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民主党政権が崩れていく ── 野田首相が囚われる"現実主義"の罠

■高野孟のTHE JOURNAL  Vol.008

《目次》

【1】《INSIDER No.605》
民主党政権が崩れていく
──野田首相が囚われる"現実主義"の罠  

【2】《BOOKWORM No.008》
書評:森功『狡猾の人』(幻冬舎)

【3】《BOSO-LIFE No.008》
房総田舎暮らし徒然の記:(8)「土を喰う」という構え

【4】《CONFAB No.008》
閑中忙話(2011年12月19日〜25日)


────────────────────────

【1】《INSIDER No.605》

takanoron.png 八ッ場ダムの本体工事を予算案に計上するという政府・民主党の信じがたい"暴挙"に抗議して、地元である民主党群馬県連の会長代行=中島政希衆議院議員が離党したのは当然で、むしろこの問題の張本人である前原誠司政調会長(元国交相)が真っ先に憤激して離党しないでいることのほうが不思議である。前原は、野党時代から公共事業の見直しには熱心で、09年総選挙のマニフェストに付随する政策集に次のような項目を盛り込むことに尽力した。

《大型公共事業の見直し》
川辺川ダム、八ッ場ダム建設を中止し、生活再建を支援します。そのため、「ダム事業の廃止等に伴う特定地域の振興に関する特別措置法(仮称)」の制定を目指し、国が行うダム事業を廃止した場合等には、特定地域について公共施設の整備や住民生活の利便性の向上および産業の振興に寄与する事業を行うことにより、当該地域の住民の生活の安定と福祉の向上を図ります。

《治水政策の転換(みどりのダム構想)》
ダムは、河川の流れを寸断して自然生態系に大きな悪影響をもたらすとともに、堆砂(砂が溜まること)により数十年間から百年間で利用不可能になります。環境負荷の大きいダム建設を続けることは将来に大きな禍根を残すものです。自然の防災力を活かした流域治水・流域管理の考え方に基づき、森林の再生、自然護岸の整備を通じ、森林の持つ保水機能や土砂流出防止機能を高める「みどりのダム構想」を推進します。なお、現在計画中または建設中のダムについては、これをいったんすべて凍結し、一定期間を設けて、地域自治体住民とともにその必要性を再検討するなど、治水政策の転換を図ります。

 そして鳩山政権でツボを得て国交相に就任し、早速、政策集にある通り「川辺川ダム、八ッ場ダム建設を中止する」と宣言したところまではよかったが、国交官僚の分厚い壁を突き崩し、なおかつ苦悩の末に賛成に転じた地元住民を納得させる「生活再建支援」策を打ち出すには余りに非力で、結局のところ言いっ放しの無責任に陥った。今になってこれではならじと思い直して、一踏ん張りしてみたものの、ドジョウどころかナマズのような野田佳彦首相のヌルヌルとヘビのような輿石東幹事長のネバネバに絡まれて、だらしなく沈黙した。誰が見ても、前原という政治家のアイデンティティ崩壊という事態であるというのに、一体どういうつもりで地位に留まっているのだろうか。
・・・


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