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田中良紹:いまこそ日本人は政治の本質を学ばなければならない

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『裏支配』(田中良紹・著 500円[税込])
※購入方法は本記事の最後で説明しています。

 1976年のロッキード事件発覚時に、田中角栄元首相と東京地検特捜部の両方を密着取材した田中良紹さんが、事件の真相と日本政治の知られざる内幕を取材メモを元に再現したノンフィクション『裏支配』が 、今年1月に電子書籍で復刻発売された。復刻版では、2003年に単行本として出版されたものにさらに加筆し、2009年の政権交代までの日本政治の問題点を明らかにした論考も加えられている。

 『裏支配』を電子書籍版で復刻した理由とは?
 いま、日本の政治について考えなければならないこととは何か?

 日本政治の表とウラを取材してきた、著者の田中良紹さんにインタビューを行った。

▽    ▲    ▽

── 2003年に出版された『裏支配』が、03年以後の政治状況も加筆され、電子書籍化されました。この時期に電子書籍化しようと思った理由はなぜでしょうか?

私がこの本で言いたかったことは「政治は変わらない」ということです。政治とは所詮は人間のやることで、時代が変わっても、その本質はそれほど変わらないんですね。

それを実感したのは、この本を執筆中に取材メモをひっくり返していたときでした。いまになってメモを読んでみると、現役の記者として取材していた1980年代の半ばにはまったく意味の分からなかった話が、「なるほど」と感じることがたくさんあったんです。

たとえば「中曽根元首相を大勲位に」という話は、1984年に田中角栄がすでに言っている。これは『裏支配』にも書いていますが、角栄は84年の時点で86年に中曽根に衆参ダブル選挙をやらせて自民党を大勝させ、自民党の党則を変えて自民党総裁を3期つとめさせると話しているわけです。その結果、中曽根は佐藤栄作と肩を並べる長期政権となり、将来は大勲位を受ける。その話を聞いた時は、にわかに信じがたい話でしたが、今になってみるとそれがちゃんと実現しているわけです。

■みんな中曽根首相が嫌いだった

いまでこそ中曽根の評価は高いけど、当時は公明党も民社党もみんな中曽根のことが大嫌いでした。支えているのは田中角栄だけ。言うならば、田中角栄が手をひいたら中曽根政権が潰れてしまうわけです。だから、中曽根はこの本にも書いてあるとおり「私のような浅学非才の者が・・」などと地べたに頭をこすりつけんばかりにしながら、政権運営をしていく。そんな中曽根に角栄が「大勲位を与える」と話していたんだから、当時のほとんどの人が信じられなかった。

じゃあその中曽根をいつまでやらせるかとなったら、角栄はダブル選挙後の1年までと考えていた。そして、実際にその通りになった。政治のシナリオライターというのはすごくて、角栄が倒れたあとは中曽根が自力で政治をやるんだけど、シナリオはずっと後まで生きているわけです。

── そういうシナリオは、角栄の一番近くで取材していた当時の記者たちも気が付かなかったのでしょうか

政局の渦中にいる記者というのは、政治の流れはわからないんですよ。実際、私もわかりませんでした。後々になって理解できたことがたくさんあって、政治は一歩引いた場所から見ないとわからないんです。

■政治は繰り返す

その意味で「政治は繰り返す」ということも今になれば納得できます。

自慢するわけではありませんが、中曽根が後継首相を指名するとき、竹下登が指名されると予測した記者は私だけでした。新聞もテレビも、次期首相を安倍晋太郎だと思いこんでいて、全社が間違えました。それでも新聞が一面で恥をかかなくてすんだのは、夜中の12時ごろに中曽根裁定が下ったから朝刊の記事に間に合ったからなんですね。TBSでも、私が22時に出演した番組の時点では「竹下登」と言ったのに、その後の番組では当時の政治部長が「安倍で決まり」と言っていました。

なんで私だけ「竹下登」と言えたのかというと、それは「誰々が○○と言っている」という情報を集めてそこから予測するようなことはせず、過去の歴史を振り返って判断したからなんです。

