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« TPPは11月すべりこみ参加!? 再出発の「TPPを考える国民会議」で反対論
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《第13回前半》陸山会公判傍聴記 ── 水谷建設元運転手が調書の内容を否定「ハラがたってます」

【お知らせ】
5月24日に行われた第13回公判についての問い合わせが多かったので、第11回と第12回をとばして、先に第13回の傍聴記をアップします。第11回と第12回は後日アップします。

5月24日雨。今日は水谷建設元会長の水谷功氏が出廷するため、傍聴希望者がいつもより多い。約55席の傍聴席に対して、90人ぐらいは並んでいた。たしかに、水谷元会長は日本全国を揺るがせた陸山会事件のキーマンの一人で、ウラ金の実態をどう証言するかでこの裁判の行方が大きく左右されることは間違いない。

そのほか、水谷元会長の前には水谷建設の元専属運転手が弁護側の証人として出廷する。ウラ金を渡したとされる時期に社用車の運転手をしていたのは彼だけで、これもまた重要な証言となる。まずは午前に行われたこの元運転手の証言から報告する。

10時開廷。午前中は、水谷建設の元専属運転手が出廷。元運転手は、事情聴取のときに川村元社長が04年10月15日に石川知裕氏に5000万円を渡した際、受け渡し場所となった全日空ホテル(現・ANAインターコンチネンタルホテル)まで川村元社長を送ったと話し、その時の様子が調書にまとめられている。石川氏に渡したとされる5000万円については証言や物的証拠が極端に少ないので、運転手の証言は検察側の立証にとって重要な意味を持つ。まずは弁護人による尋問。
(──は弁護人、「」内は元運転手、※は筆者注)

── あなたは川村元社長を全日空ホテルまで車で送ったことはありますか

「1回か2回ぐらいあると思います」

── 時期についての記憶はありますか?

「会長(注:水谷功元会長のこと)が脱税事件で逮捕された以降だと思います」

補足。水谷功元会長が脱税容疑で逮捕されたのは06年7月。川村元社長がウラ金を渡したと証言しているのは04年10月と05年4月。つまり、元運転手はウラ金渡しの際に川村社長を社用車に乗せて全日空ホテルに行ったことはないと証言していることになる。

──そのことは検察官に説明しましたか

「はい」

── 検察官に何を聞かれましたか

「全日空ホテルで車を待機させるときのことを聞かれました」

── それは04年10月15日ではなく、全日空ホテルで車を停めるときの方法を聞かれたということですか

「はい」

── 車はどのように停めていたのですか

「川村社長だけではなく、会長を送るときも含め、2階のロビーで降ろして、ボーイさんに頼んでその近くで待機していました」

── 川村元社長の手荷物について聞かれましたか

「『覚えておりません』と答えました」

補足。「手荷物」とは川村元社長が届けたとされる5000万円入りの紙袋を指す。検察は、何としてもこの運転手に「川村社長は、全日空ホテルに送ったときに手荷物を持っていた」という調書をとりたかっただろう。というのも、石川氏に渡したとされる5000万円については川村元社長の証言以外に証拠はなく、当日に本当に川村元社長が全日空ホテルに行ったという証拠もないからだ。しかし、その調書は元運転手の記憶とは異なるものだったことが明らかになっていく。

── あなたは調書を訂正したいと思っていますか

「はい」

── 川村社長を全日空ホテルに送ったときは、出発の直前に指示されたとの供述がありますが

「日常的にどこに行くのかは直前に言われることもあったので、こういうことを言いました」

── ということは、特定の時期の話ではなくて、一般的な話だったということですね

「はい」

── 検事は、その説明を(特定の日付の話であるかのような)こんな書き方をしたのですか

「はい」

── 調書を訂正するのなら、どのように訂正したいですか

「この日の記憶がほとんどなかったので、(日付を)限定できるということはないと思います。(検事には)この当時の記憶がほとんどなかったので『送った記憶がない』と言ったのですが、こういう調書になってしまいました」

── 検事から手荷物について聞かれたことについては

「手荷物については一般的なことで言ったので、川村社長を全日空ホテルに送った時の話をしたわけではないです」

── 調書にサインを求められたとき、どのように感じましたか

「10月15日ということで限定していたので、不安を感じました」

── 検事にはどのように話しましたか

「10月15日について限定されていることを指摘して、『サインできません』と言いました」

── 検事はどう言いましたか

「『サインしてもらわないと困る』と。私が『10月15日に限定しているのは直せないのですか』と聞いたら『直せない』と言われました」

── サインをしなくちゃいけないとも言われたのですか

「『サインして下さい』と言われたので、『サインはできません』と申し上げたのですが、『これは今日あなたが話したことをまとめたものだ』と」

── なぜサインしてしまったのですか

「『サインをしなきゃいけない』と言われました」

── 当時はなぜ(10月15日のことについて)聞かれているのかわからなかったのではないですか

「はい」

── サインしたことで後悔はしていますか

「10月15日に限定されたことが、私には覚えがありませんので、こういう書き方をされたのは直してほしいとおもっています」

── こういう調書がつくられたことについては

「できるならば、日付は削除してほしいです」

── こういう調書ができたことについて、どのように感じていましたか

「多少、ハラがたっていますね」

── 04年10月15日に、川村元社長を全日空ホテルに送ったという記憶はないんですね

「はい」

── 川村社長はこの公判で、全日空ホテルへの交通手段について『社用車がタクシーで』と答えていますが

「タクシーであれば、会社に領収書があると思います」

弁護人の尋問終了後、検察側の反対尋問が行われる。運転手の調書否定証言に対し、検察側は川村元社長を議員会館の小沢事務所に訪ねていたことを尋問する。狙いがどこにあるかがよくわからなかったが、川村元社長が小沢事務所を訪ねていたことを証言させ、水谷建設と小沢事務所の関係の濃さをアピールしたかったのかもしれない。それに対し、元運転手は手帳に書かれているものは議員会館に行ったことを認め、一方で「日付はわかりませんが、手帳に書いた以外はないと思います」と答える。

