「裁判員裁判」についての一文もあるけれど、こっちは8月7日付で共同通信から配信されたので、もう少しタイムラグを設けてからここにアップします。薬物事件についても10日付の東京新聞のコラムに書いたのですが、そこに書ききれなかった話を書いておきます。

 例えばのりピー逮捕を受けて、8日のTBS「ニュースキャスター」で斎藤孝さんが「日本は薬物犯罪に甘すぎる」とコメントしてました。他にも同様のコメントをしている人もいるので、これについて書いておきます。ちなみに私は、三田佳子さんの息子の逮捕事件と田代まさしさんの事件に深く関わり、田代さんの裁判には証人出廷もしたし、先頃、彼の著作『審判』を編集・発行しています。そのほかにも薬物依存の人と接触があります。

 で、基本的に知ってほしいのですが、薬物依存は「依存症」という言い方でもわかるように、殺人や傷害といった犯罪とは性質が違います。ある種の病気という側面もあるため、裁判でもケア、治療の側面も含めて検討をします。確かに初犯の場合は大体執行猶予がつくのですが、その際裁判所が問題にするのは、その薬物依存者が更生する環境や可能性がどのくらいあるか、なのです。そういう環境がない場合は刑務所送りになる確率が高い、つまりただ罰するだけでなくその人が立ち直る環境をどう作るのかという観点が入っているのです。

 アメリカなどでは「ドラッグコート」といって裁判のシステム自体が通常の犯罪と区別されているようです。つまり薬物依存は、ただ刑務所にぶちこんで痛い目にあわせて二度とやらないように脅すというのでは解決にならないということが歴史的認識になっているわけです。薬物に依存してしまう原因を除去しない限り、あるいは依存しにくい環境を作らない限り、その依存者は出所したらまた必ず薬物に手を出すからです。

 例えば田代さんの場合でいえば、出所後、妹さんたちが一緒に生活して、彼のめんどうを見、二度と薬物に依存しないように支えています。こういうケアが大切なのです。逆に、みんな驚くと思いますが、刑務所からは満期出所の彼については何のフォローもなされません。もし彼に支える人がいなかったら、社会復帰もできないし、追い詰められて再び同じことを繰り返すかもしれません。本当なら、出所後のケア体制まで刑務所なり国家がフォローするべきなのでしょうが、残念ながらそういうことは全く行われていません。しかも、田代さんの『審判』を読むとわかりますが、刑務所でも更生教育のようなものはほとんど行われていないのです。

 こういう社会の無策が続く限り、薬物依存はなくなっていかないのです。日本ではそもそも、家族に薬物依存者が出た場合、いったい誰に相談し、どういう対応をとるべきか、全くわかりません。そもそも医者に相談すべきなのかどうか、医者なら何科なのかもほとんどの人が知りません。そういう状況で、自分の子どもが薬物使用しているのに気付いた親は、なすすべもなく、ただ不安と絶望に追いやられるだけなのです。

 「覚せい剤やめますか、人間やめますか」という標語がありますが、これが象徴しているように、日本の対応は、ただ脅すだけ。でも今の社会である程度薬物が浸透しているのは誰でもわかるわけで、薬物が具体的にどう怖いのか情報を流し、もし手を出した人が家族にいた場合どう対応するかなど、必要な情報がほとんど流されていないのです。

 薬物事件に対して、ただ重罰化して刑務所にぶちこめ、という考え方は、上記のような社会的無為無策の裏返しなのです。そういう原始的な対応で薬物依存が減らないからこそ、麻薬社会アメリカでは様々な社会的対策を講じているわけです。

 本当はこういう議論を新聞・テレビがもっとやるべきなのに、それができてないのも日本の特徴です。この間の芸能人の薬物事件も、単なる芸能スキャンダルとして消費されるだけでは何にも社会的教材になりません。特別な芸能人だけに関わる話だと考えていては、いつまでも薬物依存は解決しないのです。そもそも田代さんが出所後、具体的に更生のためにどうしているのか、そういう取材はほとんど来ません。東京新聞が取り上げ、毎日新聞が取材に来ました(だいぶ経ってるのに掲載されず)が、実名を挙げて事例を報道できる格好の機会なのに、大手マスコミの問題意識が希薄なのです。芸能人の薬物事件を、「芸能マター」としか考えていないからです。

 こういう社会も国家もマスコミもお粗末な状況だからこそ、急激に薬物汚染が広がっているのに何の対策も打たれないのです。再度言いますが、こういう状況を防止するのに、ただ厳罰化して刑務所にぶちこめと脅すだけでは解決になりません。もう少し日本は、この問題を真剣に考え、対策を講じるべきであるのは明らかなのですが。

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» 【覚醒剤】一罰百戒を込め酒井法子容疑者には3年程度の実刑を下すべきだ!【堕ちたアイドル】 送信元 ステイメンの雑記帖 
 約1週間の末、自首した形で逮捕された酒井法子容疑者であるが、 尿検査の結果、陰性 であったようである。  これにより、 覚醒剤使用の立証は困難 となり、... [詳しくはこちら]

コメント (44)

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

行政に関する篠田さんのご意見にはある程度納得がいきます。

しかし、本当は、薬中なんか救済する必要性は感じないんですが。
なんでこんな連中のために、血税が使われなくてはならないのか。
そっちの怒りのほうが多いのです。
…というような気持ちが強いですね。

ところで、今回の馬鹿ママタレントと、その馬鹿夫の逮捕で、相当数のこれまた大馬鹿タレントどもの名前が挙がっているようですね。
話によると、馬鹿夫が我が身かわいさにべらべらとお話下すったそうですが。
この連中のことが本当だとすると、篠田さんの耳にもある程度は入っていることと思いますが、いかがお思いになられますか。
かなりの大物の名前もあるそうですが。