当時、自民党の歴史で首相が禅譲された前例はひとつしかありませんでした。それは池田勇人が病気で倒れ、佐藤栄作を後継指名したときです。この一件しか政権の禅譲はなかった。そこで、池田勇人の秘書官だった伊藤昌哉さんに「なぜ、佐藤栄作を指名したのか」と聞いてみたんです。すると、彼はこのようなことを言いました。

「お前、後継指名なんて怖いことはできないよ。佐藤を指名したのは、佐藤派が最大派閥だったからで、もし違う奴を指名して自民党の中で波風が立ったらどうする。池田勇人は最悪の総理として歴史に残る」

私は「なるほど」と思った。となると、この理屈では当時の政治状況で中曽根が後継指名できるのは、自民党の最大派閥を率いる竹下登しかいないとなります。

ただし、簡単に最大派閥の領袖であることを理由に次の首相を竹下に決めてしまったら、政治にならない。だから、すぐに竹下に決定されないよう、いろんな仕掛けが出てくる。中曽根にとっても、最初から「後継は竹下」と言ってしまったら身もフタもない。「後継は竹下ではない」とみんなに思わせて、最後は竹下にするところに、政治的な意味があったわけです。

■ガセ情報もグルグル回ると真実になってくる

つまり、後継指名で流れてくる情報はすべて目くらましで、それに政治記者は全員踊ってしまって、政治家も一緒に踊ってしまった。「後継は安倍晋太郎」という情報が流れた後に「竹下派が祝賀会の予約をキャンセルした」という情報も流れると、それがまた永田町に流れて「後継は安倍に決まった」となるわけです。

おかしな話だけど、情報というのはグルグル回っているうちに、ガセ情報も本当になっていく。あの時はこのことを身をもって経験しました。でも、最後には収まるところに収まる。取材をしているときにはいろんな情報が流れてくるけど、そんな情報に振り回されず、どこかで全体の状況を俯瞰で見る目がないと政治は読めないということです。

■ロッキード事件で変質してしまった田中角栄

── 『裏支配』でも書かれていることですが、ロッキード事件が後々の政治に大きな影響を与えたということがよくわかります。これは現在でも続いているのでしょうか

日本の政治の混迷はロッキード事件からはじまり、それはいまでも続いていると思う。あの事件以来、日本はおかしな方向に狂い始めたのではないでしょうか。『裏支配』でもロッキード事件について、もう一度考えるべきだということを書いたつもりです。日本の政治がどんどんおかしくなっていくことは、事件発覚から田中角栄が倒れていく過程を見るとよくわかります。

その意味で検察の罪は重い。政治が検察権力からの介入を受け、国民生活にマイナスの影響を与えています。成熟した国家というのは、倫理の問題で国民生活を犠牲にはしないんですよね。倫理は倫理で大切なんだけど、それは別の場所でやればいい。少なくとも、政治は混乱させられることなく、粛々と進めなくてはいけないのです。司法の場で裁くなら裁けばいい。クリントン元大統領もホワイトウォーター疑惑で騒がれましたが、それで議会が停滞するようなことはありませんでした。一方、ロッキード事件のために日本の政治はどれほど停滞してきたか。本音では、政治家も「政治とカネ」の問題が大切だなんて思っている人はいません。

だからこそ、いまは「政治家に必要な資質とは何か」について考えないといけない。その点、田中角栄は有罪判決を受けたにもかかわらず、いまでも人気投票をやると上位になりますよね。その意味も考える必要がある。なぜ、角栄は人気があるのか。理由は様々だと思いますが、おそらく、インテリほどああいう人は嫌いで、庶民はそこはかとなく親近感を持つのでしょう。

私は、民主主義って不思議だなといつも思うことがあるんです。大衆って愚かなんです。テレビ局で仕事をしていたとき、クレームの電話を受けていると、建前で物事見て、「人間として許せない」みたいなことを言ってくるエセモラリストがたくさんいる。でも、選挙結果はすごい。それほど大きな間違いをしたことはなく、突拍子もなくヘンな結果は出ないものなんです。そういうものに触れるものを田中角栄は持っていたのではないでしょうか。