最後に裁判官による尋問。
(──は裁判官、「」内は元運転手、※は筆者注)

── あなたが手帳をつけていた理由はなぜなのですか

「会社には日報があったのですが、私が行動していたことを自分で後で確認することも含めて、会社に聞かれたときのために書いていました」

補足。会社に提出していた日報は、手帳に書かれているものに比べればおおざっぱなもので、詳細は書かれていないという。

── 手帳はどういう時に書いていましたか

「その時に応じて書く場合と夕方に書いていました」

── 何日かまとめてということは

「それはほとんどないと思います」

── 書き漏らしはありますか

「(仕事が)重なった時などはあると思うんですが」

── もうちょっと具体的にお話いただけますか

「時間的に会長と社長がバッティングしてしまったりした時ですね」

── 書き漏らすこともあったということですか

「忘れることもあったと思います。その日、書くのを忘れて、そのまま書いていないということはあると思います」

── 手帳はあなたのスケジュール表としても使っていたのですか

「そうです」

── スケジュールはあらかじめわかっているものなのですか

「先にわかっているというのは少ないですね。(指示が来るのは)当日か前の日で、事前に連絡がきていれば手帳に書きますが、当日に書くことが多かったです」

── それが当日が前日に書くことが多かったということですね

「はい」

── 直前に言われて書き忘れるということは

「それもあると思います」

── 10月15日に川村社長を送ったかどうかですが、あなた自身は記憶がないのですね

「はい」

以上で午前の部が終了。裁判官も、04年10月15日に元運転手が全日空ホテルまで川村氏を送迎したかどうかに強い関心を持っているようだ。

元運転手が証言したように、川村氏が水谷建設東京支店で金庫から5000万円を引き出した後、全日空ホテルまでタクシーで移動したのであれば、領収書が何らかの形で残っている可能性が高い。しかし、それがないのであれば社用車で移動したことになり、それは元運転手の証言とは矛盾してしまう。川村氏の移動手段をどのように事実認定するかも、裁判の重要なポイントとなるだろう。

そのほか、元運転手の証言によって検察による調書の取り方の問題点がまたもや明らかとなった。おそらく、元運転手の聴取を担当した検事は、上司の思い描くストーリーのままの調書をつくったのだろう。しかも、検察はこの調書の内容を一部の記者にリークして、「石川有罪」の空気作りまでしていた。リークをした検察関係者が、このような杜撰な聴取で調書が作られていたことを知っていたかは不明だが、検察の情報操作の巧さを感じさせる。

引き続き、午後は水谷建設元会長の水谷功氏が出廷する。ここでも石川氏に渡したとされる5000万円の流れについて証言が行われる。

※一問一答は筆者の傍聴記メモを元に主要部分を再構成したものです

(《THE JOURNAL》編集部 西岡千史)
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http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

西岡 様

いつも、傍聴記を、ありがとうございます。
「事件名  政治資金規正法違反 平成21年特(わ)517号」の裁判で、検察側証人の証言のみで、収賄罪を裁判にかける自体が違法です。

皆さん、
川村元社長がネコババしていないことも、紙袋の中身が新聞紙でないことも、石川氏が04年10月15日に全日空ホテルに行ったことも、等等を全部証明して、初めて、逮捕状の請求ができるのです。
また、水谷建設側等の証言が、「刑事上の免責を付与して得た証人尋問調書」であると、私は考えております。

逮捕状を発布した、この裁判長こそ、極悪人です。
この裁判長に対する訴追請求状を裁判官訴追委員会に提出しました。

ご存じでない方のために、報告しておきます。
【2011.05.18 通知が届きました。】
訴追請求状は、裁判官訴追委員会により「訴発第231号」として、平成23年5月17日付で、正式に受理されました。

詳しくは、こちらをご覧ください。
【第24回】最終決戦!訴追議決(陸山会事件)へ協力求む!
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201105/article_3.html

傍聴記を待っておりました、いつもありがとうございます。
「先に第13回の傍聴記をアップします」とのこと、急ぎアップして下さったのでしょう。
ただ、今回はいつになく誤字が多く
証言のニュアンスにも関わる部分があります。
出来ましたら順次修正していただけますようお願いします。

どうぞよろしくお願いします。

 業者と政治家の「贈収賄」事件なら、当時の与党自民党の政治家をなぜ追及しないのか。マスコミも検察リーク以上のことはしない。
 胆沢ダム関連では、むしろ西松建設との関連だろう。西松建設から、献金をうけていたのは、二階俊博、尾身幸次、森喜朗氏ら。どういう経緯で業者が決まったか、また政治家のアプローチがあったか、発注者の国土交通東北整備局に強制捜査に入った形跡がない?

「なぜ、小澤一郎を叩くのか」
「政治とカネの問題」ではなく、改革者の思惑があるからではないか。だからこそ、旧勢力と既得権益勢力は、よってたかって排除するのではないか。

 日本は、原発事故(人災)で日本流の社会構造が通用しない岐路にある。利害同士の癒着、偏向報道の蔓延を嘆いている。
 原発事故によって、人生の大事なものの価値観がゆらいでいる。それは日本人に変わることが求められているのではないかと思う。当然、それは政治のありかたにも関係するだろう。何も悟らない鈍感な政治家がバッコしつづけるのなら、政治も力を失い日本とともに自滅の道をゆくだろう。

冨田さま

これは収賄罪の裁判ではありませんよ。お間違いなく。
あくまで政治資金規正法違反です。

それなのに、動機と称して「状況証拠」を並び立てている検察こそ問題なのです。

傍聴記を読んでみれば分かりますが、裁判官の心証は、検察への疑念に傾いています。

訴追・弾劾など全くおかど違いです。では何故水谷マネーで起訴できなかったか、という、この裁判の茶番性をむしろ明らかにしてくれているんですよ。

責められるべきは、この傍聴記のような細かいニュアンスを伝えず、「授受を証言」などと上っ面をなでる既存メディアです。

お間違いなきように!