厚生省の麻薬取締官たちも、別途かなりの芸能人を洗っていたらしいとも聞きます。

しかし、この警察や厚生省にしても、すべて血税で動いているのですよね。
なんで、執行猶予で済んでしまうのでしょう。
今回の、子供をほったらかしにして、尿検査で覚せい剤の反応が消えるまで逃げ回っていたふざけた馬鹿ママにしたって数年前から怪しかったらしいですから、簡単に更生することなんか無理でしょ。

中国みたいな処刑も、麻薬についてはありじゃないのかな…なんて物騒な気持ちになっちまいますね。

篠田さん、こんにちは(いま10日12:25頃昼休みです)

ほんとうにそうですね。
日本はいままではアイドルで完全にいい人。
もし悪いことをすれば、完全に悪い奴。
それを徹底的に、暴き出すことしか能がないってことになる。

でも、薬物の問題は(それだけではないが)誰でも触れてしまう可能性をもっている。
そして、もし染まってしまったら、奈落の底に落ちるだけ。

そうではないはずでしょう。

人間は間違える。
ある意味間違えるのが人間ですから、その状況をどうやって抜け出すのか?
そんなノウハウというか、方法を説いてあげることが大切なんですよね。

マスメデイアの仕事だと思うんですけどね。

大変驚きました。今、薬物使用は一部の中学生にまで広がり社会的に大きな問題です。「依存症といわれるように病気だ」などという認識でこの社会悪をどうやって撲滅できるのでしょうか?厳罰に処さなければ益々安易に使用が広がり、抜けきれなくなったときは病気扱いでサポートしてもらえるなんて甘えた考えではないでしょうか?殺人や傷害とは違うということはありません。かつて薬物使用者が幻覚から新宿でバスに放火し多くの人が亡くなった事件は一例です。ドラッグの蔓延がいかに社会を蝕んでいくかということを考えたら安易に薬物に手を染めることの恐ろしさを厳罰を持って知らしめるべきだと思います。

追記:もうひとつ忘れてならないのはドラッグが暴力団の大きな資金源になっているということです。

酒井法子の覚せい剤事件に関連して、彼女のTATT00が報ぜられています。報道によりますと、覚せい剤の使用は周囲の誰も気づかなかったといいますが、TATTOOについては、以前に、一度全国ネットで放映されたこともあり、所属事務所関係者は三年ほど前から周知の事実だったといわれます。

私は79歳の、世間の流行・ファッションについて全く無知な老人ですが、若い女性たちに、かかるTATTOOつまり刺青が流行しているとは知りませんでした。そして、現在の日本では、それが≪何でもない、普通のこと≫として通用する世の中になっているのでしょうか。

会社の入社試験のとき、人事担当者が≪採用相手が入れ墨を入れている場合≫に、そんなこと関係なく決めるとか、大事な商用の場合≪相手が入れ墨をいれているとき≫に、そんなこと関係なく商談をまとめることが、普通にありうる社会に、世の中は変貌したのでしょうか。

その意味で、最高裁が≪世間に知れ渡っている酒井法子の、入れ墨≫を無視して裁判員の主婦役に起用して、裁判員普及のPR映画を作成したことに、非常な違和感を抱きます。
入れ墨は、今回発覚した覚せい剤と違って違法性はないかも知れませんが、私のような老人には極めて違和感を抱きます。

日本国内で化学合成できない覚醒剤はやくざルートが輸入独占販売しています。末端の使用者は場合いによったら混ぜ物をしたものを高いカネを払うことになる。
 今回も有名芸能人がマスコミに格好のネタを提供する形になっているが、問題は売っている組織に警察がどこまで手をつけられるかどうかだ。
マスコミはなぜか供給者の根深い存在に言及しない。
 どうしてなんでしょうかね。当たり前の大人ならわかることなんですが。
 要は自分で目隠ししているんです。一種のタブーに触れるんです。
 のリピーとかいう人が覚せい剤撲滅キャンペーンで「ダメ!絶対に!」なんて言っていたり裁判員制度の制度の手の込んだ普及CF出演したりすることと事件に間には大変な格差がありますが、やくざ、芸能プロダクション、政治家、マスコミ、警察というキーワードですべてがつながります。
 あれって身内が身内を捕まえているようなもんじゃないですかね。うがった見方をすれば。
 はなから解決する気なんてないです。

このバカ女の所属するプロダクションは、サン・ミュージックとかいうそうですが、皆さんご存じの千葉県知事、森田健作氏が所属するプロダクションとのことです。
政治力があるのでしょう。
裁判員のPRビデオに出たり、麻薬撲滅のキャンペーンに出たり、忙しいことこの上ない。

この政治力で、いつの間にか執行猶予で、「ごめんなさい。これからは反省して頑張ります。」になっちゃうんでしょうか。

そんなことは、許してはいけないですね。
それより、警察か、麻薬Gメン・・・厚生労働省(マスゾエ大臣殿)に頑張っていただいて、ほかの馬鹿どもをとっ捕まえてもらわねばなりませんね。


と、同時に、この馬鹿ママの陰に隠れそうになっている、ひきょう者の押尾なんたらのことも、警察・検察はしっかりやってもらわんと困りますね。
小沢氏を追っかけるしつこさをここでこそ発揮していただきたいものだ。

