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2009年9月29日

【第4回】政治家に訊く:篠原 孝

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───────【基本情報】───────

名前:篠原 孝(しのはら・たかし)
政党:民主党衆議院議員
選挙区:長野1区
生年月日:1948年7月17日
血液型:B型
座右の銘:身土不二(しんどふに)
趣味:テニス、野球、読書
好きな食べ物:りんご
お気に入りの店・ショップ・ブランド・グッズ...など:買いものは主に地元のお店で。ブランド等こだわらない。あえていうなら地産地消で国産品を購入。
ホームページ:http://www.shinohara21.com/

───────【質問事項】───────

Q1:なぜ政治家になったのですか?

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私は55歳で立候補をしました。1996年から羽田孜(はた・つとむ)元首相、堀込征雄衆議院議員、北沢俊美現防衛大臣の3人から「長野1区で選挙に出てほしい。民主党は都市政党のままでは政権交代できたとしても再び政権がひっくり返ってしてしまう。そうならないためにも田舎の律儀な有権者に支えられた議員を多くつくっておかなければならない。そのためには農政が必要で、君に農政を任せるからぜひ民主党に参画してくれ」と言われて立候補しました。

Q2:政治家になる前はどのような仕事や活動をしていましたか?

霞ヶ関(農水省)に30年間いました。2回生以上の民主党議員で、私以外で霞ヶ関の管理職を経験しているのは、財務大臣の藤井裕久さんを含めて5名しかいません。他の官僚出身議員は10年間も所属しておらず、ろくすっぽ霞ヶ関を知りません。霞ヶ関とのつきあい方を見ていると、どうもトンチンカンに感じます。

Q3:どのような政策にいちばん力を入れていますか?

農政ですね。現に私は農業者戸別所得補償を2004年に打ち立て、民主党の農政の柱にし、ずっと同じ政策で戦ってきました。農政はプロじゃないとわかりません。農政の法案を通すには、「落としどころを探って合意する」という感覚が必要です。

こんなこと言ってはなんですが、民主党の人たちは企画・立案はできますけど、国会で法案を通すことは本当にヘタクソです。みんな青年の主張コンクールや弁論大会の優勝者のような人ばかり。農政はそれでは進みません。

Q4:日本をどのような国にしたいですか?

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先ほどの政策にも絡みますが、私は「農的循環社会への道」(2000年8月、創森社)という本を書きました。日本は大国ぶるのではなく、中肉中背の中ぐらいの国であり、分際をわきまえて生きていけばいいと思います。他国から原材料を取り寄せて輸出して儲けるのでなく、国内で回してみんなで仲良くやっていける社会にすべきだと思います。貿易などは減らすべきだと思います。食べ物の世界では地産地消・旬産旬消と言いますが、食べ物だけでなく、無駄なエネルギーコストをかけないのが一番良い。そんな国にしたいと思います。財界からすると、そんな国にしたらたまらないかもしれませんが。

Q5:今回の「政権交代」をどう感じましたか?

いいことだと思います。

ただ組織をいじくるのはもう少し時間が経ってからでいいかなと思います。組織に属している人ならわかると思いますが、新しいことを始める時より、組織を変える方が時間とエネルギーが必要なんです。それをいま一挙にやっているので、ひっちゃかめっちゃかで危なくて見ていられません。その点、小沢さんはピシッとするノウハウは心得てます。

Q6:民主党の政権維持のポイントは?

あまり急ぎすぎず、1つずつ政策をきちんとやり遂げることです。そうすれば国民は納得してくれるのではないでしょうか。例えば菅直人さんが執着してきた高速道路無料化は7割以上の有権者が反対しています。もしCO2対策をするのであれば、CO2を出している車とそれををバックアップしている道路から上がってくる税収を森につぎこむ、というような柔軟な政策の転換をしてもいいのではないでしょうか。

Q7:自民党は再生できると思いますか?