傍聴記待っていましたが、前回の分のコメント欄に書き込んだものを貼り付けます。

私の感想としては検察側ストリーの元運転手の証言で水谷の東京支店の金庫からホテルまでの5千万円の移動が破綻したし、元社長と水谷元会長の証言に食い違いが大きく出てきた。元社長証言の信憑性はかなり失われたと思う。

フクシマ原発事故の難題の大きさに押されて、もう水谷建設の裏金の信憑性云々などどうでもよいようなマスコミ雀たちの雰囲気だが
今日水谷の元運転手が今までの検察側の主張に待ったをかける重大な証言をやったようだ。

〈時事通信社関連ネット記事より〉
元運転手「送迎してない」=「裏金授受」のホテルに—陸山会事件公判
時事通信5月24日(火)12時36分 小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員石川知裕被告(37)ら元秘書の公判が24日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であった。中堅ゼネコン「水谷建設」の元運転手が「元社長をホテルに送迎した事実はないと思う」と証言し、元秘書側への裏金の授受があったとされる当日に、現場へ行ったことを否定した。
 元運転手は、川村尚・元社長が裏金を渡したとする04年の手帳には、ホテルに送迎したとの記載はなく、記憶もないと証言。「送迎したのを覚えている」とした供述調書について、「そういうことは言っていない」と訂正を求めた。 

[時事通信社]

検察の供述調書というのは、ほんまに検察官が勝手に文書を書き殴るんだということだね。

さて、証人の大本命、水谷元会長の登場はまだか?

ここで元会長が 裏金工作をやろうと考えはしたが、最終的に実行しなかった等と証言すれば、これで検察側はジ・エンドになるだろう。
期ズレの虚偽記載などと言う嫌疑は赤子だましより幼稚な話だから
09年西松団体献金問題事件からの一連の検察捜査はすべて小沢潰しを画策した歴史的政治謀略捜査だということにならざるを得ない。

特捜検察と垂れ流した大手マスメディアの罪は許されないものになる。

投稿者: 蝉しぐれ | 2011年5月24日 14:54

本日再度の投稿で恐れ入るが、成り行きを追い続けないわけにはゆかないので書き込ませていただきます。

元運転手に引き続き、最大の山場で証人の大本命であろう水谷元会長がついに証言したようだ。
東京新聞〈共同〉に次のようなネット記事がある。

水谷建設元会長「裏献金了解」 実際に渡ったかは「不明」
2011年5月24日 16時49分

 陸山会事件の第13回公判は24日午後も東京地裁(登石郁朗裁判長)で証人尋問が続き、中堅ゼネコン水谷建設(三重県桑名市)の水谷功元会長(66)が出廷した。小沢一郎民主党元代表側への計1億円の「裏献金」提供を了解したことは認めたが、2004年分の5千万円については「手配したが、報告と違う点もあり(実際に渡ったかは)分からない」と述べた。

 検察側は、川村尚前社長(54)が04年10月15日、都内のホテルで元秘書の衆院議員石川知裕被告(37)に5千万円を渡したと主張している。

 元会長は、元公設第1秘書の大久保隆規被告(49)に渡したと報告されたと説明し、「石川議員に渡したことになっていてびっくりした」と証言。自分の指示で5千万円を本社から東京支店に運んだ元専務を「見届け人」として立ち会わせるつもりだったのに、前社長が単独で渡した点などを指摘し、授受には「不明朗な点がある」とした。

元社長が本当に石川秘書へ渡したのであれば、正直に石川秘書に渡したと報告しても差し支えはなく
なぜ大久保秘書に渡したと嘘の報告をしたのか?! 大久保から石川秘書へ渡す予定が変わったのなら、尚更に元会長が「見届け人」として立ち会わせるつもりであった運び屋の元専務を立ち会わせなかったのか?という不可解な疑問が残る。

東京支店の金庫からホテルまで5千万円の裏金が確実に運ばれたという立証はできていないのではないか。
それどころが、検察が無理矢理に供述調書をつくると言う不当捜査が浮き彫りになった。

投稿者: 同憂の士へ | 2011年5月26日 07:55 様

少なくとも、第五回公判以降は、収賄罪の内容ばかりです。
これは、大久保被告が西松建設からの収賄罪から、陸山会事件の政治資金規正法違反に訴因変更された経緯から見ても、到底納得できるものではありません。
これは、明らかに『別件逮捕・別件起訴・別件裁判』であり、違法です。

貴殿のように、裁判官を訴追請求したと聞くと、検察が悪いのであって、裁判官が悪いのではない、というような反論をする人達がいるので、ちょっと、返事をしてみようかなと思いました。
でも、本当は、誰をかばいたいのですか?

