Calendar

2011年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Recent Entries

« 高野閑話・塩と海と人(その3)
メイン
特集:TPPとは一体何物か?TPPの真相と深層 »

一見地味だが、内にはなかなかのしたたかさ? ── 野田佳彦新首相の滑り出し

takanoron.png 何度も述べて来たように、菅直人前首相の人格・資質・能力には大いに問題ありとしても、直ちに引きずり下ろさなければならないほどの大失策があった訳ではなく、その意味では、やらずもがなの民主党代表選ではあったけれども、まあともかくも、小沢一郎代表の傀儡という以外に特に意味のない海江田万里にならなかったのは、不幸中の幸いだった。海江田が第2回投票で敗れた相手が、前原誠司元外相ではなく野田佳彦前財務相だったのはいささか意外だったが、前原は国民の間で人気投票をすれば圧倒的な人気があるが、党内では言動の余りの軽さを嫌う者が少なくないのに対して、野田は逆で、一般には印象が薄いが、党内では黙々と地道に与えられた仕事をこなして決して偉ぶらない人柄を悪く言う者はほとんどいない。その違いを野田自身、金魚とドジョウに喩えたのだろう。派手に対する地味の勝利と言える。

●幹事長人事のしたたかさ

 地味であっても引っ込み思案ではないし、また人当たりがいいと言っても優柔不断でなく、むしろ内にはかなりしたたかな計算と思い切りよい決断力を秘めているのではないかと思わせたのは、いきなり小沢の盟友=輿石東参院議員会長を幹事長に据えるというところから党・内閣人事をスタートさせたことである。代表選後、輿石自身も小沢も「(野田が)党内融和とは言うが、実際に(人事が)どうなるか見てみないと」というようなことを言っている中で、政界事情通の間では「まさか党のカネと選挙対策を小沢グループに丸々渡す訳には行かないし、かといって反小沢勢力から持ってくれば小沢は納得しない。幹事長人事が最大の難関だ」などと語られていた。

 そこへ、ズバリ、単刀直入、輿石である。幹事長という党内第2位の公的地位に据えてしまえば、小沢グループの重鎮としての言動は抑えて党全体のそれこそ融和のために働かざるを得ない。また輿石も、相当なワルではあるけれども、労組幹部出身者として「機関運営」という文化は身につけていているはずだから、衆人環視の中で幹事長職を利用して小沢グループの利を謀るようなことはしないだろう。この人事を聞いて、さすがの小沢も「野田もなかなかやるじゃないか」と苦笑し、小沢グループ幹部の1人も「これでかえってやりにくくなった」とボヤいたというが、その通りだろう。輿石の補佐役に、野田が日本新党結成に参加して以来の僚友で2歳下の樽床伸二を幹事長代行として貼り付けたのも、なかなか巧みだった。

 それに続く組閣も、まあまあの出来と言えるのではないか。細野剛志=環境・原発担当と平野達男=風向防災の留任は当然、鹿野道彦=農水と自見庄三郎=郵政・金融の留任、それに中川正春=文科の副大臣からの昇格も、また順当。川端達夫=総務は、党幹事長、文科相、議院運営委員長も経験した練達の士で旧民社系だけでなく党内の信頼が厚い。鹿野と共にこの内閣の"重し"となるだろう。意外性があったのは玄葉光一郎=外務、安住淳=財務と、2大枢要ポストを40歳代の中堅実力派であるとはいえこの分野に経験のない2人に委ねたことで、リスキーではあるけれども、古川元久=国家戦略・経済財政、蓮舫=行政刷新・公務員改革、それに細野と合わせて全部で5人の40歳代を配したこの内閣の"若さ"を強調する狙いからのことだろう。

 古川と蓮舫はまさに適材適所で、野田が、没官僚でも反官僚でもない真の"脱官僚"を模索していく上での要となる。特に古川は、かつての経済財政諮問会議を真似て新設される「国家戦略会議(仮称)」のまとめ役として極めて重要で、裏では彼の親分で政策調査会長代行に就く仙谷由人前官房副長官が指南役を務めることになろう。政策面の実質的な軸は、仙谷→前原→古川の直結ラインとなる。

 山岡賢次=国家公安は、輿石のケースと似ていて、小沢側近の大物を1人は閣内に置いておこうということだろう。野田が「全体としては適材適所で、それにいろいろなことを配慮した」と言っているのはその通りで、1に適材適所、2に党内バランスである。

●脱原発はどうなる?

 菅が打ち出した"脱原発"路線はどうなるのか。実は菅も"脱原発"という言葉そのものは口にしておらず(当時の枝野幸男官房長官から「脱原発とは言わないで下さいね」とクギを刺されたので)「原発に依存しない社会」というやや穏健な表現で通しており、その意味では野田もその継承者である。

 2日の記者会見で野田は、用意した冒頭発言では原発をどうするかについて触れなかったが、質問に答えて次のように述べた。

▼原発の新設は現実的に困難だ。

▼寿命が来たものは更新することなく廃炉とする。

▼電力需給はこの冬は何とか乗り越えられると思うが、来年は幾分心配なところがある。再稼働できる原発については、ストレステストなど安全性をしっかりチェックした上で、地元の理解を得て再稼働させたい。

▼現体制の保安院が安全性のチェックをするのでは国民の信頼感が得られないと思うが、(保安院の機能が環境省に移る)来年4月まで対応を待つのでは遅すぎるので、過渡的な中で国民の不安をなくすにはどうするか、原発事故担当相を含めて議論したい。

▼将来的に「脱原子力依存」。自然エネルギーの大々的普及や、省エネ社会を着実に推進する流れの中で、丁寧にエネルギー基本計画を作り上げなければならない。

 第1に、原発新設はしないこと、また寿命が来た原発を更新せずに廃炉とすることを明言したのは評価できる。菅もここまで口にはしなかったのではないか。

 第2に、その上で、何をもって「寿命」とするかが問題で、本論説は基本的に運転開始から30年を超えたものは老朽化の域に入っていて、40年を超えたものは即刻廃止すべきだという立場をとっている。日本の原発の老朽上位20基のリストは本論説6月9日付(INSDER N.572)に掲げているが、最上位3基は40年超、20位の伊方2も運転開始は1982年3月で、間もなく30年を迎えようとしている。仮に30年超はすでに危険と基準を決めれば、少なくともこれら20基の定期点検後の再稼働はなくなる。

 第3に、寿命だけではなく、「地震と津波に弱いかどうか」も再稼働が可能かどうかを判断する重要な問題で、本論説は3月24日付(INSIDER N560)で、WSジャーナルのデータを元に、全世界400以上の稼働中の原発のうち地震危険地帯に設置されていて、なおかつ海岸から1マイル(1.61キロ)未満にあって地震にも津波にも弱い原発は39基だが、そのうち何と9割超の35基が日本にあると指摘している。海岸からの距離だけでなく、米地質調査所とスイス地震局による世界地震被害調査のデータも合わせて、WSジャーナルが「地震高危険(High Activity)区域」とした地域にある原発は24基ある。原発名のみ再録すると、浜岡3・4・5、女川1・2・3、美浜1・2・3、敦賀1・2、大飯1・2・3・4、高浜1・2・3・4、志賀1・2、島根1・2・3で、このうち上記老朽化に含まれるものを除くと15基で、老朽化と合計すると45基である(他にもんじゅ1基)。ということは、例えば浜岡が急遽、津波避けの堤防を作るとか言ってもそれであらゆる想定外の事態に対して安全確保が万全とは到底言えず、そもそも立地そのものが間違っていたとしか言いようがない訳だから、新しい基準を設ければ、これらも再稼働の検討対象から外れるだろう。逆に、再稼働の可能性を問うべきなのは、たった9基しかない。

 もちろんこれは、寿命と特に津波に対する弱さに一定の基準を設けた場合の仮定に基づいているが、野田内閣は政府としてどういう基準で再稼働を検討するのか、世に対して明確にする必要がある。

 第4に、それでもなお野田が、来冬はともかく来夏が心配だから再稼働を進めると言っている背景には、2つのイデオロギー的呪縛があって、1つは、原発と風力や太陽光など再生可能エネルギーとをトレードオフ視して、後者は簡単にはコスト的・技術的に折り合う段階に達しないから、それまでのかなり長い期間は原発を止めるわけにはいかないという、マスコミの大勢も陥っている常識の罠、もう1つは、実はその間を埋める過渡的対策としては、天然ガス・石炭による火力発電の増強が決め手になるのだが、火力増強は二酸化炭素排出の目標達成の障害となるという、これまたマスコミが煽っている常識の罠である。ガス・石炭火力の可能性については、今までも述べてきたし、また近くまとめて論ずるつもりだが、簡単に言って、「温暖化ガスは20年代に当初削減目標に比べて多少増えるかも知れないが、そんなことは何ら問題ではなく、30〜40年代には自然エネルギーの増大によって大幅にカバーされ、さらに50年代に近づくにつれ水素エネルギー社会の到来による二酸化炭素ゼロを達成する可能性が高まる。脱原発を短期的にはガス・石炭火力の増強で補い、その間に中期的には自然エネルギーを増やし、その先の長期的な考え方としては、それらすべてを水素次元で統合する水素エネルギー社会の世界に先駆けた実現を目指す──というのが新内閣が採るべき方向性だと思うが、その点、野田はまだ常識の罠に嵌っている。

 老朽化と津波の危険についての基準を緩くすればするほど、再稼働の原発が増え、朝日新聞が提唱しているように「30年」かかって脱原発を果たすようなことになるが、その場合、まだ原発が稼働している30年間に"第2のフクシマ"が絶対に起きない保証を新しい安全基準に盛り込まなければ地元も国民も納得しない。そんなことは事実上、不可能だから、論理的には、再稼働なしで来夏までに全廃というのが正しい。同じ「脱原発」と言っても、「即」すなわち1年以内から「30年」すなわちほとんど現状維持に近い(私が生きている内には原発は亡くならない!)ものまで、大きな開きがある中で、野田は一体どこに落とし込むつもりなのか。

●小沢一郎のお粗末

 それにしても、今回の小沢一郎は酷かった。

 本論説は1年前の民主党代表選の観察からすでに「小沢は終わった」という判定を下しているので、驚くには当たらないが、まず第1に、党内百数十人とかの最大勢力でありながら、自グループ内にまともな代表選候補者がいない。今に始まったことではないが、如何に彼が人を育てられないか----腰巾着は入れ替わり立ち現れても、自分を乗り越えて次の時代を切り拓くような人材は永遠に出て来ない。

 そこで第2に、政局技術的な手練手管で乗り切ろうとするが、当然にも、失敗する。3日付毎日新聞の岩見隆夫コラム「近聞遠見」によれば、6月の"菅下ろし"騒動の後、小沢はかつての盟友=藤井裕久元財務相、輿石に働きかけて固辞され、次に西岡武夫参議院議長に働きかけたところ、西岡は二つ返事で「命を懸けてやります」と応え、それで小沢は「今度は必ず勝つ。誰を推すかはまだ言えない。これまで名前が挙がっていない人物だよ」と語って上機嫌だったという。

 70歳代後半の長老にばかり狙いをつけたのは、世代交代の歯車を逆転させ、自分が裁判で無罪獲得した後、来年の代表選に出馬する余地を残そうというだけのことだろうが、その歪んだ構想が明らかになると、輿石や鳩山が猛烈に反対、立ち往生した小沢は、自分でも宰相の器とは認めていなかった"泣き虫"海江田支持に踏み切る。踏み切った以上、第1回投票で過半数を得て決めなければ勝ち目はなく、そのために赤松広隆あたりを中心に鹿野グループをはじめ他派への露骨極まりない"引き剥がし工作"を展開したが、それもかえって裏目に出て、結局惨敗した。今度は必ず勝つと言いながら勝てないのが小沢の現実である。どうしてそうなるかと言うと、小沢がもう天下国家が見えていなくて、誰だったら自分の地位保全に有利かという判断基準しか持ち得なくなっているからである。

 第3に、それで仕方なく、「党内融和というが実際を見極めて」とか嫌みをかましていたところへ「輿石幹事長」という野田の抜き打ち脳天斬りで、黙らざるを得なくなった。

 それ以前からすでに小沢グループはバラバラ状態で、この失態でますます彼の求心力は低下するだろう。マスコミは、親小沢vs反小沢が民主党内の主要な座標軸であるかの前提に立って人事のバランスがいいとか論じているが、そのような座標軸そのものが終わったのが今回の代表選だったと言える。▲

 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.the-journal.jp/mt/mt-tb.cgi/8230

コメント (96)

■コメント投稿について編集部からのお願い

《THE JOURNAL》では、今後もこのコミュニティーを維持・発展させていくため、コメント投稿にルールを設けています。

一、コメント欄は匿名掲示板ではありません。投稿は本名(もしくは固定のペンネーム)でお願いします。

一、コメント欄は投書欄ではありません。記事と関係のないコメントや長文(400字以上)のコメントは、内容に関係なく削除する場合があります。

一、コメント欄は噂話を書く場所ではありません。ネット上とはいえ、公的な場である以上、事実関係に誤りがあるコメントは公開できません。情報元のソースはできるだけ開示してください。

一、コメント欄はフラストレーションの発散場所ではありません。感情的な非難や誹謗中傷は受け付けません。なお、最低限のマナーが守られている投稿であれば、記事に批判的なコメントでも削除することはありません。


そのほか、詳細は下記リンクにも掲載していますので、投稿前にご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。
多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。(カエサル)」

原 仙作氏が、(田中良紹氏と同じく)別の現実(の可能性)を
語っていますのでご参考まで。
http://www.geocities.jp/sazanami_tsushin/dc01/situation2/s11091.html

今回の代表選の軸は、「仙谷由人」であったのではないか?

「仙谷 vs 野田・小鳩」

今回の代表選後の人事で、仙谷の「衰退」が露呈した。
菅政権では官房長官に登用されたが、野田政権では政調会長「代行」が精一杯で、冷遇された人事が敢行されたのである。

当初、仙谷は野田を推したものの「大連立・増税」発言で雲行きが怪しくなると、寝返り前原を担ぎ出して選挙前に両者の一本化を図った。
しかし、矜持を刺激された野田は、細川までを引っ張り出し、「挙党一致」を旗印にして小沢・輿石・平野と会談して調整を行った結果、「反仙谷体制」が敷かれたのである。

仙谷と前原は、翻意して投票日直前に「小沢」の元を訪れるが、時すでに遅し。
代表選の結果は、仙谷の「敗北」であったのである。

野田の「矜持と意地」
鳩山の「民主党の堅持」
小沢の「判決までの休戦」

上記の利害が一致した結果、「泣き虫」が担ぎ出されるなどして「演出」された代表選が行われたが、結果として経緯が人事に「反映」された点を見落とすことは出来ない。

国対に就いた平野が調整に奔走した点を考慮すると、この策略が鳩山の東大・スタンフォード卒の頭脳によるものなのか、単なる育ちの良さによるものなのかは分からないが、この「二面性」とオーナーとしてオリジナル民主党を守りたいという感情的な「我欲」が、次の代表選までの「自民党的民主党」を生んだと言えるだろう。

勝者なき代表選の敗者は、「仙谷」ただ一人であったのである。

新聞紙面からは読めぬ経緯である。

高野 様

菅氏側近寺田氏の発言をマスコミが報道しているが、菅氏は内閣不信任案が可決していれば、総辞職の予定であったと述べています。

自民党の一部と小沢氏が画策した倒閣計画はタイミングを得たものであり、当時、菅氏は観念したのではないかと思われます。

菅氏にとって幸いなことは、思想的に多少の違いはあるが、現実生活の基本的な慣習、制度を否定する鳩山氏がバックにいて、菅政権を成立させたし、菅政権の危機的状況にあって、最初から最後まで、支援を惜しまなかったことである。

連立も、救国内閣も、また、民主党の分裂もすべて恐れる鳩山氏の小沢氏に対する背信的行為を(恥ずかしげもなく)繰り返す支援があって、政権維持できたのです。

鳩山氏は、輿石氏の代表選候補を否定するだけでなく、マスコミの前で、幹事長就任も批判していた。多分総理を小沢氏と一緒になって引きずり降ろしを図ったことが、怨念となっているように思えてならない。

菅氏と同じように、鳩山氏の人間としての信頼性の欠如が、今回の代表選で、鳩山グループから離れ、多くの人が鹿野氏の応援に回っってしまった。加わえて鳩山氏が政界を引退すると表明したから小沢鋭仁氏がグループ立ち上げを図ったのであるが、そのことを根に持って、政治家として最悪の海江田氏を候補としてしまった。

以上の状況を総合的に見ていくと、海江田氏の177票は、多すぎる感じがしています。小沢鋭仁氏を候補にしていたならば、きわどい勝負になっていたかもしれない。

本当に勝負をかけるならば、原口氏を選択したのではないか。今回は基盤固めだけであって、野田氏で支持が回復すれば野田氏で進めればよいのであって、ご自身の裁判の結果を待って行動できる体制ができたことで満足しているのではないか。2回目はともかくとして、1回目の投票は、前原氏を何としても避けたい小沢氏グループの票が20~30票野田氏に回ったと見るのが正しい見方でしょう。小沢氏の力が落ちているとか、小沢氏は終わったというのは、見方が少し偏向的ではないかとみています。いずれにしろ、一年後、高野氏の見方の正当性がはっきりするでしょう。

