乳搾り/the land of milk (and money).
いずれ、乳を生産する動物は飼いたいとは思っていたけれど、現実には本をぱらぱらめくるくらい。牛がいいのか、それとも羊にしようか山羊なのかなんてペット選ぶような感覚であれこれ夢想していただけでした。
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いずれ、乳を生産する動物は飼いたいとは思っていたけれど、現実には本をぱらぱらめくるくらい。牛がいいのか、それとも羊にしようか山羊なのかなんてペット選ぶような感覚であれこれ夢想していただけでした。
バリでの温暖化対策会議は、米国がこれからも交渉を続けることに合意して幕を下ろしました。メディアの論調はとりあえず、めでたしめでたし。でしたが、それじゃ、悠長すぎるんじゃないかしら。
一時は30羽もいた鶏も徐々に行き先を見つけてやり、ついには一羽もいなくなり、朝も夕も、ちょっと気抜けするくらい、勝手の違う日々になりました。これまでは台所に鶏用のバケツがあったのに、それもなくなり、これまた、ちょっと寂しいくらいに勝手が違います。あっけらかん。
引っ越しの日へ向けてのカウントダウンが続いてます。あと3週間もすれば、20数年暮らしたオーストラリアにもさようなら。
というわけで、相変わらず、いろんな締め切りに追われながら、あれやこれやに忙殺されてます。これが見納めかとばかり、いろんな場所やいろんな人、都合のつく限り出かけるようにしており、今週末にはブリスベンまで、パンクの元祖、セインツの再結成公演を見に行くつもりです。かつて音楽関係の仕事を一緒にやってた奴とふたり、夜行列車で出かけ、彼の地に暮らすゴー・ビトゥインズの生き残りとも一献する予定です。
その後もアデレードやメルボルンにも足を伸ばし、それやこれやの一切合切にけりをつけ、強力な蹴りを入れ、来月の半ばからニュー・ジーランドの南島で新しい生活を始めることになります。
売りに出した家がなんとか売れそうな気配で、うまくすすめば3ヶ月もしないうちにニュージーランドの南島へ向け、引っ越しってな感じになってきました。でもまだ、はっきりしたわけじゃなく、相変わらず、まったく落ち着きません。
からだの調子が百パーセントではないことも手伝って、毎日毎日、かなりぐうたらな暮らしをしてます。それなりに人並みな後ろめたさも感じますが、下記のようなマンガを見かけると積極的に「怠惰有理!」と叫んでしまいたくなります。
なんだ、おい、どうしたんだ。友人、知人、読者の皆さんからいろいろ、心配のメールをいただいています。ご無沙汰、どうもすみません。
今年もラズベリーをむしゃむしゃと食べる季節がやってきました。何年か前,ほんの数本、苗木を植えただけ、ほとんど何も世話らしいこともしていないのに,ラズベリーはよく育ち,毎年毎年,実を付けます。気候にあうんでしょうね。地域や気候にあう植物が毎年毎年,こうやってたわわに実を付けてくれると,金なんかちっともなくてすかんぴんなのに、あんまり気にならなくなります。
永住の地を探す旅に、船に乗るまであと3週間。あれやこれや,ばたばたしています。
12月を迎え,標高千メートルの高原は、30度を超す暑さ(日陰)で夏本番。今日は風はあまりありませんが,どんよりとした煙が漂っています。この煙、うちから西へ150キロほどのところにあるマジー周辺で発生した火災の煙だそうですが,この辺あたりまで漂って来るほどの大火のようです。
3冊まとめての3冊目は「共生共貧:21世紀を生きる道」です。
著者の槌田劭は自分の好きな作曲家,アーヴォ・ペルトと同じ年,1935年生まれだそうですから,今年71歳になる人生の大達人です。もともとは京大などで教えていた科学者ですが、1973年に第一次オイルショックの経験から,地元京都で「使い捨て時代を考える会」を結成,リヤカーを引いて古紙の回収から生活の見直しを始めた脱石油時代型暮らしのパイオニアです。
いま,減量に取り組んでいる。
といっても自分の体のことじゃない。そっちの方は,ここ30年,増量しようと懸命に食べているのに,相変わらず背も伸びず,重くもならず,あらあら,相変わらずのていたらく。
週末には気温が上がり,時速100キロを超す突風が吹き荒れ,ニューサウスウエールズ州だけで50を越すブッシュファイヤーが発生した。十軒近い家屋が焼失し,焼死者も出ている。火は沈静化したとはいえ、まだ現在でもあちこちで燃えている。まだ,9月だというのに、すでに本格的な山火事の季節だ。
今朝,髪を切りました。
毎年この頃になるとやる春の儀式。特に日にちは決まってませんが、気分として,そろそろ春かなという時,あっという間に行われます。蛇を踏みつけそうになったり,ひいきのフットボール・チームが今季最終戦を戦った午後とか,あの花この花,咲き始めたのに気づいた時とか,諸々の理由がきわめて主観的に加味され総合判断します。まあ、あーだこーだ言っても結局,人間の摂理,自然の摂理なのか、だいたい今頃,昼と夜の長さが同じになるころが多いのですが。