まず、先に、私の名前をクリックして、【第24回】を、ちゃんと、読んでください。

★訴追請求状の受理が、つつがなく進行したとしても、弾劾裁判で当該裁判官が罷免となっても、規定通りの扱いであれば、陸山会事件の裁判や小沢先生の強制起訴による裁判には、影響しないことも考えられます。また、この手続き期間は、3~7ヶ月程度かかるようです。
やはり、当事者が上告するのが一番だと思います。

★ただし、陸山会事件の特異性は、弁護士のみならず被告人自身が、検察や裁判所の暴走に対して、不服を申し立てない点にあります。
ですから、小沢さん本人に、この情報が届かなければ意味がありません。

★小沢先生に私のブログを読んで頂き、石川氏等と連携を取って作戦を立て直すように、ネットの総力をあげて、この情報を拡散する等して、小沢さんに、この情報が届くように協力をお願いします。

★小沢先生と石川氏等の公訴棄却が実現した暁には、小沢先生には【第23回】の【日本の司法のありかたを根本から考え直さなくてはならない点】を正して頂くことが、日本復興の早道であると考えております。
官僚の思惑通りに動く司法であってはなりません。

Olive-xさんのブログにいっも理路整然とした論理を展開される徳山さんという方がおられる
昨日も元運転手と水谷元会長の証言を受けて極めて説得ある論理を展開されている。多くの方に見ていただきたいので、恐れ入るがその文章を貼り付けさせていただきます。水谷建設幹部たちは、元社長も運び役の元専務も裏金造り屋の元常務もグルになって裏金資金にたかっていたのではないか。元常務は05年8月期に3億の裏金をつくったと証言しているので、水谷の裏金疑獄は底なしなのが実態ではないのか。それら裏金を幹部らが山分けネコババしていれば検察の追及逃れには大久保秘書らに渡したと検察誘導に乗るしかないのだろう。しかし元運転手はネコババの蚊帳の外だったので、検察の誘導捜査にはらがたったと証言したのではないかと思うのは私だけだろうか。

〈徳山さんの記事〉
マスコミは、もっとまともな報道をしたらどうだ。

25日の朝刊各紙には、布川事件再審無罪判決が大きく報道された。菅家さんの足利事件もそうであったが、冤罪事件の責任の半分は裁判所・判事にある。それは、これまでの刑事裁判で裁判官たちは、証拠よりは自白を優先し、公判での証言よりは検察調書優先をしたことである。さて、同じ24日に開かれた陸山会事件公判では、裁判官は、公判の証人の証言をどう判断するのだろうか。

弁護側証人として出廷した水谷建設の元会長と元運転手が証人として出廷し、証言した。マスコミは例によって、小沢氏に不利になる印象の報道をしている。朝刊各紙の見出しは、「裏金手配した」「裏献金了解」などとなっている。だが、元会長の証言の内容を知ると、裏金1億円が陸山会に渡されたとは到底信じられない。断片的なマスコミ報道を、筆者なりに纏めたら次のようなことが分った。

先ず、受け渡しについても、いくつかのルールがあったと云うことだ。その第一が、裏金を渡す際には、単独ではなく【見届け人】をつけて、現金授受を確認できる態勢をとっていたということだ。従って、5千万円を本社から東京支店に運んだ元専務を【見届け人】として立ち会わせるつもりだったのに、元社長が単独で渡した点を指摘し、授受には「不明朗な点がある」と証言している。

しかも、受け取りに代理人がきた場合は、本人に電話で確認し、さらに代理人にも預かり証を書いてもらうことになっている。それだけに、単独で受け渡し現場へ行き、大久保元秘書の代理としてきた石川議員(当時秘書)に裏金を渡したという元社長の証言には、「非常に理解しがたい点がある」と証言した。裏献金をして、後で「受け取っていない」と言われたら元も子もないから、これは納得のできる証言である。

次に「裏金の管理は表のカネ以上に厳格に管理しており、裏金を管理していた元常務が『帳簿を付けていなかった』と証言したことについては考えにくい」と証言した。これも納得のいく話である。裏金の出入りを帳簿に付けなければ、裏金がどれだけあるのかが分らない。ましてや誰かが「ネコババ」しても全く分からないことになる。(注:1億円は「ネコババ」された疑いが強いと云うことだ)

また、元運転手は元社長が裏金を渡したとする04年の手帳には、ホテルに送迎したとの記載はなく、記憶もないと証言。「送迎したのを覚えている」とした供述調書について、「そういうことは言っていない」と検察に訂正を求めたと証言した。なお、元運転手の手帳には「12時10分東京駅迎え 社長」とあったと報道されている。
この証言を裁判官はどう云う思いで聞いたのだろう。

なお、筆者が注目するのは、胆沢ダム(岩手県奥州市)の下請け工事の受注を了解してもらうため、川村元社長に対し、陸山会の元公設第1秘書大久保氏に働き掛けるよう指示したという点だ。ただ、単に「了解してもらうため」に1億円も献金するのだから、受注のために幾ら献金したのだろうと勘ぐるのだ。もちろん、その献金先は野党議員の小沢一郎氏はない。時の与党・自民党大物議員に決まっている。閑話休題。

検察側証人として証言台に立った元社長や元常務は、検察官に言われて裏金献金のことを思い出したと云う趣旨の証言をした。これに対して、今回、元運転手は「そういうことは言っていない」と検察に検察調書の訂正を求めたと証言した。この二つの証言が意味していることは、検察がストーリーを書き、そのストーリー通りに検察が証言をでっち上げたことを示していることになる。

処で、冒頭に書いた布川事件について、例えば、毎日社説では「44年も前だが、現在の司法の現状にも通じる多くの教訓が汲み取れる」とか、「(無罪判決を)警察・検察は重く受け止めるべきだ」などと、マスコミは批判している。だが、そのような批判をするなら、現在進行形の陸山会事件について同様に検察を批判すべきだろう。それでこそはじめて冤罪が防げることになるのだ。

証拠より自白優先、つまり、検察調書優先主義が冤罪を生んだ。このことが今の司法不信を招いた原因である。そのことをマスコミが真に理解しているなら、元運転手が検察調書の訂正を求めたと証言したことを大きく取り上げたはずだ。それによりはじめて、検察の取調べを批判し、裁判所に冤罪発生の防止の注意を促したことになる。だが、マスコミの本質は【検察には迎合】なのだろう。この元運転手の証言を報道している新聞報道は非常に少ないようだ。
 