今までの高野の抑えた文章からずいぶんはみ出した内容で、こちらが地かも知れない。ついに本性が出てきたというところだろうが、でも内容はお粗末だと思う。文章は感情で書いてはいけないよ。すぐに読者に伝わる。

小沢さんには確かに好悪はあると思う、しかし、彼も民主党の一員だし彼を慕うグループも最大人数で全ては国民から負託された人々だ、最初から彼ら全員を排除して政治は成り立たないことも確かなはずだ。

小沢さんが終わりかどうかは私には分からない、そうしたことを判定する能力も、そして僭越感もない、そうした判断が一介の個人にできるのだろうか甚だ疑問に思う。

彼の力を削ぐにしても、不正な疑義によって押し込めて、そうした民主主義の根幹に関わる事象に目を瞑り見過ごす、高野本人のジャーナリストとしての生命は終わっている。

色のついた御用評論家にしか過ぎない。

高野孟さん
意欲的なご論説の大局を然て置いて、高野さんがさらりと流された枝葉末節な【蓮舫はまさに適材適所】に焦点を当てて、異論を唱えます。
私の結論は「未だ未熟が過ぎる故に大臣職は尚早」。

彼女は過去2年間事業仕分け看板を背負い、公務員制度改革など一貫して行政刷新という重要分野を担って来た。然し、唯一肝心なその成果たるや惨憺たるものだと。期待を集める政治家であっても、またそんな政治家であるが故に、政治のどぶ板をめくり歩く辛酸の時期が必要だと思う。今のままでは、精々高くて政務官、大サービスで副大臣だろうと。

極めて優れた行政監視手法である「事業仕分け」を実際に実施できたことにも、その手法を「行政事業レビュー(国丸ごと仕分け)」として各省庁の事務プロセスにビルトインし発展させたことにも一片の評価が与えられるべきだが、其れだけだったと思う。
その事業仕分けの結果が、時間の経過の中で埋没ししり抜けになり、あるいは看板を替えただけであるいは最近に至っては同じ看板で同じ事案が復活している。
「事業仕分けがパーフォーマンスだ」という野党の揶揄とは違う視角で評価しても、同じ結論になる。

彼女の政治家としての資質を外野から概観すれば‥:
数年前のTheJournalで彼女が投稿したプレ事業仕分け(16.8兆円の裏付け作業)が上げた成果が数億円~十数億円だった。当時は政府の壁の外からの作業だから限界があったにせよ、余りに視角が低過ぎたのだ。低い資質は自ずから低い視角しか与えないものだと。
また、大臣になって何日の頃からか緊張を喪い、官僚の掌で安易に遊び始めた。各種の答弁の言葉使いに始まり切り口や結論に至るまで完全に「霞が関文学」そのままに堕落した。挙句に、事務所経費問題やVOGUE事件(私には此れら自体は間違いではあるが大きな問題ではない)で心の反省ではなく言葉だけの反省を表した、先の選挙では亭主の立候補を認めた。未熟な傲慢さを持つに至ったのではないかと。

舞台の片隅で枝葉末節な問題に、私見を繰り返せば、
【蓮舫はまさに適材適所】では断じてないと。
草々

かの有名なマスコミ報道からしか判りませんが、普通に考えて切り札は解散総選挙まで取っておくべきでは無いでしょうか。
もし、解散総選挙になっても有力な候補を出せないようでは高野氏の小沢評は正しかった事に成りますけど。

私は組閣人事には興味がないし、「ノーサイド内閣」云々もどうでもよいことだ。ただ「国民にとって何をやろうとしているか」のみに注目している。その意味で野田内閣は菅内閣と何ら変わらないように見える。「原発推進」であり「TPP参加」であり「辺野古移設」であって、何よりも「増税」という点で菅内閣の後継なのだ。
だから当然あるべき菅内閣に関する反省はしていない。
菅直人は発足当初から「消費税増税」を訴えて「大失策」したのである。この大失策は財務省に焚きつけられた結果であり、菅内閣の退陣は財務省にとっては「一敗地にまみれた」ということでもあろう。そこで財務省の「秘蔵っ子」である野田の登場というシナリオである。
従って今後のこの内閣の行方は「増税」対「反増税」という構図で見るべきであろう。
若手の希望の星?らしい安住財務相は、「復興の費用負担を後世に負わせてはいけない」と、財務官僚の台詞をそのままオウム返しに言っている。
何故復興財源を建設国債で賄ってはいけないのか。復興すべき社会インフラは今の世代だけではなく、末永く後世の世代も使うものである。後世の人も負担するのは当然であろう。そして災害で失われた社会インフラは先人が長い時間をかけて築いたものであるから、今の世代がたった5年間で償還しなければならない理由はない。
このような財務省のスピーカーの様な内閣は私は支持しない。

高野孟さん  連投、御免なさい。
高野さんが【何度も述べて来た】菅某への若干の評価と比較することすら野田某に失礼だと思うが、私には野田某の地味だが堅実で的確な視角や手法に期待が高まっています。
然し、其の期待の頭を押さえつけるものがある。窮屈で仕方がない。その押さえつけるものは、野田某の口から、「メディアのクロスライセンス禁止」と「記者クラブの解体」が発せられないこと。

此れらは、既に国家の課題からは消え去っているのかも知れない、殆どの人々の記憶からも消えているのかも知れない。
然し、野田某が本当に堅実で的確ならば、「日本版まやかしの民主主義」の改革に着手することが肝心だと。
「日本版まやかしの民主主義」を造り上げた犯人は、「与えられた民主主義」という歴史にも及ぶのだが、寧ろ現実的には其れらを修正することはおろか逆に其処で醜く肥え太って来た者達と制度を潰し、21世紀の時代感覚に合った新しい健全な者達を当てかつ制度を造ることだと思う。
以上の観点で、私見では「メディアのクロスライセンス禁止」と「記者クラブの解体」を野田某個人への試金石として掲げる次第。

蛇足を付せば、日本の今の困窮した現状は、分野によっては逐次の「改善」も不可欠だが、国家の根幹に巣食う病根に鉈とメスを打ち込む「改革」が不可欠だと思う。
予ての持論である「善き政界再編」も「政官財の世代交代」も以上の脈絡にある。

ああ~、「民主党が大好きだ!」と狭く小さな想いを公言した野田某への期待が凋んで行く‥(笑)。
草々

まず、私は小沢シンパでない。
いち政治家としての能力は、評価している一人です。
メディアの【思想の貧困さ】に嘆いている一人でもある。
さて、世論調査の内容の一部を見ての私見です。
小沢氏の党員資格停止に関して、支持する、しない。
なんともあきれた質問だろう。
何故こうした質問をする必要があるだろう。
新しい政府に対して、こうした質問をすることすら、無礼であることわからないとは・・・。
どうした政策を望むのかなどが主たるもので、まだ何も表明もしていないのに、過去ばかりに捉えて、又政治混乱を望んでいるかのような質問でもある。
小沢氏個人が、政治混乱を招いている元凶であるとの捉え方、そうであろうと植えつけているようなものである。よっぽど恨みつらみがあるのかとさえ、勘ぐってしまう。
過去の政治は、検証しなければならないが、それが政治家個人の検証とはならないし、してはいけないと私は思う。独裁政治体制をとっているならいざ知らず、民主政治では、推進した政策検証であろう。
小泉現象に未だ毒されているのか。
戦時思想の残りかすかもしれない。
熱狂的な指導者待望論が、あの戦争を招いた1つの要因である。
私の私見では、小沢氏は政治と選挙に長けているが、熱狂的な指導者にはなりえない。

<高野様>
こんにちは。ご苦労様です。
さて、私は異常な党運営にやっと終止符が打たれ、ほっとしております。
異常な党運営とは、実力も無い癖に小泉純一郎の手法を真似、党内に抵抗勢力をわざと作って、世間の支持を得ようという姑息な政権が終息したという意味です。
党内の半分を敵に回して、しかも参議院が捩れていてマトモな政権運営ができるはずもありません。本家自民党だって、一時的なカンフル剤に抵抗勢力を位置づけた小泉政権後は、安倍氏が党員資格のない(所謂、抵抗勢力)をもいちど自民党に復活させて凌ごうとしました。
岡田氏は、なんちゃって小泉的党運営の当事者であり、反小沢グループの長島議員ですら「岡田さんへの党内の反発は強い」とテレビで公言する位ですから、始めから主要閣僚での処遇は有り得なかったのです。岡田氏のblogによると「官房長官には一度お誘いがあったが、財務・外務大臣への誘いは無かった」と語っています。
私は野田代表が「怨念」を捨てるとおっしゃっている以上、暫く静観したいと思っています。
高野さん、今更、小沢憎しで始終していては、政権交代の意味を捨てることになりはしないか?
菅政権は終わった。高野さんも早く、怨念を捨てて頂きたい。
因みに蓮舫議員の最も尊敬する政治家は小沢一郎だそうです。

高野氏の投降に多数の意見が述べられていますが、どれも高野氏のレベルを凌ぐものばかりです。政治学者?で飯を食ってる高野氏はここ数年で劣化している。投稿が的を得ていない事が最大の理由だが、主張が一貫しない事が一番の理由である。変節癖が激しいと指摘する御仁もいる。高野氏の投稿に意見を述べる人達のレベルが高いのかも知れませんが、私はそれらの人は利害関係を考えた意見投稿でないから、高野さんは太刀打ち出来なくなっていくのでしょうね。逆に高野さんがこれらの方に逆意見をしたらいいのではないでしょうか。高野投稿に関して私個人は 小沢捏造事件はまともな人なら冤罪で裁判も無罪が確定だと言われている中で尚 いつまでも小沢一郎に何か問題があるような批判と偏向記事を書いてるところに 高野さんに対して支持をしない意見が寄せられていると思います。普通の事を普通に正しく報道することが出来るジャーナリストは殆どいなくなりました。高野さんも残念ながら悪徳とか、糞とか言われる連中の仲間入りしていると思います。顔や目に人間が出てきます。一度鏡など見られては。私も高野さんを評価していた時期有りました。

菅直人前首相に 「 直ちに引きずり下ろさなければならないほどの大失策があった訳ではな 」 い, という政治認識と 「 1年前の民主党代表選の観察からすでに < 小沢は終わった > という判定を下しているので, 驚くには当たらない 」 という小沢一郎氏に対する高野孟氏の人物認識は, 日本に展開されてきた総合的な政治状況の現実認識と, 小沢一郎氏の政治的発言や政治論文等の本質的な把握と認識が, 髙野孟氏には根本的に欠如していて, 視野狭窄で, 狭隘な表層的視点しか取り得ない思想性の欠如に起因している, と言っていい。 まさに週刊誌的ジャーナリストの読み捨て記事の発想である。 読者に訴えてきて, 真面目な思考を促す動力に欠けている。 従って, 論争するポイントがないに等しい。 恐らくお互いに罵倒のやり合いしかできない。 高野孟氏が 「 The Journal 」 の主宰でなかったら, つまり氏の論説が 「 阿修羅 」 の一投稿者のコメントならば, 読者は無視するだろうが, 論説と銘打って書かれている以上, 一応の反論があっても, 当然だ, と言える。 しかし, 編集者はこれまでと同様, 髙野孟氏への批判は掲載しないために, まともな議論にはならないだろう。 平野貞夫氏の論説が掲載されるからと言って, 「 The Journal 」  が正当なブログ ( ? ) であるとは, 言えない。 


高野さん、こんにちは
(いま9月5日pm3:10頃です)

高野さん、内容詰め込みすぎじゃないですか(笑)?
テーマが3つも入ってるんだから、それもそれぞれが重要なことですからね。

①野田さんの人事について
僕も相対的にいいと思ってます。85点。
ただ、高野さんが、法務大臣の平岡さんを触れなかったことは大いに不満です。この検察・司法の問題はいまの民主党の混迷を生んだ最大の問題だと考えています。
江田さんが改善の方向性を示した。平岡さんはそれをさらに、推し進めてくれるでしょう。
誰も最後に行き着くことろがこの司法でしょう。そこが完全に歪んでいた。この江田ー平岡が、今後の日本の司法を変えていくと期待しています。

2.野田さんの原発問題

細野さんが環境と原発の兼任となったことは評価したい。
高野さんのいうように、早い段階で脱原発にいけるのかはまだわかりませんが、菅さんが執念を燃やした「再エネ法」が生きてくることは間違いない。
僕は購読している日経産業などは各企業の自然エネルギーの取り組みがいっぱい出てます。
一部の経団連や電力会社が押さえ込むのはむずかしいだろうと思う。
内需拡大の面から、成長戦略の面から、地域の活性化の面からも自然エネルギーとそれに伴いインフラは大きな経済になることは間違いないことだろう。まだまだ、予断は許さないから、僕らの監視が必要だと思う。

③小沢さんのこと

僕を菅さんシンパだ思っている人は多いだろうけど、僕は小沢さんをかっているひとりなんです。「国連中心主義」とか、選挙のやり方などはすごいなと思うことも多い。
でも、僕の今度の海江田支持にはがっかりしてしまった。
どうして海江田さんなんだ。経産省と一体化した大臣じゃないか。
脱官僚を唱えていた小沢さんのやることじゃなかったという意識は消えない。だから、海江田・前原じゃなくてよかったというのが率直な意見だった。

PS)
野田さんの支持率が60%を超えているのにびっくり。まあ、電話調査のYES・NO調査だから、いつ落っこちるかわからないがけど。
いまのところ、「どじょう内閣」という言葉が聞いたのかもしれない。
これで自民党の即選挙をという作戦もやりにくくなったろう。
ざまみろ!
もうちょっと静かに冷静になって議論して政治をやってもらいたいと思います。

 
 
masaya (2011年9月 5日 11:57)氏
 賛同します。

 投稿はすべて読ませていただいておりますが、現在の時点で masaya氏の視点が 一番的確でしょうね。。。
管直人氏が参院選のマニュフェスト発表の場で 突然消費税増税を口にした。
彼には目論見があったのでしょうが、、 選挙は惨敗。。。
開いた口が塞がらないのを記憶してます。
 復興費用を後世に押し付けてはならない。。 最も質の悪い詭弁です。

 依然として 行財政改革も もろもろ何一つ成果が出ていません。
抵抗が執拗にあるのでしょう。
ならば 消費税増税を受け入れますので、、、
公務員上級職と国会議員の報酬を 半額にしましょう。。。。。
 つもり積もった長年の税金の使い方を 改めない限り、
増税しても、無駄なことは 真理と存じます。
 
 
 高野氏は 小澤一郎氏に対する視点を 変えられる必要性感じます。
 出来ないのなら 小沢氏への論評は 何も産み出さないでしょう。。。
 
 

いかに人柄がよかろうとしたたかであろうと、世間が落ち着いた政治を求めようと、民主党内閣は民主党以上にはなりませんからね。内閣が民主党以上にならないのだから、当然総理だけが突出することもなかろうと思います。
したがって、そう大きな期待はしておりませんし、新総理もまた期待を抱かせるようなことは言っておられません。この時期の内閣としては、極めて当たり前のことを述べてるだけで、はっきり言って何のために代表選やったんだ? という ??? だらけの思いです。

小沢さんには、辛辣ですね。

”人が育っていない。”とか”育てる能力がない。”というご意見ですがこれは、小沢Gに限らず民主党全体いや自民党をはじめ政界全体が同じで、頭打ちの状態です。
しかし、有能な人物は散見されますので、彼らにいかにして活躍の場・経験の場を与えるのかが人材育成のポイントだと思います。

これは簡単な事です、政権を安定させさえすれば人は集まります。野党でも同じです。政権を目指せるだけの組織力を持った政党には人材が集まります。

私は、政権を安定させるという意味では今回の組閣・執行部の編成はまずまずの出来だと思います。

今の議員は、磨かれる場さえ与えて貰えないと言うのが現実でしょう。現場で磨かれて玉に変わるのだと思います。しかし、素養の全く無い人にいきなり財務大臣のような重要閣僚の席を与えても磨かれずに擂り潰されるだけでしょう。それくらいの見極めはあってしかるべきだと思いますけど。

失礼だが高野さんをはじめ、小沢さんを批判する人達はみな小沢Gが持つ数の力を避難されるが、何故、党員資格を停止された無役の男が潰されることなく未だに政界最大のグループとして存在できるのかは語ろうとはしない。貴方達の言葉は、そんな小沢さんへのジェラシーとしか思えない。

何故彼の下に人が集まるのか?簡単だ、小沢さんには政権の匂いがするからだ。政界のリーダーと目される人達の中で、自らの明確な政権構想を携え存在する唯一の人物だからでしょう。彼以外は流れに身を任せているだけの存在でしかない。
彼は愚直なまでに流れに逆らい王道を歩んでいる。王道を歩めば時間がかかるのは仕方が無い。