だから、かえすがえすも田中角栄という政治家を潰してしまったのは残念だったと思う。有罪になって世間がたたき続けたことで、そこで彼は逆に強くならざるをえなくなってしまった。田中角栄という人間も無理をしすぎて、ある意味で変質していく。これは悲劇としか言いようがありませんでした。

──自民党の凋落を背景に、2009年には政権交代がおきました。それから1年半が経ちましたが、新しい政治の流れはまだ見えてきません。はたして政権交代に意味はなかったのでしょうか

私は、政権交代の意味がまったくなかったとは思っていません。政権交代によって、今まで日本のどこに問題があるのかわからなかったものが、少しは見えてきたのではないでしょうか。たとえば、強すぎる参議院、アメリカと外交交渉できない政治家、司法とメディアの馴れ合い。政権交代後にこういったことがどんどん明るみに出てきていますよね。だから、いまの日本は、これまで隠されてきた問題点が「あぶり出し」されているんです。

だから、いまこそ日本人は「政治とは何か」を勉強するいい機会なんです。冒頭にも話したように、政治の本質はそれほど変わっていません。『裏支配』に描かれている80年代の政治の生々しい話を読んでいただければ、いまの政治の裏側で何がおきているかを理解し、「日本の政治をどうすればいいのか」を考えるための助けになるのではないかなと思っています。

(文中敬称略)


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コメント (13)

田中良紹さんによる「居酒屋田中塾」の第16回日程が、5月25日(水)に決定しました!

田中良紹さんによる「政治の読み方・同時進行編」を、美味しいお酒と共に。

ぜひ、奮ってご参加下さい!

【日時】
2011年 5月25日(水) 19時〜 (開場18時30分)

【会場】
第1部:スター貸会議室 四谷第2(19時〜21時)
東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル 301号室
http://www.kaigishitsu.jp/room_yotsuya.shtml

※第1部終了後、田中良紹塾長も交えて近隣の居酒屋で第2部を行います。

【参加費】
第1部:1500円
※セミナー形式。19時〜21時まで。

第2部:4000円程度
※近隣の居酒屋で田中塾長を交えて行います。

【アクセス】
JR中央線・総武線「四谷駅」四谷口 徒歩1分
東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩1分

【申し込み方法】
下記URLから必要事項にご記入の上、記入欄に「年齢・ご職業・TEL」を明記してお申し込み下さい。

21時以降の第2部に参加ご希望の方は、お申し込みの際に「第2部参加希望」とお伝え下さい。

http://www.the-journal.jp/t_inquiry.php

(記入に不足がある場合、正しく受け付けることができない場合がありますので、ご注意下さい)

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一、コメント欄はフラストレーションの発散場所ではありません。感情的な非難や誹謗中傷は受け付けません。なお、最低限のマナーが守られている投稿であれば、記事に批判的なコメントでも削除することはありません。


そのほか、詳細は下記リンクにも掲載していますので、投稿前にご確認ください。

http://www.the-journal.jp/contents/info/2009/07/post_31.html

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

田中 様

田中様から教えていただいた政治の見方は、さまざまな政治情勢を自分の眼で見、自分の耳で聞こうとするとき、大変役に立っています。

特に大切な物の見方、考え方に二つあります。

一つは、敵味方に分けないこと。政治の世界で敵味方に分けたら、何も見えなくなる。たとえ見えても的外れになるということ。善悪とか、賢愚,正邪など二元的見方にとらわれてはならず、必ず敵の背後には味方が宿っているという見方があることを理解しないと、何故,何故から一歩も前に進まない。

二つは、田中様も角栄氏から学び「眼から鱗が落ちたような感じがした」と言っておられたが、与党も野党も利権集団であることに変わりなく、当時の社会党を指して、日本には野党はないと喝破された話には、感銘を受けるところ大であった。

アメリカは、捕虜を虐待することなく、賓客待遇で、日本の情報を得ようとし、戦後の日本人のマインドコントロールを見事に成し遂げたことなど、人心を心得た見事な戦略であり、教えられるところが大きい。感謝しています。