<徳山 勝> ( 2011/05/25 18:30 )

西岡 様

西岡様の感想記並びに皆さんのコメントで、明らかになっていますが、収賄事件でもないのに、たんなるイメージづくりに、調書を利用している。

どのような環境で、供述調書が取られたかわからないが、今までの調書の実態把握から判断すると、邪推の検察ストーリに基づいた供述調書が作成され、恐喝、恫喝によって署名されている事態は、あるゆる事件で明白になってきた。

たんなる記載ズレの問題で、修正すれば済むような問題が、物的証拠があればまだしも、全くないのに、信頼性のかける供述調書によって、収賄がらみの問題に拡大され、裁判にかけられている、またかけられようとしている小沢氏、秘書たちの自由を早く回復させてほしい。

司法も信頼回復のためにも早く処理し、供述調書依存から脱皮した司法改革体制によって、新鮮な気持ちで仕事をしてほしい。いつまでも負の遺産を引きずっているのは好ましいことではない。

 徳山 勝氏は、いつも論理の構造が、まるで数学の公式のように理知的である。感情を交えず、言い切れることは明瞭に言う。
 徳山氏の意見にいつも共鳴しております。

一言言わせてもらうが、
この事件が間違っていると思うのは、ここにあれこれ書いている連中と基本的には同じだ。

しかし、政治家小沢一郎はもう必要ないし、小沢一郎を祭り上げている小沢氏周辺の政治家連中も、政治の世界から退場してもらいたい。

脱小沢ありきのマスコミと、親小沢ありきのここの連中は、自分から見ればどっちもどっち。

自分の立ち位置に囚われてる輩が実に多すぎる。

僕は「日本改造計画」を書いた小沢一郎を高く評価している。単なる政治書を超えて、歴史に残ると思う。ただし、政治家がすぐれた本を書くということは、異例だし、マイナス面も大きい。物書きには必要な繊細で孤独な性格が、実像と異なる「政治家・小沢一郎」を作り出してしまったのだ。この2年間の騒動の根っこにも、それがあると思う。

西岡千史様

『正論』と云う語は、或る事実について道・天・地・将・法の五事に関する正義と対照して理非曲直の区別を弁別・識別・理解して、五事に適った正しい意見や議論が如き是の概念を認識するのに用い、反対に、『邪論』と云う語は、理論の根拠・本拠・依拠となる論拠に欠陥または悪処・悪趣があり、論理が破綻して非合理な意見や議論が如き是の様相と云う概念を認識して表現するのに用いる正語だと、私は理解します。

 然し『白』を、『灰色』だと唱えて気勢を上げ、『灰色』を『黒』だと唱えて市民感覚を錯誤または錯乱させるような『アヒル心理経(或る下心に拠りピ、ピ、ピヨコちゃんだという信号を発するが如き是の心の働きや有様の込み入った事情)』・『アヒル思考経(或る思惑に拠り下心の発する信号に呼応してアヒルだガーガーと気勢を上げるが如き是の感覚や表象の内容を概念化し、判断し、推理する心の働きや機能の込み入った事情)』に拠り組織が運営されていると思しき検察庁や新聞社、雑誌社、放送局が多々存在した様に、私は記憶しています。

 因みに、或る“下心”や“思惑”が露呈している論説記事や解説記事を“正論”と云う名の下に掲載するのは、道・天・地・将・法の五事を知らずにアヒル心理経・アヒル思考経に拠り運営される“詭報道機関”の常套手段だと、私は観念しました。

冨田さま

私は誰も庇っておりません。

改めて申し上げますが、これは収賄罪の裁判ではありません。
単なる政治資金報告書虚偽記載です。
検察は、その動機として水谷マネーの授受があり、それを隠蔽したかったんだろうと匂わせているだけです。
つまり、授受を証言した元社長らは、動機を立証する情状証人であって、収賄罪とは一切関係ありませんし、裁判官もそうは思っていないでしょう。

しかし、検察側が動機の解明に必要だ、という以上、証人採用は当然ですし、弁護側が証言を論破し、反証すれば良いことです。

裁判官の訴訟指揮は、通常の刑事裁判に則っています。
あなたが、起訴状自体が不当で、それを受理した裁判所が不法だというのでしたら、それはいささか感情的ではないでしょうか。
起訴が違法かどうかは審理してみなければ分かりませんし、どうしても公判維持が困難なら、途中で公訴棄却もあり得ます。

三被告及び水谷元幹部への証人尋問は、検事調書に弁護側が不同意だから、その信用性が争われているのです。双方同意なら、即調書が証拠採用です。

私は、裁判官が取り調べ段階での調書をどう判断するか注目しています。
不採用(つまり、法廷での証言のほうが信用できる)となれば、これは第二の村木事件です。
私は、その可能性が極めて高いと思います。
何故なら、今日の朝刊で、裁判所が池田被告を調べた検事が、別の事件で作成した調書の信用性を否定した判決文を証拠採用していることです。
それでも、あなたは裁判官の弾劾・訴追を主張されますか。
銃弾の標的が違っていますよ。

再度言います。
収賄罪は、公務員が職務に関して金銭を収受することです。
三被告は公務員でもなく、職務権限もありません。
共犯とされる小沢被告は公務員ですが、職務権限はありません。
従って「収賄罪」は成立しません。
それを「収賄罪もどき」にゴマカシている検察こそ指弾されるべきではないですか?

