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ブレアと石油/so long Mr Blair, so long oil.

トニー・ブレア英首相が退陣を発表しました。
ブレア首相の功罪についてはメディアでいろいろ論じられていますが、あまり取り上げられないことをひとつだけ。

ブレア首相在任中の1999年、イギリスはイランやクゥエートなどと肩を並べる世界でも有数の産油国でした。しかし、この年に日産300万バレル近くを生産したのを最後に、それ以降、年率平均8%近い減耗を続けており、現在ではピーク時の半分以下、130万バレルに落ちています。ブレア首相の退陣が既定となった昨年、イギリスは1980年以来はじめてアブラの輸入国に転じました。

UK_oil_import_export_model.png

オイルドラム(ヨーロッパ)より
2005年までは実際の数字、それ以降は予想。

ブレア首相のもとで、イギリスはオイルピークを迎え、アブラの輸入国になったことは記憶しておくべきで、中東への積極的な軍事介入政策もその関連で解釈されるべきでしょう。将来の世代は、北海油田の貴重な資源がイギリスや世界の将来のため、どんな使われ方をしたのかと問うのではないでしょうか。

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コメント (2)

 ブレアの時代、97年からの10年間というのは、大英帝国の最後の栄光時代だったのかも、ですね。
2003年のイラク侵略以降、イラクの石油が何億バーレルも行方不明になっている、という記事も昨日時事通信?にでていました。

行方不明の石油、どこに行っているのでしょうね。
イラクとサウジの間にはIPSAというパイプラインがありますが、この辺が臭いという人もいます。
http://www.paulchefurka.ca/Iraq%20and%20Saudi%20Arabia.html

先月末、デイリー・コスでも、「確証はないけど、可能性がないわけじゃない」という形で取り上げられていました。
http://www.dailykos.com/story/2007/4/28/17138/6463

ガワール油田などが減耗しているはずなのに、生産ががたっと落ちないのが不思議なのですが、それなら説明がつく、と。

Profile

リック・タナカ(Rick Tanaka)

-----<経歴>-----

信州松本出身。
1980年、シドニーに漂着。
大学中退後、ラジオやテレビ、ウエッブ、雑誌、ニューズレターなどで執筆、制作、コンテンツ制作、翻訳/通訳、音楽マネージメントなどで活動。
1997年、それまで15年暮らしたシドニーから標高千メートルの高原の町カトゥーンバに引っ越し、執筆・メディア活動と並行しながら、消費を抑え生産する楽農生活に突入する。
2007年、大陸の東南に浮かぶ島にある人口300人の村に移住、オイル・ピークと環境ゲテモノ化時代に備える暮らし、近隣社会の構築を模索中。

BookMarks

-----<訳書>-----


『未来のシナリオ』
2010年12月、農文協

-----<著書>-----


『人工社会』
2006年3月、幻冬舎


『楽農パラダイス』
2003年、東京書籍


『おもしろ大陸オーストラリア』
2000年、光文社知恵の森文庫

-----<共著>-----


『Okinawa Dreams Ok』
1997年、Die Gestalten Verlag


『Higher than Heaven:Japan, war and everything』
1995年、Private Guy International

-----<訳書>-----


『沖縄ポップカルチャー』
2000年7月、東京書籍

『首相暗殺』
ロバート・カッツ著、集英社

→ブック・こもんず←

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