何年前かのこの日,たぶん,かの地のクラシック音楽専門局では、この人の曲を何曲かかけていたに違いない。だって,この人の誕生日だもの。
ラジオ局で選曲の仕事をしていたら,これほど使いやすい理由はないものね。自分が好きだからってだけだと他人をなかなか納得させにくいけど、「今日は35年生まれの作曲家の誕生日です。続けて3曲お聞きください」なんてね。安直だけど,説得力がある。
今朝はどかんどかんと金属がぶつかる音で目が覚めました。寝ぼけてたにしても、ひょっとしてイスラエル軍かしら,なんて一瞬どきっとして、でもまあ,連中にしても,ここまでは侵攻してこないだろう、いまのところは。なんて。
北半球はかなり暖かめなようですが、うちの近辺、今年は例年にない寒さで、7月にはいり、ちらほら、はるのようなポかポかな日もありますが、まだまだ冬はこれからが本番です。朝、鶏を小屋から出し、エサを与えに出ると、一面、雪でも降ったかのように白一色、霜のおりる朝もあります。
もともと、うちのピュータから記事を投稿できず、あちこちを経由して投稿するってことで対応してきましたが、途切れがちになり、すみません。ここしばらく、新しいピュータを買うことについて、いろいろ考えていました。地主の高野さんあたりには「何をバカなことで悩んでんだ」って笑われそうですが、大したことなんですよ。読者、友人、知人の皆様、いろいろ御心配をかけ、すみませんでした。
例年より一週間遅れで夏時間が終わったと思ったら急に寒くなりました。今朝は標高千メートルの高原に南極おろしの冷たい風がぴゅーぴゅーと吹いて、気温は5度。ぶるっ。吐く息が白く見えます。まだ、一日中は焚いてませんが、日が暮れると、ストーブのまわりで過ごす時間がだんだん長くなります。
玄関の正面にあるもみじの木もすっかり色付いてきました。うちの庭には食用の木ばかりだと思われているようですが、鑑賞植物もたくさんあります。ユーカリやアカシアなどオーストラリアの植物は季節感があまりないので、サクラやもみじなどで季節の変化を愛でようという魂胆。春は花見、秋は紅葉、自宅にいながら楽しもうというわけです。今は本当、毎日毎日、紅葉狩り。してます。
ひでー世の中になったことは実感してるし、簡単に怪しまれて、テロリストの疑いをかけられることなんてあり得ることだ。わかっていても、実例を突き付けられると、しばし唖然としてしまうことがあります。
英国で20年も30年も前に流行った曲を聞いていただけでテロリスト扱いされた事件が4月5日付けのデイリー・メイル紙に載っています。
事件が起きたのは英国ティースサイドの町。タクシーの運転手から危険人物を乗せたという通報を受けたこの町の警察は、ロンドンへ向かう飛行機を止め、乗客のひとりをテロ容疑者として逮捕、抱え降ろし、取り調べをしたのだそうです。
続きを読む "誰でもテロリストになれる時代/an easy way to become a terror suspect." »
昔、バンドのマネージメントをやっていた頃、「マネージャーになるのはベーシスト失格者」がキョーカイの通説だった。「失格」かどうかは分からないが、たしかにまわりを見回すと、以前、バンドでベースを弾いていた者が多かったし、バンドの中でマネージャー的な役割を果たすのはベースの人間が多かった。
昔、一緒にニック・ケイヴやノイバウテンなどのマネージメントをやったロジャー・グリーソンもベースギターからの転向組のひとりだ。70年代後半、シドニーでソウト・クリミナルズ(思想犯)なんて、オーウェルの「1984」から名前をいただいたパンク・バンドでベースを弾いていた。
うちには時々珍しい客がやってきます。
醸造したビールを瓶詰めし、残り滓に小麦粉を混ぜパンを焼き、次のビールの仕込みをし。なんて午後、ふと、ベランダのほうを見るともなしに目をやると、見たこともない鳥が手すりに止まってます。大きさは40センチくらい、全体に茶色がかった鳥です。
調べてみると、トーニー・フロッグマウスという鳥でした。日本語の辞書をあたるとガマグチヨタカ。ガマグチってのはフロッグマウスの直訳のようですが、口がカエルに似ていることからこう呼ばれるそうです。このあたりにもかなり普通にいる鳥ですが、これほど近くで見るのは初めてです。
何ヶ月前かに誘われてはじめたブログに、いろいろコメントをいただきありがとうございます。ブログやウエッブが双方向のメディアである、しかも即時のメディアであるってこと、あらためて痛感します。
はっ。
これまでの人生もかなりずっこけだらけで、自分でも呆れてしまうほどで、それから考えれば、まあ。何週間か前、大学に入学し新しい生活をはじめたと思ったら早々、退学です。あーあっ。これで3度目。だから、学歴は相変わらず、高卒(大学中退)のまま。
あーあっ。
授業に出たのはわずか2週間足らず。やはり、基本的に高卒を対象とした授業は、予想してはいたものの、なんとも退屈。新しく学ばなかったことがまったくないわけじゃないし、高卒の連中との会話はとっても楽しかったし、刺激されることもたくさんあった。んでも、時代認識が違い過ぎて、オイルピーク後の社会に暮らしているという切迫感がないし、それにあわせるにはこちらが性急すぎるようだ。「行動」を説くのに、実際、行動していない連中にあわせているだけの時間は残されていない。