新内閣については、一部で経験不足を理由に若手の大臣が懸念されています。ところが、本当に不安なのは、お年寄り達の方。(防衛大臣が早速やらかしちゃったそうですね) 小沢氏が後継を育てなかった、或いは育てられなかったのは衆目の認めるところでしょうが、それだけではなく、民主党のお年寄り議員ほぼ全員が、劣化著しいという事のようです。野田首相は暴力団関係者や朝鮮人からの献金をしっかり説明できるだろうか?暴力団と賭けゴルフをしていた横峯氏をいつ辞職させるのか、どう手腕を発揮するのか楽しみでしかたありません。まさか、すっとぼけたりはしませんよね。

先に投稿した高野論説へのコメントは少し表現がきつかったのか没になりましたので、和らげて再投稿いたします。
shigeru ishida | 2011年9月 5日 08:26様が私の読後感を最も的確に表現されていますが、よくこれで検閲に通ったものと正直驚いています。
でも高野論説の中で、私にとってありがたかったのは
>>3日付毎日新聞の岩見隆夫コラム「近聞遠見」によれば、6月の"菅下ろし"騒動の後、小沢はかつての盟友=藤井裕久元財務相、輿石に働きかけて固辞され、次に西岡武夫参議院議長に働きかけたところ、西岡は二つ返事で「命を懸けてやります」と応え、<<
という部分です。2年前の政権交代を果たした時の藤井裕久氏の党公認の経緯とその後の藤井氏の小沢氏に対する言行を見ていれば、真摯に小沢氏を支持する者にとって小沢氏が藤井氏を推すことなどとても考えられないわけです。
私もどこかで小沢氏が藤井氏に立候補を打診したという情報を目にし、この情報の出所はどこか知りたかったわけですが、岩見隆夫氏とわかり、納得がいきました。
皆さん、本当に小沢氏排除に一生懸命なのですね。
編集操作されたテレビ情報や新聞の見出ししか見ていない大多数の国民はこんな情報を流されたら「そんな馬鹿な!」とは思わずに、高野さんがおっしゃっているように小沢氏を「政局技術的な手練手管で乗り切ろうとする。」権力亡者と受け取るのでしょうね。
高野論説を読んで「情報操作」の現実を計らずも見た気が致します。

水素社会の実現を目指す;;には感動しました。

ところで田中康夫がかかわっている 日本を根っこから変える保守の会 はネーミングが失敗しているとおもう、日本を根っこから変える故郷の会 と言う名にしてくれないかなー 理解が誤解で曇る。 

 
 
masaya (2011年9月 5日 11:57)氏
 賛同します。

 投稿はすべて読ませていただいておりますが、現在の時点で masaya氏の視点が 一番的確でしょうね。。。
管直人氏が参院選のマニュフェスト発表の場で 突然消費税増税を口にした。
彼には目論見があったのでしょうが、、 選挙は惨敗。。。
開いた口が塞がらないのを記憶してます。
 復興費用を後世に押し付けてはならない。。 最も質の悪い詭弁です。

 依然として 行財政改革も もろもろ何一つ成果が出ていません。
抵抗が執拗にあるのでしょう。
ならば 消費税増税を受け入れますので、、、
公務員上級職と国会議員の報酬を 半額にしましょう。。。。。
 つもり積もった長年の税金の使い方を 改めない限り、
増税しても、無駄なことは 真理と存じます。
 
 

高野さんの野田政権に関する見解は、おおむね妥当であり、私には、納得できるものである。

特に幹事長人事については、私も思わずうなってしまったが、見事な人選であったと思う。
この幹事長人事への評価とそれに続く「小沢一郎のお粗末」の分析は、表裏一体となったものであり、このジャーナルに集う小沢信者の方々は、認めたくないであろうし、予想通り反発しているが、高野氏の記述の正しさは、恐らく1年後くらいの政界状況で証明されると思う。

輿石氏は、時とともに小沢氏から離れ、非小沢のスタンス、あるいは小沢氏と闘う立場に立つかもしれない。

ただ、内閣の評価については、褒めすぎであろう。
女性大臣ふたりは、明らかに能力不足であるし、防衛大臣、法務大臣は不適格。
防衛大臣には、どうして長島氏を任命しなかったのか理解できない。

財務、外務の若手ふたりも未経験のため、官僚に手取り足取り指導され、頭が上がらなくなるのが目に見えるようである。

野田氏は、菅とは正反対で、プライドを捨てかっこ悪い男、さえない中年太りの男をたくみに演じる能力に長けているようなので、純朴な日本人は、相当、長期間だまされつづけるであろうから、その意味では、外見と異なり有能でしたたかな政治家なのであろう。

高野さん、永田町の情報取れていないんですね。これじゃ作文ですよ。既成の新聞、TV、知人の古参ジャーナリストのカビの生えた情報だけなら、高野さんの分析は正しいでしょうね。岩見さんあたりですか?しかし、世間様にミスリードするのは、いささかいただけないんじゃないでしょうか?ジャーナリストという肩書きがあるのならね。ネームバリューで乗り切っているようですが。情報取れないのなら、嘘は書かないほうがいいですよ。

旁葉 烏 さん
おひさしぶりです。以前竹島問題について、小沢さんは発言しないのか、と書かれていましたね。私は、民主党に蔓延している在日韓国人からの献金問題は、内政倫理ではなく、外交問題であると考えています。田母神さんもおっしゃっていますよね。民主党は若い政党ですし、リベラルのスタンスを取ってきていますから、あからさまに竹島や献金問題で外交に触ることはできないと思います。対韓朝鮮問題は早急にはせず、じわじわと絡めてで行くしかないと思います。菅前首相の捜査のニュースが本日サンケイに書かれていました。この問題は国益と外交がからみますから、自民党との共闘の上、真相究明が先になると思います。

Masayaさん | 2011年9月 5日 11:57
【社会インフラは今の世代だけではなく、‥後世の人も負担するのは当然‥5年間で償還‥理由はない】
余のご見解は兎も角、此の点については全く同感です。

日本財政の過重債務の原因は、自民党政権時代の規範の崩れた族議員や官僚や跋扈と土木業界の部分最適の欲望など様々あるが、
カネに関する金融常識でいえば「耐用年数や減価償却を含めた長期資金の資金繰りの観念が皆無」だったと。資金繰りの破綻の主原因の一つはALMが排除している「短期調達、長期運用(脚違い)」(※注)であって、「頭が良いだけの財務官僚」も「カネが好きなだけの無知な政治家達」も全くこのような理知を知りもしない(または、知らない振りをして組織に迎合している)。嘆かわしいことです。

(※注)
一般の個人や事業者が長期の資金繰りに行き詰まる原因の多くも、この脚違いが災いしている。
財政が元気溌剌とした時代はこのルールを逸脱しても支障はないだが、今のように破綻の淵にある財政が重要なルールを冒して仕舞っては危機は一層募るばかりだと。まあ、国債を購入している投資家もこの脚違いの怖さを認識しないことが、財政危機の大きさを覆い隠している背景の一つなのですが。理屈が勝った外資が入って来るとこういう訳には行かない。
草々

 
 
 「 拾い読み 」
 高野氏が主宰する“ジャーナル” 不思議な「フィールド」ですね。
オーナーが 小沢氏批判なのに対し、投稿者は小沢氏を評価するものが多い。。

「政治家とは 育てて、活躍の機会を与えられる。」
 そんな存在なんでしょうかネ。。。
 政治とは あくまで民主主義手続きに則った、革命闘争だと理解してきましたが、、、、、。
 特に 世代間においては、“親”を完全否定する勢力が どれだけしっかりしているかが、次の社会の発展を予見するもんだと 感じてきました。
そんな中で 未熟な表出として 学生による紛争もあったように理解してます。

 歴史的にも 経済界には一つの現象が見受けられます。
「新興企業に 一流大卒の者が入社しだすと 経営が傾く。」
石炭産業・造船・鉄鋼・ダイエー・・・・・。
企業の最盛期は 創業から30年とされてきました。


 政治家とは 教育し・育み・チャンスまで与えられて 一人前になるような存在ではないという見地に立てば、、、
小沢一郎氏の下に、1989年に 47歳で自民党幹事長に就任以来、現在まで 20数年にわたって、去ってゆく方も多い中、次々に集う者が あらわれ続けるのか。
例えば、去って行った方に それなりに大成された政治家 おられるのですか。。。。。


“議会は踊る されど 「国民が求める政治」は 進まない。”
野田佳彦首相は 素性はど~であれ、
民主党内が ゴタゴタしてる時期ではない。 という認識。。
党内を形だけでも整え、野党&官僚の協力も得て、、、、
東日本復興に 全神経を注ぎ込むなら、普通の現実が見えてる まっとうな政治家です。。
 
 

<人事を見てみよう>
高野様、大臣人事ではなく、副大臣、党、常任委員会委員長の人事を見れば、どの勢力が力をつけ、どの勢力が衰退しているかは、明らかでしょう。
党の予算・人事・公認権を握る幹事長室は、輿石さん、樽床さん、鈴木克昌さん、樋高剛さんです。
文科は、森ゆうこさん、奥村展三さんです。外務は山口壮さん、内閣府には中塚一宏さん、国対は平野博文さん・松本剛明さん
・・・。
常任委員会委員長は外務田中真紀子さん、防衛委員長は東祥三さん総務委員長は原口一博さんです。
従って、小沢グループは捩れ解消に向けて幹事長・国対が動き、最近何かと上手くいっていない防衛・外交に力を注げる体制になったのです。
後進が育てられる環境が漸く整いました。また、今後はボトムアップで党の了承がなければ政策は通らなくなりました。
小沢さんは即座に一新会・北辰会・参議院小沢Gを大同団結し全小沢グループを結成。
「これからは政策集団としてどんどん政府に要求してゆこう」と語っています。海江田氏を担ぎ、立派に票を出して借りは返せました。やっと、鳩山さんへの遠慮を捨てて、政策に口出しできることになったのです。
予断は許さないけれど、私は「小沢無罪想定人事」だと考えています。
一方、菅前総理・岡田前幹事長・鳩山元総理・江田前法務大臣・藤井元財務大臣は一丁あがり、隠居ポジションの最高幹部に閉じ込められました。
「政治と金の問題、不条理を正す」としていたクリーン菅は、ついに検察が捜査に着手しました。
つまり「小沢は終わった」ではなく、トロイカの内、唯一生き残り意気軒昂なのです。
高野さん、一気に方向転換は難しいでしょうが、そろそろお考えになった方がよろしいかと・・・。

天木直人ブログ(9月6日付)「米国に日本の内部情報をすべて伝えていた売国奴前原誠司」には有り得ることとは認識していたが、ここまで売国奴的人物とはね。

新聞、テレビのマスメディアはこんな人物が日本の首相候補ナンバーワンと情報操作して世論を操ろうとしてきたが、如何に日本のマスメディアは米国隷属官僚に操られ、かつ札束で米国の言われるがままになり、売国奴報道に加担しているかがわかろうというものだ。前原が首相にならなかったことが、せめてもの救いだ。

引用始
http://www.amakiblog.com/archives/2011/09/06/#002022

米国に日本の内部情報をすべて伝えていた売国奴前原誠司

やはりウィリークスが公開に踏み切った米外交公電は凄かった。
 日本のメディアがもったいぶってスクープ記事を書いてみたりするが、
そんな記事が吹っ飛ぶほどの情報の宝の山だ。
 これから時間がたつにつれて、様々な者が、暇に任せて、あるいは好奇心で、さらには日本の政治家や官僚たちの売国振りを追及する目的で、ウィキリークスが公開した驚くべき情報を、どんどんと流すだろう。
 ネット上でながれ私のところに届いた一つの米外交公電を紹介したい。
 すでにネット上で流されている情報の中で私が興味をもって詠んだ一つの要旨を私の仮訳でこのメルマガで紹介したい。
 それは2010年2月8日に在日米国大使館から国務省に宛てられた公電だ。
 2010年2月2日、当時沖縄担当相を兼務していた前原国土交通大臣がキャンベル国務次官補やグレッグソン国防次官補に話した内容が報告されている。
 その内容は驚愕的だ。
 普天間移設問題については北沢防衛大臣が決定権の鍵を握っている、なぜならば普天間の安保上の重要性を判断できる専門知識を持っているのは防衛省だけであるからだ。
 民主党と連立を組む政党(すなわち社民党や国民新党)には拒否権は持たせない。
 小沢一郎は相手によって発言を変えるから気をつけろ、米国と話す時は普天間移転を強力に支持する(振りを)するかもしれない。
 これらは前原大臣の発言の数々だ。
 日本の政権の中枢にいる国務大臣がここまであからさまに日本政府の内情を語る。
 これを称して売国奴というのではないか。
 このような男が一歩間違えばこの国の首相になっていたかもしれないのだ。
 いつか日本の首相になるのかも知れないのだ。
 ウィキリークスが公開した情報は凄い。
 なにしろあらゆる発言が実名入りで述べられているのだ。
 そのすべてが日本国民の広く知るところとなれば、さすがの日本国民も覚醒するかもしれない。
 朝日新聞などの日本のメディアのいかさまが暴露される。
日本のメディアもまた面目を失うことになる。
 ウィキリークス情報が日本に革命をもたらすかもしれない。
引用終

高野さんは、何を見ているのだろうか。
野田の人事とエネルギー問題の未来図、そして小沢への落胆。
結構なことだ。
松下政経塾のように、野田内閣は行政手腕を磨く「学校」であればよいとでも言う事だろうか。
福島は置いておいて、他の原発を停止させればよろしいと、その後は夢の燃料「水素」への期待で、エネルギー問題は解決。
小沢一郎は、もう終わりだからどうでもよいとしながらも、あまりみんなが騒ぐから、
「ほら、終わってるでしょ」。
こんな内容なら、あえて小沢に触れる事もないのに。

福島を止める事が、今の日本の第一命題じゃないのですか。
旧ソ連のように、銃で脅かして兵隊に封鎖工事をさせる事は、日本では出来ません。
冷却が上手くいって、原子炉の温度が下がったと云ってますが、燃料棒のなれの果ての塊がどこに有るのかもはっきりしないのに。
本当に、冷却は旨く行ってるのですか。誰か見てきたのですか。
一部に言われているように、
地中に沈降中なんて事にはなっていないのでしょうか。
そんな事は、秘中の秘で、国民にさらす事じゃないから、野田の姿勢で十分なのですか。
福島原発の処理と、福島県民の居住の問題は、どこに行くのでしょうか。
老朽化した原発を「即」止めていれば、良し良しですか。

高野さんは、野田氏は、
アメリカの雇用の停滞と、住宅価格の推移を見てないんでしょうか。
ヨーロッパの銀行問題と、ユーロの混乱を見ていないのでしょうか。
いづれの件も、日本の馬鹿マスゴミは何も報道しませんが、高野さんや首相まで勤めるような経済通の野田氏は見ているのでしょうね。
これらの問題の根は馬鹿みたいに深く、
グリーンスパンのとったごまかしばくち経済政策からたどる事も出来る大問題です。
それに輪をかけてどうしようもないバーナンキの暢気なヘリコプター大作戦も、今やお手上げ。

このジャーナルがオープンした時から色々書かせていただきましたが、
世界経済は、今、綱渡りというか、土壇場というか、なんとも形容しがたい危機的状況にひんしています。
そこで、このしょうも無い内閣は、何をとち狂った人事がなされたのでしょうか。

こんな人事を以って、一定の評価がなされている。

なんともやりきれない事です。
日本丸は、どこに行ってしまうのでしょうか。
欧米の混乱に巻き込まれてしまうのでしょうか。
原発の垂れ流しへの賠償で、四苦八苦しなければならないのでしょうか。

この論説に対する捉え方が、親小沢、反小沢、或いは中間派によって異なるように見えて実は、人夫々の見識の違いがスタンスになって現れているように思える。少なくとも、”親小沢G”の感情論などどこにも見当たらない。

沈着冷静を標榜する論説委員が、感情のままに書いているとも思えない。ただ、その目には、物事のミナモしか映っていないように見えるのは気の所為であろうか・・そうだとするなら、この先、何年経とうがこの論説が正しく評価をされるということなどあり得まい。

論説委員が、底流で起きていることを問題提起するなら、その鋭い観察眼が冴え渡ると思うと残念至極である。

高野 様
小生、このThe Journalを毎日閲覧する癖が着いたのは、高野様の、小沢は、代表を辞めるなと云う論評を書かれた頃でした。小生の小沢一郎観は、自民党の幹事長の頃のものから未だに変わっていません。だから、高野様も見方の変遷が見えてまいります。いや本当の見方が表に出て来た、そう思うと高野様もTVのコメンテーターとして出演要請されるのは、やはりテレビ側の顔なのでしょうか。しかし、ここに投稿される多くの方は、皆、ご自分のスタンスを持たれており、皆それが変わらぬ、グレードの高い意見が得られる。だから未だに、小生も投稿させて頂いている貴重な掲示板だと思う。高野様が、管前総理を評価し、レンホウ氏を評価し、小沢氏を痛烈に批判する。しかし一体、何がそうさせるのか述べられていない。小沢氏の党員資格停止に固辞するのは何故なのか?推定無罪を基本とする法律、政治家が護らな蹴ればならない事、又マスコミが守らなければいけない事、検察の不起訴は全てでは無いのか?何故検察審査会の強制起訴を避難しないの?、その実態さえ、党が行政を、政治主導と言っているなら、法務大臣を初め、何故実態を国民に、疑惑の状態から、何も調査しないのだろうか。法務委員会の中で、民主党の委員さえもが、国民の調査請願に反対しする。何処を向いて政治をしているのか、これでは国民無視です。国民の知る権利、真実を知る権利を無視して政治家の存在価値は無い。政、管、報道の癒着こそが、それを捻じ曲げているとしか思えません。そんな事実を無視せずに高野様のジャーナリズム精神を期待していましたが。。。。