<田中様>
上梓おめでとうございます。
私は田中角栄を排除したことが、今日の原発量産の背後にあると考えています。
石油をとめられたら戦争するしかない!という戦前の轍を踏まない為に、彼はエネルギーの独自ルートを開発してやられた。
だから、アメリカGEの原発を導入せざるを得なかった。
検察と検察と一体でロッキード事件をスクープした朝日新聞は、結果としてわが国を滅ぼしたことになります。
政治家は、アメリカを怒らせると田中角栄の様な目にあうから、アメリカさんの怒りを買わない範囲での政治しかできなくなった。
プラザ合意によって、日本の経済が決定的なダメージを受けた背景は、政治家に刷り込まれたアメリカへの恐怖です。
アメリカの国力が衰え、ドルのデフォルトが現実味を帯びても、未だにアジア経済圏の構築に踏み出せないのは、政治家の覚悟がその程度だからです。

""
社民党の重野安正幹事長は25日午前の記者会見で、菅直人首相に対する内閣不信任決議案について「震災復興に向けて必死に努力をしているときにその司令官のクビを替えることが被災者や国民に通用するのか」と述べ、提出された場合には反対する考えを示唆した""

政治の本質を学ばねばならない。・・・その通りです。


国民一人一人小学生から学ばねばならないかも知れません。


国民が民主党政権それも小沢氏の力が発揮できる様な政治を期待して衆議院で民主を勝たせました。

ところが選ばれた議員はとんでもない空管を選んでしまいました。未だに反省していません。管政権は国民に暴投を投げています。ルールも無視です。気に入らない委員は代えてしまい、多数決の名の下に議員資格停止をしてしまいました。


このところの裁判を見ていると益々捏造が明らかになってきました。最も最初から分かっていた事で、承知した上で小沢氏を排除した。


こんな総理をG8に出席させた。恥かしいと思わないのだろうか?


民社党の重野氏も政治だけでなく一から勉強を為直ししないとダメだ。


川の途中で馬を代える必要が有ることは誰でも分かる。馬がヘタって溺れてしまえば、乗り手も荷物もやられてしまう。


一番の間違いは「必死に努力している時に・・・」という考え方だ。


人間努力は大事だがいくら努力しても適わない事がある。その人間の資質を抜きにしては駄目だ。


例えば、努力すれば誰でも一流大学に合格出来るわけでない。


努力すれば誰でもオリンピックに出れるわけでもない。

オリンピックで優勝できる分けでもない。


こんな事も分からない議員が社民党の重鎮とは情けないし、社民党の衰退したのも頷ける。


政治家は昔の歴史小説をもう一度読み直し、ここ一番の勝負どころを判断出来る様に日頃から勉強して頂きたい。


それにしても今の政治家は情けが無い。


民主党だけでなく、自民党も「いわゆる男」がいない。

<梅光様>
ホントにその通りですね。
今、NHKで南相馬の酪農家族をドキュメントしています。息子は祖父母の家で生活。親父は、息子が継いでくれると約束した酪農を続けている。
近隣の土地の牧草から基準値を越えた放射性物質が出た為に、牧草への不安がある。でも、彼は出荷できない乳を今日も絞る。絞っては捨てる。
見てられなかった。気の毒で…。生殺しだ。希望が叶う事は、相当厳しい。
政治家の方々、早く、できないものはできない、と引導を渡してあげないと残酷すぎる。
おい、菅、お前の事だよ。国民を途端の苦しみに落としておいて、サミットかい!
能力がないのだから、さっさと辞めんかい!

 孫崎 享氏によれば、日本外務省に勤めていた中国人女性が言ったそうである。「中国では組織の上に立つ者ほど聡明になる。日本では上になるほどバカになる」と。
来日した温家宝首相を見て確かにナと思った。
 儒教の教えでは、国の統治者(天子)は仁愛を持って民を治めなくてはならず、それが「天命」なのである。もし天子が民心に反した行いをする時は他のふさわしい者に変えなければならない。すなわち「天命」を革新するのでこれを「革命」という。従って天子は常に「仁愛」のプレッシャーに曝されている。中国ではその伝統が生きているのであろうか。
 さてわが国では、財務省と米国の利益を「天命」と勘違いしている首相が未だに政権の座にしがみついている。更に驚くのは「郵政改革」や「普天間」で散々ソデにされても「不信任案反対」を唱える政党があることだ。
 このような人たちは一度「孟子の教え」を勉強する必要があるのではないか。