再生してもらいたいです。二大政党の一つとして。消滅してもらっては困ります。しかし、10年間ほど政権野党にしておかないと再生できないと思います。次の衆院選は民主党が勝ち抜き、10年間ぐらい与党としてやっていけばそのことが自民党再生のためにもなります。自民党は苦しんだらいいと思います。

Q8:企業献金廃止に反対ですか?賛成ですか?

賛成です。だから政治資金規正法改正案を今年6月1日に提出しました。翌月鳩山代表の故人献金問題で急に審議されるようになりましたが、その審議でも私が答弁に立ちました。提案者は私と岡田克也さんと他3名でした。

企業献金はこれから3年で廃止し、個人献金だけでやっていきます。そのかわりお金が少ないですから、私も大変です。私の場合は2008 年は完全に赤字。今年は選挙がありましたので、さらに赤字です。これが政治家の実態ですよ。

Q9:読者からの質問

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─「WTO」体制からの離脱を含めて貿易自由化完全実施すること見直すのか。(投稿者: 八代勝美 | 2009年9月29日 12:13)

世界貿易協定(WTO)のラミー事務局長とも議論してますが、自由貿易のテーマが少なくなりました。その一方で、各国が食料・農業政策を自主的に決定する権利である食料主権というものを全面に出してきています。私は、自由貿易というものは10年、15年後には過去の理屈になっているんじゃないかなと思います。地域でできたものをその地域で食べるというのが絶対に良い。食べ物だけではなく、電気についても送電ロスが少なくなります。

─自由化をめぐってマニフェストを修正するということがありましたが

当時の直嶋政調会長が米国も要求していない米国とのFTAを締結すると先走って書き、あわてて菅直人さんが修正記者会見しました。どこの手続きも踏まずに出していました。これは噴飯物だし懲罰すべきだと思います。

「透明性」「情報公開」と言いながら、党内の人間が知らないうちに文言ができあがり、公表するというのはいかがなものかと思います。それに関係した役人が結果責任を問われ、給料も役職も下がるような影響が出ました。また、農村部にも影響を与えましたから、当然懲罰すべきです。しかしその政調会長は現在経済産業大臣になっています。とんでもない話だと思います。

Q10:最後に一言を!

(長野1区の有権者から得た)16万票の付託はちゃんと成し遂げなくてはなりません。この次の選挙を民主党が勝ち抜くように進めて行かなくてはいけません。このままでは政権が次の参院選で終わってしまうような可能性もなきにしもあらずと思います。これを阻止しないと羽田さんの付託に応えたことにはなりません。

今回はおそろしいことに都市部で民主党の候補者がみんな当選しています。「もう農政なんていいや」という安直な気持ちが民主党幹部には広がっています。田舎の農民はそれを敏感に感じています。民主党はのぼせ上がった巨大与党でなく、謙虚な与党になってもらいたいです。

───────【こだわり】───────

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あえて言うなら「減らず口」ですかね。

僕は政治家には向いてないと思っていますが、菅直人さんには「政治家に向いている」と言われたことがあります。その理由を聞くと、「篠原さんの激烈でシニカルなモノの言い方、率直で走りすぎる筆といい、役人時代はさぞかしご苦労されたでしょう。その点政治家は言いたいことを言っていいんです。民主党は党議拘束違反も厳しく問いません。自由にやっていただいて良いんです。ただ一つ、有権者に対して絶対的な責任を負い、次の選挙でそれを判定されるだけです」と。私は「ああ、この党首(当時)はいいこと言うな」と思っていたのですが、それでは終わらないんです。でも、菅さんはオチとして「篠原さんは政治家には向いてますけど、党内出世は見込めませんからね」と言いました(笑)。「党内出世なんていらないよ!」って言い返しましたけどね。

───────【アイテム】───────

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『農的循環社会への道』
2000年8月、創森社

2009年9月30日、衆議院第一議員会館:《THE JOURNAL》編集部取材&撮影

【第3回】政治家に訊く:岸本周平

───────【基本情報】───────

名前:岸本周平(きしもと・しゅうへい)
政党:民主党衆議院議員
選挙区:和歌山1区
生年月日:1956年7月12日
血液型:AB型
座右の銘:天は自ら助くる者を助く
趣味:映画鑑賞
好きな食べ物:焼いたお餅、和歌山ラーメン
ホームページ:http://www.shuhei-k.jp/index-main.html

───────【質問事項】───────

Q1:なぜ政治家になったのですか?