高野さん、こんにちは。

たいへん勉強になりました。

脱原発を一刻もはやく実現してほしいと私は強く願っています。

近く、大規模な脱原発のデモが行われる模様です。911と919です。

私は両方とも参加し、脱原発の声をあげるつもりです。
市民がやるべきことをひたすら行っていくよりほかないとの思いでいます。

[ em5467-2こと恵美 ] さん

言うだけ無駄ではないでしょうかね。 思想性の包容力が欠如している人間は, 期待しても, 伸びません。 内面的な弁証法がなされないために, 発展性がなく, 行き詰まって, あとは誤魔化すしかないからです。 あなたの見るとおり, 新内閣には, 人事面に進展が出てきました。 その点だけでも, 新内閣には, 動きが感じられます。 小沢一郎氏が鳩山由紀夫氏に可能な限りの礼を尽くしましたから, 今後は最早鳩山由紀夫氏を無視して, 独自の進路を取って, 突き進んでも構わないでしょう。 民主党はそれこそ弁証法的に発展過程を取りそうな気配ですね。 大いに見守りたいと思います。   

高野さまへ

>何度も述べて来たように、
菅直人前首相の
人格・資質・能力には大いに
問題ありとしても、
直ちに引きずり下ろさなければ
ならないほどの大失策が
あった訳ではなく、、、。

う~ん、敬愛なる高野先生。

この国難のときに、人格、素質、能力に
大いに問題のある首相というのは、
非常に問題だと思います。

「日本人の強みとは何ぞや~」と
考えた場合、やはり和の原理を
パックボーンとした一つの目標に
向かうときの驚異的な団結力だと思います。

その団結力を発揮する上で、
リーダーが責任は取らない、
失敗は他人に擦り付ける、
しかし手柄は自分のもの、

何も決断できない、
何も進めれないでは
大失態もあろうはずがありませんし、
物事は何も進みません。

つまり、この国難のときに、
失点を極端に恐れ、
決断できず、責任を放棄していると
いうことではないでしょうか。

これでは何も進みません。

もし、能力がなくても、
その能力がないことを悟り、
能力がある仲間に任せるということが
できなかったのでしょうか。

60歳を超えても、
自分の限界も悟れず、
ただパフォーマンスのみで
乗り切ろうとする。

そんな人が、この大震災のときに
日本の最高責任者であること自体、
大災害です。

「大失策がない」からぎりぎり合格点、、、
まったくおかしな話。

責任を取る覚悟のない総理。

言葉に真実味がない総理。

テレビに写る自分のみに興味がある総理。

そんな菅さんに飽き飽きした国民は、
誠実さを求めているのでは
ないでしょうか。

 
 
良心派( 2011年9月 6日 20:16)氏
> 思想性の包容力が欠如している人間は, 期待しても, 伸びません。 内面的な弁証法がなされないために, 発展性がなく, 行き詰まって, あとは誤魔化すしかないからです。
> 民主党はそれこそ弁証法的に発展過程を取りそうな気配ですね。

弁証法・弁証法的????
em5467-2こと恵美氏のコメントに比すれば、良心派氏の言い回しの方が ど~にでも解釈出来る 誤魔化しと 見られますが。。。。。
 
 
 
 

> 情報取れないのなら、嘘は書かないほうがいいですよ。
投稿者: 堀口雪文 | 2011年9月 6日 10:22 氏  
> 対韓朝鮮問題は早急にはせず、じわじわと絡めてで行くしかないと思います。

 最近の ザ、ジャーナル投稿の中で 看過できかねる表現です。
“嘘”って どのように定義されるのか?
“じわじわと絡めてで行くしかない” って、永遠に付きあってゆく 隣接国に対して、ど~なんでしょうね?
「戦後最大の思想家」と呼ばれている吉本 隆明氏が 可哀そうでなりませんよ!
 
 

野田体制については、「党内融和」という一点に絞ってみれば、一貫性があり満点がつけられるが、結果としては「党重視・内閣軽視」という矛盾を内包することになった。政策意思決定機関として、政策調査会の権限を確立し、前原会長・仙谷代表代行を任命した点は、評価できる。そのために官僚は、大臣・副大臣を落としても、党政調に赴いて説得に成功しなければ、政権をコントロールできないことになった。つまり野田氏は、官僚との対決の場を、党政調(党税調を含む)の場にしたことによって、菅政権の「内閣主導」から「党主導」に切り替えて、「政治主導」を実現しようとしたのである。             

ここでの問題は、内閣(大臣)の力量が低下すると、国会における議論の場が低調となり、形骸化されるという自民党政権時代と同じ矛盾が出て来るのである。           
こうしてみると、長年にわたって機能してきた自民党の政権運営のノウハウを、全面的に採用して、政権運営に行き詰った政権・与党としての民主党の立場をしっかり確立しようということのようだ。  

震災復興対策の遅滞にしても、「政(政党)・官(官僚)・業(業界)」の一体的運用ということがなければ、解決できない以上、自民党的手法を取る以外に解決できないことが痛感されたということなのだろう。ただ民主党の支持基盤が、自民党とは異なっており、業(業界)の分野の違いによる影響力の違いが、政策意思決定の方向性を変更することになろう。       
この野田体制が成功するならば、自民党はその存在意義を全く失ってしまうに違いない。

管前内閣の中枢で財務大臣の野田氏が新首相になり内閣や党の支持率が急上昇との報道。どじょう内閣とか苦労話とかで解説してる報道機関の在り様だが果たしてそれで良いのか。野田氏の財務大臣時代の実情、実績を対比させ解説すべき。蓮舫大臣にしても行革の大臣として仕訳で名は得ったけど、ゾンビの様に復活の山。テレビの視聴率と切り口で人気は出ても何の役目もしていないのと一緒。我々営業職の売って回収して始めて販売となる基本と同じ道理。朝霞市の公務員住宅の作業停止命令が出来るかお手並み拝見したい

大半がこの論説に批判的である事を高野さんはどう思われているのでしょうか?是非高野さんの反論を聞きたい。以前はコメントに返答されていた記憶がありますので、きっと読まれているはずですね。
さて、私の意見も大半のコメントと全く同じです。私が今の日本が何かおかしいと思いながら、それを確信できたのはこのジャーナルでした。その時の高野さんの論説はまさに目から鱗で、当時はバイブルのような存在でした。
しかし、菅政権の前後からの高野さんの論説には違和感を感じる様になり、最近のそれは目を覆いたくなる程になり、本当に悲しくなります。私は小沢支持ですが、その思いが強ければ強い程、否定的なものには強い拒否感を感じます。それは当然だと思いますが、高野さんの論説は、それが単に菅支持と入れ替わっているだけの様に感じます。自分の都合の良い情報を拾い集めて自分の正統性を必死に述べているとしか読者には映らない。
私達のレベルでは、それで仕方ないのでしょうが、それではジャーナリストの名が廃るのではないですか。
ぜひ、以前の様な論理的で深慮深い解説を期待したいと思います。
そこで最後にニつだけぜひ、答えて欲しい事を質問します。高野さんは、小沢の言う「明治以来の革命的改革」を今でもやらなければならないと強く思われていますか?そしてそれを実現するためには強い強いリーダーが必要だと言う事は異論ないと思いますが、それは誰だと思っていますか?

岩見さんこそが終わっていると常々感じていますが・・

もうとっくに引退しても良いのに小沢叩きのためだけに駆り出されて来るというか小沢のおかげで飯にありつけてる長老の方が他にも何名かいますが、そろそろいいんじゃないかなと思いながら冷めた目で見てますよ。

まだ、本番じゃない、これからだと思います。

「地味でしたたか」なのは、結構なことだ。
日本人好みな形容で、
実際にも地味でしたたかなら、国民にとっても大変に幸せなことだ。

そこで、
安住とか云う日本人好みのしたたかな財務大臣は、「円高への危機感をG7各国に共有していただくのだと云う。
この男は、ユーロについて何か見ているのだろうか。
何か聞いているのだろうか。
ギリシャ国債の利回りがどうなっているのか、知っているのだろうか。スペインは・・・。
それとも、本当に何も知らない
のだろうか。
いまどき日本国の為替問題を貿易問題を、世界の問題として共有してくれと、一体どこの誰に問い聞かせるつもりなのだろうか。
皆、お尻に火が付いているのだ。
「ギリシャに金を入れてくれ」と言われちゃったら、どうするのだろう。

安住淳
なんだかんだで財務大臣にまで登ってきた。
本当に、したたかな方である。

高野さんはなかなかの策士なのでは。
単に、「小沢はもう古いから終わり」というステートメントは、少し考えれば、論評にすらなっていないというのは明白でしょう。敢えてそういうことを書くのは、そこに何らかの意味を勘ぐる誘惑にかられます。まあ、何の意味も無くそのまんま、というのでしたら、それはそれで放っておけばいいのでしょうが。
(高野さんのおかげで、コメント欄が熱くなっていますが、熱くなるなり方がやはりjournalらしいですね。)
かく言う私は野田さんの組閣には全く興味はありません。
それにしても菅さんは、最後まで自分の名前をちゃんと書いてもらえない(菅)でかわいそうですね。仙谷(仙石)さんもおなじですが。

元株や 様

>本当に、したたかな方である。

こんな男(ドジョウも含めて)がしたたかに見えるのは、相対する極度の惚け者の存在あってこそですが、何故か、そこが浮き彫りにならない社会の摩訶不思議を、元株や様のような方に是非とも語っていただきたいのです。マジで


野田氏のしたたかさは、代表選出の翌日・30日に輿石幹事長・前原政調会長を打ち出して「党内融和ムード」を醸し出し、その状況を確認した上で9月2日に閣僚人事を完了させ、内閣の認証式を終えた9月3日、仙谷氏に政調会長代行を打ち出した点にある。それも政調会長代行に予定されていたのは城島前政調会長代理を幹事長代理に変更しての、仙谷政調会長代行の抜擢であった。これが8月30日の時点で前原政調会長・仙谷代行を打ち出していたなら、小沢Gの反応も違っていたはずだ。

 つまり野田流・挙党体制人事は、輿石幹事長の大抜擢(8月30日)に始まり、9月2日の野田内閣の成立で確立したのではなく、9月3日の仙谷政調会長代行の抜擢人事をもって確立したのである。

 ここで見られる野田氏の政治家としての実力は、野田氏が「人間通」であるということであろう。この「人間通」としての野田氏の実力が、公明党との連携に成功すれば、安定感のある政権運営を実現できるのではないか。その可能性は充分にある。 

 弱点があるとすれば、現内閣の閣僚の実力が試される国会での議論の場を、如何に乗り切ることができるかということであろう。国会の代表質問の場において、あまりにもお粗末な答弁しかできないような閣僚たちばかりであるならば、政権を揺るがしかねないものと危惧されるのである。普天間問題を抱える外交問題の玄葉外務大臣、安全保障問題の一川防衛大臣、円高・デフレ問題を抱える安住財務大臣、TPP問題をかかえる鉢呂経産大臣などの重要閣僚が、どこまで国会での議論を乗り切れるか、そこが野田政権の試金石となろう。

 野田体制は、「党重視・内閣軽視」の矛盾を内包していることはすでに指摘したが、それは同時に「党重視・国会軽視」という矛盾を内包しているのである。

政権交代が起こり二年が経過したが、自民党時代から「交代」した政策は、ほぼ無いに等しい。平成22・23年度の特別会計予算が如実に語っている。

あらためるまでもないが、政権交代を経験した国民は、民主党の政権公約である「特別会計の積立金と政府保有資産の見直し」が実行されなければ、自身の将来不安が解消されない点を実感した。
しかし、政治家に依存して「自立心」を持ち合わせていない国民が大半を占める現状では、地元議員に上記施策の実施を訴えることも無く、ただ時間が過ぎるばかりである。

マスメディアが陳腐化している今、真のジャーナリストの登場を期待するが、残念ながら目先を生きている者ばかりのようで保身に懸命なご様子だ。
このような時代だからこそ、真の政治を見極める鋭い国民の千里眼やその視線に耐えうる政治家の思慮深い理念が強く求められるが、牽引役のジャーナリズムに道を阻まれているためか、世に伝わることがなく「公平な社会」の実現が阻害されている。

このような背景において、国民は「政治家は国民から使われる存在である」という基本的な認識を持って政治に関与する必要がある。
民主主義を自らの手で勝ち取った歴史を持たないこの国において、御上に「使われる」国民の多さに閉口するが、この点を心得なければ、この国は変わらない。

この国の将来における最たる問題点を一つ挙げると、それは「人口減少」に他ならない。全ての問題の起源がここにあり、20年後に「2割」、40年後には「4割」もの日本人がこの国から消える。
そして、生産年齢人口の減少から税収はそれ以上に減り、社会保障費は反比例して増え続ける。経済においても、内需が縮小して雇用も減少し、国民経済の格差はさらに拡大して貧困層が爆発的に増大する。

このような今後について、諸外国はどのように日本を分析しているのであろうか?
少なくとも、列強の分析官僚は、日本に繁栄の可能性などを見出すはずもなく、如何にして自国の国益にとり有利な環境を作り出そうかと施策を練っているはずである。

国民は、今や「政局」や「自然エネルギー」といったミクロな視点で議論している場合ではない。政治家やジャーナリストも然りである。

あと二年間で、民主党には冒頭の政策を実現する能力があるのか?
実現可能な政治家は誰なのか?
日本の行く末を案じた時、憲法・外交・安全保障・資源エネルギーを包括的に再考する必要がある。
そして、国民は「主観的」ではなく「客観的」な判断を下し、先の環境に対応せねばなるまい。今の世代からは想像を絶する劣悪な時代を子や孫に託すというのか?

国民が政権交代時に期待した政策は、行財政改革なき増税ではない。国民から高い期待支持率を得た野田政権は、永田町や霞が関の町益ではなく、将来の国益を最優先した政策を実行する責任がある。

「増税するための政権交代だった」などと国民を失望させぬよう、民主党は再度認識を改め、国民も「受動的」ではなく「能動的」な行動で政治に関与せよ。

もう国民には、民主党以上に時間が無いのである。

 政権交代を成し遂げようとしていた時、国民に真の意味で支持されていた小沢氏に対する、特捜検察やマスメディアの「社会的抹殺」行動の検証が、やったときの行動と同じぐらいの規模で、つまり、新聞一面や、数日間の各テレビチャンネルのトップニュースで扱うなどの規模で、なされないかぎり、首相が、野田になろうがどじょうになろうが、あまり変わりがない気がする。
 旧満州国で、官僚のさらに下に、溥儀が立てられたようなものにしかみえない。日本では、一応、表面的には、ポル・ポト政権みたいな、知識人虐殺は行なわれないが、実質的には、微罪で検察に上げられ、マスコミが、センセーショナルな報道で追い討ちをかけられたり、コメンテーター枠から下ろされたり、番組が改変されたりといったことがあり、影響力がそがれていく。だから、田原総一郎や、高野さんが、小宮悦子になったような、同じような流れが、小沢から、鳩山、菅、野田というのは、政治の中でもおきているということだけではないか。

太郎さん

私のコメントに批判をくださいましたので, 礼儀上お答えします。 編集者殿はボツにしないようお願いします。 ボツにされたので, 再度投稿します。 

「 内面的な弁証法 」 という語句が理解できないのなら, [ 「 戦後最大の思想家 」 と呼ばれている吉本隆明氏が可哀そうでなりません ]  などという知ったかぶりの無知蒙昧な生意気な口は利かないほうがいいですよ。 「 民主党の弁証法的な発展過程 」 もわからないのですね。 弁証法そのものが何の事だかわからない! 菅前内閣の人事と野田新内閣の人事を比較したら, 理解力のある人はすぐに納得がいきます。 下手な文章を書くと, ご自分の馬鹿さ加減を暴露するだけですので, ご用心ください。  

投稿者: 堀口雪文 様| 2011年9月 6日 10:34

外交問題であるとのご指摘は、その通りかもしれませんし、田母神氏なる方がどの様に言ってるのか存じませんが、朝鮮人による民主党への浸透は、一刻の猶予もなく早急に処理すべき種類の問題です。フジテレビへのデモが数千人規模で行われ、それを数十万人がネットで見ていたという事実を軽く見てはいけません。一見無関係のようですが、底流に流れているものは同じです。小沢さんも何か言っとかないと、存在感がますます薄れますね。