冨田さま

付言します。
あなたはブログで、以下のように書かれていますね。

「収賄罪が、立証された後、当該収賄した金額を収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反の疑義が余罪という位置づけで、初めて生まれるのです」

そうじゃないのです。収賄罪と規正法はワンセットじゃない。確かに、収賄罪で起訴した場合はそうでしょう。
しかし検察は出来なかった。
だから、虚偽記載の規正法違反で起訴したのです。
別件の様に見えますが、それ自体独立した本件です。

例えばロッキードの田中角栄氏の場合、授受と金の流れを掴んでも、「総理大臣の職務権限」は無理ではないか?と検察が判断したとしましょう。それでも、検察は起訴したでしょうね。巨額であること、対アメリカとの国益を考慮して。
政治資金規正法と外為法違反です。
それこそ国策捜査ですが。

むろん、小沢氏のケースは違います。
期ズレした不動産資金の原資が水谷マネーである証拠は何もありませんから。

「立証責任は検察にある」とのご指摘、全くその通りです。
だから検察は、こんなに時間を空費して、元社長らに証言させているわけです。それで立証したつもりになっているのです。
しかし、それはあくまで検察が描いた物語であって、弁護側はそれを破綻させればいいだけです。
それで無罪です。

西岡さまのレポートを拝読しながら、ロッキード事件の「榎本アリバイ」を思い出しました。
弁護側が反証として、金銭授受の時間に榎本秘書は誰々と会っていた、と大物政治家を次々に証人に呼んだのです。
彼らは、10年前の何月何日の何時に榎本秘書に会ったと言いましたが、ほかに榎本秘書と会った日や、その前後に会った人など全く答えられませんでした。
結局、この自民党の大物議員たちの証言は、判決で全て信用性なし、と斥けられています。

今回の元社長や同席業者の「突然思い出した」証言に対し、裁判官はかなり突っ込んだ質問をしています。

いずれ、榎本アリバイと同じ結果になりますよ。

立花隆氏、東京新聞の当時の詳細な傍聴記を一読されることを勧めます。

いったい、何の裁判をやっているんだろう?
周りのほとんどは、何の裁判をやっているのか勘違いしている人が多い。たいていが収賄と勘違いしているのだが、新聞テレビというマスゴミがあたかも収賄罪のように流すからこうなるんだろうな。
だったら、収賄で起訴すればいいんだけど、こういう単なる心象操作のための裁判ごっここそ血税無駄遣いだろう。こういう無駄な予算を復興支援に回せばいいのに、司法の頭の悪さは常軌を逸しているのではなかろうか。
てか、この裁判の被告って別に小沢氏じゃないじゃん。

投稿者: 同憂の士へ | 2011年5月28日 08:44 様


正直に、おっしゃってください。誰をかばいたいのですか?

「収賄罪」が成立しないことが解かっているのに、虚偽記載が成立しないことが解からないと言う、あなたの思考回路が私には理解できません。

【第1回】、【第14回】を読んで、虚偽記載が成立しないことを、ちゃんと理解できてから、【第23回】、【第24回】で何故裁判官を訴追するに至ったかを悟ってください。

陸山会事件は、『検察官による事件の捏造である』ということを、しっかり理解してください。
本来であれば、この裁判長は、検察官から逮捕状の請求があった時、直ちに却下して、当該検察官を職権により検察官適格審査会にかけるべきでした。

また、本来であれば、石川氏が起訴された時に、当該弁護士は、直ちに「公訴権乱用論」による公訴棄却を最高裁に願い出るべきでした。

また、本来であれば、石川氏本人により、最高裁に不服の申し立てをするべきでした。

また、本来であれば、大久保被告の訴因変更を、最高裁は直ちに却下すべきでした。

また、本来であれば、マスコミも、君達も、代表選のずっと前から【第1回】の通り、虚偽記載など、全く無いという事実を、素直に認めて、国民に広く報道すべきでした。

【第14回】について、何人たりと反論できないハズです。
虚偽記載が『捏造』であるのに、動機と称して「収賄罪」を裁判で争うことに異議を唱えず、話を検察官の悪行に持って行こうとする、その魂胆が許せません。

その上、虚偽記載は、【第1回】の事実確認があれば、石川氏等の供述調書など、何の意味も無いのに対し、「収賄罪」で必要なのは、石川氏等の供述調書の方であるにもかかわらず、水谷建設側等の証言の信憑性で争っている事に、違法性も感じず、皆さんは、色々意見を述べているが、まったく、争点がアベコベとなっていることに、未だに気付きもしないことを、恥ずかしいと思いませんか?
元社長や運転手等が何と言おうが、水谷建設側等の証言は、「刑事上の免責を付与して得た証人尋問調書」であると、私は考えております。

西岡千史様

そもそも、水谷建設側は、陸山会には政治資金の寄付をする意思はなく、陸山会側にも水谷建設から政治資金の寄付を受ける意思はなかったのは明白な事件ではないでしょうか?

 ということは、水谷建設社長(当時)の川村尚さんと石川知裕さんの間、および、川村尚さんと大久保隆規さんの間に、其々5千万円の金銭授受が万一存在したとしても、『政治資金規正法違反行為』は成立し得ないと、私は判断します…。

 また、別の事件では“政治資金収支報告書に記載できる形式の寄付”に拘っていたと云われる、陸山会の大久保隆規さんが、水谷建設からは“政治資金収支報告書に記載できる形式の寄付”を要請したということは、私にはどうしても信じられません…。

 因みに『白を灰色』だと唱えて気勢を上げ、『灰色を黒』だと唱えて市民感覚を錯誤または錯乱させるような『詭道』を用いたと思しき東京地方検察庁特捜部の記者や大衆通信媒体の記者および多数の政治家たちは、陸山会と水谷建設の間で政治資金収支報告書に記載できない金銭を授受する事について如何なる特別な事情が存在したと認定したのでしょうか?