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財務省・大蔵省とトヨタ自動車の合計25年間天下りをなくそうと提案してきましたが、自民党と官僚の長い間の癒着がありどうしてもそれを達成できませんでした。そして2004年の郵政解散の時、自民党政権を変えれば天下りの廃止を達成できるだろうと思い、政権交代という一点の目標だけで政治家になろうと決心しました。

しかしものの見事に落選してしまいました。準備不足もありましたし小泉旋風もありました。しかしそこからが本当のスタートでしたね。それ以来毎日7時間、4年間街頭演説をし続けたわけです。

Q2:政治家になる前はどのような仕事や活動をしていましたか?

立候補する前はトヨタ自動車にいました。社外との交渉窓口である渉外部というところで、税金や社会保障について政府と交渉していました。社会保障の専門家でもありましたから、案を書いたり、社内でブリーフィング(報告)することもありました。一時は内閣府にも出向しそこでの仕事は政府と経団連やトヨタ自動車との橋渡しをするものでした。

Q3:どのような政策にいちばん力を入れていますか?

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財務金融の専門家ですので本当の意味での財政構造のあり方、予算や政策の作り方を提案していきたいです。

予算と聞くと財務省が各省庁から要望を聞いたり交渉したりするイメージかと思いますが、いまやそんなことをしているのは日本だけです。先進国では査定なんかしていません。イギリスも10年ほど前に切り替えましたが、旅費などの経費は事前に査定することはなく、まとまった予算をわりふります。そして査定をしないかわりに使った後の検証に力をかけます。何に使ったかを後からチェックする方が合理的です。

日本では要求する作業に莫大なエネルギーが使われています。無駄な時間をなくして国家戦略局が最初に予算をきめてしまう。そのかわりに年金や医療保険など将来にかけてお金がかかるものは徹底的に議論して時間をかけていくべきと思います。また、年金などについては政党・政権が代わるたびに予算が変わるのは良くないと思いますので、超党派でオープンにしてやればいいと思います。

Q4:日本をどのような国にしたいですか?

今までの政治は役人、官僚主導でやってきました。官僚は情報を操作します。自分たちがやりたいと思ったことがあれば情報をコントロールし、政策が決まる段階を隠して、密室で決めます。これから官僚主導から政治家主導になったとき、100%情報公開するというあり方を追求したいです。

情報公開といいますが役所のホームページは不親切ですね。私は役所に勤めていましたから資料のありかはわかります。その人間でも行き着くまでにとても時間がかかります。わざと不親切に作っているとしか思えません。すぐにアクセスできるようにしなければいけません。そして資料は膨大ですのでそれを整理して国民にわかるようにまとめるNPOが活躍してほしいです。まとめた資料を国民が見て、資料をもとに投票行動に移していくような国にしたいです。その時ようやく国民が一緒に政治に参加する「参加型社会」ができあがると思います。"おかみ"の責任にできなくなる社会です。

Q5:今回の「政権交代」をどう感じましたか?

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9月16日初登院の日に国会に入りました。私はもともと25年間国会議事堂の中で働いていましたから、建物には思い入れもなく「ただいま」感があったぐらいのものでした。しかし本会議場で首班指名があり、記名投票をし、鳩山総理が誕生する瞬間に居合わせるわけです。これはものすごく感動しました。肌で政権交代を感じることができました。その後大臣が従来とはまったく違い役人の解説なしに自分の言葉で堂々とノンペーパーで話し、前の政権が決めていたことと逆のことを実行していく。これが政権交代ですよね。これを60年間やってこなかった、やっぱりもう少し早くやるべきでした。

Q6:民主党はどうしたら政権を維持できますか?

