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高野孟:《書評》G・タリー他「子どもが体験するべき50の危険なこと」(オライリー・ジャパン)

(※本記事は12月19日に配信された「高野孟のTHE JOURNAL:Vol.007」の一部を掲載したものです)

 先週の本欄で焚き火のことを論じた中で、12月5日付読売の「学び再出発/生き抜く」連載に触れた。その記事中で「米国で評判になり、今年5月に日本で翻訳本が出版された」として紹介されているのが本書である。「本当の危険を見きわめる力とそれに対処する力を身につける」と副題が付いている。

 タイトルだけを見ると、どれほど危険なことを子どもにやらせようとしているのか、ちょっとワクワクしてしまうが、目次を開くと「車の窓から手を出してみよう」「釘を打とう」「ノコギリを使おう」「木登りしよう」「ナイフで削ろう」「火遊びをしよう」等々、な〜んだ、私らの子ども時代には誰もが日常的にやっていたことばかりである。こんな程度のことを「危険なこと」として無理にでも子どもらにやらせなければならなくなっているところに、むしろ現代文明の病の深さが表象されている。

 とはいえ、今時の親たちにはこの本は有効だろう。鴨川自然王国では田植え・稲刈りなど1泊2日のイベントでは1日目の夕食は必ず焚き火を囲んでの大宴会になる。私が小学校5〜6年生の男の子に「さあ、そろそろ暗くなってきたから焚き火をしようか。おにいちゃん、火を着けてごらん」と言うと、「えっ、やったことないから分からない」。あ、そう、じゃあお父さんと一緒にやってみて。お父さん「あ、私、焚き火をやったことがないんで...」。これじゃあ、日本は滅びても仕方がないのだが、こういうお父さんがこの本を読んで、子どもと一緒に小さな冒険を始めるのであれば、2世代続いて何もしないで悪しき遺伝子の固定化が始まるのを防ぐことが出来るのかもしれない・・・


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