 日本の検察庁や大衆通信媒体及び政界には、道の理・天の時・地の利・将の器量・法の正義の五事に関する“心遣いと下心”や“思遣りと思惑”を的確に察知できる人がいなくなったのでしょうか…。

投稿者: 同憂の士へ | 2011年5月28日 08:44 様

13:42投稿しましたが、文章が長すぎたようですので、別の視点で、お返事します。
ロッキード判決の判例に
「最高裁平7.2.22判決(刑集49-2-1)が、刑事上の免責を付与して得た証人尋問調書は、「公正な手続的正義の観点から」証拠としての許容性を否定した」
とありますので、水谷建設側等の証言が、「刑事上の免責を付与して得た証人尋問調書」であることを、現弁護士等が上告すれば、第13回公判の内容自体が判例違反となります。

つまり、糾弾すべきは、検察はもちろんのこと、こんな茶番劇を演出する当該裁判官も、判例違反を『ほほえましく眺めている』最高裁も、私のブログの【第1回】の事実確認資料により、弁護する姿勢も無い「誠実義務違反」の弁護人等も、・・・(要するに、どいつも、こいつも)です。

そして、【第24回】の「裁判官訴追請求状が受理された」という、この裁判に重大な影響を及ぼす可能性のある情報を、マスコミに代わって拡散(報道)しようとする空気も感じられない、このネットの諸君にも、失望を隠せません。

冨田さま

西岡さんのブログなのに、こんな論議はしたくありませんが、「刑事免責を付与」云々は、コーチャン・クラッターの嘱託尋問調書のことでしょう?
あれは、最高裁が御墨付を与えた超法規的な措置で、被疑者死亡のため最高裁で確定せず、判例になっていないはずですが。
百歩譲って、司法取引が露見すれば、完全に違法です。
水谷関係者が、横領を隠すために検察にそそのかされた、ということは十分あり得ます。それは、検察官の職権乱用、公文書偽造、偽計業務妨害でしょうね。
そもそも、「司法取引」が日本にない以上、貴方の立論が無理だと思います。

失礼を顧みず申し上げれば、あなたの裁判官弾劾論は奇手です。言ってみれば、プロレスでレスラーが反則したら、そもそもリングに上げたレフェリーが悪いと言っているのも同じです。

正々堂々、検察のアホぶりを白日のもとにさらせばそれでいい。

結局あなたは三権グルになっての陰謀史観に陥っていませんか。
そんなことでは相手さんが付け入るだけ。
公明正大にいきましょう

望月孝夫 | 2011年5月28日 17:42の訂正:

正「また、別の事件(西松建設不正献金事件)では“政治資金収支報告書に記載できる形式の寄付”に拘っていたと云われる、陸山会の大久保隆規さんが、水谷建設からは“政治資金収支報告書に記載できない形式の寄付”を要請したということは、私にはどうしても信じられません…。

冨田さま

付言すれば、私は元社長たちが検察のストーリーに迎合して調書作成に協力した蓋然性が極めて高いと思います。
それが、元社長の横領・背任・ネコババを隠蔽してやる、という阿吽の呼吸だったかどうかは、推測の域は出ません。
いずれにせよ、西岡さまによる傍聴記を読むと、裁判官の心証は「検察クロ」に傾いている可能性が大きい。

冨田さんの持論である、「刑事免責付与付の調書」であることを立証するのは、極めて困難です。公訴権の濫用(わざと起訴を見送る、つまりあなたのいう「刑事免責」も広く含まれるでしょう)だとしても、双方口裏を合わせています。
それと、あなたが例として提示されたロッキードの例は、米法廷で、証人に事前に刑事免責を告知して行われたことが明記されています。

しかし、元社長の場合、そもそも日本の刑訴法に「刑事免責」の概念がありませんし、おそらく調書は、黙秘権告知の上、任意で聴取した、という体裁になっており、「刑事免責」の痕跡もないはずです。つまり、証拠能力は外形的、形式的に有効なのです。

あなたの主張を貫徹する場合には、一審で無罪判決が出て、調書の信用性が判決文で否定された段階で、元社長ら授受を証言した人々と、その任意性を補強するために出廷した取調検事を偽証罪で告発することです。
地検は当然不起訴にするでしょうから、その時は検察審査会に申し立てる(抵抗感があるでしょうが、刑事的にはそれしかありません)。
あとは平行して三被告が国家公務員法違反なりなんなりで行政訴訟を起こし、その過程で検察の「水谷」見逃しを暴く、というのが王道だと思います。

投稿者: 同憂の士へ | 2011年5月29日 10:27 様

なんで、そんなに裁判官をかばうのですか?
虚偽記載は、【第1回】を提示するだけで、冒頭陳述で、一発で公訴取下げをせざるを得なかったと言う事を胆に命じてください。
つまり、「政治資金規正法違反」の訴因は、冒頭陳述に見る限り、虚偽記載でありますから、当該「訴因」が「検察官による事件の捏造」であることを【第14回】を読んで、しっかり理解してください。

それを踏まえて、考えてみてください。
少なくとも、第五回公判以降は、収賄罪の内容ばかりですが、これは、「政治資金規正法違反」の訴因(疑義)が正当な場合であって、かつ、小沢さんからの借入金4億円の中に、水谷建設からの収賄金1億円が含まれているとする確かな証拠(※)があって、「逮捕状の請求」ができるのであり、裁判官は、【第1回】の事実確認をした結果、「疑うに足る確かな証拠であると判断して」初めて、逮捕状を発布するのであります。⇒本来はね!
【※確かな証拠】
①水谷建設の1億円の出金記録②元社長等がネコババしていない証拠③1億円の陸山会の受領書④石川氏等が1億円を受け取ったと認める供述調書⑤石川氏等がネコババしていない証拠⑥陸山会の入金記録
これらが、パーフェクトに揃っていないとダメとは言わないが、例えば、③がなければ、現金授受の現場の第3者による目撃証言(紙袋の中身が新聞紙で無いことも含めて)とか、何か代替する証拠が無ければならないと思いますよ。

