田中良紹:めくらましの「第三極」
11月末に行われた壬辰田中塾(毎月開催・参加費1,500円)では、THE JOURNALブロガーの田中良紹氏が12月16日の総選挙の見方だけでなく、歴史を振り返り、現在と昭和初期の政局状況との類視点を参加者に投げかけました。今回は、その模様を質疑応答を除き、音声でお伝えします。
■田中良紹:めくらましの「第三極」(音声有料300pt)
http://www.nicovideo.jp/watch/1354537891
「日本維新の会」が第三極といわれ、最近では嘉田滋賀県知事が代表をつとめる「日本未来の党」が話題をさらっている。
公示日となった12月4日の大手マスコミ各社は、「衆院選:民・自・第三極が軸...公示、最多12党」(毎日新聞)、「第三極、離合集散の末... 12党乱立で衆院選突入」(日経新聞)など、民主党と自民・公明と「第三極」という勢力構図で記事を並べている。
そんな中で「『第三極』はめくらましだ」というのは作家で『メディア裏支配』の著者・田中良紹氏だ。
「世の中は民主 vs 自公 vs『第三極』というがそうではない。あくまでも、民・自・公 vs『第二極』の対立軸だ」と指摘する。
田中氏はマスコミが煽る「第三極」の構造を脇に置き、今回の選挙のきかっけである「三党合意」に時計の針を戻して現在の政局をみる。「TPPや金融政策など消費増税以外の争点が増えるほど国民に選挙の原点を忘れさせます」「もともと何のために国民が投票に行かなければならないかと言えば、民自公3党が協力して消費増税法案を可決させたからです」という。
歴史と世界を見渡しながら今度の選挙に臨むためにも、ぜひご視聴下さい。視聴の際はニコニコ動画にログイン後、ニコニコポイント300ptにて購入し御覧ください(ニコニコポイントは500円から購入可・会員無料)。
■田中良紹:めくらましの「第三極」(音声有料300pt)
http://www.nicovideo.jp/watch/1354537891