具体的に言うと、私がもう一度当選することです。つまり150人近くの一年生議員は風のようですが、この一年生議員のおかげで政権が取れました。ということはこの議員がもう一度当選しなければ政権を失うのです。新人議員が2回当選することが政権を維持するためには必要です。

これは小沢幹事長に登院の日に言われたことです。「君たちのおかげで政権をとれた。君たちの最大の仕事は2回目にうかることだよ。君たちが戻ってこなければ政権を失うんだから」と。

自分のやるべきことは二つあり、一つは日常活動です。街頭演説を続けることです。もう一つはマニフェストで掲げた政策を4年間でどれだけ実行できるかです。その二つのレールが必要だと思っています。

Q7:地元(和歌山)で取り組みたい課題は?

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和歌山は高齢化が進んでおり、シニアの町になっています。ともかく今ある条件を活かすしかありませんから、シニアの町を逆手にとり、山・川・海の景色や温泉を楽しみに全国のシニアが集まるような楽しい町にして経済を活性化できればと思います。年寄りが住みやすい条件を徹底的に活かしたいです。これが私の4年間のテーマです。

Q8:企業献金廃止に反対ですか?賛成ですか?

賛成です。私も今は中小企業の経営者の方から企業を通じて献金を頂いています。応援してくれる方が会社からの方が出しやすいということもあります。ただ3年後にそれが駄目になれば半分になっても良いですから個人献金でお願いしますよということになります。そこは政治献金を企業から頂かないと一端決めたらそれはやりきります。

Q9:国民・支持者にいいたい一言を!

あきらめやんといて下さい。もうちょっと待ってて下さい。マニフェストに書かれていることには時間がかかるものもあります。甘える意味はありませんが、半年ぐらい経って、駄目じゃないかという風には思われないで下さい。初めてのことで行き違いもあるかもしれませんが、2、3年という長い目で見て判断して欲しいなと思います。岸本周平をあきらめやんといて下さい。よろしくお願いします。

───────【こだわり】───────

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もうそろそろ時間が...というタイミングで聞いたので、ご本人も「え〜特にないな〜」と困ってらっしゃったのですが、絞り出すように「あ、プーアル茶にこってますね」という返答が。

脂肪分が流れる効用があることを伝えると、「あんまり脂肪は減らないみたいだなあ...」と自身のお腹をさすりながら笑顔で話してくれました。茶葉の固まりを少しずつ崩して飲む「餅茶(ビンチャ)」を購入されているそうです。

プーアル茶(普洱茶)
中華人民共和国雲南省南部を原産地とする中国茶で、脂肪分解作用がある。一時、高級(ビンテージ)プーアル茶市場が投資の対象にもなったが、2008年に暴落し、現在は水準に戻っている。餅茶とは、円盤型に固められた茶葉で、元々持ち運びがしやすいように考案された。

───────【アイテム】───────

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『中年英語組―プリンストン大学のにわか教授』
2000年12月、集英社新書

2009年9月30日、衆議院第一議員会館:《THE JOURNAL》編集部取材

【第2回】政治家に訊く:中後 淳

───────【基本情報】───────

名前:中後 淳(ちゅうご・あつし)
政党:民主党衆議院議員
選挙区:千葉12区
生年月日:1970年1月12日
血液型:B型 RH-(マイナス)
座右の銘:継続は力なり
趣味:ドラム・ゴルフ・祭囃子
好きな食べ物:新米・新海苔・焼椎茸
お気に入りの店・ショップ・ブランド・グッズ...など:Paul SmithDIESEL
ホームページ:http://www.chugo.jp/

───────【質問事項】───────

Q1:なぜ政治家になったのですか?