さて、これまでの民主党の内ゲバは、親小沢対反小沢という捉え方で語られてきました。これは、大嘘ですね。実態は、南北朝鮮の小競り合いです。そんなものは国へ帰ってやれという事ですが、この度の野田政権では、いよいよ南北統一を目指したわけです。そして、創価公明をも糾合しようというわけです。もう、ふざけてるとしか思えませんね。

<栗田陽介さま>

全くその通りです。
政治家個人が過去にどのような主張をしていたのか、どのようなことを実行したのか、継続的に暖かく?監視して行きたいと思う。

高野さんは、

以前から、思っていましたけど、
政権交代前の自民党(麻生太郎)と民主党(小沢一郎)とどちらが
好きかとなったらば小沢一郎が好き、
そして政権獲得後、菅仙石と小沢とどちらが好きかとなったら、菅仙石が好きと、ただそれだけの事である、、むしろそれでいいんです、変なゴタクを並べるからおかしくなるんです、

なので自分の支持している人が、
別の党に移ったらその党を支持する、人間心理としてはそんなもんです、であるので私としては、今回の代表選の前に小沢氏(ついてくる奴らでOK)に集団離党してほしかった、

メディアに出ている政治評論家、ジャーナリストと言われる人達、
ほとんどが永田町の現場を歩いていなのではないか、(松木兼公氏もBSで言ってた、松田某氏ともう一人位しか永田町で見ない、まさしくそのとうり)なので作文が作文を作るみたいな状況になっていると感ずる、

今回の代表選、前任の菅直人が余りにもひどすぎたので、人間性の品評会みたいになってしまった、もちろん清く正しい政策論争をしろとは言わないけれど、しかしある程度は必要であったと思う、(234位連合が1位を逆転するなど成熟政党としてはあり得ない事)

今回の内閣及び執行部人事で、私が支持出来るのは輿石幹事長だけである、以前から一目置いてはいたけど、それは民主党内では珍しく、代表になりたい、幹事長になりたい、とかの「スケベ心」がこの人にはない、なので捨て身の重さがある、さすが(たいした学歴もなくといっちゃ失礼だが)小学校の先生からコツコツ来ただけの事はある、組織プレーヤーとしての戦術論が小沢氏と合うのではと思う、

前原と仙石も、深層政策(特に外交安全保障)で違う筈なのに同じグループを形成している、今後、党政調の個人プレーヤーと政権との間で幹事長の権限を超えたところで調整つかず、政権の未熟さが露呈すると思われる、

菅代表の15ヶ月間のマイナスを取り戻せないまま、(野田が現在やっている挙党一致的なものは本来、未政権党としては当たり前の事)民主党は成熟政党としての入り口へも行かず、次の総選挙の前後で崩壊すると思う。

高野様

刺激的な論説ありがとうございます。小沢一郎は完全に終わりですか?
しかし彼に期待する人は、議員の皆さん(少なくとも170人以上)だけでなく、私たちのような一般国民からも相変わらず期待が大きいと思いますが、なぜマスコミはそれほどまでに小沢一郎を叩くんでしょうか。

野田内閣になってますます自民党的になりました。すなわち政調会だけでなく総務会的なものもできるようです。体制は自民党のまねをしてもらっても良いですが政策は独自の色を出して欲しいですが無理でしょう。自民党と同じ体制では自民党と同じような政策しかできません。
やはり小沢一郎氏による革命的な改革を断行しないとお先真っ暗です。いくら増税しても使い道を改めなければ財政再建など出来るはずもありません。

結局のところ小沢一郎により実現した政権交代の果実は小沢一郎が先頭に立って命がけで実行しないと実を結ぶはずもありません。

鳩山内閣は何となくその方向に舵を切っていましたが、トップが軽過ぎて官僚になめられました。それを見ていた菅氏は大幅に方針変更を行いこれも沈没しました。

野田政権では災害からの復興と選挙制度の改革を通じて挙党一致の体制に少しでも近づき、改革断行の小沢政権への橋渡しに徹することが役目となるであろう。

旁葉 烏 さま、フジテレビデモは視聴しました。参加したかったんですけれどね。このデモが一見無関係のようですが、底流に流れているものは同じというご指摘は正しいと思います。ただ、安倍氏は物事をはっきり言い過ぎて、退陣を余儀なくされたことはご存知ですか?言及は避けますが、アジア外交で一番厄介なのは、中国でもロシアでもありません。ほかならぬ、韓国であると私は思っています。しかも、この問題が米国の軍事および金融のアジア戦略と密接に絡みついていることをお忘れなく。

 野田新政権に対する各氏のコメントを拝読し、それぞれ的を射ておられ頷いております。「したたか」「党内融和」「財務省主導」・・・その通りだと思います。また「自民党化」への危惧と批判も当然です。 
 しかし、とにもかくにも民主党は、これまでの菅体制の弊害や「異常」を克服して「国難」に遮二無二に立ち向かうべき政権として野田政権を生み出しました。
 わたしは何よりも「党内融和」の意味に注目してします。声高に「融和」や「挙党」が叫ばれるのは「対立」が存在するからでしょう。その対立や矛盾を孕みながらの「統一戦線」(「小異を残して大同につく」と言い換えてもよい)が成立したわけです。問題はその「統一戦線」の性格や意味です。
 まず、何に対する統一戦線なのか? 第一義的には「対自民党」。最近は政党支持率でも自民党を下回ってきたことは、次期総選挙での大敗を意味します。これこそ「挙党態勢」への合図です。つまり今回の「党内融和」と「財務省主導」で一番ダメージを受けているのは自民党でしょう。
 次には、参院「ねじれ」の克服。与党は一つ一つの政策を立法化によって遂行するのであって、政権政党が力を発揮できるかどうかの試金石は立法府。マニュフェストの実現=公約達成の成否も「予算的裏付け」もさることながらそれ以上に「ねじれ克服」こそ最大課題です。この期に及んで、「反小沢」だの「小沢排除」だの「小沢は終わった」などと言っていては、民主党そのものの沈没解体が不可避である、このことをようやく長老諸氏も仙谷氏らも悟ったからには「挙党体制不可欠」「小沢氏の力が必要」となるのも必然です。これが幹事長室人事や国対人事の意味だと思います。
 さて、「統一戦線」と言ってもそれぞれです(用語の由来は省きます)。中国での「国共合作」、日本では「薩長同盟」や55年体制の「保守合同」。そして「民由合併」。いずれも「敵」がはっきりしていることがポイントです。
 しかも主にコミンテルンが好んだように〈「統一戦線」の開始はあらたな内部での闘争の開始である〉こともまた中国共産党と国民党のケースのように世界の歴史は示しています。
 田中良昭氏の論壇に対して奥野様が鋭角的にコメントされているように、(小沢氏は)「挙党一致という名目を取られ、孤立無援である」との指摘は、それゆえ重みをもって響きます。今回の高野氏のコメントも、以上のことを別の言い方で氏の願望的に表現されたものと理解しています。つまりは「抱きしめて絞め殺す」「小沢包囲網」というわけです。ただし、果たしてそうした範疇に小沢氏が収まるかどうか。
 それらを踏まえたうえで、なおかつ状況は、2年以内の総選挙と参院選で勝つことを民主党は最優先せざるをえない。本格的な政権政党をめざすということです。財務省主導で乗り切れるのは、せいぜい半年くらいでしょう。国民大衆を甘く見てはならないと思います。要は、既得権益の牙城に攻め込むことができない限り、民主党に国民の支持は生まれない、風は吹かないということです。それを実行する立場に立つか(実践できるか)、できない(放棄する)立場に立つか。ますますリアルに力量とポリシーが問われるでしょう。
 「後進が育てられる環境が漸く整いました」との「em5467-2こと恵美」様の御指摘に同意です。いよいよ与党議員一人ひとりが、「国民の政治が第一」を実現できる政治家になれるか否か、本当に「汗」をかけばよいのだと思います。

 尚、高野様の本論考について、『毎日』の岩見隆夫コラム「近聞遠見」に依拠して論陣を張っておられる点については、二重三重に高野氏自身の評価を貶めるものだと危惧します。「誤報の岩見」の異名すら知れわたる岩見隆夫氏の伝聞の伝聞のそのまた伝聞なのか推察なのかも知れぬ姑息な「コラム」(記事だと名誉棄損になるが「コラム」は元々筆者の想像や意見を著す場というご都合主義的逃げ場)。これでは「筋読み」も悪すぎて到底「証拠採用」はされないでしょう。法と証拠に基づかない前田元検事や東京地検特捜部ですら驚くような、劣化したジャーナリストの姿が昨今、マスコミの記事やコラムで乱舞しています。政治家や個人の密室での会話や電話のやりとりまで、記者があたかも自分が聞いてきたかのような直接話法の「」(カギ括弧)を使い、ストーリをでっち上げている、ああ、政治フィクション作家。「世も末の感あり」です。

 小沢シンパの諸君は、「推定無罪」の原則を主張し、党の処分を批判したが、小沢氏が常識ある政治家なら「理由はどうであれ」、国会議員として、起訴された場合は、「自ら離党して党に迷惑をかけない」というのが慣例であることを忘れているのではないか。なぜ離党する必要があるかと言えば、民主党員である限りは、国会の場で、内閣総理大臣が、政権・与党の代表の立場で追及されるからである。事実、小沢氏が民主党員であるがゆえに、民主党の代表・幹事長は、野党から小沢問題で証人喚問を要求され、揺さぶられる立場に立たされた。小沢氏は、自分の問題で菅内閣が野党から追及されても、政権運営の足かせになって、党に迷惑をかけているという自覚がまったくなく、自発的な離党(無罪獲得まで)というケジメをつけようとはしなかった。小沢「証人喚問」の野党の執拗な要求に対して、岡田幹事長は「政倫審出席」で妥協点を見出そうとしたが、小沢氏は「予算案が通るなら、政倫審に出席してもいい」と言いながら、結果的には逃げとおした。つまり岡田幹事長の「党員資格停止処分」は野党の執拗な「証人喚問」の要求をかわすためのやむをえざる行動と言う側面もあったのだ。
 米国の謀略と言われたロッキード事件の際、田中角栄は、自発的に離党して裁判闘争を闘ったが、これが「理由はどうであれ」国会議員としての党に対する仁義というものである。また離党したからと言ってその政治的影響力が衰えることはなかった。小沢氏の秘書である石川知裕議員でさえ、自発的に離党して、党に迷惑をかけないような行動を取っているではないか。それが政治家としての仁義と言うものだ。
 小沢氏は、一貫して「党の立場」よりも「自分の立場」を守ることを優先して行動しているようにしか思えない。そういう自己保身ばかりを考える政治家が、「無罪」となったからといって、国民的支持を受けることはありえないことだ。自らがピンチの立場に立たされた時の、挙措振る舞いもまた政治家の「実力」のうちなのだ。

  私の2011年9月 8日 04:07 の拙文の最終部分にある「国民の政治が第一」は誤りで。正しくは「国民の生活が第一」でした。訂正いたします。

<ヨウスケ様>
お言葉ではありますが、三権分立・民主主義の観点から捉えると、小沢氏が離党どころか党員資格停止になるのもおかしな事です。
当然、先進国においても様々な権力がある訳で、戦前は特に旧内務省による政権への攻撃・思想統一が蔓延した訳です。
イギリス議会では、議員への不当な司法の干渉は、与野党あげて議員を守る体制になっています。小沢さんは国民に選ばれて議員になった。国権の最高機関は議会であり、それは国民主権=選挙権を司法や立法が軽々しく侵してはならないからです。
また、小沢氏は検察が三年に亘って調べても起訴できなかったのですから、それを検察審査会なる不思議な組織が強制起訴にしたのであって不当極まりないものです。
本来なら与野党挙げて、司法に対抗すべきが、日本においては、検察の背後に宗主国があり、田中角栄が米国益を犯そうとした為にロッキードでやられたデジャブからか、議員は首をすくめるばかりです。
これでは、検察は霞ヶ関・宗主国の利益を侵しても国民益を実現しようとする議員にいつでも不当な逮捕をかけ、起訴できなければ検察審査会なる組織を使って、政治に手出ししてきます。それは国民主権を蔑ろにするものです。
小沢一郎を守ることは、民主主義を守ることであり、個人的な感情ではない事をご理解ください。

 
 
em5467-2こと恵美 (2011年9月 8日 14:01)氏
同意します。

 国会議員には 一般国民とは少し異なる義務と権利があると存じます。
選挙時の公約を順守する義務、任期中は現行犯のようなものでなければ 司法から特別に守られる権利。
次の選挙時には 当然にきちんとした説明責任が求められます。

 小沢一郎氏の場合、
あの特捜部が 執拗なまでに長年にわたって内定作業を継続的に行いながらも、基礎を断念した事実があります。
ここには 小沢氏が“打ち砕きつつある”アンシャンレジーム(旧体制・既得権益〈これは労働組合勢力も同じ。〉)との 闘争があります。。
検察審査会制度というのも表面的な形とは異なり、ここまでくれば 穿(うが)った見方になりますが この国の司法制度まで乱用した 小沢一郎氏を封じ込め・マイナスイメージを与え続けようとするために 用意された制度とも見えてきます。。。。。

 繰り返しになりますが、
小沢氏は 田中角栄氏・金丸 信氏の検察との実際のやり取りを 誰よりも間近で見つめられた方です。 常識的に おんなじ轍(わだち)は決して踏みませんよ。

 小沢氏には表面的に 2面あると存じます。
一つは 自民党とそれにまつわる既得権益を持つ旧体制の変革者。
も一つは 自民党時代と変わらぬ“政治資金集めのやり方”と“グループの運営方法”。
 マスメディアが作り上げた“ダーティ”なイメージは 後者に端を発しています。。。。。
民主主義とは 最終最後は多数決です。 自らの政治理念実現のためには 現実として豊富な政治資金は不可欠です。。
 
 

このTheJournalの土俵に、河野太郎という人様の小沢さん関連の述懐を態々引用するのもお人好しという気がするが、自分が直截に言って仕舞っては怒られそうな事態を避けたいなら、人の台詞を利用するに限る。

大政治家小沢一郎さんの本質を外した部分を批判しているようにも読めますが、本質ではないが意外に!小沢さんの「本質に近い部分」を的確に指摘しているかも知れない。
そう考えると、「民主党は選挙互助会だ」と喝破した某氏の「かも知れない」思考は一考に値する。
「辻立ち」も其れ自体が重要とされて仕舞っては、未熟は解っていても政治家が責務とする「国家の大局を掴み的確な政策を立案する能力」は涵養されない。

-----引用-----
“河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり-民主党政治の崩壊”(抜粋)
≪本来、政府に入っていない与党議員は本会議で反対することもできるはずだ。民主党政権は、これをやらなかったから与党議員が単なる採決要員になってしまった。
これが小沢一郎政治の限界で、自分に都合の良いことはやらせるが、自分に都合の悪いことは知らんぷりする≫
草々

まあ、ここでも「小沢問題」は再三再四解説がなされていると思うが、目にして無い者も若干名いてるようなので一言書かずばなるまいて・・
以下は拙い説明だがその顛末である。

特捜が、その威信にかけて大捜査をやっても起訴ができなかった案件を、素人の数名からなる検察審査会が起訴相当とやらかしたことは、小沢氏に報告したという大久保秘書の供述調書に照らしたもので百歩譲れる。しかし、肝心のその調書が裁判で証拠能力無し、と判断されて決定の拠り所は完全に潰えた。事実上の起訴相当撤回の事態であるにも拘らずそうした動きは全く見られない。ここでマスコミが事実を報道すれば、少なくとも党員資格停止を八割の国民が支持(この事に耳目を塞ぐ民主党は完全に狂っているというレベル)というような馬鹿げたアンケートになるはずもないのだが、起訴相当決定の際には中継車まで出して小沢起訴を大報道したメディアは今度はほっ被りを決め込むのである。「前田FD改ざん事件」と同質の事件(件の供述調書も前田作)であるにも拘らずだ。この理不尽極まる愚挙が国を挙げて一人の無実の政治家に容赦なく行われている様は民主国家の体をなしているとはとてもいえない。司法の立場からすればその根幹をも揺るがす大事件なのである。小沢バッシングを正論の如き宣うヨウスケなる者(ここではむしろ少数派だが、市中にはゴロゴロ溢れている)が、この辺りをどこまで認識しているのやら。