<元株や様>
>警察・検察はしっかりやってもらわんと困りますね。
小沢氏を追っかけるしつこさをここでこそ発揮していただきたいものだ<
同感です。でも、ムリでしょうね。いくら現場が頑張っても、上からストップがかかるのが関の山ではないですか?
聞くところによると、もともとヤクザ(興行主)=芸能プロダクション経営者=有力政治家と、繋がっちゃっています。特に、老舗ほど...。
酒井ノリピーが、トランスにはまり、レイブ(トランスミュージックイベント)に行っている時点で、ほぼアウトでしょう。タトゥーをいれている若者の知り合いは、沢山いますが、彼らが口を揃えていう事は、「トランスにはまり、レイブ(トランスミュージックイベント)に行っている人は、相当あぶない」という事です。
サンミュージックの担当者が、判らなかったとすれば、相当マヌケか、会長・社長の秘蔵っ子との認識から、見て見ないふりをしていたか...です。
私は広告会社にいるので、もしCMに起用していたと想像すると、ぞっとします。
戦争に行って負傷して、衛生兵にモルヒネを打たれて、中毒になったり、マイケルジャクソンの様に、病院で強い鎮静剤を使われて...。など、不可抗力ならいざ知らず、遊びで覚醒剤に手をだすなんて、信じられないバカものです。
単に法律違反だけでなく、覚醒剤は人格を破壊します。その様な人が、周囲を傷つけない様に、シェルターは必要かも知れません。
各芸能プロダクションは基金を捻出してNPOを立ち上げるべきです。所属タレントをぶち込めます。

ある知人の事件がきっかけで、薬物依存の法的過程とその後の治療に至るまでに立ち会った事があります。大変でしたが、とても興味深く、こんな事がなければ一生知るよしもなかったであろう経験でした。

警察も検察も、人によってはかなり親身にアドバイスしてくれる人も居ましたが、管轄が統一されていないことから、先ずスタートからたらい回しの状態、そして治療に至っても、結論から言えば薬物依存に関してははっきり言って『治療法はない』という事が、調べれば調べるほど分かってきます。要は「二度とやらない」という本人の意志次第しかないという現状で、受け入れてくれる病院もほとんどないのが実情です。数少ない受け入れ病院(関東全体でも数カ所しかない)に関しても、警察付き添いの元での強制入院か本人の希望入院の2通りしかなく(あともう一通りあるとするならば、まわりにいる人が依存症本人を拉致するように簀巻きにして、無理矢理病院に連れて行くという荒技があると病院の人が教えてくれました)とにかくそれは大変な労力を伴う作業で、じゃあなんとか入院させたとしても、そこで行われる治療はやはり薬物治療故、根本的な完治は望めるワケがありません。そもそも医師曰く「治せない。退院したら必ずまたやる。」と言うのですから・・・。
病院以外では確か“タルク”という名称だったと思いますが、以前依存症だった人達がボランティア状態で運営している甦生施設が日本では唯一のケア現場で、そこのスタッフに電話でしたが問い合わせたところ、約80%の人はそこを出た後また依存に走ってしまうという絶望的な話をして下さいました。

たまたまこういう事件に関わってしまい実態を知ることが出来たのですが、本当に絶望的なのは、バカをやってしまった依存症患者本人ではなく、それを取り巻く家族を含めた周囲の人達です。たったひとりの愚かな行為がどれ程周りを疲弊・混乱させるか、本当に深刻な問題です。

物事の判断がつかない子供が簡単に手に入れることが出来るほど蔓延っているこの今の状態は、芸能人の事件を他人事として見ていられるほど呑気なモノではないと思われます。
当然のことながら行政が真剣に取り組まなければならないのは言うまでもありません。

> 薬物依存は、ただ刑務所にぶちこんで痛い目にあわせて二度とやらないように脅すというのでは解決にならないということが歴史的認識になっている

おっしゃるとおりだと思います。
まだ日本では、村八分の原理で、共同体から異物を取りのぞくことで問題が消去されるかのごとく考えられている面がある。たんに見たくないものを、見ないですませるための処置では、前近代的との謗(そし)りは免れないです。

アメリカでは治療なども含むその「ドラッグ・コート」受けた人と受けてない人の再犯率が
3倍の差があったらしいです。
個人的には罪重くしてもやっちゃう人はまたやっちゃうんだろうなと思います。
アル中の人なんかも体壊しても飲みますからね。
見せしめ的にタレント逮捕して終わりじゃなく徹底的な入手経路の壊滅に手打たないと日本もヤバイでしょう。
外国から見ると日本は売る方も買う方もドラッグ天国と見られてるかもしれません。

恵美さんが書いてらっしゃった。
芸能プロダクションの資金拠出による…
そうですね、ただ連中が金なんか出すわけないので、罰金を巨額なものにすることでしょうか。

払えないところからは取りずらいですが、持ってるやつらからは、できるだけ罰金をとれるような刑罰システムがいいかもしれない。

サラリーマンの家庭なんかだったら、罰金で一家離散とでもなれば、抑制効果はかなりあるかもしれない。

金持からは億単位でとってやればよい。捜査、裁判、後世にかかる費用を金持ち層の違反者から取るシステム。
法的にも可能な気がする。

 報道があまりにも過熱しすぎで、異様さを感じてしまう。視聴率が高いからだろう、どのチャンネルも似たような報道だ。

 私のように、覚せい剤や麻薬等に興味も関心も無い者にとってはどうでもいい事件なのだが、視聴率が高いということは、麻薬等に関心が高い国民が多いということか。

 ある意味怖い。

酒井法子の同郷の人間の妄想かも知れませんが、、、。
今回のニュースを聞いて、<やっぱりな、、、>というのが率直な感想です。
むしろ問題は、彼女の所属するプロダクションや関係者は本当に何も知らなかったのかと疑問に思います。
夫の高相が路上で現行犯逮捕となり、酒井もその場から<失踪>した事で<もみ消す>ことができなくなった。
押尾学にしても同伴者の死亡という抜き差しならぬ<事件>になった。
そして、SMAPの草薙の場合は何だったのか?
商品価値のある芸能人はいかなる手を使っても護り、邪魔な奴は理不尽だろうと何と言われようと抹殺する。そういう力が働いていないのだろうか?
警察は、本当に何も把握していなかったのだろうか?