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1999年に自分の将来を考える機会がありました。その頃は自分の生まれ育った地域のために何かしたいという気持ちで地元での起業を考え、就職して4年目の会社を退職することを決断しました。しかし私が退職した直後に、地元の千葉県富津市は県内でも唯一の「財政非常事態宣言」を出し、私もそこで初めて地元が危機的な状況にあるということに気づきました。この地元の状況を何とかしなければと思ったことが政治家になろうとしたきっかけです。

その後市議会議員として活動しているうちに、地域を再生するには国を何とかしなければいけないという思いが強くなっていた頃にちょうど民主党から声がかかり、国政に挑戦したという経緯になります。

Q2:政治家になる前はどのような仕事や活動をしていましたか?

約4年勤めていた新日鉄では工場を作る仕事に就いていました。最初に携わったのは新設する工場の下工程部分で、機械設備の使用を決定し、試運転してしっかり工場が稼動するまで面倒を見る、いわゆる「プラントエンジニア」と業務についておりました。

Q3:どのような政策にいちばん力を入れていますか?

地方では社会保障の問題は厳しい状況にあります。私は地方議員出身ですし、国と地方の関係を現状のままではいけないというきっかけがありましたので、今でいう「地域主権」をどう確立するかという点に一番力を注ぎたいなと思っております。

Q4:日本をどのような国にしたいですか?

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自分たちで主体的に物事を決められる地域を作ることがまず第一です。そのためにも本当に必要なものに財源があてられるような仕組みづくりが必要です。地方にいるとよくわかるのですが、本当に必要としている場所にお金が流れていません。これを改めるには予算分配の仕組みそのものを大きな枠組みで変えていかなければいけません。

Q5:企業献金廃止に反対ですか?賛成ですか?

賛成です。企業献金を受けて政治をすること自体が政治そのものををゆがめているところはあります。企業からの献金は受けない方向で私も考えています。

Q6:今回の「政権交代」をどう感じていますか?

まだ本当の意味での政権交代によって何が起こるんだろうということろまで進んでいないところでしょう。ただ私が期待していた以上のことが政権が始まって以来動いていると実感しています。その意味で大変意義深いものだと思います。

Q7:民主党は政権を維持できますか?

党としては維持する努力は必要かもしれませんが、私たち議員としては地に足のついた政策を実現することで皆さんに理解を頂く、そのために一生懸命がんばるということに専念することが必要かと思います。

Q8:地元(千葉)で取り組みたい課題は?

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農業・漁業、アクアライン、環境が大きなテーマです。地元の千葉県第12区は房総半島の南半分にあたり、地域によって抱える問題がまったく違うという日本の縮図のような場所です。

中間地域については農業・漁業や廃棄物・残土について、南部では過疎が問題になります。またアクアラインの根元に位置する木更津周辺では、アクアラインを木更津市そのものに力がつくような方向に有効利用するにはどうしたらいいかが大きなテーマになります。この3つの問題を地域のために頑張ろうと思います。

Q9:国民・支持者にいまいちばん言いたいひと言を!

日本という国も房総も大変ポテンシャルの高い地域と思います。

あきらめずに進めば必ず未来が開けます!

───────【こだわり】───────

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学生時代に結成したバンドではドラムスを担当。

当時全盛期だった「へビメタ(ヘヴィメタル:(例)RATT←厳密には"LAメタル"と言われるものです」)」に熱狂し、よく学校をサボってライヴを観に行ってたそうです。(ちなみに、編集部もヘビメタにはかなり前向き!)

議員会館で実演をという編集部のリクエストにも、快く応じて"スティックさばき"を見せてくれました。

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───────【アイテム】───────

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2009年9月29日、衆議院第一議員会館:《THE JOURNAL》編集部取材&撮影

2009年9月25日

【第1回】政治家に訊く:細野豪志

政党イメージではなく、政治家本人の人柄に焦点をあてた新企画『政治家に訊く』がいよいよ始まりました!

第1回目は、静岡5区で当選した細野豪志氏です。

───────【基本情報】───────

名前:細野豪志(ほその・ごうし)
政党:民主党衆議院議員
選挙区:静岡5区
生年月日:1971年8月21日
血液型:AB型
座右の銘:志達(しだつ)
趣味:散歩
好きな食べ物:鰻(うなぎ)
ホームページ:http://www.goshi.org/

───────【質問事項】───────

Q1:なぜ政治家になったのですか?