以上は、小沢氏擁護などとは別次元のことで、イージーなスタンスから正すべき場所を完全に見失っている者への単なる腹立たしさである。

「小沢氏への処分は正当」とされるヨウスケ氏の謬見に対して、すでに本欄での「em5467-2こと恵美em5467-2こと恵美」氏を始め多くの反論において核心部分は明らかにされていますが、蛇足を恐れず私なりに批判コメントを明らかにしたい。
 マスメディアやジャーナリズムが著しく劣化し御用機関化している中では、「推定無罪」の原則を再確認することの意義は極めて大きい。また重要なことは、メディアと霞が関による「検察正義神話」の扇動によって日本の民主主義は重大な危機に瀕しているのであって、陸山会事件裁判―小沢氏強制起訴で問われるのは、むしろ検察と検察審査会の側であることが、日に日に明らかになっている。
 すでに9月26日に判決公判を迎える石川知裕議員ら3被告をめぐる陸山会・西松事件裁判については、その全過程を傍聴されたジャーナリスト江川祥子氏の明快なコメントが「週刊朝日」に掲載されているのでぜひ御一読をお勧めする。
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/8cafac2657326f92f4f41efba1026d75
http://civilopinions.main.jp/2011/08/825.html
また、検察問題に詳しいジャーナリストの魚住昭氏のコメントも「論座Asahi」に掲載されているので、これらを参考にして頂きたい。
webronza.asahi.com/national/2011071100004.html

 その上で、ヨウスケ氏の見解は、
①刑事起訴された国会議員の離党についての「前例」の幾つかを例示して、小沢氏も離党すべしきである、としているが、検察審査会議決による国会議員強制起訴の前例はないので、論拠に欠いている。また、検察審査会制度の趣旨は、そもそも検察(とその判断)を審査する制度であり、「疑わしきは、裁判で決定すべし」という「市民的論理」に踏まえたものだ。従って、「強制起訴」によって「被告人」の諸権利が抑圧されることがあっては、従来の検察起訴以上にあってはならない。
②次に、国会での説明責任論について、多くの謬見や誤解が振りまかれているので批判したい。
小沢氏の場合は、秘書3人の「政治資金規正法に基ずく虚偽記載」容疑に関してその「共謀」関係が問われるていることを見逃してはならない。つまり、すでに小沢氏は公開の記者会見で説明責任を果たしており、それ以上は「知らない」としか答えようがない。なぜなら、今回の案件について、国会での説明のために当時の資料や関係者から報告を受け点検してその事情や事実経過を調査し把握したとしても、それを説明すれば、「小沢氏は知っていた。把握していた」とされて「共謀罪」成立の根拠にされてしまうからである。
私が尋ねてみた弁護士など法曹三者は異口同音に「小沢氏の弁護をするなら国会も含めていろいろと説明することは、本人の不利となるので反対する」と答えてくれた。現に、当該の弘中惇一郎弁護士もそのように記者会見している。

③さらに「政倫審出席」と「党員資格停止処分」についてヨウスケ氏の解釈もまったくデタラメである。
小沢氏の強制起訴は2011年1月31日。まさに同年1月24日召集の第177通常国会の会期初頭における「強制起訴」。これに対して岡田克也前幹事長が提出して民主党幹事長常任幹事会で決定された「裁判確定まで党員資格停止処分」は2月15日。わずか2週間後の決定だ。しかも「強制起訴」によって司法の場での判断に局面が最終的に移った以上、野党も「証人喚問」の矛を収めざるを得なくなったというのが当時の事実経過である。
④「小沢氏を政治的に退場させたい」という思惑や嫌悪から、本来、尊重されるべき政治家・国会議員・人間の権利が蹂躙されてはならない。ましてや、「第一野党の党首失脚」という政治的野望や、立身出世・功名心による「検察暴走」の疑い濃厚ならば、何よりも党派的立場を超えてでもこれを批判し、これと闘うことこそ民主主義の試金石ではないだろうか。
 

政治資金報告書の虚偽記載の件で、虚偽記載の事実は大久保・石川両被告も認めているわけですが、小沢氏の関与があったのかどうか、が争点となっているわけです。ここで、二つの観点を提示したいと思います。                           
一つは法律的観点ですが、この観点に立てば、国会議員と秘書の関係で、具体的な証拠は何もないわけです。本人同士しか知らないことですから、自白(証言)が証拠として不採用であるならば、証拠不十分ということになる公算が大きいと思います。           

今一つは、常識的観点で、次の三つの可能性が出て来ます。             
(1)小沢氏の具体的指示によって虚偽記載がなされた。               
(2)秘書自身が、自らの判断で虚偽記載がなされた。
(ただし、小沢氏には事前または事後に報告した。)
(3)秘書自身が、自らの判断で虚偽記載がなされた。                  
(ただし、小沢氏には事前または事後にも報告していない。)           
 私の個人的判断としては、(1)の可能性が一番大きく、次に(2)、(3)の可能性はほとんどありえないと思っております。国民の判断も、世論調査をすれば(1)(2)が過半数を占めるでしょう。
 公判の場においては、今回の検察側のズサンな手法が明らかにされると同時に、他方、政治家は、自らの責任の全てを秘書になすりつけて、政治生命を守るという、相変わらずのパターンでの醜態が、国民の前に明らかにされるということになるわけです。        

また小沢氏が、法廷の場において、どのような表情で、どのような立ち振る舞いをするのか、国民はしっかり見ています。小沢氏の人物の器が試される時です。        

閑話休題
日経【蓮舫行刷相、復興財源に郵政株売却「1つの選択肢」】
狭い局所的な判断と手段は此れが正しいと思います。
然し、蓮舫某を含めて此の案に飛び付く民主党は、財源の穴を埋めるカネに目が眩んで仕舞っている、其れを支えるべき理念がない。単純で未熟な様を成長することなく曝している。幼稚園の学芸会を見ている気分になる。
注目は野田某がどういう指揮を振るうかですが‥、懸念と不安が一杯です。

郵政の様な国家的重要案件では、理念がなければ間違いなく金銭的利益亡者に国家の根幹を蚕食されて国が弱り乱れる。特に郵政は金融システムの大改造であり、金融には海外の関係者が駆け参じるに違いない。彼らは世界に冠たる金銭的利益亡者であり、正誤は兎も角”ハゲタカ”と呼ばれる者達であり、賢明か否かは兎も角賢さでは生き馬の眼も抜く者達です。巷間に言われる陰謀論もあながち見当違いではないだろう。
カネに目が眩んだ未熟者では、郵政事業が骨の髄まで食い尽くされるに違いない。
草々

入出金の日付を「ああしなさい、こうしなさい」が、仮にあったところで、それがいかほどに大きな事件だと云うのか。また、倫理上でのどこに問題が有ると云うのか。

「外国籍の方からの献金を受け取りました」と答え、更に他にも把握していない外国籍の人からの献金まで出てくる前原。
*これだって、官僚がリークしているに違いないのだよ。産経新聞ごときに、こんな短時間で色々調べる能力なんかあるわけがない。全ては官僚の「為にする」リークだ。

総理大臣本人にしたところで、外国籍の人間や、暴力団関係と思われる所からの献金を受けているという。

ヨウスケは、こんな事は気にならないのだろうが、それで良いのか。
こんな事こそ、許してはいけないのではないのかい、ヨウスケ。
追求すべきは、この連中だろう。

小沢嫌いをドウコウは言わない。
そんなのは、人それぞれで、どうでもよいことだ。
しかし、いかにも聖人ぶって、国民の権利だからのような顔をして、それこそが仕事だからというようなふりをして、
「嘘で固めたデマ」を垂れ流すマスゴミ。
そしてそれを以って、真実を理解したような気分で語るヨウスケのような「主権者国民」。
テレビの前の**な顔。
新聞をなめ回すノー天気な主権者。

この国は、まだ本当には困ってはいないのだろう。
良い事である。

<国民主権を突詰めれば>
ヨウスケ氏に対する
①em5467-2こと恵美様2011年9月 8日 14:01
②陽出国様2011年9月 9日 03:49
③梅太郎様2011年9月 9日 08:14
のお三方のご意見は全く私に異存はなく、まさにご指摘の通りであると思っております。
その上で、何故、少なからぬ国民がヨウスケ氏のような思考に陥ってしまうのか私なりに考えてみました。
結論としては「国民主権」の概念が具体的に明示、確立されておらず、実質的に巧妙に骨抜きにされてしまっているとことに思い至りました。
憲法においては行政、司法、立法の三権の中でも、主権者国民の選挙によって選ばれた議員で構成される立法に最大の権限を与えています。それには立法を担う議員の身分は最大限保証されねばならないわけで、当然、行政や司法による議員に対する政治的干渉はあってはならないのです。
獄中からの立候補というのはその象徴であり、議員の身分は主権者である選挙民によってのみ決定されるべきなのです。
こうした原則から我国の現状をみれば、政治家の身分を脅かす様々な仕組みが当の政治家達によって作られてしまったと考えざるを得ません。まさにポピュリズムに迎合して民主主義の原則をないがしろにした結果と考えます。
私は政治家を罪に問うなと言っているのではありません。法治国家ですから、法は政治家であろうが、一般人であろうが、等しく適用されるべきなのです。私が憲法の精神に反していると考えるのはその処罰の中に政治活動の制限を設けることです。
近い事件では鈴木宗男氏、そして現在の小沢一郎氏です。更に言えば首相時代の鳩山氏も検察の胸先三寸でしたし、最近の報道では前原氏、菅氏さらには野田首相も検察という一行政機関、あるいは検察審査会、実質的には最高裁事務総局という司法の出先機関の判断一つで政治活動を押さえ込むことが出来てしまうのです。
我国の国民主権は風前の灯の状態にあるのです。 

小沢さんの問題は強制起訴だけではない。

過去に数回書いたが、小沢さんの最大の政治問題は「207兆円の組替え」ではないか。
政治主導により無駄を削減すれば16.8兆円捻出でき、マニュフェストは実行可能としたことだ。2年前の総選挙では、官僚が途方もない金の無駄遣いをしていることが喧伝され、民主党は政治主導によって「予算の組替」を実行可能としたこはまだ記憶に新しい。
連日、小沢さん及び民主党の首脳は「テレビ報道」の中でフリップを掲げて説明したのは忘れもしないことだ。

これが実現できれば、確かに「革命」的と言えるし、民主党にやらせてみようと考えた国民も多かったと思う。しかし、2年が経過した現在、残念ながら「絵に描いた餅」に過ぎないことが分った。
民主党の首脳陣も同罪ではあるが、民主党政権を混乱させた原因でもあり、国民の政治不信を拡大させた原因でもあることから、、マニュフェスト作成時の代表小沢さんは、この責任は負わねばならない。

小沢さんが問われるのはそれだけではない。
小沢さんは、長い議員経験から16.8兆円も捻出は不可能と想像していたハズであり、また短期間での「組み替え」は現実的でないことは百も承知していたハズだ。
「政権を取れば金はいくらでも出てくる」と小沢さんは言ったそうであるが、「政権を取れば国民はどうにでもなる」と置き換えると分かり易く、問題の本質はここにある。

仮に司法判断で無罪を得たとしても、このマニュフェスト問題にケジメをつけない限り、表舞台での活動はあり得ない。
小沢グループは、今なおマニュフェストの原点に戻れと主張しているが、何をもって原点と言うのだろうか?小沢さんを支持する皆さんは、こ組替え問題をどのように考えているのか、知りたいところだ。

閑話休題
日経【世界漂流10年(下) 衰える国家の解決能力 「次の危機」の火種に http://s.nikkei.com/riCidi‥衆愚政治へと傾く各国‥あのとき世界を覆ったのは‥戦争への序章だった】
極めて高い理知に溢れた稀有な力作だと思う。

日本の多くの政治家や評論家も、浅はかな思い付きや歪んだ世論誘導ではなく、真っ当に歴史を尋ねる労苦を惜しまなければ、理知の香りは生まれるのだが。
彼らの多くは「畑が好いのは解っている」が、芽が出てから自分で選り好んで摂り込んだ「肥料飼料が歪んでいた」のだと思う。勿論、一部には「端から箸にも棒にも‥組」はいるが。

日本や世界の近未来に戦争の影が浮かんでいると考えれば(危機管理意識が高ければ、そう洞察する筈だ)、彼らは今の様な「井の中の蛙の戯言」は出来ない筈だ。
草々

YKKさん 9月 9日 14:28 に「無用だ!邪魔立てするな!」とお叱りを受ける覚悟で、おっとり刀の助太刀を。
≪何をもって原点と言うのだろうか?≫に全く同感ですし、主題の≪小沢さんの問題は強制起訴だけではない≫にも、私なりの「問題」を観ています。
下記は、先日PC保存に偶々見つけた小沢さんのブログへのコメントです。時は昨年2010/02/01 21:01、政権交代から数カ月、小沢騒動が公式に浮上する直前のもの。
要は、検察が用意した薄っぺらい土俵に乗るのではなく、当時小沢さんが標榜した「国益と豊かな国民生活」を最重要とする重厚な土俵で戦え!其れを遣れば、負ける筈はないのだと。

当時は私も熱かった。然し、小沢さんは易々と敵の土俵で戦い、現在がある。悪く言う訳では断じてないが、「意外に、売り物の剛腕が脆いのかも知れない」と。 
-----記-----
「もし、そういうことが仮にあるとすれば、責任は重い」と答えた小沢一郎氏に直言する。
誰によらず、状況の如何によらず、人間が自分の存在価値を造り出す普遍的な源泉は、「志と覚悟」の「広がりと大きさ」であって、彼我の何れがより善なるか?によって決定されるものである。
1.ここでの「善」は、表見的で薄っぺらい社会正義ではない。
2.ここでの「広がりと大きさ」とは、彼我のどちらが現在と将来の国益(日本国と日本国民の幸せ)を重視しているかである。

最重要である国益と豊かであるべき国民生活が、検察官僚の薄っぺらい社会正義の主張に負けてはならない。頑張れ! 弱気になるな! 土俵を換えろ!
今となっては言っても詮無いが、鳩山由紀夫という軟弱者と組んだことは反省されるべきですね。
然しながら、政府の援護はない前提で、ご自分の道を切り拓いて戴きたい。
貴方なら出来る。有権者は微力だが、熱烈サポーターは多数存在する。
草々

<批判は事実を踏まえて>
YKKさんが小沢嫌いであることは承知していますし、それは全くご自由にどうぞです。
しかし、先の投稿では総選挙で掲げた予算の組み替えによる16.8兆円の捻出がこの2年間の民主党政権下で実行されていないことをもって小沢氏を非難されています。
小沢支持者の私としてはこの非難を認めるわけにまいりません。
検察・メディアが官僚の走狗となって、西松事件と陸山会事件を創り上げたのは私からみれば、小沢氏によるこの予算の組み替えを実行させない為と思っています。
時系列で追っかければよくわかります。
西松事件を起こして、小沢氏を党代表から降ろすことに成功したものの鳩山氏を担がれて民主党への政権交代を許してしまった。
そこで、彼らは小沢氏には陸山会事件、鳩山氏には故人献金問題で揺さぶりをかけ、鳩山氏の保身と権力欲に付け込んで、小沢氏の内閣及び政策への関与を排除することに成功した。
私が小沢氏を責めるとしたら、これを受け入れてしまったことですが・・・。
小沢氏を排除した内閣の政権運営能力は極めて稚拙で低く、普天間問題が引き金となって行き詰まり、菅政権が誕生してしまった。
菅政権での小沢氏排除についてはいまさら言う必要もないでしょう。
鳩山政権では小沢氏に見限られた藤井氏が重用され財務省の掌で行われた「事業仕分け」を小沢氏は瑣末なパフォーマンスと批判的であったことをYKK氏はご存知ないのですか。
民主党政権成立後の2年間、小沢氏は政権運営から遠ざけられていたわけです。
権限無き者に責任を被せているYKKさんの投稿を看過するわけにはまいりません。

小沢なら本当に組み替えかねない。と、政官財の既得権益者が本気で思ったから、なんとかしなければえらいこっちゃと今の泥沼の事態に陥ったと理解しています。
日本人にとってごくあたりまえだが、新聞とテレビが同じ親会社という異常な世界を、小沢ならほんとうに切り離しかねないと思ったから、メディアからも集中攻撃されていると理解しています。でも、YKK氏の投稿を読むと私は何か大きな勘違いをしているのかと思ってしまいました。勘違いしてる部分があるなら、是非とも納得させてほしい。

ここの筆者は『1年前の民主党代表選の観察からすでに「小沢は終わった」という判定を下している』そうだが、個人的な判断なのでそれを批判してもしょうがないと思う。しかし全ての世論調査が、小沢の党員資格停止処分の見直しをどう思うかと聞いているくらいだから、多くのマスコミは小沢は未だ終わっていないと思っているのだろう。

現実を踏まえて言えば『菅直人は終わった』のが唯一の事実だろう。

菅直人をヨイショしていた人たちは一緒に終わって欲しいと思う。

少なくとも日本人なら恥を知って少しは自嘲して欲しいものだ。

ここの筆者もマスゴミも。

個人事業主さま

>小沢なら本当に組み替えかねない。と、政官財の既得権益者が本気で思ったから、なんとかしなければえらいこっちゃと今の泥沼の事態に陥ったと理解しています。

 勘違いではありません。09年3月3日以来の「小沢事件」の本質はまさしくそれに尽きると思います。明治の「有司専制」、あるいはそれ以前から続いてきたわが国の「官僚主導政治」の伝統を打破するのは「革命」に等しく、その戦いが現在も続いているのです。従って泥沼状態は当然のことだと思っています。
 おそらく政官財連合軍の中心で抵抗しているのは、平成のの関東軍とも言われる財務省であり、野田政権の誕生は「切り札登場」と言ったところでしょうか。ここで増税が通れば財務省の勝ち、通らなければ「革命」の一歩前進でしょう。
「小沢一郎の戦い」はまだまだ続きます。

政権交代直後、小沢さんが何をして、何をしなかったのかをよく検証してみればいい。自分の権力を固める事のみに注力し、政府とは一線を画すなどと調子の良いことを言い、面倒から逃れたのではないか。挙句馬鹿な事ばかりして凋落の一途。やるべき時にやるべき事をしなかった小沢さんが、今後共まともな仕事をするわけもない。それは、他の民主党議員とて同じことで、今やクズの吹き溜まりの様相を呈してる。

>投稿者: 個人事業主 さま 2011年9月 9日 18:44

>小沢なら本当に組み替えかねない。と、政官財の既得権益者が本気で思ったから、

200兆円を超える国家予算を組み替えるのに何ヶ月くらい掛かるとお思いか?
誰が組み替えプランを立てて、誰が組み替え作業を実施して、それらが適切に行われたか否か誰が判断するとお思いか?