これって、小沢元代表の秘書逮捕の構図と相通ずると感じるのは穿った見方でしょうか?

因みにタトゥーに関して、決して誉められたものではありませんが、軽いオシャレ感覚でする若者が増えていることは事実でしょうし、いわゆる<入れ墨>と一緒にして論じるのはどうでしょう?
裁判員制度が出来た今、タトゥーの有無がその者に対する判断材料になっては恐いです。
昔から我々が目にしてきた<入れ墨>感覚とは別物です。
酒井法子の場合はわかりませんが、、、。

私も今回の報道に苛立ちを感じています。
薬物依存になり脳にどんな障害をもたらすのか、家族がどんなに大変か、依存から抜け出すのにどれだけの時間がかかるのか、依存の恐ろしさや苦労をちゃんと報道しておらず、薄っぺらい内容に終始しています。
というのは私の父がアルコール依存症で、母に暴力をふるい、交通事故を何度も起こし、自宅に火を付け半焼し、家族の大事な思い出が燃えてなくなり、どん底の思いをさせられたからです。
父は精神病院の隔離病棟に入院し、本当は父と関わるのも拒絶したかったのですが、アルコール依存症専門のお医者さんから「アルコール依存症は家族病だよ」と言われ、この病気の知識を得て、家族関係の改善についてアドバイスをいただき、父から逃げてもダメだ、覚悟を持って関わろうと決意しました。母と協力しながら、なんとか3年かけてまっとうな生活を取り戻すことができました。薬物とお酒を比べるなんてと思われるかもしれません。しかし父のひどい時の症状は、家族に隠れてお酒を飲み、手が震え尿を漏らし、薬でラリったような異様な顔をしていました。私には同じに思えてしまうのです。
もし篠田さんの書いたように、逮捕された後の依存者が専門家のアドバイスを全く受けてないのだとしたら、再犯率が高くなってしまうのもうなづけます。
一昔前、芸能界は暴力団と関わりがあったといわれ、華やかな芸能人ならお金も持ってるでしょうし、都会の歓楽街で誘惑にかられる事も多そうです。

この国のお粗末な薬物対策に、なぜ有識者が怒らないのか、本当に不思議でした。
それどころかもっと厳罰化しろとか人間として終わりだなどと口々に酒井法子容疑者を責めるコメンテーターや芸能人は、むしろ白々しく感じます。

薬物に手を出させない教育よりも、実際使ってしまった人に対するケアをしたほうが効果的なのは日本以外の先進国で立証済みです。日本の薬物対策は「俺たちはあれだけやめろって言ったんだからな。」と責任放棄。罪悪感を植え付けることが実はもっとも逆効果なのに。隠せば隠すほど悲惨なパターンにはまってしまうから。

薬物中毒者の治療に税金を使うのが許せないと言うなら、官僚の天下り先の法人機関に月1兆円も血税を垂れ流してる事実を国民は許すべきなのか?

まして大麻バッシングでさんざん政府に利用されたダルクは、国から全く援助してもらっていない。そのうえ「犯罪者をかくまうのか?」と麻薬取締部や警察から脅されていた。そんなの誰が聞いたって筋が通ってないのは明白。

少なくとも酒井容疑者は,仕事の実績を残し子育てもやっていた。税金も払っていた。世間がここまで彼女を責めるのは,見事に政府の責任転嫁を見逃していることにならないのか?
正直覚せい剤使用者は,絶対にいなくならない。それほど日本では覚せい剤使用者が多い。なぜなら鬱の症状には覚せい剤が特効薬だからだ。休むことも自殺することもできない逃げ場のない人々の一部が覚せい剤と言う選択をするからだ。使う理由の根が深いから根絶は無理だということは国も把握している。だからこうやって見せしめを作って,脅すことをたまにやっているだけ。
すべてが白々しい。

薬物対策後進国日本さんに同意。
薬物中毒者へのケアに税金を使うなとか覚醒剤に手を出す人など信じられないバカだとか周囲を傷つけない様にシェルターにぶち込めとか信じられない意見があることに驚いている。あなたは自分を大変な人格者で間違いなど絶対に起こさない非の打ち所の無い人間だと思っているのでしょう。寂しく悲しい。

私の身近な人物がいわゆる薬中になったことがありました。

そのクスリは違法な物でなく、医師の処方によるものです。悪い医者はどんどん向精神薬を出しますよ。これではいわゆるヤクザの覚せい剤販売手法「シャブヅケ」と変わりません。そうして最後には入院となり、入院してもまだ向精神薬を出します。一時は精神病棟にも入りました。これでははっきり言ってほとんど廃人同様になりますよ。(実は、自殺者の中のいくらかはクスリによる幻覚作用等が関連すると思われる。その人物と同室の患者の数人は退院後も投薬が続けられ、内2人は自殺に至る)

その人物の家族は、一応医師を信頼するしかありませんでしたが、私の感覚ではこのままの療法を続けていても決して治りはしなく、状態が悪化する一方だと感じました。

細かい話は山ほどありますがとにかく、私は意を決してその薬中の人物を命がけで守ることを決めました。薬物依存からどうやって脱出するか?もう日本のそこいらにいる医師の知恵では間に合いませんでした。海外の文献も手当たり次第に調べ上げ、まずまず効果を出しているという方法に行き当たり、出来る限りそのノウハウを取り入れました。そうして24時間、その人物に付き添うために私は勤めていた仕事を辞めることになりました。(何せ24時間目が離せませんよ)

本人の幻覚や禁断症状と共に戦うわけですね。ことによっては心停止のような事態にもなりましたから心臓マッサージやら人工呼吸もやりましたです。

話ははしょりますが、とにかくその人物は薬物依存から脱出することに成功しました。ただし、クスリを摂らなくなって禁断症状や幻覚などが無くなったとしても、状況に応じてはある種フラッシュバックのようなことが起こり、その都度のケアは数年間必要でした。そもそもが自ら進んで摂ったクスリでもなく、医師の言うことを信じて摂っていたクスリが元の話ですよ。

