上杉隆×高野孟:小沢一郎代表選出馬と民主党の行方
ジャーナリストの上杉隆氏と高野孟が対談し、9月の民主党代表戦への出馬を表明した小沢一郎氏について、それぞれ持論を展開していただきました。
高野:昨日小沢一郎が決起をすることをうけて、今日のJFNラジオ番組ではこれから一体どうなるんだということを話をしました。共通しているのは小沢が総理になるのは面白いということでしょうか。
上杉:まずひとつに、立候補した方がスッキリします。仮に総理になった場合、今まで政界で言われてきている官僚システム、メディアのシステム、つまり55年体制の残っている問題を一気に解消するところを一回見てみたいなと思います。
高野:小沢が「壊し屋」と言われていますけど政党を壊してもしょうがなく、55年体制の最後の土台部分を全部ブルドーザーでめくり返すぐらいの荒事をやってもらいたいです。
上杉:すでに国際的に時代遅れであることは明々白々です。
高野:菅さんがもう少し頑張るのかと思ったけど、なかなかそうも行かなかったです。
上杉:ちょっと期待はずれでした。期待していたんですけど。
高野:そういう意味では小沢さんに荒事をやっていただくのもまたいいじゃないかと。とにかく民主党代表選は面白くなってきました。
上杉:国際的には総理があまりかわるのはよくないと言われています。この場合はちょっと、しょうがないかなと思います。経済・金融面でも菅政権はもたついた感もありますし、一回かわって、菅さんにしろ、小沢さんにしろ、選ばれた方は最後まで自ら辞めずに任期満了、やってみて立て直してほしいです。
高野:「挙党態勢」がキーワードに上がってますけど、そう言いながら挙党態勢を考えずにみんな自分のことばかり考えています。今は全員が知恵を集めて必死になったとしても、ついて行けないぐらいの世の中です。政権を自分たちでもぎ取っていこうということを思わなければ乗り切れないと思います。
上杉:高野さんと私が並んで座っていると、民主党の犬かと言われそうですけど、それは違います。

