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【第29回】政治家に訊く:長島昭久

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───────【基本情報】───────

名前:長島昭久(ながしま・あきひさ)
政党:民主党
選挙区:東京21区
生年月日:1962年2月17日
血液型:A型
座右の銘:命もいらず、名もいらず、官位も金も望まぬ者ほど御し難きものはなし。しかれども、この御し難き者にあらざれば、国家の大業を計るべからず。(西郷南洲遺訓)
趣味:ゴルフ、水泳、司馬遼太郎、水彩画
お気に入りのグッズ:虎グッズ
ホームページ:http://www.nagashima21.net/

───────【質問事項】───────

─政治家になろうと思ったのは学生時代ですか?

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 1979年、高校時代最後の冬に世界史を揺るがす大事件が起こりました。ソ連がアフガニスタンに侵攻しました。米ソ関係は緊張緩和に向かうと言われていた時代です。ソ連が攻め込み、イランでは革命が起こって長く続いた王制がひっくり返り、第二次オイルショックで日本経済も打撃を受けていました。私は高校から大学にかけての時期で、新聞を読みながら世界の情勢に興味を持っていました。世界が大変なことになっているのにも関わらず、日本の政治は40日抗争で福田派と大平派が内ゲバ状態でした。何をやっているんだという気持ちでした。そのとき国際関係をリードできるような政治家が必要だ、リードできるような政治家になりたいと思いました。もちろん学生時代でもありますので漠然としていました。

─学生時代はどんな子だった?

 ほとんど勉強していなかったです。クラブ活動を一生懸命していました。当時はやっていたディスコに行ってみたり、どこにでもいる平均的でやんちゃな学生だったと思います。

─直接政治に触れるきっかけは?

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 石原良純(いしはら・よしずみ)氏は私の同級生でした。彼の兄である石原伸晃(いしはら・のぶてる)氏が選挙に出馬するということで私にも選挙の手伝いをしないかという依頼がありました。ちょうど大学院生だった私はそろそろ政治に実際触れたいと思っていた時期でした。
 1990年2月の選挙でした。半年前の1989年7月から手伝い続けて、見事に当選しました。勝った後、スタッフにならないかという誘いを受けました。それから3年半、第一秘書として次の選挙まで過ごしました。

─秘書から留学に至る経緯は?

 政治改革ブームがあった1993年、秘書業務の後のアフター5は大前研一(おおまえ・けんいち)氏の平成維新の会に参加していました。実はその頃友人から「一緒に日本新党から選挙に出ないか」と誘われていました。ずいぶん悩みましたが結局出ませんでした。ふんぎりがつかなかったのです。「おれはこれをやりたい!」というものがまだ確立されていませんでした。
 秘書時代、選挙はたくさんの人を巻き込んでいくものだと実感していました。しかし自分にははっきりとした指針も、覚悟もなく、あきらめざるをえませんでした。挫折を味わい、秘書を辞めようと思いました。そして留学することを決意します。
 なぜかというと、日本には安全保障や外交を本気でやるような講座はありませんでした。本場の米国で勉強したいという思いがありました。ワシントンの大学に入学し、その後3年半ワシントンのシンクタンクに進むことになります。回り道ではありますが、米国での7年間にできた人的ネットワークは貴重に思います。

─防衛大臣政務官と野党議員で、変わったなと思う瞬間はありますか?

 野党暮らしは6年です。一番歯がゆい思いをしたのは、情報です。与党側に質問してもちゃんと答えてくれません。今は守る立場なのでよくわかりますが、質問されるとはぐらかします。
 私は沖縄の基地問題にずっと取り組んでいました。防衛大臣政務官に着任して早々、現行案に至る経緯を聞きました。最初の15分で、今までどうしても解けなかった問題が一気に明確になりました。
「何度も質問していたのに答えてくれなかったじゃないですか」
「そりゃそうです。政府に入っていただかないと情報共有できません」と言われました。
 私は本を書いていますが、ずっと解けない問題がありました。それはなぜ基地の移設先が辺野古に決まったのかです。決まった理由はたくさん聞いていたのですが、どうもしっくりきませんでした。どうも人為的に思えていました。それが着任して説明を受ける最初の15分で解けてしまうのです。「やっぱりそうだったのか」と思いました。
 情報をすべて聞いた上でないと政府は判断できません。

─それだけ情報がありながらうまく物事が進まないことがあるのでしょうか?

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 あるんです。これがポリティックスなんでしょう。
 つまり内閣の閣僚内で意見がまちまちです。米国側との交渉、地元沖縄との調整、連立政権内での話し合い、いろいろな思惑に加えてマスメディアの存在があります。全部悪いとは言いませんが、マスメディアは物事を成功させても面白くないのでしょう。情報を出すことで沖縄で火が噴く、米国が不信感を持ちます。そういうことで相互不信が生まれ、相互調整が破綻していきます。それは今までの半年間を振り返った反省点にもなります。情報統制ができれば簡単ですがそういうわけにもいきません。

─メディアとの関わりで印象的なことはありましたか?