さて、薬物依存そのものについては周りの環境と本人の意志があればなんとか抜けだせるかも知れません。(が、多くの場合はその余裕がないでしょう)

ただしです、自らそれが危険なクスリと知りつつ手を出すというバカだと、依存症は直せてもバカさ加減は直せない可能性が高いように感じています。もとがバカなのはクスリのせいではありませんから。

私個人として覚せい剤などの再犯率が高いのは、依存症を完全には治せていない状態と、元がバカであってそのバカはそもそも治せないということではないかと。

本星なき麻薬捜査は、ただ問題を散逸させるだけで、ドラッグを知りもしない善良な大衆の目を曇らす事を目的にしているとしか思えない。
テレビがゲボ出そうな魑魅魍魎で演じられている倒錯した変態空間である事を、そろそろみんな気が付く。

麻薬取締を強化するとなると、また新たな行政法人ができますよ。メタボ対策のように。この国は何かやろうとするときには、必ず天下り先ができて、問題解決よりもどれだけポストが得られて、補助金が落ちるしか興味がありませんから。下手に国に対策を期待しない方がいいと思います。

いやはや、偏見と差別の発言がなんと多いこと。普段理路整然とした言葉を並べている人や年配の方ですら、自分が何を書いているのかお気づきではないようです。

しょせんこの程度でしたか。

■麻薬は有るから使うのだ.非麻薬三原則こそが本質的解決への道である.■

麻薬は無ければ,買えないし使えない.国内蔓延の責任は挙げて政府にある.海外からの密輸入,国内での違法製造,そして違法流通,これらのすべての責任は現政府,具体的には警察にある.“ブツ”が存在しなければ,麻薬患者はゼロである.
麻薬ジーメンを増強し,麻薬を持たない,造らない,持ち込ませない という.非麻薬三原則国家を実現させる必要が有る.
これが出来るとすれば,来る8月30日に誕生するであろう民主党政権以外には考えられない.

多くの芸能人が今までに逮捕されて来たが、入手ルートの解明につとめているという発表をするが、いままでにその後日談と言うのは語られた事は皆無に等しいと思う。

暴力団の資金源だからという話も多いが、芸能人の誰それに流したのはどこの暴力団かは語られない。

ココからは予想と言うか伝聞。
このルートには暴力団のルートと言うより、大使館ルートと言うのが有る。要は治外法権を使っているから逮捕も出来ないし報道もされないのだと思う。

さて暴力団暴力団と言ってる方はこれを見てどう思うのでしょう。

篠田さんのご意見に全面的に賛成です。

薬物依存は病気であるという認識が必要です。
アルコール依存症も重度になれば、入院治療が必要です。その治療を終えて、社会に復帰するとしても、その後の環境の良し悪しによって、再発率が変わってくると聞いています。
アルコールのみならず、麻薬についても同様であるでしょう。

このような視点を持たず、社会の無理解が続けば、根本的な解決にはつながらないと考えます。
警察力にだけに頼るというのではダメです。

更正対策は必要だと思いますが、とりあえず「芸能界は薬物使用に甘い」業界だという印象は強く持っています。初犯程度なら、復帰できてしまうのが不思議です。演出次第では「おかえりなさい」とお涙頂戴な復帰劇にまで仕立て上げることさえ可能です。

芸能人は、テレビなどへの露出度が高く、青少年へ与える影響が大きいことを考えれば、芸能界こそ薬物に厳しくなければいけないと思うのですけれどね。

「依存症」に治療が必要なことに異論を唱えるつもりはありませんが、「アルコール依存症」と(違法を承知で)麻薬を使用した結果の「薬物依存症」とを同列に扱うのはどうかと思います。アルコールと違って麻薬の売買、所持は明らかに違法行為です。何も分からず勧められるままに使用してしまった未成年者なら被害者といえますが、ここまで蔓延させる原因を作っているのは無責任に法を犯す大人です。ことの重大性の認識が足りないのではないでしょうか。

 二つ感想を持ちました。一つは“メディアの扱い方について”で、もう一つは“薬物事件の多発に関して”です。
メディアの報じ方とその後の報道については、篠田氏の言われるように《実名を挙げて事例を報道できる格好の機会なのに、大手マスコミの問題意識が希薄なのです。芸能人の薬物事件を、「芸能マター」としか考えていないからです》というご意見に賛同です。ただ、薬物依存者をどうするのがよりいいのか、という問題と、薬物が蔓延している現状への対処問題とは、峻別して考えるべきだと思います。前者は確かに、厳罰化するだけなく、社会的対策を講じることは大切でしょう、特に異論はありません。しかし、後者の問題は、国を動かすほどの影響力を持つマスコミが“あぶり”の具体的なやり方や“経験者の談話”などの他、場合によっては、その入手方法なども連日報じている姿を見ると、興味本位の視聴率稼ぎとしか思えません。つまり、本気で薬物汚染を減らしたいのか疑問に思うのは私だけでしょうか。
連日これだけ社会で騒がれているのに、今政府は何をしているのでしょうか。本気になって無くしたいと思うなら、政権にある者は、具体的な対処法を即刻発表するぐらいのことが行なわれなければ、安心した社会にするという公約も信用されないのではありませんか。

<常用は三年前から?>
トランス好きで、度々レイブに参加している奴からの情報です。三年前位から高相&酒井夫婦は、度々レイブに参加し「あいつらジャンキー」として有名だったようです。
証言者も葉っぱなどはやっているので、法律違反はしているのですが、スピードなどの覚醒剤だけは、若気の至りで済まないので、決して手をださないそうです。不良は不良なりに、この先だけは、進んではいけないとの一線だけは、ちゃんと考えているのですね。
警察の手先のように、何でも法律違反をするな、とはいいませんが、30にもなって子供までいて、夫婦でジャンキーって、私は、同情できません。

