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コソ泥のように原発再稼働ににじり寄る野田政権 ── 地元を先頭に国民が止めるしかない!

(※本記事は3月26日に配信された「高野孟のTHE JOURNAL」の一部を掲載したものです)

takanoron.png 24日付新聞各紙は、原子力安全委員会が23日、関西電力の大飯原発3、4号機のストレステスト1次評価結果を「問題なし」として了承したのを受けて、野田佳彦首相と関係閣僚が来週中にも再稼働は可能と判断を下す手続きに入ることを報じた。その脇には、同じ日、外務省がトルコに原発を輸出する協定を結ぶことで実質合意したと発表したとの記事が並んでいる。まさに「再稼働、政権前のめり」(24日付朝日)である。

 原子力安全委のこの臨時会合は、わずか5分間で終わった。再稼働に反対して会議の中止を求める傍聴者を閉め出すために机でバリケードを築き、「安全性の根拠を示せ」「無責任だ」などの怒号が渦巻く中、用意された文書を読み上げただけで、斑目春樹委員長は逃げるようにその場を去った。原発推進派の日経新聞でさえ24日付社説で「審査に後ろめたい点がないのなら、意見の違いを恐れず、堂々と結論を出すべきだ。逃げの姿勢は専門家の判断への不信を助長するばかりだ」と苦言を呈した。

 斑目は以前から、机上計算にすぎない1次評価だけで再稼働の是非を判断するのは無理で、より現実的な2次評価が必要だと発言していて、そのことをきちんと説明して国民に判断材料を提供する絶好の機会がこれだったはずだが、野田政権はそれを封じ込めた。まるでコソ泥のように国民の目を掠めて何が何でも再稼働に漕ぎ着けようとする原子力ムラの手先と化しているのが野田である。

●野田のメッセージ

 こうした行為を通じて、野田政権が全身で国民に向かって発しているメッセージは...、

 第1に「原発に依存しない社会」を1日も早く実現しようとする未来への決意よりも、来夏の電力不足を回避するという目先の"現実的"な必要性を優先することであり、

 第2に国民の不安や不信に応えることよりも、原子力ムラや経済界の既得権益を優先することであり、

 第3に、同じ経済界と言っても、小田原の蒲鉾老舗=鈴廣を代表として全国387人の中小企業経営者が20日結成した「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク」のような地産地消型の再生可能エネルギー社会を目指す下からの変革を無視して、電力会社や原発関連の重厚長大産業を中心とする経団連大企業の利益を重視することであり、

 第4に、自然に逆らわずに寄り添って生きる日本本来の精神文明に立ち返るのでなく、自然を力で押さえ付けようとする西欧的な技術文明にさらにのめり込むことであり、

 第5に、つまりは、イノチよりカネを優先することである。

 これでは、そもそもこの悲惨を生みだした長年にわたる自民党利権政治と何ら変わるところはないどころか、フクシマ後に敢えてそこへ回帰して合一しようとしている点では一層犯罪的でさえある・・・


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