いくつかきっかけがありますが、その一つは大学時代のことです。障害を持っている方の外出を手伝う機会があったのですが、一緒に博物館に行った時に彼が「もっと勉強をする機会があれば、社会に出て活躍も出来たかな」とポロッと口にしました。それが大変ショックで、そういった人たちがチャンスをつかめるような社会を作れないかなと思ったことが最初のきっかけです。ちょうどそう考えていた時に1993年の総選挙があり、「ジバン(地盤)・カバン(鞄)・カンバン(看板)」なしの議員がたくさん誕生しました。そこで私がもっとも身近だった前原さんが京都で当選する姿を見て、自分も出来るかもしれないと思えました。自分がやりたいと思うタイミングと、自分も出来るんじゃないかなという時代の状況が重なったことが、政治家を目指す大きなきっかけになったと思います。

Q2:政治家になる前はどのような仕事や活動をしていましたか?

民間のシンクタンクでサラリーマンとして約5年間勤めていました。私は学生の頃から政治家になりたいと思ってましたので、卒業後の進路を考えるときは正直迷いました。秘書になるか、松下政経塾に入るか、一度サラリーマンとして勤めて政治家を目指すか...。最終的にはサラリーマンを選びましたが、それは自分でお金を稼いで税金を納めるという生活に身を置いて、その中で自分は本当に政治家になりたいのかを確認した方がいいかなと直感が働いたからです。考えた末に入社した三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)では、政策を作るプロセスやその前提となる知識を身につけたいと思っていました。約5年間のそこでの経験は得難いものでした。

Q3:どのような政策にいちばん力を入れていますか?

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自分の中でベースとなっている政策は安全保障です。自衛隊に関わる安全保障はもちろんですが、食料やエネルギー政策も総合的な安全保障として含まれます。広い意味の安全保障で、私は国民が生命や財産を確実に守ることが出来るような仕組みを整えることに一番力を注いできたという思いがあります。

Q4:日本をどのような国にしたいですか?

世界から評価をされるような国にしたいです。例えばこれからの時代を考えると軍事的な強さや、経済規模の大きさだけで世界を圧倒することにはなりにくいと思いますが、日本には世界にアピール出来るだけの文化や人の魅力があります。その魅力を国民自身が自由に発信出来るように、国家は安全保障を確立して国民をサポートする役割があると思います。

Q5:企業献金廃止に反対ですか?賛成ですか?

企業献金廃止は党としての決定事項です。私は政治家になってから企業・団体献金をもらわないことは一貫して続けています。政治家になってから10年が経ちますが、実際に個人献金だけでやっていけますよ。これまでの自民党型の政治はお金を配って国民に協力してもらう政治でしたが、民主党の政治は国民がちょっとずつお金を出し合って政治に参加する考え方です。企業献金を廃止することは、お金の出所が変わるだけでなく、政治の文化が変わることにつながると思います。

Q6:今回の「政権交代」をどう感じていますか?

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いろんな思いが交錯します。私が10年間過ごした議員会館の窓からは権力の中枢である官邸がいつも見えます。政権が交代して鳩山総理が官邸の主になり、閣僚が出入りする姿を見て、本当に変わったんだなという実感をようやくもてるようになりました。これまで野党として自民党の問題点を見続けてきました。これからは政権交代という枠組みを有効に活用することに尽きると思います。

Q7:民主党は政権を維持できますか?

政権を維持することを目的とするべきではないと思います。自民党が失敗した原因は、政権を維持することに汲々として選挙を先延ばしにしたり、人気取りで総理をころころ変えてしまったからです。我々はその自民党を見てきてますから、政権維持を目的とせず、まずはマニフェストを一つ一つ達成して成果を出し、国民に対して正直であることで結果的に政権が維持できればいいと思っています。

Q8:地元(静岡)で一番問題になっていることは?