 

民主主義の基本は、利権者団体の相互間の利益調整であり、長年に亘り自民党が派閥間で、政権を交代によって保持してきた。

自民党は、長年政権を保持してきたため、内部疲労を起こし、不正な金銭授受が日常化し、国民の支持を失い民主党に政権交代を奪取された。

鳩山政権は、自民党と大きな違いはないが、大きな違いは、アメリカからの自立ではなかったか。残念ながら、官僚だけでなく、身内の大臣にもそっぽを向かれながら、首にもできず、自滅してしまった。

次に出てきた管政権は、本質的には社会独裁的方向を志向しており、権力保持のためには、人心の離反を恐れ、ポピュリズムに徹しています。何事も政策的信念はなく、国民が支持すればなんでも遂行するが、国民の支持が得られないと分かれば、簡単に180度転換してしまう。

このつけは、大きな税金で跳ね返ってくる。極端にいえば、税が大きくなるのを批判すれば、国民が要求するから税負担が大きくなるのであって、税を抑えるためには、要求を取り下げなければならないという、極めて理屈上は批判できない反論を準備しているのです。

管政権が続くことによって、大きな政府になり、税もこれからは大幅に増えていくのであろう。社会的負担税のほか消費税などが増えていけば、年金しか生活の糧がない人は、実質的生活費が圧迫され続け、生活保護によらなければ生活できないことになりかねない。

企業は、エネルギー問題以上に、価格競争力を強化するためには、海外生産の比重を増やし続けるため、国内の生産は減り続くので、国内での仕事の確保をどのような分野で吸収するのかが大きな問題になりそうだ。

今日の報道によると、自己破産を回避し、7,500億円の融資分を銀行が負担できる制度を、政府は考えているようである。何も悪いことではないが、自己責任の考え方は、この国からは一切消え去るということであろうか。ポピュリズムの典型である。

管政権延命のため、なりふり構わない愚民愚策のオンパレードになりかねない。我々国民は、何でも政府がやってくれるのはいいが,そのしりぬぐいは、大きな税が降りかかってくることを覚悟しなければならない。

管政権が、権力を強化したならば、独裁化し、報道の自由も憂慮する必要がある。海水の中断せずなどの東電発表の背後には、国家賠償法の見返りには、東電が事実を平気でひっ繰り返えした事実を、真剣に考えないと取り返しのつかないことになりそうだ。

政治とは、その国を統治する手法であると私は考えています。
日本の過去の歴史において、それは権力の闘争である。その統治が安定期であるのは、ある意味禅譲(世襲)で譲られてきた時しかない。けれど、長く続くと腐敗を生む温床にもなる。
不幸なことに、日本で民主主義政治が、自発的に生まれたとはいえない。すべてが海外からの輸入である。(謂わば物まね、押し付け}
人は支配されることを好む傾向がある。その方が安心できる面がある。これがリーダーシップ論になる。(支配されることを好まない異端児もいるが・・・}
近年の政治手法は、スキャンダル重視である。メディアが一番喜ぶ材料でもある。相手の弱点を突き、漁夫の利を得る。
政策(安心感)の問題点を論争しない。
政治家はスキャンダルを恐れて、小粒になる。
人は変な意味で、他人の不幸を喜ぶ、つまりはスキャンダルを好む。
スキャンダルを是認するつもりは無いが、どっしりと腰の据わった度量が、政治家の資質の1つでもあろうと思う。

田中さんの仰る事は”理”ですね。
古より権力はプロパガンダによって世界を変質させようとしてきましたが、旨く行きませんでした。
しかし世界の動くスピードが変わった為、プロパガンダの効力が増しました。
この事により田中角栄から小沢一郎に至る検察権力による世界の人為的変質が起こったのしょうね。
”理”を人為的に変質させた”ツケ”は90年代のバブル崩壊より国民は払い続けているが、今後も変わらず”ツケ”は回ってくるでしょう。
もしかするとこれが新しい時代の”理”なのかも知れませんね。