少なくとも、私は、予算の組み替えは、それほど効果がなく、選挙で勝つ目的なだけの作文だと思っていたし、もちろん、小沢氏が、一番それを分かっていたと思いますよ。

政権を取ってみれば、マニフェストの1項目を実施するのも、それが如何に広大な範囲で膨大な量かが垣間見れて、民主党の実務?部隊の方々も脱力してしまったのが実態なのでは。

小沢氏は、実務部隊の長でなくて幸いでしたね。
そういえば、彼は、いつでも、行政の長には就任せずに、チェックの効かない党務の長にしかなりませんね。

小倉摯門さん | 2011年9月 9日 18:09
M.I.(団塊世代)さん | 2011年9月 9日 18:40
個人事業主さん | 2011年9月 9日 18:44

コメント、ありがとうございます。
私は、皆さまの考え方を非難することはもちろん出来ないし、大多数の国民と同様に、先行きを洞察する力も無く、反論する情報も持ち合わせていません。
しかし、急速に少子高齢化が進むことや国債発行残高がいよいよ危ない局面に来ていることも承知しており、何らかの対策が必要なことも理解しています。
政権交代時、「207兆円の組換え」は最重要課題のはずでした。この予算の組み換えが出来ればまさしく「革命」と呼ぶに相応しいと思っていた。
しかし、残念ながら鳩山内閣でも菅内閣でも意図しながら組替えは出来なかった。

鳩山さん、菅さんを批判するのは易しい。
自分に置き換えて考えると、現状を変化させることが如何に難しいかを知ることになる。組み換えで血を流すのは国民と思うと、革命を最後までやり遂げる信念と覚悟を持てるだろうかという自分の力量に対する疑問である。
10人集まれば10の主義・主張がある時代だ。民主主義の原則は、説明と説得によって歩み寄り、少なくとも過半数の人々が納得する何らかの意見・判断・方向にまとめ上げることだ。決して易しい仕事とは言えない。
小沢さんが「信念と覚悟」が無かったとは思わないが、トロイカですら共通の課題認識が無かった上に、民主党の過半数を超える議員を束ねることが出来なかったのは事実だ。
マニュフェストを実現する「組み換え」は絵に描いた餅というより、政権を取るための手段に過ぎなかったと思わざるを得ない。

M.I.(団塊世代)様 | 2011年9月 9日 18:40

YKKなる者のような者へ幾度まともな対応をされてもせん無いことだと思います。虚しいというか

彼らは、一極しか見れない硬直タイプ(言論機関に一方的な情報を刷り込まれてしまった)か、大凡は気づいているのだが、事の重大(深刻)さにまで思いが及ばず、YKKなる者のように振舞うしかない哀しいタイプに大別できます。そこを見極めて説得に懸からないと、全てが徒労に終わってしまう。もっとも、解っているな、と思っているような人でも、仕上げに懸かると最後は頑なに拒絶する人が圧倒的に多いのも又事実です。辛抱強く、真摯な対応をされ続ける皆さんの態度は尊いものだと敬意を表するものですが、刷り込み、洗脳、といった脅威の威力は計り知れないものがあり、この国の現状は、現内閣に対する暗澹たる思いなどを遥かに超えて、ただただ愕然とするしかありません。

個人的対応策案としては、もっと怒りを前面に出していくしかないと思っていて、解っている少数派の怒りを結集するための方策を立てることが急務と考えます。
個人的には、政治への係わりからは一線を引いて(政治絡みは説得力を欠く)一極集中への危機意識を植えつけるためのささやかな運動を、”怒り”とともに実戦しているところです。道程険し・・であることは言うまでもありません・・

閑話休題 度々の投稿、御免なさい。
≪鉢呂某問題発言「死の町」「放射能をうつして‥」≫

少々言葉に品がないが、鉢呂某は「馬鹿または愚か」だと考えれば、全ての疑問が整合され氷解します。母体の民主党にも少なくないのですから、閣僚にも少なくないのは当然か。原発行政も肝心の経済成長戦略も、当然に不適格だと。

政治球場外野の観客の身でありながら、日本政治に絶えることのないこの不始末の原因と問題解決を考えるに‥(従来のように任命責任論は必要ですが、「はい、責任は私にあります」と言わせるだけで埒が明かない、問題解決にはならない):、
大臣職が不適切で過剰な魅力を与えられていることに原因があるのではないでしょうか?その過剰な魅力の所為で、未熟者も愚か者も我が身を省みず無謀にも大臣職を希求し引き受けて、挙句に未熟や愚かを曝け出す現象が続出していると。
本来大臣職は厳しく成果を求められる「苦労の塊」の職の筈であって、その認識が定着すれば、軟弱な希望者は消える、少なくとも減るのではないかと。
国民特に地元や一般社会が与える称賛や尊敬も、今のように単なる大臣経験者という記録ではなく、専ら在職中の政治的成果に与えられるべきだと。

また、仮に大臣経験者という記録に金銭的利得(魅力)が与えられる制度になっているのなら(何方か、ご存知ですか?)、その制度は20世紀的な古いものとして廃棄されるべきかと。
今のXX金融郵政担当相の如く成果のない者や鉢呂某のように政治に対する信頼を損なう有害な者には「罰金」、国益に赫々たる成果を挙げた者には「少額!の報奨金と大きな名誉」という制度も善いかも知れません。真に、信賞必罰制度、同時に「20世紀政治の大掃除だと。

半ば希望ですが、此れが行われれば野田政権は勿論、民主党の与党も成り立たなくなる。
其の時の課題は、「次」への準備。水面下は解らないが表面上は、此れがなかなか進まないのが大問題だと。
草々

投稿者: YKK 様| 2011年9月 9日 14:28

英国はリーマンショック時北方油田と金融以外大した強みがないのに金融がおかしくなれば、英国は破綻すると世界的に言われていました。
それが今でも国債は最上位の格付けです。
英国のリストラをご存知ですか。
官僚の人員大幅削減、大幅給与カットと官僚組織、独法や外部法人の大幅廃止という大リストラです。一部に暴動も起こりましたが、継続しています。もちろん増税もしています。しかし、英国並みのリストラなら小沢の削減幅など簡単です。YKKさんもっと勉強してください。250兆円の予算ですよ、いくらでも金があります。
企業で、大赤字の場合、どうしますか。人員減、給与減、関連会社および本体の組織のスリム化でコスト削減をします。増税、すなわち売り上げ拡大は二の次、三の次です。
小沢氏の政権交代時のマニフェストが支持されたのは、当たり前のことだからです。しかし、それを恐れた官僚はじめとする既得権益は小沢氏排除を画策して今日に至っています。
構想力、企画力があり、組織の壺を知っており、実行力のある小沢氏は日本の政治家で唯一官僚の天敵です。
しかるに日本の財政再建とは福祉の切捨てと増税です。給与カットもなく、まして人員削減や独法、外部法人の廃止など議論外です。
野田はレンポーが仕分けた財務省公務員宿舎を認め、官僚原稿棒読みの官僚公認の優秀大臣です。
野田には増税しか頭になく、増税を成し遂げて官僚に認められたいという思いでいっぱいです。
そこで安住はじめとする素人大臣を据えたのは確かにしたたかで官僚は思うように操るでしょう。
野田は官僚が省内で大臣を操り、更に前原政調会長、仙石政調代行を通して、党の政策を意のままにして、政府・党三役会議で党内特に小沢を抑える体制をつくり、政府決定に反対は逆賊というシステムをつくりました、まさに400人体制です。したたかです。
いわば自民党と同じ体制です。
野田自民党政府の誕生です。
それは国民の信頼を失った自民党では官僚政策推進は不可能と判断した官僚にとって民主党の自民党化は最大の願望で、総力挙げて推進していた。
これで懸念事項である増税と民主党マニフェスト骨抜きは更にマスコミ総動員のバックアップで国民を洗脳すれば間違いなく進むと自信を深めている。
野田以上にしたたかなのは官僚だ。素人大臣安住はG7出席中に財務官僚に洗脳され、増税路線に突っ走ることは想定内である。弁は立つし、思いこめば怖いものなしであり、最適任である。
したたかは官僚ではある。

検察官僚は、何のために小沢氏の失脚を画策しているのか、についてしっかり考えて見る必要があります。要するに検察官僚にとって都合のよい自民党政権の復活を目的に“小沢つぶし”を画策して来たというわけです。そもそも世田谷の土地購入疑惑を検察に告発したのは、自民党系の市民グループです。つまりは、小沢つぶしは、自民党政権の復活を目的とした自民党と検察官僚の共謀による行動なのです。

【小沢一郎を利用する人々】
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/607.html 

 一方、自民党は「菅おろし」を画策して、政権への復権を目指して「菅内閣不信任案」を可決させようとしたというわけです。その自民党と手を組んで「菅おろし」に加担したのが、小沢氏であり、小沢Gなのです。                         
小沢氏は、検察権力と徹底抗戦をするというのなら、検察官僚と戦うだけではなく、その背後にいる自民党とも徹底抗戦しなくてはならないはずです。それが、「菅おろし」となると、自分を告発した市民Gの背後にいる自民党と共闘して、菅民主党内閣を打倒しようというのですから、まったくナンセンスと言うほかありません。内閣不信任案が成立していたなら、自民党と小沢新党とで連立政権を作るというシナリオも準備していました。そうなれば、当然自民党主導政権ができるわけです。自民党主導政権ができた場合、特別会計への切込みなどできるはずはありません。谷垣総理・小沢副総理で、福田政権時代に流産に終わった連立政権を作ろうという魂胆が見え見えです。また、マニフェストの実施などどうでもよかったのです。

YKK 様2011年9月10日00:44

「マニフェストを実現する組み換えは絵に描いた餅というより政権をとるための手段にすぎなかったと思わざるを得ない」は、間違っていないとも間違っているともいえない。肯定も否定も致しません。

現実に実現していないから間違っているともいえる。しかし絶対に間違っているかといえば、断言もできない。要は、現実の日本の社会をどのように見て、どのように解決すべきかの構想力を持っているかによるのでしょう。

日本社会は、輸出を「善」として資源のない国が生き延びるには、輸出しかないと考え、しゃにむに頑張ってきた時代が私たち70代の人間の人生であり、幸せな時代でした。

しかし、輸出で外貨を稼ぎまくった結果、円高という副作用が強まり、生産の均一化を図らなければならなくなり、人件費の削減のため、人材派遣など安価な労働力を頼るようになり、格差社会がどんどん広がっており、社会問題化しているのは御存じのとおりです。

資本家、経営者の論理で、価格競争力を維持増強してきたため、年間200万円に満たない人が1,000万人を超えるようになりおのずから少子高齢化の副作用が進行しています。

このような状況の中にあっては、確かに民主党のマニフェストは、政権交代のための詐欺的口実と言っても差し支えないが、それは、鳩山、菅両政権が死に物狂いで官僚と対峙してこなかったからです。マニフェストを達成しなければ、低所得の人々の生活は安定せず、次の社会の構想力が働かないという強い信念が不足していたということではないでしょうか。

私は、できないかもしれないけれども、小沢氏の実行力・腕力に期待したいのです。小沢氏など期待できないというのであれば話しても無駄なことなのでしょう。

批判するのは結構であるが、それではどのような方がどのような構想力を持ってこの社会の閉そく状況を打開すると言っているのでしょうか.聞かせていただきたいものです。批判なら誰でも出来ます。

陽出国さん 2011年9月10日 03:18
横からご免なさい。

≪しかない≫かどうかは兎も角として、私も≪もっと怒りを前面に出していく≫ことは必要だ思います、勿論感情に任せた怒りではなく、頭脳で計算した≪賢い怒り≫。
予てから、東北の被災者の皆さんが何故あんなに怒りがないのか?去ろうとする菅某や行政を相手にした集会ではあれだけ怒りを顕わにするのに、何故TVの前では大人しいのか?不思議に思っています。
TV編集がカットしているのかも知れませんが、其ればかりでもないだろうと。

まあ、そういえば日本社会全体が≪賢い怒り≫を忘れて仕舞ったようですね。其れと軌を一にして、日本社会の「緩み」が昂じたのかも知れません。
草々

したたかな総理の内閣について

鉢呂くん、
よっぽど嬉しかったんだね。
当選7回だっけ?
21年目にして、やっと掴んだ大臣の座。
それも、とんでもなく重要なポストときたもんだ。
したたかな政治家渡世の果ての
Dreams come true
いやはや、困ったもんだ。
あんまり、いじめるなよ、かわいそうだろ・・・?

安住はG7で、本当に「日本の重要事項」を主張したらしい。
介入するぞ!と、仕手筋のお先棒担ぎどもに宣戦布告したと云う事か・・・な。
なんともKYな事で。
今にも崩れ落ちそうなユーロ城を目の前にして、
燃え上がる欧州の苦悩を、知ってか知らずか?
円高を嘆くより、欧米に「しっかりやってくれ」と声をかける方が良いんじゃないか?望む方向性は変わらない筈なんだが。
ま、白川が言ってるからいいのか。

それにしても、なんで国会は開かないのだ?
さっさと開会して、年末までぶっ通しでやればいいじゃないか。
ついこの間、通年国会とか言ってたんじゃないのか。
ホント、いい加減な連中だな。

レンホは、少し頭が良くなったようだ。
何も話さない、しゃべらない。
なんか言えば…たたかれるんだろうな。

*予算の組み替えと、無駄の排除について、

いかなる力持ちだろうとも、乱暴者だろうとも、政権の中枢に入らない事には如何ともしがたい。
幹事長が、いかに政党内の権力を握ろうと、予算を組むのは財務省。
財務省は、与党幹事長に対して、へりくだりはするものの、面従腹背の必要すらない。
要望を聞くのは、耳に入れると云う事だけ。
何も実行する必要も、義務も義理もない。

鳩ポッポが悪かった、そして今も悪い。最低だ。
公益法人を潰したり、予算をいじるなんて事が、小沢ならでは、一体だれが出来ると云うのだ。

あの時点で、小沢一郎に「党務だけを預けた」時点で、ダメだコリャだったですね。

*増税について、
500万円の給与収入の家が、500万円の借金をして1000万円の良い暮らしをしている。その借金がたまりたまって1億円になってしまった。
この家は、家庭は、どうなるんでしょう。
答え
こんな家庭は、存在いたしません。
誰も、そこまで金を貸しこむ事はやりません。
ですから、そんな「家」ありません。

国の借財は、ウンコになってしまうモノではありません。
様々な形で。かなりの部分が残されています。いわゆる「資産」です。
平均購入単価120円(くらい?)の米ドル債なども、その中の一つです。
また、ここ数日かしましい、朝霞の公務員住宅なども、重要な資産であります。こんな住宅、TVでもご存知のように、たくさんたくさんあるのです。

また、様々な公益法人や、独立行政法人などが持つ資産なども、もとをただせば借財の中から出たものです。
「返しなさい」といえば、済む程度のモノですが、この「返しなさい」を言える勇気や度胸や、言い方を知らない者ばかりが多いのです、政治家というモノは。
(したたかな野田などは、幻なのです。
野田は、しとやかなのです。)

返せと言われる方は、なんとか言わさないように大臣殿の頭やお尻をなでまわして気分をよくさせようとします。
それでも言う事を聞かない大臣や政治家は、スキャンダル爆弾を投下したり、検察や警察が動いたりといった、暴力を使ってでも排除しようとするのです。

さて、増税についてですが、マスゴミのデマに踊らされて、「増税も仕方ないですね」と、やりますか?
冗談じゃない。
どんな不況が引き起こされようと、無駄の排除がない限り、増税なんかに賛成などするものか!!
官僚やマスゴミの嘘っぱちにだまされてたまるかです。