篠田博之様
 最近のテレビ界は、将に「酒井法子依存症」といえる状態ですね。

芸能人と言えども、一人の人間です。何かひとつ悪いことをしたからと言ってその判決も出る前から何でもかんでも洗いざらい調べて公にしすぎるのもどうかとも思います。ただ、芸能人などの公人は、最終的にその事態に陥った経緯や原因を知らせる必要はあるとは思います(政治家などはうやむやにしがちですが)。それにいたる心理状態や周囲の環境等を自ら話すことにより、何が問題だったかを多くの人に知らせることが出来、今後の対策の一つの方法になると思います。それは、違法薬物だけでなくアルコール、処方薬物などの依存症その他の犯罪でも同じと考えます。そうすることにより、社会全体で今後どうすればよいか考えるきっかけになると思います。
また、薬物等依存症だけでなくその他の罪を犯してしまった場合全てにおいて、その一人が犯してしまったことをただやみくもに断罪するのではなく、社会全体の問題として捉え、どうすれば犯罪が無くなるかと言う視点で考えていく必要があると思います。そういった点でまだまだだと思うので、裁判員制度などは時期尚早だったと思いますが、その制度も始まってしまったことですし、犯罪に対する考え方ももっといろいろな見方が必要になってくると思います。
いずれにしても、薬物やアルコール等、その他様々な犯罪に手を染めてしまう人たちは、社会の一部でもあり、自分の一部でもあると言う見方もあるということもあるということも考えるのも一考かと思います。ただただ、罪を犯してしまった人だけが馬鹿で悪人だと排除するのではなく、どうすれば、依存症や犯罪が無くなるか、そういう方向に手を染める人がいなくなるか、という視点で物事を考えていく必要があるのではないかと思っています。
そして、依存症は違法薬物だけでなく飲酒によるものも心身とも滅ぼすほどの危険性があり、他人に危害を与える確率も高いので、国をあげて同様に検討する必要があると思います(早急に)。

酒井法子さんを、このまま抹殺してしまうより麻薬撲滅キャンペーンの主役に抜擢したらどうでしょう。
使用前と使用後(できたらノーメイクで裸)の映像を流し、
いかに麻薬(覚せい剤)が怖いかを語ってもらう。
また薬物中毒の治療経過を一ヶ月間隔程度で報告してもらう。
この方が国のためになると思いますがどうでしょう。

人はなぜ薬物に走るのか。
この問いに触れない議論は不毛であり、対症療法的処置のみでは事態のより根本的な解決には至らないでしょう。今回の記事はその意味において示唆に富むものと感じました。

 さて、これからのち、話は非合法の薬物に限りましょう。合法なアルコールやたばこを、違法な覚醒剤や麻薬と同列に論ずるのは、一種の詭弁だからです。その上でなお、たとえ違法薬物であろうと、薬物依存がまず第一に疾病であることは、確かです。違法薬物を使用した犯罪の犯人であっても、まずは患者として治療を受けるべきです。

 しかし、禁止されている違法薬物でも、どこからか入手したものです。違法薬物を使用した犯罪の犯人は、違法薬物の入手経路を、多少なりとも知っている。知らないあいだに誰かが、無料で、黙って、繰り返し、置いて行ったなど、あろうはずもない。

 そこで、違法薬物の使用者を厳罰に処するのか、あるいは治療的対応で暖かく処遇するか、違法薬物の入手経路について、証言や物的証拠を被疑者自身が提供するかどうかで決めてはどうでしょう。これを法制化するのです。一種の司法取引ですから、法制化することが重要だと思います。
 違法薬物の入手経路について、証言や証拠提供すれば、被告人の罪が軽くなるのですから、これは自己に不利益な証言とは言えません。黙秘権は問題ないはずです。ただしこれだけでは、違法薬物使用者が自己の罪を軽くするため虚偽の証言をする可能性は排除できません。その点の検討は必須です。

 違法薬物を使用した者より、違法薬物を販売した者の罪のほうがはるかに重い点については、どなたも異存ないでしょう。販売者こそ、重い刑罰に処すべきです。さらに上流の違法薬物製造者こそが、最も罪が重いと言えるでしょう。
 違法薬物の使用で逮捕された者が、その直前の提供者について告白すれば、使用者の罪を減ずる。告発された提供者の罪の軽重もまた、さらに上流の違法薬物提供者に関する情報提供の有無で決めればいいのです。かくして、限りなく上流の製造者にまで行き着ける可能性が生まれます。

 わが国での違法薬物事案の捜査が違法薬物提供者のところまでなかなか届かないのは、法制の不備だけではなく、警察機構の堕落が大元にあるように思います。しかし、そのような堕落を許さないためには、単に警察の良心に期待するのでは不十分でしょう。法律によって捜査の責任を警察に強制する仕組みが必要です。それがどのような法になるべきなのか、どなたかご提案くださいませんでしょうか。

旦那の職務質問時に彼の要請で現れた彼女を取り逃がしたのは警察のミスでしょ?尿検査から逃げるための6日間はあきらかで、自殺もあるかもって同情しかかったのに損した!

