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【第20回】政治家に訊く:世耕弘成

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───────【基本情報】───────

名前:世耕弘成(せこう・ひろしげ)
政党:自民党
選挙区:和歌山選挙区
生年月日:1962年11月9日
血液型:B型
趣味:IT関連新製品を使用すること
座右の銘:グローバルに考え、日本人として行動する
好きな食べ物:焼鳥、ワイン
お気に入りのグッズ・店:VAIO(バイオ)、伊勢丹メンズ館、ビックカメラ
ホームページ:http://www.newseko.gr.jp/

───────【質問事項】───────

─生まれは大阪府で今は和歌山県新宮市にお住まいなのですね

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 新宮市に家もありますし住所もおいていますが、行くのに時間がかかってしまうので和歌山市にマンションを借りています。月に1回か2回しか本当の地元には帰れていないです。

─ご実家が新宮市なのでしょうか?

 祖父の家ですね。私ははっきり言うと落下傘候補でした。選挙に出るまでは和歌山に住んだことはなく、大阪生まれ大阪育ちでした。

─大阪と和歌山では違いを感じますか?

 全然違いますね。やはり和歌山の方がのんびりしています。イントネーションは関西なのですが、語尾に特徴があります。作家の司馬遼太郎(しば・りょうたろう)さんも書いていますが、和歌山には敬語がありません。これは方言の中でも唯一和歌山だけです。古い人なんかは特に「おまん」「お前」で話しかけます。非常にフランクでいいところです。

─大学の学生時代はどういった生活をしていましたか?

 大学時代はクズでした。メディア論や報道、人権は好きで自分なりに関心を持ってやっていましたが、きわめて不真面目で人のノートを写し、カンニングもちょっとしたり(笑)、なんとか低空飛行で卒業したという感じです。憲法のゼミに入っていて、それは一生懸命勉強しました。

─今はパソコン、ネットに関心があるように思えます

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 先祖代々新しい物好きで、私もそのDNAは引き継いでいます。私は早稲田大学で初めてフロッピーディスクで卒論を提出しました。昔のハーディスクのないパソコンで"ガッチャンガッチャン"と卒論を制作していました。

─その後進学するアメリカの生活では新しいものを発見しましたか?

 当時インターネットの原型であるテルネットを試していました。図書館のデータベース検索を家からできるもので、パスワードをもらって積極的に使っていました。日本に帰国してからは、日本のインターネット人口がまだ1000〜2000人ぐらいの時代に、広報をやる上で必要だと言って私も会社からアドレスをわりふってもらいました。家では当時電話回線を使っていて、通信速度も300bps程度の世界で、写真をダウンロードしようものならコンビニに行って帰ってきてもまだできていないという経験をしていました。
 NTTの職場は全部私がLANの配線までやりました。私が作成した人事管理システムを人事部が、取材管理システムを広報部がそれぞれいまだに使っているようです。

─会社員の経験は今に生きていますか?

 非常に生きています。私は新しい物好きで、とにかく"改革"していないと気が済みません。コピーの取り方一つとっても人が非効率にやっていると、もうたまらない感じで、コピーを取る時間を何秒短縮できるかに3日ぐらい時間をかけて研究してしまうような質です。常に改革ばかり考えていて、それは政治家になっても同じです。

─地元の和歌山県は保守的なイメージがありますが馴染むのに苦労しませんでしたか?

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 保守的に見えて意外に新しい物好きの人が多いです。それがカルチャーです。歴史的に見れば鉄砲を使いゲリラ隊を編成して織田信長(おだ・のぶなが)豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし)を苦しめた雑賀孫一(さいが・まごいち)、あるいは南方熊楠(みなかた・くまぐす)佐藤春夫(さとう・はるお)などかなり変わり者が出てきていて、カルチャーとしては保守的ではないと思います。

─今回の総選挙で撒かれた怪文書まがいの民主党批判チラシは、誰の発案なのでしょうか?巷の噂では世耕さんとも言われていますが...(投稿者: ノモトSABOユウジ | 2009年12月15日 17:50)