<アメリカの意図>
小沢一郎元民主党代表インタビューがウォールストリートジャーナルに掲載された。 衝撃だ。
正に裏支配の当事者アメリカの菅降ろしの一貫だと思えるからだ。
菅訪米を拒否して以来、アメリカがあからさまに菅降ろしのサインを送っている。菅直人氏を拒否して、前原氏をワシントンに招待した。
その前原氏の司会で渡辺偽黄門と小沢一郎元民主党代表の誕生日パーティーが開催された。事実上、陵雲会と一新会の手打ち、前原総理で小沢さんは座敷牢から出し、後見人にするのだろう。もしくは、その逆かもしれない。
そして、グズグズ、民主党にレンメンとすがる先輩議員を尻目に横粂議員が離党した。横須賀である。小泉と前原、そしてアメリカとの関係を考えれば、きな臭いと思うのは私だけではないだろう。
さらに、今日のウォールストリートジャーナルである。経団連も既に見離している。
もはや、外堀、内堀は埋まった。しかし、ゆめ夢油断召されるな。菅さんは、国民が何万人犠牲になろうと総理の座にしがみつくだろう。ダメなら子飼いを後継指名して影響力を残そうとするだろう。何が何でも、「国民の生命が二の次政権」にトドメを刺すまでは…。

管内閣不信任案が自民党公明党から提出されようとしている。当然のことながら民主党から同調者が出なければ成立する可能性がないが、今回は大きな政局になりそうだ。

不信任案が、否決されても管内閣の弱体化は避けられない。管内閣でなく民主党の危機である。権力志向のみでなく、民主党に対する愛着があれば、内閣不信任案が提出される前に、内閣総辞職するのが一番賢明な道ではないか。

総辞職の道を選択しない場合、民主党議員の管支持者も一気に流れに乗って内閣不信任に傾いていくのは避けられない。現在強気の態度をとっているが、「弱い犬ほどよく吠える」の言葉どおりであって、執行部の危機感の表れにすぎない。

解散などの言葉は、管支持者にとっても恐怖であって、民主党議員全体にとっての恐怖である。管支持が有利に働くことはない。事実管氏支持は低迷している。巧みに言葉を弄しているが、もがきの言葉としか受け取れない。

負けることが分かれば、この方には禅譲などという美徳はなく、権力保持に執着し、小沢氏を座敷牢から出すのであろう。何でもありの管氏の面目躍如となるのであろうか。できなければ、自己権力保持のため、挙党一致を拒否したことであり、野党と管批判者によって引きずり降ろされるのを覚悟しなければならない。何でもありの管氏であるが、今回はそれほど選択肢があるとも思えない。

""菅首相は27日夕(日本時間27日夜)、ドービルのホテルで記者会見し、自民、公明両党が内閣不信任決議案を共同提出する方針を確認したことに関し、「いろいろな野党からの動きもあるようだが、我が党としてしっかりまとまって行動できるものと信じている」と述べ、民主党内の造反の動きをけん制した。"


バカじゃなかろうか?  これまで散々小沢排シフトを敷いて来たのに・・・・。今更まとまって行動とは・・・・。


また、安住も岡田もどうかしている。何もわかっていない。「除名する。厳しい処分をする・・・。」という。


その時は今の執行部は執行部でなくなるわけで、何の権限も残らないから・・・・。

""
「不信任案可決なら閣僚全員罷免してでも解散」""

本当にこんな発言をしたと言うなら、これこそ狂っていると言うほかはない。


私利私欲そのものである。自分自身を反省して一議員として一から勉強するか、議員辞職すべきであろう。


解散権は総理の専権事項とは言え、乱用してはいけない。


小泉という愚かな総理も使ったが、今回は国民があの時よりは少し利巧になっている。


今度は管そのものが落選し、現役総理の落選と言う「バカ総理」の汚名を歴史に刻むでしょう。


また、こんな総理を選んだ議員は反省して下さい。

こんな総理を支える枝野・岡田・安住などは議員辞職に当たるのではないだろうか?


それにしても大概にして欲しい。

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『知らなきゃヤバイ!民主党─新経済戦略の光と影』
2009年11月、日刊工業新聞社

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