 家の周りに不審者がいるという連絡が入ったことがあります。NHKの記者でした。初めての夜討ちです。

─どんな心境でしたか?

 ご苦労様といったところでしょうか(笑)夜中の1時までマンションの前にいるんです。初めての夜討ちはゾッとしましたよ。

─計画や方針は得られる情報によってかわると思います。野党時代につくった「沖縄ビジョン」と今の政府案との整合性はどのようにとっていくのですか?

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 いい質問ですね。ある程度は修正が必要かもしれません...

(続きは「《インタビュー》長島防衛大臣政務官:普天間基地移設問題 野党時代の「県外・国外」案は修正する」にて)

─ビジョンを変更するのであれば、修正するプロセスは公開しなければいけません

 オバマ大統領は「核のない世界」という言い方をしました。目指すけれども自分が生きている間に達成できるかわかりません、現実に乗り越えなければいけないハードルがあると言いました。同じように東アジア共同体構想、基地無き安保構想も理想として旗を降ろす必要はないけれど、現実にクリアしなければいけないハードルがあります。ハードルをきちんと国民に国会審議を通じて説明しなければいけないと思います。
 5月の終わりに結果が出ます。私は総理が決定に至ったプロセスをテレビの前で丁寧に演説すべきだと思います。それで理解していただけなければ仕方ありません。選挙で洗礼を受けるしかありません。私はある程度国民に理解していただけると思います。その前に連立政党に納得していただかないといけません。

─先週のNHKの番組「いま考えよう日米同盟」で日米問題が取り上げられ議論してました。はっきりしていそうでしていない「日米同盟のメリットとデメリット」について、長島大臣政務官が出演されたと仮定してお答え下さい

 メリットは少なくとも効率のいい安全保障が得られるということです...(続きは映像で)

2010年3月15日、防衛省大臣政務官室:《THE JOURNAL》編集部取材&撮影

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コメント (9)

日本国にとってメリットがあると言うなら、なぜ本土に基地をもっていかないのか?
沖縄にとってはデメリットばかりなのになぜ沖縄だけに負担を背負わせるのか?
沖縄の反乱は必然だ。沖縄を甘く見ているのではないか?
墓穴を掘る結果となることは明らかだ。

政権を担う立場になれば、現状を認識しないといけないとの主張は理解できるものです。
けれど、政治家は日本の将来像を国民に示す必要がある。
それは、与党であれ野党であれ、そうした権力を与えた国民に対する政治家の使命でないでしょうか。
私は、従来のように日本は「虎の威を借る狐」であると、世界の国々から思われたいと思いません。
これまでの長島氏の言動からは、従来型の日本防衛構想でよいとしか思えなくなっています。
現状の対応を認めるには、やぶさかではありませんが、将来の日本を語る言葉が、このままで良いとされるのであれば、遺憾に思い、何の為の政権交代であったのか?
私自身も考え直さないといけません。

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ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 日本人は超保守的な国民ではないだろうか、一度構築した制度は壊さないし最後までそれに固執する姿を見ている他国はそのように感じていることだろう。
 東西冷戦時代はいざ知らず、現在の日米安全保障条約が日本の国益にとって最善のものだろうか。 私は反米ではなく民主主義(政治的自由があり国民の多数から選ばれた政党が国家を運営するという意味で)という価値観が荷t率という点で米国に親しい気持ちを持っています。だからといって全てを信頼はしていません。
 なぜ政府(官僚)や政治家を筆頭にメディア知識人という人の多くは現状の日米安全保障条約を肯定し金科玉条の不磨の大典としているのではないでしょうか。
 お金を献上し、何も考えずアメリカの言うことを聞いておけばアメリカは日本を守ってくれ、全てがうまくいくと思っているのではないでしょうか。
 時代は変わっています。米国一極の時代は中国の台頭があろうがなかろうが既に終わりかけています。
 敗戦から占領軍の駐留、サンフランシスコ平和条約と一体化した日米安全保障条約の締結それに伴う占領軍がそのまま在日米駐留軍として合法的な居残りが今日まで続いていることが現在の混乱を招いているということです。
 これを根本的に見直すこと、いったん日米安全保障条約を打ち切ったらどうかというのが私の冷戦崩壊後、ここ20年来変わらぬ信念です。
 既に国土防衛の一義的任務は自衛隊が対応しております。全面的な侵略があった場合に米軍主力の来援まで待ち応える防衛力の整備は既に出来上がっています。
 条約の打ち切りを通告して条約が機能停止するまでの期間が1年間あります。この間に真摯にこの条約について検証し、真に相互に必要なものなら改めて条約を締結すればよいのです。その際米軍の駐留及び独自の防衛力を見直すのは当然です。
 それこそ第7艦隊の駐留(横須賀を母港(基地)として提供)だけで十分ではないかと思います。 普天間問題も多くの米軍基地の問題も米軍の撤退で一挙に解決します。
 日米安全保障条約廃棄を本気で考えたことはあるのかとアメリカのお友達である防衛政務官にお聞きしたい。
 