 それは明確に否定しておきます。残念ながら私はやっていません。なぜかというと私は麻生元首相に嫌われていましたので、一応広報本部長代理という肩書きは頂いていましたが、残念ながら嫌われていたので選挙中は戦線離脱し、仲間の応援に回ることに徹していました。かなりすごいチラシでしたけど、残念ながらあれには全く関与していません。
 これは自分の広報戦略の本「プロフェッショナル広報戦略」にも書いてますけど、日本でネガティブキャンペーンはダメなんです。絶対にウケないのです。他人のことを悪く言うのはむしろやった方が不利になります。遊びでやっているうちはいいけど毒々しいチラシはちょっとどうかなと思います。
 ただ私は広報戦略部長代理という肩書きは持っていましたが、実際に指揮を執るようなことはあまりありませんでした。
 多少やったのはテレビに出る人向けに質問に対する回答を用意するスクリプト(台本)の組み立てなどは裏でやりました。出演する人用に100項目ぐらい用意するのですが、これについては広報がやるべき事と思います。

───────【こだわり】───────

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 ITオタクと自称する世耕氏ですが、「その手のもので新しいものは何でもさわっちゃう」とのことです。

 行きつけのビックカメラには週に2回は出没するそうです。

2009年12月18日、参議院議員会館:《THE JOURNAL》編集部取材&撮影

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コメント (5)

今回の総選挙で撒かれた怪文書まがいの民主党批判チラシは、誰の発案なのでしょうか?

巷の噂では世耕さんとも言われていますが…

<世耕様>
私の質問は二点です。
一、ネットの世界に世耕さんが創ったといわれる工作員所謂「世耕隊」がいると言われています。真偽と、その効果を教えてください。彼らにはバイト代を払っているのですか?その費用はいくらで資金の出所は誰からですか?
二、広報のプロを自認されていますが、安倍氏、麻生氏と敗北した理由を自身の責任も含めて、どの様に総括しますか?

 自民党、民主党を問わず訊いていることです。二点 お尋ねします。
 話が拡散しないために焦点しぼり訊いてほしいと思っています。
 
(1) 民主党政権 公約実現するために2010年度 国債発行額 税収よりも多くなります。これは 自民党政権の後始末的側面あること否定できません。異常に広がった貧富格差を縮小しようとていることは肯定的に見ざるをえません。世耕さま
 巨額の国債累増したこと 自民党政権下で やられたことに起因しています。これをどうされるのか
 法人税、所得税などの税体系どうするかも含めて おききしたいととおもいます。

 (2) 郵政民営化みなおしについて。今のところ株売却は 亀井大臣のつよいリーダーシップにより阻止されました。しかし 国民は今後と゜うなるのか 解らないことばかりでする以下 質問事項 箇条書きにて下記しておきます。

  「郵政事業見直し」とは国民にとって何なのか
八代勝美2009/11/17  2009年9月9日、民主党・社会民主党・国民新党は「連立政権樹立にあたっての政策合意」を行い、郵政事業の抜本的見直し「」を掲げた。「かんぽの宿」疑惑で国民の資産が二束三文で民間に売り払われてしまうのではないかと漠然たる不安が解消されぬまま、鳩山総務大臣(当時)は解任され、原口総務大臣にかわり、現在に至っている。

 原口大臣は過去、自公政権が推し進めてきた民営化に対して、徹底的に調査すべく、前衆議院議員、保坂展人氏などをメンバーとする調査チームを発足させた。朝日新聞は、10月21日朝刊社説、「民営化の本旨を忘れるな」で「国民への甘えや非効率をなくす、という民営化の大原則までゆがめてはならない」と主張している。

 そもそも国民は民営化がかつての国営に比べて、郵政三事業のサービスが向上することを期待したのではないか。今回、政権交替が実現したのに、なぜサービスが向上せず、各種振替料金などが、引き上げられたのかなど調べてほしいことは山積している。

 郵政事業民営化のための伏線は、すでに宮沢、村山内閣以来、「日米構造協議」なる名の元でアメリカ政府が強く日本に求めて来ていることに淵源がある。調査もそこまで遡及しなければ、小泉-竹中はそれの総仕上げしたに過ぎないので、そこの所について言及することとする。