地元で一番問題になっているテーマは医療です。そしてその医療が問題化しているのは明らかに政策のミスがあったからです。国がそのミスに対して方針転換することで、地元の医療の立て直しにもつなげていきたいと思います。具体的に言うと、地元の社会保険病院は存続が危うくなっている現状があるのですが、地域の中核病院としてこれまで国が関与してきた以上、その責任があります。今回は医療制度の方針転換をして、国が関与して残すことを決めました。これからも医療改革を続けますが、国で医療政策の転換をしたことが地元でどのような成果として現れてくるかを、国民に丁寧に説明していきたいと思っています。

Q9:読者からの質問

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─民主党地方議会の、地域主権における将来的な組織像についてご存知の内容で、ご意見をお聞かせください。(投稿者: K.o | 2009年9月20日 01:44)

私は市町村の議会においては、あまり政党を持ち込む必要はないんじゃないかなと思っているんです。一方、県議会は政党政治が根付いてます。県議会については政策について大きな政策転換が求められることがありますから、民主党の議員を増やして我々の考える政策を都道府県で進めてもらう努力をしていきたいと思います。市町村はあまり党派にこだわらず、いろんな人の声を利害も含めて受け止めるような地元議員に出てもらうことがいいと思います。問題は議会が決めても思い通りに動かないという中央集権体制にあります。今回民主党が政権をとることで、まずは市町村で物事を決めてもらい、市町村で出来ないことは都道府県が、そして都道府県でも出来ないことを国が補完をするという「補完性の原理」を進めていきます。今後は地方議員がチャレンジをしたことが成果として結びつくことが多くなると思います。

Q10:国民・支持者にいまいちばん言いたいひと言を!

政権交代の意味をよく見極めていただきたいです。一つのヤマは税金の遣い方です。これから無駄遣いの問題に取り組みますので、その成果を一つ一つ見せていくことになると思います。見せていく中で政権交代の意義をご理解頂けるようならば、ぜひ民主党を応援していただけると非常にありがたいなと思います。政権交代は初めての経験で我々も慣れていませんし、国民の皆様も慣れていないと思いますので、お互いに確認しあうような時間がもう少し必要かなとは思いますが、ぜひ今後も期待して頂きたいです。

Q11:記者クラブ制度については?

民主党は既存のメディアに限らず出来るだけ多くの方々に聞いていただけるようなスタンスをとっていくと思います。情報の公開や国民の知る権利について、「開かれた民主党」というのは民主党の出発点の一つです。そういう方向に少しでも持って行けるように努力はしたいと思います。今回《THE JOURNAL》が首相官邸での記者会見に入れなかったということについては、やはり我々議員より制約が高くならざるを得ないとは思いますが、取材する側とされる側で時間をかけながら落としどころを探っていくことになると思います。

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民主党政権は「記者クラブ帝国主義」を打破できるのか?(9.16)

───────【こだわり】───────

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硬派なイメージがある細野氏のこだわりは「コーヒー」。

中学生の頃から飲んでいて、今では1日10杯以上!(取材中もずっと飲まれてました)学生時代に毎年行っていた無人島旅行にも必ずコーヒーを持参。「一度だけコーヒーを忘れてしまって...もうその時は本当に落ち込みましたよ。」

ちなみにマグカップは「いたって普通」でした...。

───────【アイテム】───────

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2009年9月25日、衆議院第一議員会館:《THE JOURNAL》編集部取材&撮影

Profile

政治家(国会議員・公認候補者・知事・市長...引退した方々など)の基本情報はもとより、政策から人柄までが分かるような「生きた」データベースを、取材や対談を元に構築してゆきます。
党や団体のイメージではなく、あくまで“政治家本人”にスポットをあてたコンテンツです。
できるだけ取材予告しますので、その政治家に対して“言いたいこと”や“聞きたいこと”がありましたら、コメント投稿ください。その場合、内容は簡潔にお願いします。
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