などなど。
えーっと、去年書いた本が3月10日に発売されるそうです。
3月10日ってのは60年以上前になりますが、東京大空襲のあった日で、それについてラジオ・ドキュメンタリーを10年以上前に作ったんで、それなりに思い入れのある日付けです。
本は空襲にはほとんど関係なく、「人工社会」です。あんまり何のことか、分かりにくいかもしれないので、下記にちょいと紹介しておきます。機会があれば近所の本屋や図書館でぱらぱらして、感想や御意見をお聞かせ下さい。
また、これに興味を持って、紙や電波、ウエッブサイトにブログなどの媒体で紹介していただける方はご連絡下さい。何冊か、宣伝/書評用があるはずです。
こもんずの地主、高野さんに誉められたと思ったらこの有り様で、3週間以上も何も上げらてません。もともと、自分のところからアップできないという環境を無理矢理に隣へねじ込んで解決してたのに加え、うちにいない。コンピューターへのアクセスが週のうち4、5日はない。伝えたいこと、伝えたいニュースはたくさんあって、たくさん、それなりに書き出したもののもありますがまとめるまでには至っていません。それはおいおい。
うちにいない大きな理由はここから160キロほどの町にある大学に入って、エコロジカルな農業ってのを学び始めたことです。これがまあ、これまでの生活パターンを大きく変えないといけなくて、それなりに大変。
1年の計なんて言いながら、農業を学ぼうかなって大学に願書出したら通ってしまった。「エコロジカルな農業」って3年間のコース。「エコロジカルな農業」って「持続可能な発展」と同じくらい、形容矛盾がありそうな気もしますが、まあ、こちらで農業と言うと商業的、工業的な大規模農業を指すんで、それとの対比かなってくらいに受け取ってます。
年があらたまるとって、あんまりあらたまることはしない方だけど、また、いちから何でも始められるような気分になるのはありがたいことで、だから、忘れないうちに今年、というか、これから12ヶ月のあいだにやりたいこと、取っ掛かりたいことをメモしておこうと思う。
2006年が開け、そろりそろりと起き出して、日陰にある温度計を見れば35度を指している。どうりで、暑いわけだ。標高千メートの高原でこの気温ならと、ラジオをつけると麓のシドニーでは44度とか45度。暑いぜ、これは。平均より20度とかも上回っているそうだ。
入れ歯がゆるゆるになったんで、歯医者に行ったら、修理に何日か、かかるという。それで、何日か入れ歯なしで暮らしてる。上のほう、残っている歯は片手で数えられるくらいだし、下のほうもぼろぼろと抜けはじめている。でも、ものを噛むのに支障はなく、自分では気にならないけど、一緒に暮らす相棒は、お願いだから、笑わないでねと懇願する。そう言われるとよけいに笑いたくなって、にかっと笑って鏡を見ると、まるでポーグスのシェイン・マガウアンのようだ。
信州安曇野、臼井さんという粋人の経営するシャロム・ヒュッテという粋な宿で働くゴカちゃんがオーストラリアくんだりまで休暇に来たんで、えっさほいさ、一緒にテントと寝袋を担いで、近所で古タイヤで家を建てている人のうちへ3日ほど手伝いに行った。
先週から、近所で家を建てている人のところに手伝いにいっている。この人は古タイヤを使って家を建てている。
今日も天気がいいんで庭に出て、あちこち、あれやこれや、ふらふらして、ふっ
と空を見上げるとにょきりと雲が立っている。立っている、って表現がどうなの
か、わからないけど、そうとしか表現のしようがない。
夏が来た、なんて言ってたら今日は嵐に停電。
うちの近所でもビールを飲みはじめる頃(午後5時)から空がゴロゴロいい始め、6時ころから土砂降りの雷になった。キャンベラでは折れたの下敷きになって、人がひとり、死亡したそうな。
マスコミはヘロインの運び屋がシンガポールで処刑されたことばかり取り上げている。日本の新聞にも豪州発で取り上げられるほどだ。運び屋が暮らしてたメルボルンでは、死刑執行の時刻に教会が男の生きた年のぶんだけ鐘を鳴り響かせ、昨夜から朝にかけ各地でローソクを灯す黙とう集会も開かれたそうだ。クイーンズランドの州議会は処刑のころ、一分間の黙とうをしたそうだ。いつもや正論を
述べることが多い緑の党の党首、ボブ.ブラウン上院議員まで 一緒になって、あれやこれや、言っている。
何日も続いた雨があがり、ちょっと蒸し暑いけど、初夏の陽気に誘われ、庭をぷ
らぷらりぶらぶら、一日が過ぎてしまう。
ちょっと汗をかいて、ぼうぼうにのびた雑草と格闘。寒かったのと、雨ばっかり
だったんで播いてなかった種を播く。あれやこれや、雑草のこと、山火事のこ
と、鶏のことなど色々考えながら。
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