(1)何故、米国は、日本の国民のためと称し郵政民営化を毎年のように強く要望してきたのか。また日本政府は国民にその事実を公表することなく、又、マスコミもまったく報道しなかったことについて、政府の情報開示に齟齬があったのではないか。

(2)何故、1990年代に、保険業法改正と不況時の時価会計の導入により、生保が外資に買収される事態に陥ったのか。

(3)何故、生保、損保そして銀行と、日本の金融業が外資に買収された後に、民営化された郵政の株式公開となっていたのでしょうか。

(4)何故 郵政民営化について日米2国間の会合が18度も持たれ、そのうち5回に米国生保の代表者達が同席していたのか。

(5)そのことと保険業法改正とはどのような関連があるのか。

(6)郵政株購入で外資が郵政を支配下に置いた場合、それらの外資が2兆4千億円の日本郵政所有不動産を所有することになるが、そのことで今後起こり得ることを見通しておるのか。

(7)何故、日本に郵政民営化を強要しておきながら、米国は自国の郵政国営化維持と市場独占化を保障しているのか。

 国際化時代に、外国資本が参入することに闇雲に反対する者ではないにしても、なぜ郵便貯金、簡保事業に外資が参入することも想定して、アメリカの通商法のエクソン・フロリオ条項に相当する国内法整備をやろうとしなかったのか。

 自民党衆議院議員、故中川昭一さんは、これを強く主張したといわれる。国益・市民益とはなにか考えさせられることではある。05年の「郵政民営化」をワンフレーズとして自民党は大勝した。国民の大多数が、その意味、背景が解らぬまま投票した。
 今回、連立政権の公約「郵政事業抜本見直し」についても、前者の轍を踏まないためにも、現日本郵政について内部で何が行われているか、公開させる必要がある。企業秘密などということで公開拒否すれば、郵政民営化を推進した側、外国資本の傀儡と見なさざるを得ないからである。

私は、民主党に政策論争で挑めるのは、長年政権与党だった自民党しかいないと思っています。そして政策で火花をちらし、政治そのものが、高い次元に進化すべきだとも思っている。しかし、自民党から見えてくるのは、民主党のスキャンダル探しばかりで、政経験豊かな自民党の良さ(個性)が一向に見えてきません。いまの自民党は、確かに体制が苦しいかもしれないが、今後躍進していくためには、真面目に政策論争するしかありません。
そこで私の質問ですが、自民党は今後軸足をどこに置くのでしようか。一部の特権階級でしようか、大手ゼネコンでしようか、経済界でしようか、また元の官僚政治に戻ろうとするのでしようか。どちらにしても、自民党の議員一人ひとりが自ら汗をかき、自分の足で情報を得、民主党に政策論争を挑むしか活路はないかと思います。大変でしようが、民主党が野党の時代は、皆そうしてきたと思います。また、次回の選挙で決して自民党にやってほしくないのは、小泉進次郎なる新人を担ぎ、人気取りのためのパフォーマンスなどしてほしくない、ということです。いまの日本の経済状況は、人気取りで動くモノでないし、またそうあってほしくありません。政治は、もっともっと真面目なものだと思うからです。新しい日本の政治のためにも、自民党には、一皮も二皮も剥けてほしいと願います。

<効果的なネット工作法について>

政党がネット上で世論を味方につけていく方法は、今後ネットが普及すれにつれ街頭演説以上に重要になっていくだろう。

そして各政党の公式ホームページ以上に、ヤフー政治やジャーナルのようなブログが重要性を帯びてくるかもしれない。問題はどのような情報を発信するかである。

世耕氏が仰るように、ネトウヨの便所の落書きや他党を批判するだけの情報発信では国民の支持を得られない。

当たり前のことではあるが「過去の問題点を分析し、その反省をもとに将来ビジョンや国民に希望を与える政策を打ち出し、懸命に訴える」ことではなかろうか。

私は熱烈な自民党支持者であるが自民党には早く新たな日本の将来ビジョンを構築してもらい(但し安倍氏や稲田氏、評論家の桜井、山際氏らの極右的ビジョンは願い下げだが)次の参議院選挙に向けてネット工作を積極的に進めて欲しいと願う。

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