中国なら死刑でしょう。こういう連中は刑務所にぶち込んで重労働をさせるべし。毎日穴掘りして埋め戻すの繰り返しを3年もやれば懲りるでしょう。売人は初犯でも無期懲役。ラリピーも3年程臭い飯を食ってもっらいやしょう。テレビのイメージと逃亡犯のギャップが有り過ぎて物凄く腹立たしい。とは言え生きてるから叩かれるんでしょうけど。押尾の方がもっと悪質だと思いますが民放には美味しい視聴率があってラリピー一色、まーこれも一種の偏向報道ですかね。

覚醒剤は昔「ヒロポン」とよんでいた薬だった。
戦争中に我が国で作られた薬で、軍需工場などで長時間働く徴用工に与えて、疲れ知らずに働かした薬。
また、特攻隊員にこれを与えて怖さを忘れさせたとも聞いている。

東京のTBSの社屋の建つ丘は、戦前は近衛師団の駐屯地で、周辺には戦後暫くは防空壕が多量にあった場所。
そしてその防空壕の中に入ると、白い粉が入ったガラスのアンプルが多量に落ちていた。
それを復員兵が拾って常用していた。
子どもだった我らは、そのアンプルの中に入っているのは「ヒロポン」だから近寄るなと、大人達にしかられた記憶がある。

何でこんな昔話を書くかというと、ここのコメントを読むと、提供した側のことには何故か触れていないから。
麻薬にせよ、覚醒剤にせよ、我が国の国内では既に作られていない(はずだ)。
ヘロインは東南アジアを中信とした「黄金の三角地帯」やアフガンで栽培されている芥子が原料だし、コカインは南米のコカの葉や細い枝などが原料だ。覚醒剤だけは化学物質だが、どれも原料は我が国ではまず作られていない植物だし、化学物質にしても原料が簡単に入手できない。

それでも我が国でこれらの薬物中毒者がいるかというと、海外から入ってくるからだ。
その入り口で摘発を繰り返せば、また我が国への持ち込みに対して厳重な刑罰を作れば、輸入は相当減少するだろう。

その昔、大英帝国は清朝の弱体化を狙って、東南アジアなどのイギリス植民地で大量の芥子の栽培を行ない、それからアヘンを製造して清朝に売り込んでいった。
その結果はどうか?
ものの見事に清朝にアヘンの弊害がうまれ、弱体化した。
イギリスは戦わずに中国に覇権を打ち立てることが出来た。

そのイギリスの成功以来、麻薬類は相手国に流し込み、弱体化を図る武器として使われてきた側面がある。

いま、麻薬依存者を非難することはたやすいが、何故、覚醒剤やコカインなどの麻薬が我が国に大量に流し込まれているのか、その背景を突き止め、断固とした処置をする方が優先ではないだろうか。

中共は、麻薬を大量に持つことや販売することをした者に対して、死刑の厳罰で臨んでいるのは、過去の苦い経験があるからで、これほどまでの厳罰化でようやく防いでいると言っても良い側面がある。

我が国も、違法薬物を国内に入る前に摘発をし、厳罰を処することで、違法薬物は商売にならないとした方が良い。
また摘発を常にかけていけば、これ来訪薬物の市場価格の上昇を招き、中毒患者も手に入りにくくなる。

それでも薬物依存者は過去のシンナーのような代替品を求めるようになるだろうが、摘発強化で新たな依存者を作ることが出来なくなれば、その方が良い。

篠田さんの意見に全面的に賛成です。ニュースだけではなく、ワイドショーの司会者やコメンテーター達も一様に厳罰を述べていました。非常に無難で楽なコメントで誰からも異論が出ずに受け入れられる。でも初犯は執行猶予がつき甘すぎるのステレオタイプは異様だと思いますね。

覚醒剤は習慣性が強く継続すると廃人になってしまう恐ろしい薬物です。決して手を出してはいけない代物ですが、無知と親しい人からの薦めや強制により深みにはまって行きます。

覚醒剤の使用はこの国では犯罪ですが、他の犯罪と明確に違うのは他人を傷つけたり、或いは騙して金を取り上げるのではなく、自分自身を傷つけ廃人に追い込むことです。何でも厳罰にすれば済む問題でもないと思います。広報教育と中毒患者の社会復帰のカリキュラムの確立が最優先ではないかと考えます。一方でこうした恐ろしい依存性のある薬物を大量にばらまき凌ぎにしている暴力団組織にこそ厳罰をもって対処すべきではないかと思います。

酒井さんの逮捕は衝撃的でしたが発覚したことは彼女にとっては寧ろ好ましいことだったのではと考えます。継続していれば廃人にまっしぐらでしたでしょうね。判決が下り実刑にしろ執行猶予にしろその後の社会復帰過程において如何に薬物を断つ環境を得るかです。個人の薬はやらないの意思だけで復帰することは不可能に近いでしょう。その意味で病でもあります。

薬物に手を出すということは国によっては死刑もありうる重罪です。日本は罪が軽すぎるのです。初犯だからこそ実刑にした方が本人のためだと思います。執行猶予を付けてもまた戻ってきます。またやります。そんなに簡単なものじゃないです。まだ刑務所に行く方がいいかもしれません。絶対に薬物に関わってはいけないのです。毅然とした態度がなければこの国の薬物濫用者は増えるばかりだと思います。

私は、違法薬物犯罪の量刑は軽いと思っています。薬物製造も薬物使用も、そのほとんどが過失ではなく故意であるからです。そういう意味で飲酒運転と同様の悪質さがあるのにもかかわらず、(私の尺度では)非常に量刑が軽いのは理解できません。

薬物販売・使用は、暴力団の資金源になることも含めて、国家の安全を脅かす反社会的行為です。
薬物販売は死刑でいいのではないでしょうか。
薬物使用も、自分の意思で使用したのであれば死刑で構わないと思います。
薬物所持については、知らずに持たされていたという事例もあるので、内容次第ですが。
死刑は極端過ぎるのではないかと思われるかも知れませんが、私はこんな奴らを生き長らえさせるために、貴重な税金を使われたくないという考えです。

薬を無理やり注射されたとか、脅されてやむなく吸うはめになったとか、こっそり飲食物に入れられていたとか、違法薬物とは知らされず飲まされた挙句に止められなくなったとかというような事情であれば、十分情状酌量の余地があり、更正や社会復帰にも配慮すべきです。