あちらこちらのサイトで、貴殿と同じように、『運転手が、元会長が、』と、違法な裁判を、あたかも正常な裁判が行われているかのように意識誘導し、検察と裁判官と弁護士がグルであるという本事件の真の問題点を隠蔽するような記事を書いている連中に申し上げる。
『味方のフリをして、ヘリクツ捏ね回すのはヤメロ!』
『本当に味方ならば、とっくに、【第1回】の事実を拡散していたハズだ!』

投稿者: 同憂の士へ | 2011年5月29日 10:27 様

言い忘れました。ロッキードの件は、米法廷ではなく、日本の法廷の件を例にしておりますよ。いちいち、話をすりかえるな。(怒)
『いわゆるロッキード判決において、わが国の検察官が、アメリカの証人に対して、その証言事項に関して、刑事上の免責を付与して得た証人尋問調書につき、最高裁平7.2.22判決(刑集49-2-1)が、「公正な手続的正義の観点から」証拠としての許容性を否定した。』
【※参考文献】
http://www.law.kobegakuin.ac.jp/~jura/hogaku/38-3_4/38-3_4-09.pdf
神戸学院法学第38巻第3・4号(2009年3月)
『弁護人の違法な訴訟行為とその救済(丹治初彦)』

それから、【第1回】の事実を弁護士や君達も隠そうとしている、その意図(企み)を教えてくれないか?
貴殿の主張は、本事件は、違法逮捕・違法起訴・違法裁判であることを前提としない場合のヘリクツばかりです。
虚偽記載が、どこにあるのか具体的な数字を使って示して、訴因の正当性を説明してみなさい。
収賄金1億円を陸山会が受け取ったという、前回の①から⑥までの【※確かな証拠】もないのに、裁判にかけられているのが、不当でないと言うなら、その根拠を示してください。

だいたい、この第13回公判で弁護人が『刑事上の免責を付与して得た証人尋問調書である』ことを追及しないのは、あまりにも不自然です。そんな口約束の免責など守ってくれないことや、贈賄罪や横領罪や偽証罪まで、どんどん罪が重くなると知れば、公判の流れも、まったく変わって来るのですが・・・。

冨田さま

困りましたね。入り口から擦れ違っているのですね。
西岡さんの力業に敬意を表し、これ以上の非生産的議論はやめますが、要するにあなたは現行の司法制度及び裁判所の公正を否定されているわけですね?
その理屈で行けば、仮に三被告が無罪判決を得ても、その判決は効力を失いますよ。小沢さんが政治的圧力をかけて勝ち取ったという反論が成り立ちうるのですから。
この矛盾に気がつきませんか?
私は裁判官に何ら義理もありませんが、三人が現在の司法の枠組で裁かれている以上、その土俵を信頼しなければ議論になりませんよ。
それを「収賄罪」だの「刑事免責の調書」と言い募るのは、道を誤っているとしか思えません。
贔屓の引き倒しです。
こうした冷静な議論に耳を傾けることがなく、一方的な悪罵を浴びせられるのは、本当に残念です。

私は引き続き西岡さんの傍聴記を注視していきます。
大切な仕事です。
西岡さん、頑張って下さい。

冨田さま

付言します。
あなたがそれほど言うので、あなたのブログ第一回拝見しました。

貴方は、以下のように主張されていますね。

①収支報告書等の事実確認作業を恣意的に怠り、被疑者の供述調書のみで、当該裁判官は、虚偽記載容疑の逮捕状を発布・起訴状を受理した。

②検察側の証人の証言のみで、当該裁判官は、収賄容疑の逮捕状を発布・起訴状を受理した。(訴因に無いのに公判で争われていることも考えられる。)

③公判前整理手続き及び公判において、収支報告書等による事実確認作業を恣意的に割愛している。


①は、裁判所が逮捕状を発行するとき、そこまでの精査は必要としません。証明力は裁判で争えばいいので、証拠能力(調書が外形的に法的に合法か)があればいいのです。
だって、そうでなければ裁判は必要ないじゃないですか。
では、本人が否認していれば、殺人容疑でも逮捕しないのですか?

逮捕状では、こんなことがあります。
戦中、東條英機が、政敵中野正剛を無理矢理逮捕しようとしたことがあります。これには検察に反対論がありました。しかも、請求日が国会召集日でした。当直裁判官は判例も確かめ(確か伊藤博文の「憲法義解」だったか)、招集日も会期にあたり、議員の不逮捕特権に反するとして、斥けたのです。これは、逮捕請求に明らかな法的外的欠陥があったからで、今回はそれに当りません。

もともと、逮捕とは国民の権利を国権が大幅に制限することで、当然検察も十分捜査したであろう、疑いを容れる事実があるのだろうと、裁判所が納得すれば良いのです。

②「収賄罪」云々は、そもそも訴因にありません。
「収賄罪まがい」に検察がしたいだけ。

③は、だって虚偽記載そのものが事件の核心なのだから、弁護側が検察立証に不同意し、争点になって全面的に争うのが当然でしょう。
その本筋が無理だから、検察は水谷マネーという無理筋を苦し紛れに蒸し返しているんじゃないですか?

裁判官訴追の告発状受理、慶賀の至りです。
しかしそれは、あくまであなたの告発状が法律の条文に則って不備がないからであって、訴追委員会がどう判断するかは別ですよ。

裁判官弾劾は、
1.職務上の義務に著しく違反し、または、職務を甚だしく怠ったとき
2.裁判官としての威信を著しく失うべき非行があったとき

のみですが、いずれにも該当しないと思います。

御納得いかないでしょうが、この程度で打ち切ります。

「味方のふりをして…」などとおっしゃいますが、そのお言葉をそのまま貴方にお返し致します。

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2009年11月、日刊工業新聞社

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