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武藤 功 アーカイブ

2010年3月15日

民主党への期待と警告 ── 普天間問題は政権存続の試金石

武藤功氏(文学と思想誌「葦牙」編集長)

 この3月8日、社民党と国民新党は、沖縄・普天間基地の移設案について政策提示を行った。三党政権の最大政党である民主党は、自らの案を提示しなかった。これは官房長官主導の「沖縄基地問題検討委員会」の手続きに沿ったものなのかどうかは分からないが、国民から見ると分かりづらいやり方である。これでは提示した二党の政策が政府政策の敲き台になることはあっても、三党の対等なパートナーシップによる政策案の練り上げを期待することはできないからだ。この点、民主党の言う「政府と党」の一体化政策は、この普天間問題ではマイナスに作用していると言わざるをえない。

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2010年2月 8日

「検察政治」と「小沢政治」煉獄に耐えた小沢氏はその志を貫け

武藤 功(文学と思想誌「葦牙」編集長)

 小沢幹事長が不起訴となった。おそらく、きわどいなかでの最終判断だったのだろう。特捜部の「暴走」を検察首脳部が抑えたという見方もあるが、さもありなんとも思える。昭和10年代の青年将校たちの野望を抑えきれなかった当時の軍部首脳と比べると、現在の検察首脳はいくらか民主主義の風を経験していたということになるのだろう。法治国家という視点から見る「検察と政党」という関係でいえば、この小沢氏に対する検察の自己抑制は当然のこととはいえ、政治の正常化に役立つことである。

「検察政治」という問題

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2010年1月11日

さらに普天間基地について考えよう ── ネーションを分断している「45年体制」

武藤功氏(文学と思想誌「葦牙」編集長)

 今年は、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」(安保条約)が締結されてから50年となる。この年、鳩山新政権による沖縄・普天間基地移設の見直しの最終案が出されることになったことは、偶然のめぐり合わせとはいえ、歴史的な意味がある。何よりも意義深いのは、「安保50年」の歴史的総括と直結するかたちで、普天間問題が「歴史の秤(ハカリ)」として登場したことである。

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2010年1月 2日

再び、普天間基地問題について ── 戦後処理の合法的措置を

武藤功氏(文学と思想誌「葦牙」編集長)

 鳩山首相が12月26日、普天間基地移設について、「グアムに移設するのは困難」と発言したことによって、与党内に動揺が広がっている。とくに社民党は来年1月にもグアムに調査団を派遣し、その調査を含めて三党協議に臨もうとしていただけに、首相の真意を測りかねている。そして、これは社民党だけの話ではなく、沖縄の基地負担の軽減を望む県民や国民にとっても見過ごせない問題である。

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『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

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