しかし、本人が故意で違法薬物に手を出したのであれば、どこに酌量の余地があるのかさっぱり理解できません。空腹のあまりにパンを盗んだという故意とは、故意の次元が違うのです。

あんなもん、体験したことのない人にとってみれば単なる粉でしかありませんから、どんなに精神的に追い込まれても、触手は伸びないはずです。
安易な気持ちで手を出す奴が後を絶たないから、団地の前で薬物が売られるなんてことになるんです。だから、安易な気持ちにさせなければいいのです。

イギリスでMDMAが流行し、死者が出て社会問題となった時、政府は地下鉄に「違法薬物には手を出してはいけません、もし出すとすれば以下のことに注意しましょう。MDMAはアルコールと摂取してはいけません。心臓に負担が掛かります。・・etc」というポスターを掲示しました。オランダでは音楽イベントで警察がMDMAの純度をテストしてくれます。不純物がなければ「OK、安全だから摂っていいよ」となります。
これは犯罪を助長していることにならないのか?という疑問を持つ方もいるかも知れません。しかし,こういった教育こそが日本には一番欠けています。覚せい剤・ヘロイン・大麻・MDMA・LSD、すべてひとくくりで「ダメダメ」だけではもう間に合いません。なぜなら日本も、もはや欧米と同じくドラッグと共存していかなくてはならない時代になっているからです。

「違法だと知りつつ手を出すヤツが悪い。死刑にすればいい。」そう言える人は、もはや単なる世間知らずだと私は断言できます。
薬物に手を出す人は決して特殊ではなく,理想的な人物・仕事・家庭、それらを常に維持したかった、またはそう強いられた、どこにでもいる普通の人々が大半だからです。
しかし薬物を経験した人々の大多数は,一時的に夢中になるだけで、そのうち満足してしまい飽きがきて中毒などにはなりません。その差は何でしょうか?
違法か合法に係らず薬物に依存する人の多くは、子供の頃に寂しい思いや恐怖や不安を強く植え付けられた人です。だから実は薬物依存者の多くは「心の病」のほうが重病なのです。この心の病をケアしない限り,依存症は改善しません。日本は覚せい剤大国と同時に「自殺大国」でもあります。人にも自分にも「弱い心」を毛嫌いする傾向がこの2つを生み出していると思います。厚生省は薬物対策の前に自殺対策をもっと早急に押し進めるべきです。そしてマスコミも世論もなぜこの自殺問題に、もっと危機感を持たないのか、わかりません。国民の悲鳴そのものなのに!!
薬物問題と自殺問題、この2つの要因は強くつながってはいないのでしょうか。
自殺した人と薬物のエンドユーザー、どちらもある意味で被害者であると私は思います。

危険区域の中に入った人を追い出す話ばかりしていて、入り口を厳重に封鎖しなければ、いつまで経っても、錠前を開けて中に導く人(販売者)や、興味本位で中に入ってくる人(使用者)はいなくならないでしょう。

どうやって追い出すかという話ばかりで、入口をどうやって封鎖するか考えないのは片手落ちです。

興味本位で入ってきた人、騙されて入ってきた人、脅されて入ってきた人。入ってきた人にはいろいろな事情があるでしょうし、もともとは極普通の人だったのかも知れませんけれども、その内訳を調べて「ほら、心を病んでいる人が多いんです。子供の頃のトラウマを抱えている人が多いんです。」と示したところで何の解決にもなりません。むしろ、そんなデータは、違法薬物販売者がターゲットを絞るのに役立つだけです。

興味を持たないようにする。騙されないようにする。脅されないようにする。そういう啓蒙活動も必要です。
でも、何よりもまず、入口の厳重封鎖が緊急課題でしょう。
その封鎖方法として、違法薬物販売者・使用者は死刑といった厳罰化が効果的だと言っているのです。

私も含めて皆が人生の起因について深く考えることを求めます

覚せい剤取締法を読んだ事ありますかね?

例えば、大日本住友製薬のヒロポンを適正に取り扱うための、つまり、医薬品の厳正な管理のための法律に思えますよ。

日本から覚せい剤を無くそう!

という法理は全く読み取れません。不思議な事に、この種の医薬品は、もう既に優れた代替品が存在しており、治療薬としては・・・?な状況であるにもかかわらず・・です。

それに、病気であると言う主張の前に、純然たる被害者だって相当数おいでになるはずですね。

メディアの報道に完全に欠落している視点は、不法に製造販売している者の社会的立場についてです。

覚せい剤は絶対になくならないし、必要とされている。誰も無くそうとは言わない。買うな使うなと言う。

売っていない物は、買えないし、使えないのです。簡単な話です。

このことを聖域として触れないという事は、メディアは暗黙に肯定しているのであって、さらには、むしろ広告宣伝しているように見える。

「ほら、こんな人もご愛用ですよ!」
「初犯なら執行猶予ですよ!」
「これを機会にいかがっすか?」

違法薬物事件報道について、そのようにメディアウォッチしている、今日この頃ですな。

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Profile

篠田博之(しのだ・ひろゆき)

-----<経歴>-----

1951年茨城県生まれ。
一橋大卒。
1979年より月刊『創』編集者。
81年より編集長。 82年同誌休刊に伴い、創出版を設立して雑誌発行を続ける。
現在は編集長兼経営者。
日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長、東京経済大学大学院講師など兼務。
東京新聞、北海道新聞などにコラム「週刊誌を読む」連載。
メディア批評のほかに、犯罪、死刑問題などについても新聞・テレビでしばしば発言。
著書『生涯編集者』(創出版)、『ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)。共著は多数

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『生涯編集者──月刊「創」奮戦記』
2012年6月、創出版



『ドキュメント死刑囚』
2008年8月、筑摩書房

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