[ ヨウスケ ] さんを説得する議論が無駄だ, とは思わないが, まだるっこいけれども, 小沢一郎氏の秘書達と小沢一郎氏本人の裁判の結果を待つしかない, とじれったいながら, 観念して, 時節の到来を待っている。 もちろん一方では, 森ゆうこ文科副大臣や松原仁国交副大臣, 川内博史政治倫理審査会長, 田中眞紀子外務委員長等の健闘には, それなりに期待はしているが。 戦後66年間の鬱屈した精神と向き合う時, そう簡単には, 解放感は得られないだろう。 

世界中が「財政再建」の呪術に引っ掛かっている。
惑わされている。

過去を振り返ってみるがいい。
ハイパーインフレで国民が塗炭の苦しみを受けるのは、発展途上国に見られる現象だ。
第一次大戦後のドイツは、唯一例外のように見えるが、その当時のドイツの姿をよく見てみるが良い。
生産設備の崩壊と、想像を絶する賠償金。
途上国以上の経済破綻が、現実の問題として存在した。

それに比べて、現在の先進国といわれる、現在の問題を抱える諸国の在り方はどうだろう。
いかにしたら、この国々はインフレの業火にさらされることが可能となるのだろう。
いや、それよりは、ブラックホールの様にありとあらゆる資金を飲み込みかねない「サブプライム」を飲み込んだ派生商品の災禍の中にいると云うのが、真の姿だろう。
サブプライム・・・ムーディーズやS&Pが、トリプルAを与えた詐欺商品の呪いのようなものが欧州で死神の鎌をふるっているのだ。

許容しかねる規模であっても、資金の供給を続けるしかない。
それしか、デフレの罠から逃れるすべは無いのだ。
様々問題は有るだろう。
しかし、それは事の終わった後で対処するしかないではないか。
それより良い方法が有るのだろうか。

昭和の恐慌と同じく、日本は一足早く恐慌を経験し、今また世界恐慌の嵐に身構えている。
なぜ、80年前と同じ轍を踏もうとしているのだろうか。
なぜ、全く別な道を選択しようとしないのだろうか。
人間の性なのだろうか。
いや、官僚の性なのだろうか。

奥野さん | 2011年9月10日 09:31
yamadataroさん | 2011年9月10日 10:59
コメント、ありがとうございました。

>批判なら誰でも出来ます。
残念ながら、私は政治家を信頼していない。偏見もありますが、特に手垢のついた古い政治家を。
リーマンショック以降、ようやく立ち直りかけた日本及び主に先進国の経済は大打撃を受けました。ご承知の通り、麻生内閣、鳩山内閣によって、いくつもの経済対策が打たれましたが、多くの企業は瀕死の状態に陥りました。万能の経済対策が存在するわけでもなく、政府に頼っては企業は立ち行かないことは自明の理です。
多分、ほとんどの人たちは、自分が生きるために必死になって働いてきたと思います。
生活弱者はべつにして「自分の外にあるものを頼りに生きる限り、不安に怯えねばならない」の格言通り、生きるためには自己責任の原則しかないのです。
国民のために政治が良くなることを期待はしますが、現状ではそれに頼るつもりはありません。

私は政治家を信頼していない、と書きました。そういう意味では
小倉摯門さん | 2011年9月10日 09:07のお考えに近いかも知れない。
私は、政党、政治家を甘やかすことは悪だと思っています。むしろ納税者として厳しい意見を吐き、政党・政治家を鍛えなければならないと思っています。これに関しては民主も自民もありません。
いずれ将来には、果敢に課題に挑戦する何人もの政治家が出現することを信じています。

再度書きますが、無駄を削減して「207兆円の組替え」が民主党の中で議論されなかったとは思わない。何故なら、万一の場合は国民を騙したことになるからです。
少なくともマニュフェストを実行するには、どの分野の予算を減らすか、この程度の議論はされたと信じています。つまり、少々の違いはあるにしても誰が総理になろうとも、国民の血が流れようとも、多数の国民のためにやるべきことはやると、信念と覚悟は持っていたと信じます。
「政権を取ればお金はいくらでも出てくる」という発言は無かったと信じたい。

G7において
世界的な経済減速の明確な兆候を確認したそうだ。

日本政府がなすべき事は、強い円を使って内需の振興を図ること。
これしかないだろう。
減り始めたとはいえ、1億3000万人の消費を抱える、しかも経済的にはまだまだ強国の部類に入る日本である。

万一の恐慌に向けて、早急な対応が求められている。

第一次産業にこそ、この国の未来が有ると思っているのだが。
輸出産業などには、日本の未来をかけてはいけないと思うのだが。

農林水産業の振興なくして、日本の未来は無いといいたい。

小倉摯門さん

仰られようとすることは解ります。怒りとは感情的な反応であり、感情に任せた行動の招く結果の多くが芳しくないということも、一般論としては承知しております。然し、事態は、紳士的に事を運んでいてもどうにもならないという局面を迎えていることも又事実で、「怒りしかない」が、この認識に立ってのものであることは言うまでもありません。

「中東の奇跡」におけるキーワードが「怒り」であったことは疑いようも無く、取説も無い銃器を持って立ち上がったリビア市民の原動力など、「怒り」以外には考えられません。

経産相の辞任は「ままごと内閣」の露呈に過ぎず、ままごとに責任を問う輩も噴飯者の謗りは免れない。この政府が何かを遣らかしてから騒ぐのは愚の骨頂。その本質を見極めれば、激しい「怒り」しか湧いてこない。いまこの国は、「怒り」or「諦め」の選択肢しかない、というのが私の結論であります。ここでの議論が時折非日常と錯覚してしまうことがあるのは異常なことなのでありましょうか。

≪賢い怒り≫
蓋しの名言ですが、実際凡人には難しいですね・・怒りのコントロールなら出来ますが、事態に鑑みれば必ずしも賢い作業ではありません。

閑話休題というか、全く唐突な視角ですが‥:
東北の被災直後の悲惨な状況でも半年経った復興復旧の最中の今も、物流業者特に小口の宅配業者が縁の下で画期的で大きな貢献をしている。
彼らが殆ど脚光を浴びず社会的に大きく評価されていないのは、メディアの視角が狭く浅いことの証左だと思います。

日本のメディア界には駄目比べも良さ比べもない、要は競争も切磋琢磨もない。新陳代謝もない。賢明さを欠いて不健康になるのは当然ともいえる。
草々

陽出国さん | 2011年9月11日 07:30
ふふふんん!?早まらないで下さいね!(笑)
「青年将校」をやるお方とは断じて思いませんが、このコメントは「青年将校」を志しておられる!?(笑)。

僭越ながら、≪「怒り」or「諦め」の選択肢しかない≫が正しいとしても、明確な「次」の準備のない「怒り」が齎すものは、途中の道筋こそ違え「諦め」と同じになると思います。
例えば、「怒り」も「諦め」も睥睨していた見も知らぬ善からぬ輩に油揚げ(「次」)を攫われるのでは?

私は第三の選択肢≪賢い怒り≫を採ります。
「次」の為の「石破茂さん」(笑)。
草々

YKKさん 2011年9月10日 23:50
細かな「ざらつき」はありますが、大きな脈絡は私と共有されていると思います、嬉しい!(笑)。
従って、【再度書きますが】、「おっとり刀の助太刀」させて戴きたい、然も「竹光」ですが。
草々

2年前の初頭、「小沢一郎」の頭脳の中枢には政権獲りがリアリティーをもって描かれていたことは間違いない。無論、その暁には総理総裁として陣頭指揮を執る腹積もりもしていた筈だ。実現していればドラスティックな改革が堰を切ったように着手されていたであろうことも想像に難くない。小沢総理であれば天災も起きなかった・・というのは、勿論冗談です。しかし、これの阻止を図った体制による大久保秘書逮捕という禁じ手が嵌ってその全ては崩壊の憂き目を見ることとなった。このことが、今日の明日の見えない混乱の起原である。従って、その後のことは全てままごとであるが故論評などは差し控える、というのも一つの見識であろうと思う。


小倉摯門さん

石破茂さんと前原さんのツーショットがテレビに映っていましたが、その顔付きに品性が欠けているように見えたのは気のせいでしょうか・・少なくとも、勇み足を正当化する前原との差異は感じられず気になった次第です。

陽出国さん | 2011年9月12日 00:45
【石破茂さん‥品性が欠けているように見えた】
その番組は見逃しましたので確たることは言えませんが、見方に依っては大いにあり得ると思っています。
その原因を指すキーワードは、「極度の疲労」。

石破さんは予てから重度の蓄積疲労に悩まされているのです。肉体的疲労と頭脳的疲労の両方に。
ケース1.「装いの言葉を裏切る表情」
過去一年近く石破さんのブログを精読してきています。其処では「真摯と見識と覚悟」しか観受けませんが、疲れが「品性の欠如」を表面に押し出すケース。
世間には屡々あるケース。

ケース2.疲労は、本質的に人間の表情から品性さえも奪い醜くするものです。
然し、石破さんの場合、昔取った杵柄もある。
イ)数年前年齢的に彼が不惑時代にあって天命を知る前には、ロ)軍事専門家を自負していた為に、此の国の危機管理や国家安全保障に全く無頓着な連中を相手に戦っていた為に、ハ)顔は下向きの一点を凝視し、目線は上向きに相手を睨みつける時代もあった。

然し、私は説明無用のケース3.に与します。
まあ、何れにせよ、「極度の疲労」に塗れないことも、AmongOthers、「政治家石破茂」の課題に違いありません。
草々

 遅ればせながらの投稿で失礼いたします。
「マニフェストを実現する組み換えは絵に描いた餅というより政権をとるための手段にすぎなかったと思わざるを得ない」
「『政権を取ればお金はいくらでも出てくる』という発言は無かったと信じたい」をめぐっての活発な討論について。
 私には「政権を取ればお金はいくらでも出てくる」との発言の有無真偽は確認できませんが、その発言の内容は「正鵠を射る」ものだと思います。なぜなら、「予算の組み替え」とは、立法行為を以て実行するものだからです。「組み換え」とは、財務官僚と何か机を挟んで睨めっこして『実務』的にひねり出すわけではない。そんなレベルなら「政官癒着」の自民党でもできたでしょう。その体制を50年以上も続けて二進も三進もいかなくなったからこその「政権交代」です。まさに立法府の多数をもって(議院内閣制です)新たな政権(政治権力ですよ)として、霞が関を「上」から制圧するのです。これが真のシビアンコントロールです。「昔、陸軍。今、財務(大蔵)省」。これら「権力の実行部隊」に対して主権者の代表としての国会議員が国権の最高機関の立法行為によって「有無を言わせずに」やる。これが「官僚を使いこなす」の要諦です。人間の器だの人脈だのと論じる以前の問題です。要は「改革」「組み換」「人事」「人員削減」・・・を法律で貫徹するのです。
 このことを死ぬほど恐れたが故に「霞が関」は、民主党による予算編成の実質初年度に、まず検察・マスコミのクーデターによる小沢失脚。続いて財務官僚のクーデターで鳩山脱税追求・「退陣」で菅政権の登場。そして「消費増税発言」。結果は「参院選敗北」と「ねじれ」。民主政権は翼をもがれたのです。まさに一連の事態は霞が関による「反革命」以外の何ものでもない。
 しかし、小沢氏は「強制起訴」で自ら血みどろになりながらも逆に検察軍の側にも相当の深手を負わせています。今や、最大主力の財務軍は、野田新政権を担ぎましたが、これに対する大反撃が現在、着々と深々と進行中のようです。(続きは別のスレでの投稿に譲ります)

小倉摯門さん

実に紛らわしくも正確さに欠け、且つ品性にも欠けた問い掛けをしてしまいました・・お詫び申し上げます。

件のテレビは、他のチャンネルへ行く途中で、観ようとしても拒絶反応が起きてしまう田原某の仕切る番組に遭遇して数十秒位の間、彼のツーショットを見る羽目となったのですが、政治家の風上に置けぬ(個人的評価)前原某氏と石破氏の意気投合(恐らく外交政策論の共通項が背景にある)と錯覚(ではなかった可能性も否定できない・・)を起しかねぬ風情に違和感を持った、というのが正確なところです。ケース4というところでしょうか・・

<小倉摯門様へのお尋ね>
兼ねてから石破氏を高く評価されておれれますので、筋違いかもしれませんが日本の安全保障に関連した点でご見解をお伺いいたします。
申し訳けありませんが、私は自民党の石破氏も民主党の前原氏も単に兵器マニア、軍事オタクとしか評価しておりません。
その上で、私は今回の震災で日本の安全保障にかかわる重大な問題が二つ露呈したと思っています。
これが、もっも大きい問題ですが、原発という巨大な核爆弾が日本の海岸べりに五十数基も放置されていること。
もう一つは松島基地のF2支援戦闘機1飛行中隊18機が壊滅したことです。私の知る限り、日本への上着陸阻止を目的とする対地支援の航空戦闘能力の1/3~1/4が失われたはずです。しかも失われた18機の残された部品を集めて6機のF2を復元するのに実に1,150億円の巨費がかかると1週間ぐらい前にNHKのニュースで報じていました。
さらに、昨日はロシアの艦艇が多数演習の為に宗谷海峡を通過したことに政府が「許しがたい行為」と抗議したような報道がありました。
私から見れば、日本政府或いはメディアは全くピンボケの反応しかしていません。
ロシアは震災で日本の軍事的対応能力がどの程度変化したかを探る目的で今回の演習を企画したのではありませんか?
こうした日本の安全保障の問題について全く何の発言や問題提起をしない政治家は安全保障の専門家でなくて単なる兵器マニアとしか私の目には映りませんが。

外野席からですか・・
M.I.(団塊世代)氏の見解は寸分違わずその通りであるが、現状の問題点をどのようにしたら良いのかという展望が語られないと、軍事オタクや兵器マニアと罵っていることが説得力を持たないのではないか。
少数派とはいえ「自衛隊は違憲だ」と堂々と叫ぶ公党(気が触れている訳ではない)と、自衛隊は戦力には当たらない、という屁理屈を通さざるを得ない大公党の存在する国の安全保障問題を議論でスッキリさせることなど現時点では土台無理なこと。

僭越ですが、確固たる前提を基にした議論を望む者の意見と思し召し頂ければ幸いです。

M.I.(団塊世代)さん | 2011年9月13日 18:28
(今更乍ら、私は様さま殿氏は基本的に使いませんので、悪しからず。)

お尋ね有り難うございます。お尋ねに気付かず、反応が遅くなり失礼致しました。
そのお名前から、10年程度の誤差を飲み込んで私と「同世代」と推察しますので、逐一にお答えするのではなく、私が考える組織論など一般論を以って反応申し上げたいと思います。

先ず、私にとって石破さんは、今の政界にあって稀有なことに国益が視野の真ん中にあることを含めても、「相対的に善い」という存在に過ぎません。まあ、絶対的に善い完璧な政治家も人間でさえも存在する訳もないですが。彼は人格的にも見識的にも良識的にも比較優位にあるというのが、現時点の私の判断です。
此のTheJournalでは多くに言及しませんが、明らかに成熟するべき余地を残していますので、彼のブログでは建設的に批判を試みています。宰相になるなら、20世紀には一芸で成功できても、21世紀は専門的ではなくても経済や財政にも相応の知見の広がりが不可欠だと。
蛇足を付せば、修正するべき部分は極めて少ないかと。その最大のものを上げれば、宰相を狙う意欲に欠けていること。先日某誌で漸くその意欲を口にしましたが、「次(谷垣さん?)の次」という呑気さです(笑)。
熱く期待し注目していますが、肩の力は抜けています。
「石破溺愛」(陽出国さん)?!トンデモナイ(笑)。

一般人やメディアが「兵器マニア、軍事オタク」と評する場合に込められている無責任な揶揄や批判のニュアンスを除けば、彼は真に其れに該当するでしょう。多分彼はその評価を誇りにしているでしょう。その分野が彼の最も得意とし、他者とは競争優位にある分野ですから。
敢えて傲慢なことを言えば、私は一般人やメディアがする「評価」は鵜呑みにしないように努めています。「情報や知識」は、品質鑑定して合格分だけを採る。

安全保障政策に関しても、彼がその職掌にあった時期にも成果が万全であったとは思っていませんし、本人もそうは思っていないでしょう。然も、その期間は自衛隊や防衛庁(省)が組織文化を造った期間に比べれば短いものです。大改革が行われた筈もない。重要だが小さい改革を行った由ですが、自公時代の後任と民主党政権によって実行されずに現在に至っていることもあるようです。
また、現場での様々な捌き方に意見はあっても、野党の立場ではその一々に意見表明出来る訳もなく、其れらが報道される訳もないかと。

取り留めのない反応になりましたが、ご容赦下さい。
M.I.(団塊世代)さんにも、風説だけではなく石破茂なる人物に接して戴きたいと思います。
石破茂さんのブログ:http://p.tl/2tG4
草々

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

※[投稿]ボタンをクリックしてから投稿が完了するまで数十秒かかる場合がございますので、2度押しせずに画面が切り替わるまでお待ちください。

Profile

日々起こる出来事に専門家や有識者がコメントを発信!新しいWebニュースの提案です。

BookMarks




『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

→ブック・こもんず←




当サイトに掲載されている写真・文章・画像の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2008 THE JOURNAL All Rights Reserved.