民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員は、鳩山由紀夫首相が昨年の衆院選で訴えた県外移設が実現しなかった場合は、内閣総辞職すべきだとの考えを示した。(3/24時事通信)

とても良い発言だ。
総選挙のマニュフェストは現内閣ではほとんど反故にされている。
自公政権は最初から総理自身が公約を破ってもたいしたことでは無いと言っていたが、現政権は自公政権とは自分たちは違うと閣僚どもも言って来たのだから、喜納議員が言うように内閣総辞職し、改造内閣は党主導で組閣し、現職閣僚は党に戻って平議員になるべきだ。(党が留任を決めた場合は特例)

そして今夕、「事業仕分けに一年生議員を投入したい」と”はとぽっぽ”総理がほざいたようだ。
一年生議員が必要ではないことは、枝野ちゃんが毎日記者会見を開いて小沢批判をする余裕があるのだから、仕分け作業は余裕綽綽のはずなのだ。
これで会合を開いて懇親会をしたり勉強会をしたりするようなら、一年生議員はみんなで「仕事をしないで会合ばかり開いている、私たちは本当に必要なのか?大臣と仕分けチームのリーダーは本気で仕分け作業をする気が有るのか?」とマスコミの前で大合唱すれば良い。
もし、マスコミが取り上げなければ、仕分け作業から外れたいと幹事長室に集団で訴え、元の状態に戻ればよい。マスコミが何か言って来て発言できるなら「仕事をしない大臣の下でこれ以上仕事は出来ない」と大合唱するのだ。
そしてそれを理由に”はとぽっぽ”総理に党が枝野ちゃんの解任要求をし、ついでにそのほかの閣僚の査定をし解任要求を総理に突きつけるのだ。
もし、総理が拒んだら「このままではこの政権は自公と同じ嘘つき政権になる」と党が 政権を堂々と非難すればよいのだ。
民主党支持者は、政権与党の仕事が政治であることを思い出して政権の公約破りやサボタージュを認めてはいけない。
自分の選挙区選出の議員に「公約を簡単に破るな!!仕事しろ!!仕事しない閣僚を糾弾しないのはどうゆう事だ!!ふざけるな!!」と電話、メール、FAXで意思表示しよう。


マスコミが殆ど報道しなかったが、孫崎氏によれば、05年日米同盟では、自衛隊は米国の海外紛争解決のための侵攻に対して軍事協力するばかりか、(米国から見て)国際秩序を軍事的に破壊する恐れのある国に対する侵攻についても協力をしなくてはならない、というように変更された。長嶋氏は日米安保のみしか触れてないが日米同盟の方が遥かに政党間の対立点として重要で、民主党と自民党で考え方の分れるところでしょう。その点で、ジャパンハンドラー人脈の濃い長嶋氏は民主党内では異質のように感じてますし、実際普天間問題では、日米同盟視点からの見直しもスルーして、あたかも前政権の代弁者であるかのような立場に終始し、交渉を難しくした事に対して怒りさえ感じます。次回の衆院選で民主党支持者から支持を得られるかどうか注目してます。公認が得られるかどうか分りませんが。

長嶋氏は以前から防衛問題では自民党と連携していましたから、民主党とは相いれない方が民主党議員に成ったのだと思います。本来なら自民党から立候補したかったのでしょうか、党替えしたほうが良いのではないでしょうか

誠実での対応は、好感を持てる。
国益を考えて、まじめに目を向ける姿にいつも、感動しています。
出番を待っているかも知れませんが、新潟は、待ちきれません
今後も笑顔の似合う元気な長嶋さんを応援しています。

太平洋沖地震で被害にあわれた皆様方にお見舞いを申し上げます。
思いだせば新潟県中越地震時には
長嶋議員は、立川駅前で募金活動
そして、被災地へ!
市長と懇談し近くで宿泊して
情報を集め・翌日は被災地での
ボランテア活動です。
その節には、大変お世話になりました。
他の議員では出来ません。
問題も現場へ!
ぜひ”真面目で、誠実な対応が出来る議員の長嶋さんは、今の日本に必要な大事な人です。
テレビでの対応も素晴らしいです
災害時の対応に感謝し、遠くでの
見守りですが応援しています。

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