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いい加減にしろ!/Dense Inert Metal Explosive.
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いい加減にしろ!/Dense Inert Metal Explosive.

イスラエル軍はパレスチナの民間人相手に、ありとあらゆる新型高性能兵器や爆弾をぶっ放している。ほとんど石ぐらいしか抵抗する武器を持たない相手に,最新鋭の武器を投入しやりたい放題だ。そして「国際社会」ときたら、見て見ぬ振りを決め込んでいるからたちが悪い。「国際社会」の中でも最悪なのは米国で、消極的にほおかむりを決め込むだけでなく,カネだけでなく新型爆弾を提供するなど残虐行為に積極的に加担しているようだ。

こんな蛮行を許しながら,北朝鮮にあれこれ言っても、まったく筋が通らない。

今年6月、7月、イスラエル軍の攻撃を受けたパレスチナ人のあいだで、手足をのこぎりで切断されるような被害が続出したことをP-navi infoは7月21日付けの「筋肉が裂かれ、内臓が破壊される新兵器」で伝え,「新兵器使用の可能性?」といち早く疑問を投げかけていた。昨日のエントリーによれば,やはり、それはおぞましい新兵器だったようだ。

P-navi infoによれば、それは米軍が開発中のDIMEという恐ろしい殺人兵器であることをイタリア国営放送RAIが突き止めたそうだ。この放送局は昨年12月にも、米軍がファルージャで燐弾を使っていたことをいちはやく世界に報道している。

P-navi infoによれば、DIMEはDense Inert Metal Explosive(高密度不活性金属爆薬)の略称でタングステンの粉末と爆薬が人体内部で強力な爆発を起こし、高熱によって骨などの物質を切断する恐ろしい爆弾だ。

dimedamage.jpg
(写真はパレスチナ人の負傷者。Rai24Newsより)

このおぞましい新兵器がなぜ、どのような経路で開発中の米軍の手からイスラエル軍の手に渡ったのか。そしてパレスチナの民間人相手に使われているのを、なぜアメリカ政府は黙認しているのか。日本政府やオーストラリア政府は北朝鮮の「核」やミサイルには敏感に大騒ぎするくせに,なぜ,イスラエルの蛮行を許しているのだろうか。

DIMEの残虐さは、まだ開発中であるためなのか俎上に上がることすらなく野放しになっているが、実験相手は自分と同じ非武装の民間人だ。あなたと同じ民間人が、国境のあっち側にいるというだけで理不尽な殺人兵器の攻撃にさらされている。

一体,文明社会とやらは、いつからこんなことをヘーキで許すようになったんだい?
一体いつまでこんなことに目をつぶるつもりだい?

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コメント (5)

赤旗で、記事↓
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-10-14/2006101407_03_0.html
になっていますから日本でも多少伝わっているようですが、米国がまだ開発中らしい
DIMEという兵器をイスラエルが7~8月にガザで使ったと、以前米軍の白燐弾をレポー
トしたイタリアのRAI News24が10日に放映したそうです。

少なくとも62例、足を切断しなければならない犠牲者があった模様。

別にイスラエルに肩入れするものではありませんが、このDIMEなる兵器。弾殻に複合材を用いて、弾殻破片を発生させないようにしてスプリンター被害を無くし、爆風のみで被害を発生させることとし、爆風の威力を増すためにタングステンの粒子を添加しているのでしょう。粒子は軽いものですから弾子のように遠くへ飛んで人を殺傷したりはしません。すなわちこの兵器は被害範囲を極小化させるための兵器です。

最近は兵器の誘導精度の向上と副次的被害を極小化させるために、米軍を中心として威力の小さな兵器を多用する傾向があります。極端な例ですと、炸薬の変わりにコンクリートを詰めたGBU-45レーザー誘導爆弾のような例があります。

また、タングステンの毒性ですが重金属ですから鉛と同様に中毒を起こす可能性はあるでしょう。要は通常の重金属と変わりません。また、タングステンは希少金属であり、且つ産出地が大きく偏在しています(中国が多くを占める。これが、米軍が劣化ウランを多用する一つの要因でもあります)。そのため、多用される兵器とも思えません。

威力範囲を極小化する兵器が非人道的ならば、ヒズボラが使っている広域を破壊する榴弾やロケット弾や仕掛け爆弾や自爆テロはどうなんだという視点も必要でしょう。また、戦闘員と非戦闘員が混在し、このような兵器を使わざるを得ない状況にさせているのはどうなんだという観点も必要ですね。

タナカさんのOIL関連の記事は目から鱗でとても楽しみにしておりますが、WW1から使われている白りん弾を化学兵器だと騒いで世間の失笑を買うようなことがないように祈っております。

どもども,コメントありがとうございます。

自分もイスラエルにもパレスチナにも,肩もつつもりありません。
ただ、20世紀の産物(つまりアブラの産物)である「戦略爆撃の思想」というか,「空爆」を正当化する思想が嫌いです。戦闘員と非戦闘員が混在している場所に爆撃しなければならないという思想です。

そりゃ,死傷者への影響が少ない方がいいのはいうまでもありませんが,たとえ、それが第一次世界大戦の前から使われていた爆弾であれ,人を殺傷する兵器の使用をだからといって容認する気にはなれません。そして、そんなことで世間が失笑するんなら,そんなこと、すこしもかまいません。だって,自分が向こう側にいるというだけで、燐弾降らされたり,クラスターやダイムをあびるの、やだもん。

今回のイスラエル軍によるガザ空爆でダイムが使用された模様です。被害は甚大とのことです。

http://jp.youtube.com/watch?v=_IhXSNTG_k0

石しか武器がないならなんで停戦中のイスラエルに盛大にロケットが撃ち込まれたりしたんだ?
ハマスって知ってるか?

Profile

リック・タナカ(Rick Tanaka)

-----<経歴>-----

信州松本出身。
1980年、シドニーに漂着。
大学中退後、ラジオやテレビ、ウエッブ、雑誌、ニューズレターなどで執筆、制作、コンテンツ制作、翻訳/通訳、音楽マネージメントなどで活動。
1997年、それまで15年暮らしたシドニーから標高千メートルの高原の町カトゥーンバに引っ越し、執筆・メディア活動と並行しながら、消費を抑え生産する楽農生活に突入する。
2007年、大陸の東南に浮かぶ島にある人口300人の村に移住、オイル・ピークと環境ゲテモノ化時代に備える暮らし、近隣社会の構築を模索中。

BookMarks

-----<訳書>-----


『未来のシナリオ』
2010年12月、農文協

-----<著書>-----


『人工社会』
2006年3月、幻冬舎


『楽農パラダイス』
2003年、東京書籍


『おもしろ大陸オーストラリア』
2000年、光文社知恵の森文庫

-----<共著>-----


『Okinawa Dreams Ok』
1997年、Die Gestalten Verlag


『Higher than Heaven:Japan, war and everything』
1995年、Private Guy International

-----<訳書>-----


『沖縄ポップカルチャー』
2000年7月、東京書籍

『首相暗殺』
ロバート・カッツ著、集英社

→ブック・こもんず←

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